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  • 安楽死カプセル、年内にも初の実用へ スイス

    自殺ほう助を可能にするカプセル「サルコ」。「ザ・ラスト・リゾート」がスイス・チューリヒで行った記者会見で(2024年7月17日撮影)。(c)ARND WIEGMANN / AFP 【8月23日 AFP】医療従事者の手を借りずに安楽死を可能にするポータブル型カプセルが、スイスで年内にも初めて実際に使用される可能性がある。自殺ほう助団体が明らかにした。 宇宙船を思わせる「サルコ(Sarco)」と呼ばれるカプセル形の機器が初公開されたのは、2019年。ボタンを押すとカプセル内部は酸素の代わりに窒素で満たされ、低酸素症によって死に至る。 スイスでは一般的に、自殺ほう助が合法化されている。同国で自殺ほう助の権利を訴える団体「ザ・ラスト・リゾート(The Last Resort)」は、国内での使用に法的な障害はないとの見方を示している。 ただし、安楽死を希望する場合は、精神状態を評価し、判断力の有無を

    安楽死カプセル、年内にも初の実用へ スイス
  • バングラ・ユヌス氏、ロヒンギャ難民と繊維産業への支援継続を公約

    バングラデシュ暫定政権の首席顧問、ムハマド・ユヌス氏。首都ダッカで(2024年8月13日撮影)。(c)Indranil MUKHERJEE / AFP 【8月19日 AFP】バングラデシュ暫定政権の首席顧問に就任したムハマド・ユヌス(Muhammad Yunus)氏(84)は18日、初の主要政策演説を行い、ロヒンギャ難民と繊維産業への支援を継続する意向を示した。 ユヌス氏は、国内に身を寄せている100万人超のロヒンギャ難民について、「政府は引き続き支援する」と述べた。難民の多くは、2017年のミャンマー国軍による大規模弾圧を受け、バングラデシュに逃れてきた。 ユヌス氏は、「ロヒンギャへの人道支援と、安全と尊厳、全ての権利を保障した上での祖国ミャンマーへの最終的な帰還を実現させるためには、国際社会の持続的な努力が必要だ」とも指摘した。 バングラデシュでは約1か月にわたる学生主導の反政府デモの

    バングラ・ユヌス氏、ロヒンギャ難民と繊維産業への支援継続を公約
  • インド研修医レイプ殺人、大規模な抗議デモ 女性に対する暴力の根絶を

    【8月16日 AFP】 インド東部・西ベンガル(West Bengal)州の州都コルカタ(旧カルカッタ)で15日未明、研修医に対するレイプ殺人事件に抗議する大規模なデモが行われ、加害者に対する厳罰と、慢性的な問題となっている女性に対する暴力の根絶を求めた。 先週、女性研修医(31)の外傷のある遺体が勤務先の公立病院で発見されたのを受け、インド全土で抗議デモが起きている。ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相は、女性に対する「凶行」に及んだ犯罪者を迅速に処罰すべきだとの見解を示した。 デモ行進は14日深夜からインド独立記念日でもある15日未明にかけて行われた。ろうそくを持つ人の姿も見られた。 「夜を取り戻せ」というスローガンの下に行進した参加者らは、手書きのプラカードを掲げ、女性に対する暴力へのより広範な対策を求めた。 プラカードには「私たちは正義を求める」「レイプ犯を絞首刑に

    インド研修医レイプ殺人、大規模な抗議デモ 女性に対する暴力の根絶を
  • 動画:「もしもし?」 フランス最後の電話ボックスに全土からコール

    【8月3日 AFP】フランス・アルザス地方のムルバッハ(Murbach)村には、同国最後の電話ボックスがある。フランス全土から電話がかけられて、呼び出し音が鳴りやまない状態だ。電話ボックスは古き良き時代を懐かしむ人々でにぎわっている。 きっかけはフランスの週刊誌パリ・マッチ(Paris Match)に記事が掲載されたことだった。ムルバッハ村の副村長は「電話が鳴りやみません。電話ボックスのことが公になってから、観光客も住民もとりこになっています」と話した。 村の地形上、中継用アンテナが設置できないことから、この電話ボックスは現役だ。緊急通報の際やコレクトコールが今でも使えるという。 村の主な観光名所は8世紀の頃の修道院だが、この電話ボックスもかつての「遺物」として注目を集めている。 電話の呼び出し音が鳴り、受話器を取った観光客の男性は「電話ボックスの存在は知らなかった。インターネットで知った

