並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

81 - 120 件 / 314件

新着順 人気順

あとで考えるの検索結果81 - 120 件 / 314件

  • 却下された論文の向上に査読が与える影響(文献紹介)

    2021年1月8日、Accountability in Research誌に米国・テキサス大学オースティン校のTom J. Crijns氏らによる共著論文“The effect of peer review on the improvement of rejected manuscripts”が掲載されました。本文は有料ですが、要旨(Abstract)は公開されています。 論文では、却下された論文が別の学術雑誌で出版される際に、与えられた査読コメントが論文の改善に利用されているかについて調査しています。調査にあたっては、とある整形外科学のトップジャーナルの2012年の250報の論文の却下通知を無作為に抽出し、実行可能な査読者からの提案を特定しています。PubMedとGoogle Scholarで検索し、投稿時の論文と出版された論文を比較することによって、査読者からの各提案が反映されているか

      却下された論文の向上に査読が与える影響(文献紹介)
    • 会社員を辞めました。|kept

      はじめに。自分のことをあまり知らない人にもこの記事を読んでほしい気持ちがあるので、簡単な前書きから始めさせてもらいます。 僕は26歳の会社員で、会社にいる時間以外はほとんど対戦ゲーム(スマブラSP)をプレイしています。「競技として」と言って差し支えないくらいに時間やお金、なにより情熱をかけてプレイしています。 そんな僕ですが、6月28日をもって会社員を辞めました。 この記事では、会社員を辞めた理由と、今後の活動についての話を書いていこうと思います。 会社員を辞めた理由僕が会社員を辞めた理由をざっくり書くと、人生がもったいないと感じたからです。これだけではざっくりが過ぎるので、何をもったいないと感じたのか、少し長くなるかもしれませんがつらつらと書かせていただきます。 僕は学生時代に将来の夢や、興味のある分野などを見つけられないまま、有休が取れて残業が少なければ…となんとなくで就職をしてしまい

        会社員を辞めました。|kept
      • 査読過程に関するガイドライン

        査読過程に関するガイドライン(公開用) 『文化人類学』第27期編集委員会(2017年6月28日編集委員会承認)、第29期編集委員会(2021年7月4日編集委員会修正承認) 1. 投稿者の方へ 査読過程は、投稿者・査読者・編集委員会の三者を交えた協働作業によって成り立っています。この過程を円滑に進めるため、以下の点をご了承および留意のうえ、原稿をご作成ください。 【査読過程の流れ】 ・ 投稿原稿について、まず編集委員会内で査読開始の可否の判断をします(これは「プレ査読」と呼ばれます)。 ・ 査読開始可の場合、投稿者による査読に関する希望も考慮しつつ、公正かつ適切な査読が可能な学会員2名以上に査読を依頼し、受諾ののち査読の作業を依頼します。 ・ 編集委員会は、査読者による「査読意見」及び「査読コメント」をベースに、査読規定を念頭に置きつつ総合的に検討して「査読結果」を作成し、投稿者に通知します

        • インド論文著者が撤回表明「新型コロナウイルスにHIVタンパク質が挿入」はフェイク・デマ - 事実を整える

          「新型コロナウイルスにHIVタンパク質に似たものが挿入されている」という趣旨の論文がbioRxiv(バイオアーカイブ)という論文予稿の保管サイトにUPされていた件。 論文著者の一人が「現在のバージョンを撤回する」とコメントしました。 インド工科大学の論文著者「新型コロナウイルスにHIVタンパク質に似たものが挿入」⇒誤解避けるため撤回方針 「HIVたんぱく質類似のもの」に過ぎず「人為的な挿入」とは言っていない 「新型コロナにHIVウイルスが人為的に挿入」はフェイク・デマ扱いでよい インド工科大学の論文著者「新型コロナウイルスにHIVタンパク質に似たものが挿入」⇒誤解避けるため撤回方針 "Prashant Pradhan",という名前の論文の筆頭著者がbioRxivの論文ページのコメント欄に以下投稿しました。2月2日6:15:25 UTCの魚拓 撤回前の論文 This is a prelimi

            インド論文著者が撤回表明「新型コロナウイルスにHIVタンパク質が挿入」はフェイク・デマ - 事実を整える
          • 査読者への報酬に関する議論が行われ、議論終了時には反対多数に(記事紹介) | 科学技術情報プラットフォーム

