バングラデシュ暫定政権の首席顧問、ムハマド・ユヌス氏。首都ダッカで(2024年8月13日撮影)。(c)Indranil MUKHERJEE / AFP 【8月19日 AFP】バングラデシュ暫定政権の首席顧問に就任したムハマド・ユヌス(Muhammad Yunus)氏(84)は18日、初の主要政策演説を行い、ロヒンギャ難民と繊維産業への支援を継続する意向を示した。 ユヌス氏は、国内に身を寄せている100万人超のロヒンギャ難民について、「政府は引き続き支援する」と述べた。難民の多くは、2017年のミャンマー国軍による大規模弾圧を受け、バングラデシュに逃れてきた。 ユヌス氏は、「ロヒンギャへの人道支援と、安全と尊厳、全ての権利を保障した上での祖国ミャンマーへの最終的な帰還を実現させるためには、国際社会の持続的な努力が必要だ」とも指摘した。 バングラデシュでは約1か月にわたる学生主導の反政府デモの