    動画:「もしもし?」 フランス最後の電話ボックスに全土からコール
  • ハリス氏標的の性差別的な中傷や偽情報、ネットに急増

    米ホワイトハウスのサウスローン(南庭)で演説に臨むカマラ・ハリス副大統領(2024年7月22日撮影)。(c)Brendan SMIALOWSKI / AFP 【7月23日 AFP】カマラ・ハリス(Kamala Harris)米副大統領が大統領選の民主党候補となる公算が大きくなったのを受け、ネット上には同氏を標的にした加工画像、性的な誹謗(ひぼう)中傷、人種差別的な投稿が急増し、専門家は、性差に基づく偽情報の氾濫に警鐘を鳴らしている。 ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は21日、選挙戦からの撤退を表明し、黒人、南アジア系、女性として初の副大統領を務めるハリス氏を後継の民主党候補に推薦。ハリス氏は、党の候補指名を獲得し、11月の大統領選でドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領を打ち負かすと宣言した。 一方でネット上では、ハリス氏に関する女性蔑視的、性差別的な投稿が爆発

    ハリス氏標的の性差別的な中傷や偽情報、ネットに急増
  • ガザ南部の全医療施設 「限界」に近い 赤十字

    パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスのナセル病院に負傷者を運び込む男性(2024年7月16日撮影、資料写真)。(c)Bashar TALEB / AFP 【7月18日 AFP】赤十字国際委員会(ICRC)は18日、イスラエルの空爆による負傷者が増え続けており、パレスチナ自治区ガザ(Gaza Strip)地区南部の全ての医療施設が「限界」に達しつつあると述べた。今後、治療する人を選別しなければならない状態に陥る恐れがあるとした。 ICRCによると、南部ラファ(Rafah)で運営する60床の野外病院では、13日のマワシ(Al-Mawasi)地区避難民キャンプへの攻撃で負傷した患者26人を受けいれた。全員、入院治療を必要とした。 ICRCのガザ地区担当者は、相次ぐ攻撃で多数の被害者が出る状況が続いているため、「われわれの病院およびガザ南部の全ての医療機関は、対応能力の限界に達しつつある」と述べ

    ガザ南部の全医療施設 「限界」に近い 赤十字
  • インドネシアの洞窟絵画、世界最古の芸術と判明

    最古の「芸術作品」と判明した洞窟絵画。インドネシア・スラウェシ島で2017年に発見(2024年7月3日提供)。(c)AFP PHOTO / Griffith University 【7月5日 AFP】インドネシアのスラウェシ(Sulawesi)島で2017年に発見された洞窟絵画が、これまで確認されているものの中で最も古い「芸術作品」だったことが分かった。研究結果が3日発表された。 研究の結果、大きなブタを3人が取り囲む様子が描かれた洞窟絵画の起源は、今から5万1000年以上前にさかのぼる。狩猟シーンを描いたものとされる。 科学誌「ネイチャー(Nature)」に掲載された論文の共同執筆者、豪グリフィス大学の考古学者マキシム・オーベール( Maxime Aubert)氏はAFPに対し、「物語性の存在を示す最古の証拠だ」と語った。新たなレーザー技術を用いて年代測定を行った結果、「初めて5万年の壁

    インドネシアの洞窟絵画、世界最古の芸術と判明
  • 字幕:インドネシアのムスリム・メタルバンド、世界最大級のフェスに出演

    【7月4日 AFP】インドネシアでイスラム教徒の少女3人が、メタルバンド「ボイス・オブ・バチェプロット(Voice of Baceprot、VOB)」を結成したのは2014年。この時、10代前半だった3人は、英国で開催される世界最大級の野外音楽祭「グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)」のステージにいつか自分たちが立つ日が来るとは夢にも思っていなかった。 だが、それから10年。6月26日から30日の5日間にかけて開催され、「コールドプレイ(Coldplay)」やデュア・リパ(Dua Lipa)がヘッドライナーを務めた今年のグラストンベリー・フェスティバルにVOBはインドネシア初のバンドとして出演した。 バンド名は「やかましい声」を意味する。メンバーは、ボーカルとギター担当のフィルダ・マーシャ・クルニア(Firda Marsya Kurnia)さんとベー

