追求するアートの「おもしろさ」。小山登美夫インタビュー東京・六本木に拠点をおく「小山登美夫ギャラリー」。リチャード・タトル、シュテファン・バルケンホール、ライアン・マッギンレーといったアーティストを日本に紹介しつつ、桑久保 徹、桑原正彦、菅木志雄、杉戸 洋、日高理恵子、蜷川実花など、ベテランから若手まで幅広い日本人アーティストを取り扱っている。かつて村上隆や奈良美智を世界に紹介し、現在も世界で評価されるアーティストを探しつづけている小山登美夫に、現在の日本と世界の美術を取り巻く状況を聞いた。 聞き手・構成=編集部 アート業界の現在についてーー現在の日本のアート業界をどのように見ていますか? 小山 若いコレクターが増えてきているという印象はありますね。今年のアートフェア東京を見ていても、新しいマーケットが生まれていると感じました。現代美術の文脈だけではなく、これまで目にすることのなかったスト
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