12日朝の首都圏を襲った鉄道各駅自動改札の一斉故障。原因はプログラムのミスとも、中のペンギンの反乱ともささやかれているが、一夜明けたきょうになって意外な“犯人”像がうかびあがってきた。 JR新宿駅に勤務する駅員は、こんな目撃談を語る。 「始発直前の改札口での話なんですがね。確かに見ましたよ。手の平ほどの大きさの怪しい影が、自動改札のところにカサカサと入り込んでいくのを。直後にバチン! という音をたてて機械がダウンしたんです。あわてて影を追ったんですがすばしこいやつで…。まだ秋口だというのにエリマキをしていたのが印象に残ってます」 また、事件発生後に復旧のため現場にかけつけたメーカーの日本信号派遣社員によると、ダウンした改札機にはいずれも爬虫類のようなブキミな手のあとが残っていたという。同社は 「キャラクターとして売り出されたにも関わらず世間に定着しなかった珍獣が、ペンギンやロボットの人気を