    字幕:インドネシアのムスリム・メタルバンド、世界最大級のフェスに出演
  • イスラエル財務相「パレスチナの税金をテロ犠牲者の家族に」 米は非難

    パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスに人質として拘束されているイスラエル人の親族を前に演説するベツァレル・スモトリッチ財務相。エルサレムで(2024年6月3日撮影)。(c)MENAHEM KAHANA / AFP 【6月14日 AFP】米国は13日、イスラエルがパレスチナ自治政府(PA)に代わって徴収した税金約3500万ドル(約55億円)を「テロ犠牲者」の家族に振り向けるという決定を「誤っている」と非難した。 イスラエルの極右ベツァレル・スモトリッチ(Bezalel Smotrich)財務相は同日SNSで、 「パレスチナ自治政府はテロリストや囚人、元囚人らの家族に金銭を払うことで、テロリズムを助長・支援している」「われわれはテロ犠牲者への補償を認めた判決に従い、補償額をパレスチナ自治政府の資金から差し引き、テロ犠牲者の家族に引き渡す」と述べた。 これに対し米国務省のマシ

    イスラエル財務相「パレスチナの税金をテロ犠牲者の家族に」 米は非難
  • ゾウはお互いを名前で呼び合う 人間と同様 研究

    ケニア・キマナ保護区のゾウ(2021年3月2日撮影、資料写真)。(c)Yasuyoshi CHIBA / AFP 【6月11日 AFP】ゾウは「名前」で仲間を呼び合っているとする研究結果が10日、学術誌「ネイチャー・エコロジー・アンド・エボリューション(Nature Ecology & Evolution)」に掲載された。 イルカやオウムは、個体が持つ固有の音をまねて仲間を呼び合うことが知られている。ただし、模倣を伴わない名前を使用する動物種が確認されたのは、人間以外ではゾウが初めてとみられると研究チームは指摘している。 国際研究チームは、ケニアに生息する野生のアフリカサバンナゾウの2集団を対象に分析を行った。 研究では、1986〜2022年に北部のサンブル国立保護区(Samburu National Reserve)と南部のアンボセリ国立公園(Amboseli National Park

    ゾウはお互いを名前で呼び合う 人間と同様 研究
  • 鳥インフルH5N1、アルパカから初検出 米アイダホ州

    【5月29日 AFP】米農務省は28日、アイダホ州の農場で複数のアルパカから、高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスが検出されたと発表した。同省国立獣医学研究所(National Veterinary Services Laboratories)が確認した。この農場では今月、感染したニワトリが殺処分されていた。 H5N1の検出自体はいくつかの理由から想定内だったが、アルパカから検出されたのは初めて。 米国ではここ数週間、乳牛を含む50種以上の動物からH5N1が検出されている。また農場関係者2人の感染も確認されているが、いずれも軽症だという。 米疾病対策センター(CDC)は先週、市中感染リスクは依然低いものの、今後も感染者の発生が予想されると指摘した。 専門家らは哺乳類の鳥インフルエンザ感染例の増加を懸念している。現時点ではヒト-ヒト感染を示す証拠はないが、広く蔓延することによってウ

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  • アイルランドなど欧州3国、パレスチナを国家承認 ハマスは歓迎

    アイルランドのサイモン・ハリス首相。首都ダブリンの政府庁舎前で(2024年5月22日撮影)。(c)Paul FAITH / AFP 【5月22日 AFP】アイルランドのサイモン・ハリス(Simon Harris)首相は22日、ノルウェー、スペイン両政府と共に、パレスチナを国家と承認すると発表した。 ハリス氏は首都ダブリンの政府庁舎前で「日、アイルランド、ノルウェー、スペインはパレスチナ国家を承認すると宣言する」とし、「アイルランドとパレスチナにとって歴史的かつ重要な日だ」と述べた。 ミホル・マーティン(Micheal Martin)外相は、ノルウェー、スペインと同様に、アイルランドは5月28日からパレスチナを国家として承認すると説明した。 ハリス氏は記者らに対し、「国家承認は強力かつ象徴的な行為」であり、3か国の動きは「2国家解決への明確な支持表明」だと述べた。また、2国家共存については

