<<愛知淑徳大学ビジネス・コミュニケーション学部教授、民間企業へのアドバイザー業務、メディア出演、雑誌への寄稿、講演活動など、幅広く活躍している真田幸光氏。 また真田幸光氏は戦国武将・真田家の末裔でもあるため、子どもの頃から “真田家の教え”や“伝統や伝承”を受け継いでおり、そうした教えが、現在の国際金融論の専門家としての仕事にも大きく影響を与えているという。真田幸光氏の物事の見方・考え方についてお話しをうかがった。>> 究極の決断につながった「慎重に慎重に慎重に考える」 天下分け目の関ヶ原の合戦、真田家は父・昌幸と弟・信繁、兄・信之でそれぞれ石田方、徳川方に分かれて戦うことになります。結果として、この決断が真田家の存続につながりました。 私の曽祖父幸正は、この真田十万石の末裔にして真田本家にあたります。次男だった祖父の代より分家となり、私自身は真田信之から数えて14代目です。 関ヶ原の合