スーダン東部のボル(Bor)の訓練所で、行進する新人女性警官たち(2008年11月11日撮影)。(c)AFP/PETER MARTELL 【11月28日 AFP】スーダン南部ジョングレイ(Jonglei)州に暮らすアルアル(Alual Koch)さんが銃を使って人を殺すことを覚えたのは、13歳の時だった。36歳の今、スーダン内戦のゲリラ兵として活動した時期については無表情で振り返るアルアルさんだが、家族を支えるための現在の「闘い」に話が及ぶと、目から涙がこぼれ出す。 21年に及ぶ内戦が2005年に包括和平合意に達したあと、アルアルさんは看守の職を得た。同じくゲリラ兵だった夫を戦争で失ったアルアルさんは、29人の親類や子どもたちを、500スーダンポンド(約2万1000円)というわずかな月給で養っていかなければならない。 専門家によると、スーダン南部の女性たちはこの内戦で、戦闘への参加や支援で