イエメン北部ハッジャ県で、母親からジュースを与えられる急性栄養失調の5歳の少女(2020年6月23日撮影)。(c)ESSA AHMED / AFP 【6月28日 AFP】国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は26日、内戦が続くイエメンの子どもたち数百万人が、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)のさなかで資金援助が不足し、「飢餓の瀬戸際」まで追いやられる可能性があるとする報告書を発表した。 イエメンでは、国際社会から承認された暫定政府とイランの支援を受ける反政府武装勢力フーシ派(Huthi)が内戦を繰り広げ、暫定政府を支援するためにサウジアラビア主導の連合軍が2015年に介入して以降は内戦がさらに激化。医療制度はほぼ崩壊状態にある。 ユニセフが新たに発表した報告書は、新型ウイルスの感染拡大により、子どもたちにとってすでに悲惨な事態がさらに悪化すると警告。 今後半年間でさらに3
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