理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 虚数は私たちの世界観を変えてしまった。 高校の数学で虚数というものを学習する。この世に存在しない数として紹介されるのだ。どうして存在しないものを学ぶ必要があるのだろうと不思議に思った人もいるに違いない。 虚数は i という文字であらわし、次のような式で紹介される。 i を2回掛けると -1 になるというのが虚数の定義だ。i には「大きさ」というものを考えないので i < 2i とかいう不等式は意味をなしていない。狐につままれたような感じがするのは大きさを考えられないのに「数」と呼んでいるからだろう。 参考: 虚数や複素数に大小関係がないことは、次のページで証明しておいた。 虚数や複素数に大小がないのはなぜ? https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/