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ブックマーク / www.magazine9.jp (2)

  • 「強いリーダー」を待ち望む人へ。の巻‐雨宮処凛|マガジン9

    選挙を前にして、ぜひ読んでほしいがある。 この時期に出版されたことを心から感謝したくなる一冊。それは湯浅誠氏の『ヒーローを待っていても世界は変わらない』(朝日新聞出版)だ。 なぜ、今読んでほしいのか。それは「決断できる政治」や「強いリーダーシップ」を待望してしまう人々の「気分」が、あまりにも鋭く分析されているからだ。 特に読んでほしいのは、「さっさと誰か決めてくれ。ただし自分の思い通りに」と思っている人。それはあらかじめ裏切られることを約束された願いであるということが、書を読むと怖いくらいによくわかる。 たとえば、閉塞感極まる状況で、私たちはもう長いこと「既得権益バッシング」が激化するさまを見てきた。公務員や労働組合、そして最近では生活保護受給者までもが「既得権益」という言われ方をする。 そんな既得権益に対して、湯浅氏は以下のように書いている。 「世の中は不要不急の『既得権益』に満ちて

    「強いリーダー」を待ち望む人へ。の巻‐雨宮処凛|マガジン9
  • なぜ私は記者会見に出るのか:マガジン9条〜フリーランスライター畠山理仁の「永田町記者会見日記」〜

    畠山理仁●はたけやま みちよし/1973年愛知県生まれ。早稲田大学在学中の1993年より週刊誌を中心に取材活動開始。1998年、フリーランスライターとして独立。興味テーマは政治家と選挙。米国大統領選、ロシア大統領選、台湾総統選など世界の選挙も取材。大手メディアが取り上げない独立系候補の活動を紹介した『日インディーズ候補列伝』(大川豊著・扶桑社刊)では取材・構成を担当した。 昨年9月18日、記者クラブ加盟社以外にも開放された外務大臣記者会見で、フリーの記者として日で初めて質問。今年1月22日には、東京地検からの事情聴取直後に開かれた小沢一郎・民主党幹事長の記者会見を、iPhoneを使ってゲリラ的にインターネットで生中継し注目される。twitterでは、 @hatakezo で日々発信中。 「記者会見」とは“公の場”である。それが世界の常識だ。 ところが日における「記者会見」は、ちょっと

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