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Zガンダムに関するprisoner022のブックマーク (239)

  • 映画版Ζガンダムの解釈 : 黄金の仔牛〜サトウナンキBlog

    わーい! 私の書いた『機動戦士Zガンダム論 混沌と葛藤、境界線の哲学』にコメントくださった方がいたので、今日はちょっとこのネタで。 TV版を踏まえて、映画版の変更をどう解釈したかということを書きます。 いきなりラストだけネタバレしますので、未見の方は読まないでください。 富野監督は、カミーユを精神崩壊させたことを後悔するような発言をよくされていましたので、それで『ΖΖ』ではカミーユの回復を描いたのではないかと思っていました。 そして新たに映画化する時、今なら前向きな作品にできると確信して手掛けたようなことも仰っていました。 どうなっちゃうの?と楽しみに三部作を拝見すると、精神崩壊はなく、殉教物語ではなくなりました。 ならば、ラストの理屈はどうなるのかと考えないと、個人的とはいえ、私の解釈が崩壊するので、再考してみました。 TV版Ζガンダム論では、カミーユが女性原理、シロッコが男性原理として

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    prisoner022
    prisoner022 2010/11/21
    映画版では…カミーユは、シロッコに対し「女のところへ帰れ!」と、女性原理の欠落を指摘します。/カミーユは成長して大人の男として対決に臨み、立ちはだかる父性としてのシロッコを倒したということでしょう。
  • 機動戦士Zガンダム論 混沌と葛藤、境界線の哲学 : 黄金の仔牛〜サトウナンキBlog

    『機動戦士Zガンダム』TV版の解釈。 目次 ■はじめに ■符丁 ■神 ■「縁起」と「中道」 ■覚者 ■執着 ■五蘊 ■一切 ■空 ■解脱 ■涅槃 『機動戦士Zガンダム』は複雑な構造を持つ混沌とした物語である。相反する二つの主張が幾つも現れ、それぞれが絡み合い、葛藤しながら物語は進んで行く。男と女、理性と感情、大人と子供、個と全体。おのおのが真実と誤謬を含んでいる為に、キャラクター達は相容れない価値観の間を揺れ動き、どうしようもなく擦れ違って行く。そして主人公カミーユの精神が崩壊するに至る、この不条理な物語は、いったい何を成し遂げようとしたのだろうか。 ■符丁 プレッシャーを感じる艦がある、シロッコはバスクにそう警告した。エウーゴの中核を成すアーガマと言う戦艦。この戦艦の名は、物語を読み解く鍵となる。 この物語の結論は、カミーユとシロッコの対決と言う形でつけられる。シロッコの死と共に、彼の巨

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    prisoner022
    prisoner022 2010/11/21
    ジュピトリス(主神ジュピター)とアーガマ(釈迦の教え)の対決。このような符丁を足掛かりにして、不条理な結末の意味を考えてみたい。
  • サンライズフェスティバル2010夏 みんなの宇宙世紀ナイト! トークショー - シャア専用ブログ@アクシズ

    富野:ご紹介いただきました富野です。今やってみた通りの歳になりましたので(階段でつまづいた)、優しく接してやって下さい。 福井:どうも皆さん今晩は。福井晴敏です。今「優しく接して」という話ありましたけれども、それはこっちの台詞でですね。今富野さんとは色々お付き合いさせて頂いているんですけれども、今まで一度たりとも「ユニコーン」の話題に触れたことはなかったです(会場笑)。理由は皆さんお分かりだと思いますけれども。ですけど、それを今日、こうやってカメラまで入れて(配信はされなかったが記録用カメラがあった)、公共の場でやれと言う。サンライズも当に余程思い切ったなと思っているんですけど。 富野:今言ったじゃないですか。これ年寄りいじめなんだって。 福井:ですから今日は火達磨覚悟で頑張りますんで、宜しくお願いします。 藤津:(上映作品を挙げて)福井さん、緊張されていますか? 福井:ええ、最後の(ユ

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    prisoner022
    prisoner022 2010/09/18
    現実に対して恨みをもって「手前ら皆死んでしまえ!」っていう物語を例えば作ろうとすると、それは簡単/観客なり読者なりというのは、それは作品として支持するかも/世の中にある物語の概ねがそういう風な形の物語
  • シロッコは何がしたかったのか?

