トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事 【社会】 隕石の一部、“故郷”は小惑星 「イトカワ」微粒子分析で確認 2011年3月11日 朝刊 探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」から持ち帰った微粒子の分析を進める宇宙航空研究開発機構は11日、大きめの微粒子約50個の元素組成が地球で見つかる「LLコンドライト」という種類の隕石(いんせき)とほぼ同じで、これらの隕石は小惑星の破片だと確認されたと発表した。 大型放射光施設「スプリング8」で内部を観察したところ、かんらん石や斜長石、硫化鉄など複数の鉱物の結晶が入り組んだ3次元構造をしていることが分かった。結晶の成長度合いから「数百度の熱にさらされたのではないか」とみている。 生命の起源を調べる手掛かりとなるアミノ酸などの有機物は現時点では見つかっていない。カプセル内から回収したガスは、ほとんどが帰還後に入り込んだ地球大気だった。 粒子には、宇
ベテルギウスの表面。明るい部分は盛り上がっていて、周囲よりも温度が高いとみられる部分(右下の棒の長さは、見かけの角度で0.01秒角)=米航空宇宙局(NASA)、パリ天文台提供オリオン座。左上の明るい星がベテルギウス=沼沢茂美氏撮影 オリオン座の1等星「ベテルギウス」で、超新星爆発へ向かうと見られる兆候が観測されている。米航空宇宙局(NASA)が6日に公開した画像には、星の表面の盛り上がりとみられる二つの大きな白い模様が写っていた。この15年で大きさが15%減ったという報告もあり、専門家は「爆発は数万年後かもしれないが、明日でもおかしくない」と話す。もし爆発すれば、満月ほどの明るさになり、昼でも見えるようになる。 冬の大三角の一つでもあるベテルギウスは、赤色超巨星と呼ばれる巨大な星。直径は太陽の1千倍で、太陽系にあるとしたら、地球や火星はおろか木星までが覆われる大きさだ。重いため一生は短
最新の研究結果によると、地球には現在、月が1つしかありませんが、はるか昔の地球にはたくさんの月があったかもしれないそうです。つまり、今見えている夜空とはずいぶん違っていた、と。 一体どういう理由でいくつも月があったのかという詳細は以下から。 Did Earth once have multiple moons? - space - 06 May 2008 - New Scientist Space アメリカのカリフォルニア州にある米航空宇宙局エイムズ研究所(NASA Ames Research Center)に所属するJack Lissauer氏によると、そもそも地球に月ができた原因は、古代に起きた大災害が原因。どうやら約45億年前に火星ほどのサイズの惑星が地球に衝突したらしく、それがきっかけで月ができたらしい。そしてそのときに今の月だけでなく、さらにいくつかの月が発生しており、いわゆるラ
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