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ブックマーク / realsound.jp (9)

  • ゴールデンボンバー・歌広場淳も虜に 『刃牙はBL』“人と違う”松本穂香の魅力

    社会学者・BL(ボーイズラブ)研究家の金田淳子による『『グラップラー刃牙』はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ』(河出書房新社)を原案としたドラマ、『グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ』が8月20日23時からWOWOWで放送・配信スタート、第1話は無料放送される。 リアルサウンドではこれに先立ち、金田淳子を敬愛しているゴールデンボンバー・歌広場淳へのインタビューを実施。後編となる稿では、ドラマならではの面白さから書が映像化された意義まで、深く掘り下げてもらった。(編集部) ▶︎前編はこちら(ゴールデンボンバー・歌広場淳、『刃牙』をBLとして楽しむ乙女に共鳴 「一つの作品を二度楽しむ豊かな体験」) 「ドラマとしてちゃんと面白くなっているのがうれしい」 ーー原作(原案)に早くから注目されていた歌広場さんですが、WOWOWオリジナルドラマ『グラッ

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  • 『その女、ジルバ』はなぜ心に刺さるのか “普通”の暮らしや悩みを描いた40代女性のリアル

    池脇千鶴が9年ぶりに連続ドラマ主演を務めている『その女、ジルバ』(東海テレビ・フジテレビ系)が、女性たちの高い支持を得ている。 作は有間しのぶによる同名コミックを原作としたもの。主人公・新(池脇千鶴)はアパレルで販売から「姥捨」と言われる倉庫勤務に異動させられ、沈んだ気分で40歳の誕生日を迎える。しかし、人生終わりモードになっていたところ、「ホステス求ム! 40才以上」と書かれた超熟女バー「BAR OLD JACK&ROSE」の求人に目を留め、思い切って飛び込んだところから、新たな人生がひらけていくという物語だ。 池脇が演じるシジュー女性は、生々しくリアルで、「ドキュメンタリーみたい」という声が出ていたほど。しかし、そのリアリティもさることながら、何よりこの作品が多くの女性の心に刺さるのは、様々なシジュー女性、それも、これまでドラマではあまり描かれることのなかった“普通の人々”を描いてい

    『その女、ジルバ』はなぜ心に刺さるのか “普通”の暮らしや悩みを描いた40代女性のリアル
  • 劇場版『鬼滅の刃』が驚天動地の成績を生み出した理由 映像に施された工夫から紐解く

    社会現象となっている『鬼滅の刃』の人気が、興行収入という数字で示されると、まさに驚天動地としか言いようがない。一方でアニメに詳しくない方は「何がそこまで人気なのだろうか?」と疑問に思われるだろう。今回は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を制作したufotableの特徴と、今作で凝らされた映像の工夫や、高いクオリティを誇る各セクションの魅力について考えていきたい。 『鬼滅の刃』のアニメシリーズを制作するufotableは、アニメファンの中でも特別視されることも多いスタジオだ。その理由はどの作品であっても、1話観ただけでわかる圧倒的な映像美。日のアニメスタジオは会社の規模にもよるが、作画のみを自社で行い、撮影、美術などの他のセクションは、それらを得意としている外部の制作会社に発注を行うことも多い。また作画部門を担当していたとしても、実際に絵を描くアニメーターは自社に所属していない、フリーの人材

    劇場版『鬼滅の刃』が驚天動地の成績を生み出した理由 映像に施された工夫から紐解く
  • ロボット研究者・石黒浩が語る、“人間らしいロボット”の現在地 「ロボットにも個人的欲求と社会的欲求が必要」

    ロボット研究者・石黒浩が語る、“人間らしいロボット”の現在地 「ロボットにも個人的欲求と社会的欲求が必要」 マツコ・デラックスや黒柳徹子、2代目桂米朝や夏目漱石のアンドロイド、はたまたテレノイドやハグビー、コミュー、ERICAといったロボットやアンドロイドの制作に関わってきたロボット研究者の石黒浩(大阪大学)の新刊『最後の講義』が2月29日に発売された。世界に衝撃を与えてきた石黒が、今見据えているものとは?(飯田一史) 3年前の『最後の講義』からの変化は? ――今回のの内容は2017年7月に放送されたNHKの番組が元になっています。そこから3年弱経って考えに変化はありましたか? 石黒:あのときの講義で1000年後の話をしたことがきっかけでロボットの未来について考えるようになったという意味で、あの講義以前と以後の変化は大きいです。でも、そのあとは大きくは違わないかな。ただ、もうちょっとちゃ

    ロボット研究者・石黒浩が語る、“人間らしいロボット”の現在地 「ロボットにも個人的欲求と社会的欲求が必要」
    pkeratta
    pkeratta 2020/03/12
    “僕は、亡くなった人に関する「記憶」こそが尊厳なのかもしれないとも思うんです。親族は喜んでいるのに、美空ひばりの思い出を大事にしている人からすると抵抗があったということはね。”
  • 『おしりたんてい』は“幼児でも楽しめるミステリー” 担当編集者が語る、大ヒットキャラの誕生秘話