    ジオンの残業 ~シロッコは何がしたかったのか?~ 「機動戦士Zガンダム」に登場するパプテマス・シロッコ (好き嫌いははっきり分かれますが)かなりの人気キャラで、シリーズ終盤を支えた敵役です。 そして、Zガンダムを見た人で、こういう疑問を持つ人がいます。 ・結局、シロッコは何がしたかったの? 彼の言動は非常に抽象的な上、(一見すると)一貫性に欠けます。 そして、何よりも彼が言っていた「次の時代は君たちのような優秀な女性が支配すべき」という意味が映像で語られることがありませんでした。 カミーユの「お前のようなヤツは生きていてはいけないんだ!」というのも極端ですが、結局両者の主張が全く噛みあっていないような印象を受けます。 ・シロッコの目指したのはどのような世界だったのでしょうか? ・カミーユはシロッコの何をそんなに許せなかったのでしょうか? ガンダムシリーズではありませんが、こういう世界を実際

    prisoner022
    prisoner022 2010/09/15
    前のツイートに少し反応を頂いたので。エルガイムとZガンダムの類似については、たとえばシロッコとアマンダラ・カマンダラの類型性を指摘したこの辺などが代表的かも。
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    新米と秋刀魚のわた焼き お刺身用の秋刀魚を買いました。1尾250円です 3枚におろして、秋刀魚のわたに酒、味醂、醤油で調味して1時間ほど漬け込み、グリルで焼きました 秋刀魚のわた焼き わたの、苦味が程よくマイルドに調味され、クセになる味わいです 艶やかな新米と一緒に 自家製お漬物 土…

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    prisoner022
    prisoner022 2010/09/15
    エルガイムとZガンダムの類似は前からよく論じられてきたけど、ダンバインとっていうのはなかなか新鮮。おもしろい。
  • 『機動戦士Zガンダム』を観おえました - sekibang 1.0

    機動戦士Zガンダム メモリアルボックス Part.II [Blu-ray]posted with amazlet at 10.08.08バンダイビジュアル (2009-01-23) 売り上げランキング: 5273 Amazon.co.jp で詳細を見る 「http://d.hatena.ne.jp/Geheimagent/20100605/p1」から約2ヶ月、シリーズ全50話を観おえました。昨年は『聖戦士ダンバイン』を全部観たんですけれど、それとは段違いの充実感。面白かったなあ……。これもひとつのエンディングなのでしょうがダンバインがマジで救われないエンディング(『親父、涅槃で待つ』っつーか『来世でまた会おう』的な)だったのに対して、カミーユが廃人になるというエンディングは「人類がわかりあえる未来」のために殉教したかのようで希望が残されている(ラスト2話は普通に感動してしまいました)。

    『機動戦士Zガンダム』を観おえました - sekibang 1.0
    prisoner022
    prisoner022 2010/08/10
    個人的にはシロッコという男がよくわからなくて気になりました。
  • 波のまにまに☆のアニメ・特撮のゆる~いコラム 「Zガンダム」世代の憂鬱

    アニメ・特撮・マンガについて、日々考えたことを、ゆる~いコラムでつづってゆくブログです。最新ばかりではなく、旧作を積極的に応援します。 ある年齢のアニメファンにとって、「ラポートデラックスの大事典シリーズ」というムックには、それなりの思い入れがあることと思う。作品ムックの老舗は、やはり徳間書店から出版されている「ロマンアルバム」シリーズだろうし、後進の角川書店からは「100%コレクション」シリーズなどが懐かしい。だけれど、「Animec(アニメック)」という雑誌が充実していた頃、誌編集記事を丁寧に再編集し、キャストやスタッフインタビューなどに力を入れ、用語辞典を作り、なおかつ1,000円程度の破格の価格設定のは、お金もないくせに、読み物としてのムックを欲しがる、大人びた困った子供にはとても魅力的だった。当時、土曜の夕刻に放映していた富野由悠季監督作品や、ゴッドマーズ、カリオストロ

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    prisoner022 2010/02/23
    私なんかはヤマトや999に夢中だった世代だったけどさ、しっぺ返しはやはりあったよ。まあ、でも、なるほど。
  • フォウは「カミーユのララァ」ではない! - ひびのたわごと

