アフガニスタン・ナンガルハル州の破壊された学校で授業を受ける子どもたち(2019年7月25日撮影)。(c)NOORULLAH SHIRZADA / AFP 【10月20日 AFP】アフガニスタンの首都カブールにある学校で大きな爆発が2回起こり、窓ガラスが割れ、破片が雨のように降ってきた日のことを、マディナさん(16)は今でも夢に見る。 マディナさんは腕と足に傷を負ったが生き延びた。体の傷は徐々に癒えつつあるが、攻撃を受けたことによるトラウマに今も悩まされている。 マディナさんのようなアフガニスタンの若者の多くは、平和を知らない。学校が戦闘の最前線となることが多く、カウンセリングも不十分な国で暮らすことの心理的影響は計り知れないと、専門家らは警鐘を鳴らす。 「怖い一日だった。今も悪夢を見る。集中できず、試験の準備をするのがとても大変だった」とマディナさんは語る。学校にはがれきが散乱し、教室の
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