            Science誌は、3月1日、"The $450 question: Should journals pay peer reviewers?"と題する記事を公開した。 本記事は、Researcher to Reader Conference(2月23・24日開催)において、査読者への報酬に関する議論が行われたことを紹介。 賛成派は、営利出版社が査読者に450ドルを支払うことが妥当とするマニフェスト"The 450 Movement"を掲げ、それにより査読結果を得るまでに長い時間がかかることなどの欠点を改善できると主張した。一方で、反対派は、購読料の高騰や非倫理的な査読の蔓延を招くなどの意見を述べたという。 また、「キャッシュVSその他の報酬」「査読者への報酬を支払う余裕がジャーナルにあるか」「査読者とジャーナル間の契約」など、そのほかの議論の詳細も示している。議論終了後、査読者への支払いに

            • 偽の論文を査読ジャーナルに掲載する悪質行為により、Elsevier社などが論文を撤回(記事紹介) | 科学技術情報プラットフォーム

              Natureは、11月8日、"Scammers impersonate guest editors to get sham papers published"と題する記事を公開した。 本記事は、出版プロセスを悪用し、質の低い論文や意味の通らない論文を既存の査読ジャーナルに掲載する悪質行為および、Elsevier社などによるジャーナル記事の撤回を紹介したもの。 多くのジャーナルが特定のトピックに焦点を当てた特集号を発行している。そのような特集号では当該研究の専門家であるゲスト編集者が監修することが多いため、科学者を装った人物がゲスト編集者を申し出て、偽の論文で特集号を埋めるケースがあるという。Elsevier社は出版済みの165件の論文を撤回し、今後さらに論文300件を撤回するという。Springer Nature社も、同社の特集号に掲載された62件の論文を撤回した。専門家は、ほかの出版社も

              • 提言「学術情報流通の大変革時代に向けた学術情報環境の再構築と国際競争力強化」ポイント|日本学術会議

                1 現状及び問題点 ・21世紀に入ってから理学工学系の学術の後退がはじまるとともに、我が国の学術情報環境は国際的な変化に対応できずに周回遅れにある。 ・現在顕在化している問題は、電子ジャーナル購読費の高騰問題、国際的ジャーナル競争に耐えられるトップジャーナルの不在、オープンデータ・オープンサイエンスへの対応の遅れと知財リテラシーの欠如、少子化に伴い学協会の持続可能性と学術誌刊行などの学協会機能の後退などである。 ・これらの問題は学術に関係する全ての構成員、すなわち科学者、学術コミュニティ、教育研究機関や図書館組織、研究資金配分機関や政府、その他の関係機関に関わる大きな問題であり、特に国際競争力が重要な指標である学術分野では深刻である。 ・これからの10年は、オープンアクセス化をキーワードに、インターネットとAI技術を高度に利用する学術誌などの学術情報流通の大変革期に入るが、我が国がこの遅れ

                • 栄光の公共図書館史は偽史だった(いつもよりちょい長) - 29Lib 分館

                  薬師院仁志, 薬師院はるみ『公共図書館が消滅する日』牧野出版, 2020. 公共図書館史。舌鋒鋭くこれまでの公共図書館言説が批判される。だが、僕としては衝撃よりも「新しい視点での公共図書館史がようやく登場した」という安堵の念を抱いた。僕が大学院生だった二十年ぐらい前から、20世紀後半の公共図書館論や公共図書館史はイデオロギーで歪められてり、その史観に反することを述べると信者から理不尽な攻撃を受けるというのが知られていた。そういう歴史観への冷ややかな侮蔑が図書館情報学研究者の間で今世紀に広まった一方で、新しい通史を描くことに誰も挑戦してこなかった。もちろん図書館史領域における限定されたトピックでの進展はあった。しかし「正史」をひっくり返す試みは停滞していた。2018年の日本図書館情報学会シンポジウムにおいて、日本図書館情報学会元会長の根本彰が若手に新しい図書館史研究を求めたぐらいだった。とい

                    栄光の公共図書館史は偽史だった(いつもよりちょい長) - 29Lib 分館
                  • 藤崎慎吾『我々は生命を創れるのか』 - logical cypher scape2

