#architectureidea2022-08-18にここに移動しました。 Discussion
スウェーデンのマルメ大学は、知覚される騒音レベルを半分にすることができるねじを開発したと発表した。このねじを使用することで、建物の建造に必要な材料を薄くして、床や天井部分に使うスペースを節約できる。 近隣や外の往来から、あるいは隣の部屋から聞こえてくる騒音は、家庭や職場での共通の問題だ。 目新しいものではないが、弾力性のある接触点が音波を減衰させるという原理がある。今回の手法ではこの原理を応用した。新しく開発された吸音ねじ「Sound Screw」は遮音を容易にするもので、コンクリート建築物に比べて音響上の課題が多い、木製の根太を使用する木造建築に適している。 原理的にはSound Screwは音波を遮断するもので、ねじ頭部が真ん中で真横に割れていて、その間にばねが入っている。ねじ先端部を木の根太にねじ込み、頭部で石膏ボード(プラスターボード)を固定すると、両者の間に弾力性のある薄い機械的
我々の身体の表面から内側まで約1000兆個も存在すると考えられる多種多様な在住細菌叢、つまりヒトのマイクロバイオーム(microbiome)が話題だが、細菌を生かす技術は医薬の世界だけではない。土木建築の分野でも、細菌を使った研究が行われている。 致命的なコンクリートのヒビ割れ 例えば、建設大手の鹿島の研究所にもバイオ部門があったりするし、大成建設も好気性細菌の研究をしたりサッポロビールとバイオ燃料の共同研究をしたりしている。ただ、これらはバイオマス利用や環境負荷の低い建材の開発などで、細菌を実際の土木建築技術に応用するといったものではない。 一方、19世紀からの「コンクリートの時代」もすでに100年以上が経つようになり、いわゆるインフラの老朽化が問題になっている。橋やトンネル、道路といったインフラ構造物が耐久年数を超え始め、さらに温暖化などの気候変動がこれら構造物に予測不可能な事態も起こ
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