パスピエが4月29日にシングル『トキノワ』をリリースする。同作は年末に初の武道館公演が決定したパスピエが、2015年に起こす快進撃への号砲というべき作品であり、表題曲は高橋留美子原作のアニメ『境界のRINNE』のエンディングテーマに起用。楽曲もバンドキャリアにおいて最もポップと言えるものに仕上がり、アニメーションとの良いシナジーを生んでいる。今回リアルサウンドでは、バンドの中心人物であり、作曲を手掛けているキーボードの成田ハネダと、パスピエの特徴の一つであるアートワークや歌詞を手がけるボーカルの大胡田なつきにインタビューを実施。前作からの変化や、2人が考えるポップの定義、自主企画イベントと武道館公演への意気込みや海外展開について、大いに語ってもらった。 「パスピエのチャイナ風衣装は完全に『らんま1/2』の影響」(大胡田) ――まずは大胡田さんが手掛けた『トキノワ』のアートワークについて質問