                    サブタイトルは「合成生物学が生みだしつつあるもの」とあり確かに合成生物学の話ではあるが、生命の起源研究の中に合成生物学を位置づけている感じ 藤崎が、この分野の研究者に取材した連載記事が元になっている。 面白そうだなと思ったから読み始めたわけだが、期待を超えて面白かった。 前半、アストロバイオロジー関連の話をしているところも面白いが、後半に「生命」概念を捉え直していくところが刺激的 がっつり取り組むとしたらめちゃくちゃ大変だが、人類学や心理学も含む形で、生命についての哲学というのがあるというのを感じた。 アストロバイオロジーの哲学というのがあったけど、こういう範囲までカバーできるとよいのかもしれない、と思ったりもした 「人が生命と思ったらそれは生命なんだ」式の話というのは時々出てく話で、出てくる度に「いやそれはどうなんだ」と思っていたのだけど、生命概念の一部に組み込まざるをえないということに

                      藤崎慎吾『我々は生命を創れるのか』 - logical cypher scape2
                    • 米・フィラデルフィアの図書館員らが、若者による銃撃を防止するために開館時間の延長や職員の増員を要求(記事紹介)

                        米・フィラデルフィアの図書館員らが、若者による銃撃を防止するために開館時間の延長や職員の増員を要求(記事紹介)
                      • 公共図書館、コロナでどうなる?運営体制や利用者に起こった変化とは

                        消費インサイド 今の世の中、いったいどんな商品やサービスが流行っているのか? それを日々ウォッチすることは、ビジネスでヒントを得るためにも重要なこと。世間でにわかに盛り上がっているトレンド、これから盛り上がりそうなトレンドを、様々な分野から選りすぐってご紹介します。 バックナンバー一覧 読書離れやデジタル化で、これまで議論が続いていた「図書館不要論」だが、コロナウイルスの影響で突然図書館が利用できなくなったら、実際にどうなったのか?一斉に長期休館した公共図書館の様子から、ニューノーマル時代に求められる図書館を考えてみた。 コロナ禍で変わった 公共図書館のイメージ コロナ禍前の公共図書館には、のんびりと新聞を読む高齢者や小さな子どもが母親と絵本を選ぶ姿があったり、週末には住民向けの読書イベントや読書サークル活動が行われたりと、地域によって温度差はあると思うが、のどかなムードが漂う公共施設だっ

                          公共図書館、コロナでどうなる?運営体制や利用者に起こった変化とは
                        • A-Frameを使って「VR図書館ツアー」を作ってみました 1 - 島根大学附属図書館のブログ

                          島根大学附属図書館は2020年9月23日に「VR図書館ツアー」を公開しました。「VR図書館ツアー」は360度パノラマ写真に館内施設等の説明を加えたもので、インターネット上で館内ツアーを疑似的に体験できるコンテンツです。 この記事では、「VR図書館ツアー」の基本の作り方などを紹介します。 「VR図書館ツアー」をまだご覧になったことがない方はこちらをどうぞ(FirefoxやChromeでご覧ください) ぐりぐり動かして見てみてください。 それでは作り方を順番に説明していきます。 1. 360度パノラマ写真を撮る 360度カメラを使って、360度パノラマ写真を撮影します。手に持って撮ると自分が映ってしまうので、三脚とアプリで撮影者が隠れた後に撮影するのがよいと思います。 三脚は、屋外で撮影したときに風で倒れてしまう場合があるので、特に屋外で使うときはしっかりしたものの方がよいかもしれません。 撮

                            A-Frameを使って「VR図書館ツアー」を作ってみました 1 - 島根大学附属図書館のブログ
                          • 2020年2月1日三田図書館・情報学会月例会 「教育と図書館の関係について考える」(根本彰慶應義塾大学文学部教授)感想 - 読書日記

                            慶應大学三田キャンパスで開催された、三田図書館・情報学会月例会に、根本彰先生の「教育と図書館の関係について考える」という発表を聞きに行ってきた。 レジュメが論文形式で書かれていることを考えると、何か別の形で発表される可能性もあるので、内容について詳しく紹介するのはやめておく。 (2020-02-03 補記)当日の資料は、根本先生が事前に次のご自身のブログで公開されていたので補記しておく。 三田図書館・情報学会月例会「教育と図書館との関係を考える」発表原稿(オダメモリー) 資料へのリンク 当日の発表も、大筋は資料の通り。ただし、前半に集中的に口頭での補足が入って、終盤はかなり端折った展開になっていたので、資料だけ読むと、若干印象が異なるかも知れない。(補記ここまで) 一応、内容をざっくり言うと、「図書館」という枠組みを一旦踏み越えて、個人が自分の知を構築していく営みと、社会がそれを共通の確立

