「飲みすぎて、昨夜のこと、あんまり覚えてない」なんて話を、酒飲みの人からよく聞く。 「それでも、不思議と自宅にはたどりついていた」なんて話も多いが、彼らにもそれなりのトラブル回避法があるらしい。 「彼ら」「らしい」などと、そらぞらしく言ってみたが、実は自分自身、酒を飲み始めると、普段の「うっかり」に拍車がかかる自覚があるので、酒を飲むときは、忘れ物をしないように最初から荷物を1個にまとめておいたりする。 「そもそもそんなに飲まなければいい」というのは、もちろん正論。だが、人間は弱い(←言い訳)。せめてもの努力として自分なりに行っている、ささやかすぎるトラブル回避法を、大酒飲みの人たちに聞いてみた。 「いつも大きめのバックを持ち歩いて、荷物を1つにまとめ、貴重品なども全部入れておく。また、カバンを忘れないように、下げカバンを肩にかけたまま飲む。 あとは、次の日の用事を手の甲にマジックで書いて
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