富山県警高岡署は9月16日、著作権法違反の疑いで「やや日刊カルト新聞社」の都内のアジトを家宅捜索し、パソコン等を押収しました。同署によると、同紙の自称主筆・藤倉善郎容疑者(37歳)は2010年4月、宗教法人「浄土真宗親鸞会」(本部=富山県射水市)が勧誘の際に使用している小冊子のデータを「やや日刊カルト新聞」に無断で全文転載していました。警察の取り調べに対して藤倉容疑者は「事実関係は認めるが、法律には違反していない」と容疑を否認する供述をしています。 家宅捜索が行われたのは、9月16日の朝7時すぎ。藤倉容疑者は、5~6人の警察官の訪問に対して抵抗もなく応じ、捜索終了後に最寄りの警察署で事情聴取を受けました。 高岡署によると、藤倉容疑者は「やや日刊カルト新聞」と称するブログにカルト宗教に関する文章を内部情報等も交えながら掲載していました。藤倉容疑者は取り調べに対して自らを主筆と名乗っていますが