                              2020年2月1日三田図書館・情報学会月例会 「教育と図書館の関係について考える」(根本彰慶應義塾大学文学部教授)感想 - 読書日記
                            • 内閣府、「研究データ基盤整備」に関する報告書を公表 | 科学技術情報プラットフォーム

                              ​内閣府は、2019年10月付で、「研究データ基盤整備と国際展開ワーキンググループ報告書-研究データ基盤整備と国際展開に関する戦略-」を公表した。 同報告書は、内閣府「国際的動向を踏まえたオープンサイエンスの推進に関する検討会」の下に設置された、「研究データ基盤整備と国際展開ワーキンググループ」による検討結果を取りまとめたもの。 同報告書では、研究データを適切に管理・利活用するための基本的な考え方を述べたうえで、実現するための研究データ基盤システムの構築と周辺環境の整備、国際的ネットワークとの連携の推進などを示している。 報告書本文(pdf:全31ページ) 図表集1(pdf:全27ページ) 図表集2(pdf:全29ページ) ※以上、内閣府(accessed 2019-11-29) [ニュースソース] 国際的動向を踏まえたオープンサイエンスの推進に関する検討会 ― 内閣府 (accessed

                              • リサーチ・リファレンス・リソース・リザーブ……図書館独特の専門用語を学生は正しく理解しているか?:米・ペンシルベニア州立大学図書館員による報告(文献紹介)

                                  リサーチ・リファレンス・リソース・リザーブ……図書館独特の専門用語を学生は正しく理解しているか?:米・ペンシルベニア州立大学図書館員による報告(文献紹介)
                                • まるで電気の要らない冷蔵庫!約40時間も保冷し続けるアイリスオーヤマ「真空断熱クーラーボックス」がスゴかった!

                                  Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you. 記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がBuzzFeedに還元されることがあります。 ※BuzzFeedがオススメする商品です。リンク先でお買い物をすると、売上の一部がBuzzFeedに還元されることがあります。

                                    まるで電気の要らない冷蔵庫!約40時間も保冷し続けるアイリスオーヤマ「真空断熱クーラーボックス」がスゴかった!
                                  • 台湾で公共貸与権の試行導入が開始

                                    台湾の教育部及び文化部は、2019年12月31日に開催した記者発表の場で、国立公共資訊図書館及び国立台湾図書館において公共貸与権を試行導入することを発表しました。試行期間は2020年1月1日から2022年12月31日までの3年間となっています。 公共貸与権とは、図書館での資料貸出しに対する補償を著者及び出版者に行う制度です。欧州を中心に複数の国家で導入されていますが、東アジアにおける試行導入は初となります。 公共貸与権の適用対象となるのは、本国人、あるいは台湾の法令に依って登記された法人・民間団体が台湾の「国家言語」又は外国語で創作し、かつ台湾で出版されたISBN付きの紙の書籍です。1冊の貸出しにつき、3ニュー台湾ドル(2020年1月6日現在では日本円約11円に相当)の補償が行われ、著者70%、出版者30%の割合で分配されます。 試行段階では、両館における年間貸出し分を計算基準とし、翌年2

                                      台湾で公共貸与権の試行導入が開始
                                    • 我が国の学術情報流通における課題への対応について(審議まとめ):文部科学省

                                      PDF形式のファイルを御覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要な場合があります。 Adobe Acrobat Readerは開発元のWebページにて、無償でダウンロード可能です。

                                        我が国の学術情報流通における課題への対応について(審議まとめ):文部科学省
                                      • 空調服のまさかの弱点が判明!『臭気をすべてファンが吸い込み自爆テロ服に』使う場所の注意の話も「クソ暑外気が導入」

                                        普通の大工さん @normalcarpenter そういえば皆さんにお知らせがあります。空調服を着たまま仮設トイレに行かないで下さい。 トイレ内の地獄のような臭気を全てファンが吸い込み、そよ風として顔面に集める自爆テロ服になります。これはおふざけとかじゃなく本気です。ちょう臭いです。鼻もげる。 pic.twitter.com/LEfI7IWx5w 2019-08-02 19:09:20

