明石市大蔵町。 このあたりはかつて西国街道沿いにあり かつては60軒の旅籠が軒を並べていた通り。 参勤交代で大名が泊まる本陣もあったと言われている。 格子窓、板塀、白壁…等々 当時の風情を今に残す古い家屋がまだいくつかこの界隈には残されている。 カメラ片手に散歩するのに、ここはなかなかお気に入りの町。 街道沿いに鎮座する稲爪神社。 かつて異国から鉄人が攻め入ったときに 天皇の命を受けた武将が 稲妻をもってこれを退散させたという伝説の残る神社。 神社の参道脇に店を構える焼き鳥屋さん「鳥百」。 小さなお店なんだけど 焼き鳥とコロッケが美味しいことで、ちょっとこのあたりでは有名。 お店のご主人は 2年前に関西テレビの取材を受けて、なんと「隣の人間国宝」に認定されている。 この日はコロッケを揚げてもらって 食べ歩きを楽しみながら、旧街道沿いのカメラ散歩。 のどかな冬晴れの一日。 なんでもない散歩の