    特にこれといった時事ネタもないので富野資料でも。 今回はニュータイプ85年9月号をご紹介。 この号ではZガンダム100%と銘打った特集記事を掲載しており、 その中で富野とフォウ・ムラサメ役の島津冴子氏の対談が収録されている。 島津氏といえば先の劇場版の時の配役交代劇が思い起こされるところ。 フォウは「カミーユのララァ」ではない! 悲しき強化人間フォウ・ムラサメ。彼女との恋と、すれ違う想いを体験して、主人公カミーユは大きく成長した。そんなフォウの存在理由と未来を考えてみよう。 人工物(フォウ)と自然発生物(カミーユ)が恋物語を演じたら? 島津 「Zガンダム」でフォウという役をやらせていただいたんですけれど、アフレコの間、ずっと「難しい役だなァ」と思っていたんです。それで今日は、出演中に解けなかった疑問をいくつか解消しようと思いまして、こうしたインタビューをさせていただくことになりました。まず

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    prisoner022 2010/02/08
    この時期の富野監督の、ツッパってるけど弱い部分が出てるインタビューかなぁ。
  • 幻視球 : ミネバ・ザビの性別分岐点(男の子だった可能性)

    3目のPVが良い感じで、期待の高まる『機動戦士ガンダムUC』。亡国の姫君としてミネバ・ザビが登場するとか、しないとか(いや、髪型でバレバレですが…)。 ミネバは、ザビ家に生まれながら1年戦争を生き延び、『機動戦士Zガンダム』でジオン軍の忘れ形見として、アクシズと共に歴史の表舞台に姿を現わす。 その『機動戦士Zガンダム』制作時の絵コンテを見ると、ミネバの登場シーンに興味深い書き込みがある。 (注)ミネバ女の子にします。男ではダメの異論多し! と、富野監督の注意書きが加えられている。かなりギリギリまで「男の子」の予定が、土壇場で変更になったようです。(何故!?) もしもこの時、男の子の設定で通していたら(周囲が異論を挟まなかったら)、『機動戦士ガンダムUC』のヒロインは、男の娘に…あ、いやいや。多分、別の物語になっていたはず…と思うと、この注意書きは歴史の転換点ですね。 (ちなみに、ドズ

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    prisoner022 2010/02/08
    制作時の絵コンテを見ると、ミネバの登場シーンに興味深い書き込みが/(注)ミネバ女の子にします。男ではダメの異論多し!と、富野監督の注意書き/ギリギリまで「男の子」の予定が、土壇場で変更になったよう
  • 芸能のなかには、素朴な楽しみがあるはず:『映像の原則』から見る富野由悠季監督のエンターテイメント観(1/3)

    さてさて、「リーンの翼 COMPLETE」も無事発売しました。小粒ですが確実に売れており、発売当日の昨日はアマゾンで一時的に品切れとなるほどだった。『リーンの翼』と富野ファンのオレにとって嬉しいかぎりです。 で、今日は富野由悠季監督が著作なさった『映像の原則』からエンターテイメントとは何かについて紹介したいと思います。エンターテイメント論についてこれまで富野監督も数多く述べましたが、『映像の原則』は富野監督が唯一執筆した技術書であるため、おそらく富野監督の考えをもっともまとめた論述ではあります。 以下の文章は『映像の原則』(キネマ旬報社)の第12章「エンターテイメントとは何か」からの引用で、同書の結論代りの最終章でもあります。 『花伝書』より 白洲正子・吉越立雄著の『お能の見方』(新潮社/トンボの)というによりますと、申楽というのは、神社のお祭りのたびにお祭りの意味を翻訳して大衆に見せ

    芸能のなかには、素朴な楽しみがあるはず:『映像の原則』から見る富野由悠季監督のエンターテイメント観(1/3)
    prisoner022
    prisoner022 2010/01/29
    キンゲや新訳Zについてのひとこと総括が見事。
  • がんだまぁBlog エゥーゴとは何か?その3

    prisoner022
    prisoner022 2010/01/26
    エゥーゴの軍事力はティターンズを潰すための壮大なマッチポンプだったというわけです。いや、マッチポンプという言葉を使うならアナハイムに相応しいのでしょうね。
  • リーンの翼完全版に関する私見