                                          空調服のまさかの弱点が判明!『臭気をすべてファンが吸い込み自爆テロ服に』使う場所の注意の話も「クソ暑外気が導入」
                                        • Instagramで効果的にハッシュタグを活用するには:図書館に関連する投稿のキャプション250万件の分析に基づく報告(文献紹介)

                                            Instagramで効果的にハッシュタグを活用するには:図書館に関連する投稿のキャプション250万件の分析に基づく報告(文献紹介)
                                          • 面接担当もうんざり「残念な就活生」の類似点(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

                                            コロナ禍によって2021年卒就活は大変動した。例年なら連休明けに一段落している学生が多いが、今年は5月中旬を迎えた現在でもほとんど終わっていない。 この記事の写真を見る また、企業と学生のリアルな接触の場が激減した。昨年までWeb説明会やWeb面接を実施する企業は話題になったが少数派だった。ところが、今年は否応なくWeb化が進行している。 リアル面接とWeb面接は大きく違う。リアル面接では入室、着席などもチェックされるが、Web面接では最初から対面しているから、動作はあまり問題にならない。動作が問題にならない反面、内容の吟味はより厳しくなるだろう。どんな学生が落とされやすいのか? HR総研が採用担当者を対象に昨年6月に実施した「2020年&2021年新卒採用動向調査」の中から、「評価が低い学生の面接態度・回答内容」を紹介し、採用担当者がうんざりする言動を探ってみたい。 ■関心があるのは「仕

                                              面接担当もうんざり「残念な就活生」の類似点(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
                                            • 日本学術会議、見解「研究活動のオープン化、国際化が進む中での科学者コミュニティの課題と対応―研究インテグリティの観点から―」を公開

                                                日本学術会議、見解「研究活動のオープン化、国際化が進む中での科学者コミュニティの課題と対応―研究インテグリティの観点から―」を公開
                                              • E2371 – 図書館に関する意識:新型コロナウイルス感染症の影響

                                                図書館に関する意識:新型コロナウイルス感染症の影響 総務部企画課・渡邉由利子(わたなべゆりこ) 電子情報部電子情報企画課資料デジタル化推進室・川島隆徳(かわしまたかのり) 国立国会図書館(NDL)では,2014年および2019年に「図書館利用者の情報行動の傾向及び図書館に関する意識調査」を実施した(E1667,E2225参照)。公共図書館に関する意識や情報行動の変化を把握するために,数年に一度程度の頻度でこのような調査を行うことを想定していたが,2020年,新型コロナウイルス感染症の流行により人々の意識や行動に大きな変化が生じたことが推測されたため,2019年に続けて2020年12月11日から15日にかけて調査を実施した。 調査方法はこれまでの調査と同じくオンライン調査とし,対象は調査受託会社のインターネットモニターから抽出した20歳以上の日本在住者(有効サンプル数5,000人)で,地域(

                                                  E2371 – 図書館に関する意識:新型コロナウイルス感染症の影響
                                                • 循環器医の多さ、図書館の貸出冊数…「長寿と関係あり」裏付け|社会|地域のニュース|京都新聞

                                                  全国トップクラスの「長寿県」になった要因を分析している滋賀県は、滋賀大データサイエンス学部や滋賀医科大などと連携し、全国的にみて低い脳血管疾患の死亡率や、図書貸出冊数が多いといった県の特徴が長寿につながっていることを統計的に裏付けたと発表した。県が掲げる喫煙率や飲酒量、運動量などの目標値をクリアすれば、県全体として健康寿命を男性で252日(0・69年)、女性で120日(0・33年)それぞれ延ばせるという試算も示した。 健康寿命は、介護を受けたり寝たきりになったりせず日常生活を送れる期間を指す。滋賀県は男性が全国2位の80・43歳、女性が同3位の84・38歳(2016年)、平均寿命は男性1位、女性4位(15年)にランクしている。 県は17年度から「データ活用事業プロジェクト会議」を設置し、生活習慣や生活環境に関する各種統計、医療・介護関連のデータなどを掛け合わせて分析。今回新たに、県内の循環

                                                    循環器医の多さ、図書館の貸出冊数…「長寿と関係あり」裏付け|社会|地域のニュース|京都新聞
                                                  • 国際図書館連盟(IFLA)、パンデミック前後の図書館に関する認識の変化についての調査報告書を公開

