『リバースイ・ノベーション』を読みました。素晴らしい本でした。お勧めします。 この本を読むと、本田のオートバイを含め、戦後高度経済成長期に生まれた日本発のイノベーションについても、深く理解できると感じました。 ただ読んだ後に思ったのは、①先進国⇒新興国 ②新興国⇒先進国 という①②だけではなくて、③衰退先進国⇒新興国、先進国の新しい③の流れもあるよねという事。僕は高齢者ばかりになる国でイノベーションが生まれないというのは、半分は本当で半分は嘘だと思っています。 今の時代は人口比を見ても、下り坂なのは明白で,今日より明日がよかった、かつての時代とは真逆な時間が流れています。それが何となくボンやりとした時代の閉塞感に繋がっているのでしょう。 僕は幼少期に住んでいた町が神戸にあるのですが、久しぶりに駅を降りてみると、印象が変わっていました。若い人や子供がポツポツと歩く点だとすると、その他大勢は5