    昨日の記事では、このたび発売となる小説『リーンの翼 完全版』について、こういうことを言いました。 もしこの「OVA『リーンの翼』相当部分の書きおろし」を執筆した意図が「アニメで表現しきれない部分を小説で説明する」ならば、さすがの自分も失望の声を上げるかもしれません。固有な小説方法論と世界を持っていらっしゃる富野監督ですから、そんなことはしないと信じたいのですが、それでももし後出し小説でアニメを説明するというノベライズならば、正直どれほど存在意味(価値はきっとあるでしょうけれど)があるのか、自分でも疑いたいくらいです。そればらば、アニメ版『リーンの翼』に追加カットといくつかのリテイクカットをするほうが、はるかにマシです。当然、アニメには予算やらの事情があるでしょうけれども…。 これをうけて、一部から「違いますよ。ただのアニメ版のノベライズではなく、小説後・アニメ以前の『誰も知らなかったサコミ

    リーンの翼完全版に関する私見
  • 【雑談】いろいろ(りん監督の追加取材等) - 編集長メモ

    prisoner022
    prisoner022 2009/12/01
    『Zガンダム』の記事は、僕のこの作品に対するスカっとしない感じが出ていると思う。
  • 復刻版「ZガンダムHAND BOOK ③」遠藤明範SPインタビュー要約

    ガンダム関連の資料が少ないので、店に並んでるのを見て、思わず買ったやつ。今でも売ってるものなので、要約だけでご勘弁。 ――遠藤さんは『Zガンダム』に途中から参加されていますが、これはどのような経緯だったんですか? 遠藤 僕はその前年に、同じサンライズの『超力ロボ ガラット』でプロのシナリオライターとしてデビューしたのですが、この作品は途中で打ち切りになってしまって、しばらく企画書を書いて過ごしていたんです。そのうちに『Zガンダム』が始まって、途中ライターが足りなくなったからというので、一応、面接を受ける事になりました。それで、当時のプロデューサーだった内田健二さんにお会いしたのが最初です。 (中略) ――富野監督に初めて会われた時の印象は? 遠藤 とてもシャイな方だな、というのが僕の第一印象でした。その後、一緒に仕事をしていく中では、色々と噂通りの厳しい面もありましたけど、基的にはその

    復刻版「ZガンダムHAND BOOK ③」遠藤明範SPインタビュー要約
    prisoner022
    prisoner022 2009/11/26
    なるほどね
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第255回 ちょっと一休み(番外編9)

    この「アニメ様365日」の連載も、気がつけば2年目に突入。少し前まで、2009年のうちに、1990年代の話題に突入するかと思っていたのだけれど、この255回の原稿を書いてるのが11月24日。まだ、1985年TVシリーズの途中で、その後で1985年のOVAもあるから、年内に1990年代なんて、とても無理。下手すると1986年にも到達しないかもしれない。 振り返ってみたら、11月に入ってから『機動戦士Zガンダム』と『魔法のスター マジカルエミ』の話題しか書いていない。そりゃあ、連載の進みが遅いわけだ。1980年代後半になったら、もっとサクサク進むと思っているのだが、果たしてどうなるか。こればかりは書いてみないと分からない。 この連載では、なるべく当時の印象を思い出して書くようにしている。だが、当時の印象と、現在の印象が違う場合もある。例えば、初見時に面白いと思った作品を、原稿を書くにあたって再

    prisoner022
    prisoner022 2009/11/25
    『Zガンダム』の原稿なんて、当時の印象に忠実に書こうとして、妙にネチっこい原稿になってしまった
  • http://homepage1.nifty.com/shanghai/topic/char.html

  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第245回 『機動戦士Zガンダム』とそれ以降

    放映から数年間は『機動戦士Zガンダム』をエキセントリックな作品だと思っていた。今観ると意外とそうでもないのだが、とにかく当時はそういった印象だった。『Zガンダム』は難解な作品でもあった。難解なのは、狙いで難しくしているところと、作劇の拙さのために分かりづらくなっているところがあったのだろう。エンターテインメント性も高いとは言えなかった。『Zガンダム』がそういう作品だったから、後番組として作られたシリーズ第3作『機動戦士ガンダムZZ』を娯楽性の高い作品にしようとしたわけだ。 『ガンダムZZ』は「明るいガンダム」がセールスポイントだったが、実際には明るいばかりのシリーズにはならなかった。その次に劇場作品として制作された『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』は『Zガンダム』の延長線上にある作品だった。前にも書いたように、僕は、後に『逆襲のシャア』の大ファンになるのだが、初見時の印象は、やはり「エキ