                                                    2024年4月10日、国際図書館連盟(IFLA)が、パンデミック前後の図書館に関する認識の変化についての調査報告書“Post-Pandemic Perceptions”を公開しました。 同報告書は、IFLA地域評議会(Regional Council)により作成されたものです。政府、地域社会そして図書館自体による図書館に対する認識がパンデミックの前後でどのように変化したかについて、アジア・オセアニア、欧州、ラテンアメリカ・カリブ海地域、中東・北アフリカ、北米、サブサハラ・アフリカの6地域からの2024年3月時点の回答等を基に、結果がまとめられています。 Post-Pandemic Perceptions(IFLA, 2024/4/10) https://www.ifla.org/news/post-pandemic-perceptions/ Post-Pandemic Perception

                                                      国際図書館連盟(IFLA)、パンデミック前後の図書館に関する認識の変化についての調査報告書を公開
                                                    • 図書館利用者の情報行動の傾向及び図書館に関する意識調査(令和元年度)

                                                      国立国会図書館では、令和元年度「図書館利用者の情報行動の傾向及び図書館に関する意識調査」を実施し、調査により得られたデータを公開した。 ・調査の概要 調査の目的は、図書館を利用していない人々も含めた情報行動の傾向及び図書館に関する意識について把握し、主に、図書館政策立案者、各図書館及び図書館情報学研究者等へ今後の図書館の在り方の検討に資する基礎的な情報を提供することである。 調査の内容は、情報行動の傾向、公共図書館の利用状況、公共図書館への意識の三つを柱としている。質問項目は全46問である。 調査の企画は国立国会図書館総務部企画課が担当した。アンケート設計にあたっては、当館が平成26年度に実施した「図書館利用者の情報行動の傾向及び図書館に関する意識調査」をベースとし、同志社大学免許資格課程センターの佐藤翔准教授にアドバイスを頂いた。 アンケート実施にあたっては、株式会社クロス・マーケティン

                                                        図書館利用者の情報行動の傾向及び図書館に関する意識調査(令和元年度)
                                                      • 大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)とエルゼビア社、オープンアクセスの目標を支援するための購読契約提案に合意

                                                          大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)とエルゼビア社、オープンアクセスの目標を支援するための購読契約提案に合意
                                                        • 人の幸せは、時代が与えてくれた”物語”で決まる

                                                          想像してみて欲しい。 あなたは農民だったとしよう。 毎年毎年、不作に怯え、日々の食べ物を確保するのに精一杯な状況だ。 あなたはたぶん一度くらいはこんな事を考えるはずだ。 「ああ、食べきれないほどの食べ物に囲まれて生活したら、どんなに幸せだろう?」 しかし現代に生きる私達は、食べ物に溢れた生活がさして幸せではないという事を嫌という程知っている。 確かに飢えは不幸なのだが、毎日の満腹は私達の事をあまり幸せにはしない。 恐らく、お金に関してもほとんど同じことがいえる。 あなたは今、預金通帳に数億円あれば幸せになれるのになぁと考えているかもしれない。 しかし数多いる宝くじの当選者の多くが身を持ち崩した事例を多数見聞きするに、どうもお金が山程あったからといって幸せの絶頂に常にいられるようなものでもなさそうである。 貧乏は確かに不幸だ。けど、その逆の莫大な資産もどうやら私達のことを全く幸せにしそうには

                                                            人の幸せは、時代が与えてくれた”物語”で決まる
                                                          • 医学分野のプレプリントサービス“medRxiv”の立ち上げが発表される

                                                            2019年6月5日、医学分野(medical and health sciences)のプレプリントサービス“medRxiv”の立ち上げが発表されました。論文の受付開始日は2019年6月6日、サービス開始日は2019年6月25日としています。 medRxivは、bioRxivを運営するコールド・スプリング・ハーバー研究所(CSHL)と医学系雑誌出版社BMJ、米・イエール大学の3機関共同運営によるプレプリントサービスで、査読前の医学分野の論文を受付し、新しい知見の迅速な共有やフィードバックを受けるためのプラットフォームを無料で提供するものです。 medRxivが受付した論文は「査読前」であることが明記されますが、DOIが付与されウェブ上で発見・索引付け・引用が可能になります。 Coming soon: medRxiv(medRxiv) https://connect.medrxiv.org/

