Microsoftは「標準」を生み出すことよりも、「標準」に従うことのプライオリティを高めたのではないか。今回のWindows 7には、その印象を強く持った。DLNAのサポートや、メディアプレーヤーの各種コーデック対応などは、その一例だ。 ●標準的なコーデックの多くをサポート とにかくいろんなデバイスを繋いでみようと、Windows 7と格闘中だ。まずは、新コーデックが、どのような動きをするのか気になったので、ごく一般的なMP3プレーヤーを接続してみた。手元にあったのは、SanDiskとSamsungの製品だが、USB端子に接続すると、両方ともインボックスドライバが組み込まれ、ポータブルメディアプレーヤーとして認識された。 一方、Windows 7標準添付のWindows Media Playerは、最初の起動時以降、バックグラウンドでPCのHDD内にある楽曲やビデオの情報を収集し、それを