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  • サウジで初の水着ファッションショー 「歴史的な瞬間」

    【5月18日 AFP】サウジアラビアで17日、水着モデルを起用したファッションショーが初めて開催された。約10年前まで全身を覆うゆったりした服「アバヤ」の着用を女性に義務付けていた同国では画期的な出来事だ。 モロッコ人デザイナー、ヤズミナ・カンザル(Yasmina Qanzal)氏の作品を取り上げたプールサイドのショーでは、赤、青、ベージュなどの色合いのワンピース型の水着を着用したモデルが登場。大半は肩が露出し、おなかが見えるタイプの水着を着用したモデルもいた。 カンザル氏はAFPに、「この国が非常に保守的なのは事実だが、アラブ世界を代表するエレガントな水着を披露しようと考えた」と説明。 「ここに来てみて、サウジアラビアでの水着のファッションショーの開催は歴史的な瞬間だと分かった。このようなイベントは初めてだからだ」と述べ、「光栄」に思うと付け加えた。 ショーは、西岸沖の紅海(Red Se

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  • ドレイクさん自宅銃撃 警備員が負傷 トロント

    カナダ・トロントにあるドレイクさんの自宅(2024年5月7日撮影)。(c)Christopher Katsarov Luna / AFP 【5月8日 AFP】カナダ・トロント市内にあるラッパーでアーティストのドレイク(Drake)さんの邸宅で7日未明、銃撃事件が発生した。事件では警備員が負傷しており、地元警察が捜査を進めている。 事件は市内にある国内有数の高級住宅街で起きた。防犯カメラの映像によると発生時刻は午前2時9分だった。 警察によると事件発生当時、ドレイクさんの邸宅入り口にある大型の門の外には警備員が立っていた。車に乗った容疑者らが発砲し、警備員は負傷。警備員は銃創とみられる重傷を負い、病院に搬送されたが、命に別状はないという。 警察は、事件発生当時にドレイクさんが在宅していたかどうかは不明だとしている。 ドレイクさんの自宅をはじめ、近隣の建物や道路には複数の防犯カメラが設置されて

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  • ユダヤ人は「孤立」も辞さず ネタニヤフ氏

    イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相。テルアビブで(2023年12月31日撮影)。(c)ABIR SULTAN / POOL / AFP 【5月3日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は2日、非ユダヤ人からの支援があれば歓迎するが期待できないとして、ユダヤ人は必要ならば「孤立」も辞さない姿勢を示した。 ネタニヤフ氏は、5日に始まるホロコースト(Holocaust、ユダヤ人大量虐殺)記念日の式典でたいまつ持ちを務めるホロコースト生存者らと首相府で面会し、「われわれは孤立せざるを得ないなら、孤立する」「非ユダヤ人を軍に入隊させることができるなら、それは良いことだ。だが、われわれ(ユダヤ人)が自衛できなければ、誰も守ってくれない」と述べた。 イスラエルのパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)侵攻をめぐり、最も緊密な同盟国である米国を

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  • 薬草でけがを治癒するオランウータン インドネシアの目撃事例

    インドネシア・スマトラ島北部にあるグヌン・ルスル国立公園に生息する雄のオランウータン「ラクース」(2022年6月23日公開)。(c)AFP PHOTO/SUAQ Foundation 【5月3日 AFP】顔にけがをしたオランウータンが、自ら薬草を塗って傷を治そうとする様子が観察されたとの報告が2日、科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に掲載された。野生動物が薬草を用いて積極的に治療を行う姿が体系的に記録された初めての事例だという。 2022年、インドネシア・スマトラ(Sumatra)島北部にあるグヌン・ルスル国立公園(Gunung Leuser National Park)で追跡調査の対象となっていた雄のオランウータン「ラクース」が、顔に傷を負った。 3日後、研究チームはこのオランウータンが、ツヅラフジ科の「フィブラウレア・ティンクトリア」と呼ば