                                                              医学分野のプレプリントサービス“medRxiv”の立ち上げが発表される
                                                            • 読書日記: 読了:Amrhein, Greenland, McShane (2019) 仮説検定よ退場せよ in 2019

                                                              « 読了:「Rによる実証分析」 | メイン | 読了:「JODK 消えたコールサイン」 » 2019年7月 9日 (火) Amrhein, V., Greenland, S., McShane, B. (2019) Retire statistical significance. Nature, 567, 305-307. 最近のNatureに載った仮説検定批判のコメンタリー。話題になっているし、たった3pだし、著者にGreenlandさんがいるので、パラパラめくってみた。 いわく... 有意差がないことをもって差がないと解釈する誤りが世に溢れておる。嘆かわしい。5つのジャーナルから集めた791本の論文のうち、有意差がないことを正しく解しておる論文は49%であった。けしからん。 2016年にはASAの声明がありAmerican Statisticianの特集号があった。Hurlbert,

                                                              • 筑波大学、F1000 Researchと英語と日本語に対応したオープンリサーチ出版ゲートウェイの開発に向けた契約を締結

                                                                  筑波大学、F1000 Researchと英語と日本語に対応したオープンリサーチ出版ゲートウェイの開発に向けた契約を締結
                                                                • 慶應義塾大学メディアセンター、『慶應義塾図書館史Ⅱ』を刊行

                                                                  2023年11月27日、慶應義塾大学メディアセンターが、『慶應義塾図書館史Ⅱ』を刊行したと発表しました。 昭和45(1970)年度から令和元(2019)年度までの50年間のメディアセンター(図書館)の歴史をまとめたものです。同学の学術情報リポジトリ上でPDF版が公開されています。 「慶應義塾図書館史Ⅱ」刊行(慶應義塾大学メディアセンター, 2023/11/27) https://www.lib.keio.ac.jp/news/007853_Jp.html 慶應義塾図書館史Ⅱ(慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)) https://doi.org/10.14991/KO12004003.00000002 参考: 長尾宗典. 近年の図書館史(単館史)編纂の傾向. カレントアウェアネス. 2015, (325), CA1856, p. 11-14. http://current.ndl.

                                                                    慶應義塾大学メディアセンター、『慶應義塾図書館史Ⅱ』を刊行
                                                                  • 教育・保育目的での公式素材無償提供サービス「ポケモンイラストラボ」が開設:図書館でも利用可能

                                                                    2019年6月4日、株式会社ポケモンが、日本国内の児童向け教育・保育・公共・医療施設へのイラスト素材提供サービス「ポケモンイラストラボ」の開設を発表しています。 対象施設内での非営利活動(室内装飾、工作、おたより、ぬりえ・お絵かき、マナー啓発ポスター等)に利用可能な素材を、利用規約に同意の上、無料でダウンロードできるサイトです。 利用可能な対象施設としては、小学校(公設学童を含む)・幼稚園・保育園・認定こども園・児童館(屋内施設)・図書館・小児医療機関・公民館や生涯学習センターなどの子ども用スペースがあげられています。ただし、使途は施設内での非営利活動における使用に限り、施設の対外的な広報・宣伝活動(ウェブサイト・屋外看板)には利用できません。 プレスリリース一覧(株式会社ポケモン) https://www.pokemon.co.jp/corporate/press/ ※2019.06.0

                                                                      教育・保育目的での公式素材無償提供サービス「ポケモンイラストラボ」が開設:図書館でも利用可能
                                                                    • 学術図書館のラーニングコモンズは学生のニーズへどのように応えているか(文献紹介)

                                                                      2020年6月15日付で刊行された、カナダ・アルバータ大学のラーニングサービス部門が出版するエビデンスに基づいた図書館及び情報実践を扱った季刊誌“Evidence Based Library and Information Practice”の第15巻第2号に、米・ネブラスカ大学リンカーン校のErica DeFrain准教授らの研究に基づく論文“Interiors, Affect, and Use: How Does an Academic Library’s Learning Commons Support Students’ Needs?”が掲載されています。 DeFrain准教授らは、学術図書館のラーニングコモンズを利用する学生の学習ニーズ・満足度、好む傾向等を明らかにすること、特にラーニングコモンズによる共同作業を促進するような環境作りが、集中した研究への取組等の支援という学術機関