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    prisoner022 2009/11/10
    ターンエーまで押さえるも新訳に触れずに終わるか。新訳は未だ歴史化され得ず、というところなのかな。
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第244回 『機動戦士Zガンダム』続きの続きの続き

    『機動戦士Zガンダム』の画作りに対する想いも複雑だ。作画の方向性についても『Zガンダム』は、『機動戦士ガンダム』第1作とずいぶん違っていた。キャラクター作画については、まず、放映が始まって早々に「ああ、これは安彦良和の画ではないな」と感じた。キャラクターデザインは安彦の手になるものなのだが、作画で随分ニュアンスが変わっていた。画が硬くなり、重たくなっている印象だった。前々作『聖戦士ダンバイン』や前作『重戦記エルガイム』のビーボォーの画風で、安彦良和のキャラを描いたという事なのだろう。 『Zガンダム』の画作りで印象的なのは、キャラクターに付けられた濃い影だ。1枚の画に二重、三重に影がつけられる事もあった。影がつけられる面積も広く、こってりとした印象になっていた。ただ、ここが微妙なところなのだが、実際に作品を観返してみると、二段影、三段影のカットはあまりない。ではあるが、そういった画作りの印象

    prisoner022
    prisoner022 2009/11/07
    『Zガンダム』の画作りは、今観るとイケていない。硬質なキャラクターも、二段影も、メカの処理も格好よくはない/日常芝居の場面における構図の取り方も、垢抜けてないような気がする。これは絵コンテレベルの話だ
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第243回 『機動戦士Zガンダム』続きの続き

    『機動戦士Zガンダム』を尖鋭的な作品と評していいのかどうかは、いまだに僕には分からない。ただ、尖った作品を目指していたのは間違いないだろう。尖ったキャラクターと尖った語り口で作品を作る。先鋭的にする事で『機動戦士ガンダム』第1作を越えようとしたのだろう。 そして、『Zガンダム』は、富野由悠季監督がフィルムの全てを自分のカラーで染めようとした作品だろうとも思う。これは裏を取ったわけではなく、あくまでフィルムを観て、僕が抱いた印象だ。第1作も監督のカラーが強い作品だが、まだ、他のスタッフの個性や考えが入っているように思う。『Zガンダム』は、後述するようにそれをやりきれているわけではないが、富野カラーで全編を作ろうとしているように感じる。繰り返しになるが、これは僕の印象だ。 放映中に『Zガンダム』に馴染めなかったのにも関わらず、全否定できなかったのは、それが「作家の作品」だったからだ。面白い作

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    prisoner022 2009/11/06
    僕にとっては『逆襲のシャア』が完成形であり、『Zガンダム』は作り切れていない作品だ//ここまで新訳Zの話なし。続きの続きの続きがありそう。
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第242回 『機動戦士Zガンダム』続き

    放映が進むにつれて、僕の気持ちは『機動戦士Zガンダム』から離れていった。設定的には『機動戦士ガンダム』第1作のその後の物語だったが、作品としては別物だった。ドラマのタッチも、描かれている人間像も、映像のニュアンスも、演出も、全てが違っていた。つまり、同じ『機動戦士ガンダム』シリーズの作品ではあるが、スタッフが描こうとしたもの、伝えようとしたものはまるで違ったものだった。放映開始前後には友人と『Zガンダム』の話をする事があったが、しばらくすると、それもなくなった。 期待していたアムロの再登場も、大きな高揚感を生む事はなく、最終回ですでに死んでるキャラクター達の亡霊(設定としては亡霊ではないのだろうけれど、亡霊にしか見えない)が大勢現れて、カミーユを応援するにいたっては、そのあまりの甘ったるさに苦笑した。「これじゃ『ヤマト』と一緒だな」と思った。同じように感じたファンは多かっただろうが、放映

    prisoner022
    prisoner022 2009/11/05
    第1作と比較し、第1作と違っていたために、一層評価が低くなっていた。だが、たとえ第1作とまるで違っていても、それを越える魅力が感じられれば、もっと楽しんでいたはずだ。少なくとも僕には、それが感じられな