・すべての受刑者は、AとBという「指標」に分類されます。Aは初犯など犯罪傾向が進んでいないことを、Bは何度も犯罪を重ねて犯罪傾向が進んでいることを表します。刑期が10年以上の場合、AとBの前にL(Longの略)という指標が付けられます。無期懲役受刑者は当然10年以上の刑期になるので、通常彼らはLA指標かLB指標の付いた刑務所に収容されます。 ・正しいと思っていた価値観が人を追い詰め大変な生き辛さを生ませていたり、逆に間違っていると思っていた考え方が健康的に生きるために必要なことであったりする。 ・最初に頭に浮かんでくる思いや感情は、たいていは「後悔」なのです。「後悔」と「反省」はまったく違います。悪いことをしてバレたときの人間の心理は、反省とはほど遠いのです。 ・事件の発覚直後に反省すること自体が、人間の心理として不自然なのです。もし、容疑者が反省の言葉を述べたとしたら、疑わないといけませ