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  • 欧州防衛における核兵器の役割、議論する用意 仏大統領

    フランスのエマニュエル・マクロン大統領。パリで(2024年4月26日撮影)。(c)Ludovic MARIN / POOL / AFP 【4月28日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は27日に公開されたインタビューで、欧州の共通安全保障・防衛政策における核兵器の役割について「議論を始める」用意があると語った。 マクロン氏は26日に東部ストラスブールを訪問した際の報道団体EBRAとのインタビューで、欧州の共通安全保障・防衛政策について議論する用意があるが、議題には「ミサイル防衛、長距離攻撃能力、核兵器が含まれる必要がある」と述べた。核兵器には、自国で保有するものと、自国に受け入れている米国の核兵器の双方が含まれるという。 マクロン氏は「すべての選択肢を並べて、信頼できる方法で当にわれわれを守ってくれるものを見極めよう」と呼び掛け、フランスは「

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    poohmobil
    poohmobil 2024/04/28
  • ティックトック禁止法案、下院で可決 利用者は反発 米

    動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」のロゴ。背景は星条旗(2020年8月3日撮影)。(c)Olivier DOULIERY / AFP 【3月14日 AFP】米下院会議は13日、中国系動画投稿アプリ「ティックトック(TikTok)」の米国内での使用禁止につながる法案を可決した。これに対しアプリのユーザーからは、常識を疑うといった反対の声が上がっている。 米下院は、ティックトックが中国共産党とのつながりの疑いがあるとして、中国の親会社が米国事業を分離売却しない限り米国での利用を禁止するとした法案を可決した。ティックトック側は、中国政府とのつながりがあるとの指摘についてははっきりと否定している。 中国外務省報道官は下院での可決について、法案は自由競争や国際的な経済や貿易のルールに反しており、「盗賊の論理だ」と強く非難した。 法案は今後、上院で審議される。ジョー・バイデン(Joe

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  • 中国の漫画学術誌、創刊号は豊子愷の日本への思いを特集

    【3月10日 東方新報】豊子愷の漫画作品は現実に近く、生活の趣をたっぷりと含み、世代を超えて人々の成長に寄り添ってきた。 ■豊子愷が『漫画研究』創刊号のメインテーマに 中国初の漫画学術誌『漫画研究』は、今年2月に創刊された。創刊号では「豊子愷芸術研究」をテーマに、10以上の国内外の学術論文と多角的な観察を通じて、この日と深い関係があった中国現代漫画の祖について、読者に再認識をさせている。 この専門誌は、漫画学術研究の推進、漫画文化交流の促進、漫画芸術の創新と教育の普及を目指し、漫画芸術の伝承と発展に資する目的で刊行された。 『漫画研究』編集長で北京第二外国語学院の日漫画文化創造を専攻する陶冶(Tao Ye)教授は、東方新報(Toho Shinpo)の取材に対し、「中国漫画はかつて輝かしい瞬間があり、多くの優れた作品が現れましたが、関連雑誌や書籍は漫画作品そのものに限られ、学術研究

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  • 戦争のトラウマ続くイラク、不足する精神科医療専門家

    この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【3月3日 AFP】ラグハド・カセムさん(34)はイラクの首都バグダッドで自身の問題を相談できる精神科医を探し回り、最終的にインターネットのカウンセリングに落ち着いた。 数十年続いた紛争の影響とトラウマが残るイラクでは、メンタルヘルスの問題は軽視されがちで、専門家の数も足りておらず、これがカセムさんができる最善の選択だった。 世界保健機関(WHO)よると、人口4300万人のイラクでは、10万人当たりのメンタルヘルスケア従事者の数はわずか2人となっている。 カセムさんは長年、自分の心の病気に気付いておらず、「30代に入り」ようやくメンタルヘルスの重要性を理解したという。 新型コロナウイルスが流行し外出制限があった時期に「うつの症状を自覚し始め」、友人

    戦争のトラウマ続くイラク、不足する精神科医療専門家