    原作担当と作画担当の共同制作ユニット「トロル」による絵と読みもののシリーズ『おしりたんてい』は累計700万部を突破。いま子どもたちがもっとも夢中になっている作品のひとつである。担当編集者であるポプラ社の髙林淳一氏に知られざる『おしりたんてい』創作秘話や、海外展開、スピンオフのマンガ化といった、最近の動きとこれからを訊いた。(飯田一史) おしりたんていのフォルムは会う前にすでに完成していた ――『おしりたんてい』が2012年に絵として刊行されるまでの経緯から教えてください。 髙林:『おしりたんてい』は最初、アプリのコンテンツとしてあって、それをご紹介いただいたんですね。実はそのとき『おしりたんてい』以外にもいくつかご紹介いただいたのですが、後輩の編集者と見ていくなかで「絵化するならこれが一番可能性がある」と判断し、トロルさんのおふたりに「もし絵化にご興味あれば打ち合わせしてみませんか

    『おしりたんてい』は“幼児でも楽しめるミステリー” 担当編集者が語る、大ヒットキャラの誕生秘話
  • “リアルレスラー”ケンドー・カシンが新著で明かす、プロレス人生と大仁田厚への本音

    プロレス冬の時代と現在 90年代、プロレスはブームの頂点にあった。女子プロレスを含めた多くの団体が東京ドームで興行を打ち、空前の活況を迎えていた。しかし2000年代に突入するとK-1、PRIDEといった格闘技の台頭、スター選手の事故や死、なにより暴露に代表されるスキャンダルの頻出によって、プロレスは一気に冬の時代を迎える。様々な団体が活動休止、分裂、規模縮小を余儀なくされ、格闘技ブームとともにその灯火が潰えるのも時間の問題かと思われていた。 だが、格闘技系の団体が様々な問題で軒並み消滅した一方で、徐々にプロレスは息を吹き返していく。そして2010年代、新日プロレスを中心として、再びプロレス界は活況を取り戻すに至る。特に新日プロレスは新たな客層の獲得と積極的な海外戦略も相まって、業績としてはドームツアーを開催していた黄金時代と言われる、90年代を超える売り上げを叩き出すまでに至り、ここ

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  • 『いだてん』は日本屈指の“特撮ドラマ”だった! 最終回の国立競技場にはVFXの総力を結集

    12月15日の放送をもって最終回を迎えるNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』。先日掲載した取材担当・渡辺直樹へのインタビュー記事のとおり、想像を絶する調査のもとに作は作り上げられてきた。膨大な資料を宮藤官九郎が脚にし、それを役者たちが演じていく。そして、最後に加わるのが映像をさらに豊かにするVFXだ。 『いだてん』のVFXスーパーバイザーを務めたのは、映画『シン・ゴジラ』も手掛けている尾上克郎。近現代という“最も難しい”とされる町並みをVFXチームはどのように作り上げていったのか。 適度に物で適度にデフォルメ ーー尾上さんはどんな形で『いだてん』チームに参加されたのでしょうか。 尾上克郎(以下、尾上):最初にチーフ演出の井上(剛)さんから「とにかくいろいろお願いします」と依頼がきました(笑)。当にその言葉通りで、この歳になって“初めて”がこんなにあるのかと思

    『いだてん』は日本屈指の“特撮ドラマ”だった! 最終回の国立競技場にはVFXの総力を結集
  • プラモ愛好者が驚愕した『Nintendo Labo』の“説明”ーー「わからないとは言わせない」任天堂の気迫

    『Nintendo Labo』の説明はあまりに「懇切丁寧」過ぎた 4月20日に発売された『Nintendo Labo』。おれも早速買ってひとしきり遊んでみた……と言いたいところなのだが、5月1日現在、「つり」だけを作ってそのままとなっている。理由は、『Nintendo Labo』が怖くなってしまったからだ。 『Nintendo Labo』では、段ボールの板を部品ごとに切り離し、自分で折って加工して部品を作って組み合わせ、Toy-Conというコントローラーを作成する。これに『Nintendo Switch』のJoy-Conを取り付けることでjoy-Con内部のセンサーが動作し、様々な反応を引き出すことができるというものである。 なので、『Nintendo Labo』で遊ぶ際には、まずこのToy-Conを組み立てる必要がある。この組み立て方の説明が怖い。「懇切丁寧」という概念に手足が生えて、棍

    プラモ愛好者が驚愕した『Nintendo Labo』の“説明”ーー「わからないとは言わせない」任天堂の気迫
  • パスピエが語るポップミュージックの最適解 「キャッチーと奇をてらう、どちらかに寄りすぎてもダメ」

    パスピエが4月29日にシングル『トキノワ』をリリースする。同作は年末に初の武道館公演が決定したパスピエが、2015年に起こす快進撃への号砲というべき作品であり、表題曲は高橋留美子原作のアニメ『境界のRINNE』のエンディングテーマに起用。楽曲もバンドキャリアにおいて最もポップと言えるものに仕上がり、アニメーションとの良いシナジーを生んでいる。今回リアルサウンドでは、バンドの中心人物であり、作曲を手掛けているキーボードの成田ハネダと、パスピエの特徴の一つであるアートワークや歌詞を手がけるボーカルの大胡田なつきにインタビューを実施。前作からの変化や、2人が考えるポップの定義、自主企画イベントと武道館公演への意気込みや海外展開について、大いに語ってもらった。 「パスピエのチャイナ風衣装は完全に『らんま1/2』の影響」(大胡田) ――まずは大胡田さんが手掛けた『トキノワ』のアートワークについて質問

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