アメリカ人の医学博士メアリー・ニューポートは、ココナッツオイルの脳への効果を信じている学者の一人です。ニューポート医師によれば、スーパーフードとして近年注目を集めているココナッツオイルには、「不治の病」といわれる認知症を予防・改善する効果があるというのです。彼女は2008年に「アルツハイマー病の治療法があるのに、誰もそれを知らないとしたら?」と題したレポートを公開、後に本を執筆しています。 Youtube/Libby Weston 背景 ニューポート医師が認知症に関する調査と研究を始めたのは、愛する夫のスティーブが若年性アルツハイマーと診断されたことがきっかけでした。日を追うごとにスティーブの症状はひどくなり、やがて自分で生活する能力を失うところまで症状は進行していました。 「ナイフやフォークを見つけられず、冷蔵庫の開け方も忘れていました。電話がかかってきても、彼は誰もかけなかったと言った