                                                                        学術図書館のラーニングコモンズは学生のニーズへどのように応えているか(文献紹介)
                                                                      • 図書館は中立?:メディア分析(記事紹介)

                                                                        米国図書館協会(ALA)パブリックプログラムオフィスのウェブサイト“Programming Librarian”に、2022年10月24日付で、非営利の調査機関Knologyによる記事“Are Libraries Neutral? A Media Analysis”が掲載されました。 記事では、メディアはしばしば図書館が「安全」で「中立」であるとしてきたものの、図書館にはそれらを完全に包含しえない理由があるとしています。そして、誰かにとって「安全」や「中立」を作り出すことは、実は図書館が促進すべき類の学びを損ねたり、妨げるかもしれないとして、状況や環境によっては「安全」と「中立」がいかに得難く、また好ましくないものであるかについて、解説しています。 また、ニュース報道における用語に関する調査では、図書館が行うプログラムの内容によって「安全」と「中立」の意味が異なっていたことなどについても述

                                                                          図書館は中立?:メディア分析(記事紹介)
                                                                        • 査読に関するジャーナルのポリシーと編集者の見解(文献紹介)

                                                                          2020年11月19日付で、オープンアクセスジャーナル“eLife”に、オーストラリアのメルボルン大学のDaniel G Hamilton氏らによる共著論文“Meta-Research: Journal policies and editors’ opinions on peer review”が公開されています。論文では、生態学、経済学、医学、物理学、心理学のジャーナルの編集者322人へサーベイの結果が示されています。 調査対象となったジャーナルの49%が全ての投稿論文の盗用をチェックし、61%が著者に特定の査読者を推薦・非推薦することを可能としており、2%未満がオープン査読の形式を使用していることを報告しています。 ほとんどのジャーナルには、査読者からの査読レポートの編集に関する公式の方針が存在しませんが、91%の編集者が、編集者が査読レポートを編集することが適切である状況が少なくとも

                                                                            査読に関するジャーナルのポリシーと編集者の見解(文献紹介)
                                                                          • レポートの段落冒頭1字下げ問題考 - みちくさのみち

                                                                            学生向けに、日本語のライティング指導をしている大学教員にはなじみ深い話題であろうが、卒論やレポートの添削をしていると必ずぶつかるのが、文章の書きだしや、改行後の次の段落の冒頭を1字分あけるルールの不徹底である。 レポートの教科書にはだいたいそうしろと書いてあるが、概ね、見やすさからそのようにすると書かれてはいるものの、いつからそのようにするのかというような立ち入った 説明はない。 学生による学生のためのダメレポート脱出法 (アカデミック・スキルズ) 作者:慶應義塾大学日吉キャンパス学習相談員 発売日: 2014/10/21 メディア: 単行本 レポートの書き方入門の定番になりつつある?『アカデミック・スキルズ』のレポートの巻も、最初から字下げは当然のことのようになっているし、親しみやすい文章でおなじみ『論文の教室』などは、改行が多い司馬遼太郎の文体を模写して段落とパラグラフの違いを論じてい

                                                                              レポートの段落冒頭1字下げ問題考 - みちくさのみち
                                                                            • 極右団体に潜り込み、隠された「罠」を暴く“覆面調査員”ユリア・エブナー | ときには5人のキャラになりきって

                                                                              2017年10月のある夜、ユリア・エブナー(28)は、かつらと眼鏡を着けてロンドン市メイフェアのパブに入って20人の見知らぬ人々と一緒に席に着いた。それは、ヨーロッパを股にかける極右ネットワーク「ジェネレーション・アイデンティティ」の創立戦略会議だった。この団体は、反移民思想を拡散し、白人が人種的マイノリティになるという「大いなる交代 (great replacement)」に対する恐怖を煽っていることで知られる。 反過激主義の専門家であるエブナーは、招待された者しか入れない彼らの暗号化されたメッセージングチャネルに、偽名で何ヵ月も潜入し、ネットワークのメンバーと信頼関係を結んできた。そしてこの日ついに、彼女は彼らと直接顔を合わせたのだ。 私はその夜と同じバーで彼女に会った。ただし、私たちが待ち合わせたのは午前中で、店内には家具を磨いているバーテンダーのほかには誰もいなかった。

                                                                                極右団体に潜り込み、隠された「罠」を暴く“覆面調査員”ユリア・エブナー | ときには5人のキャラになりきって
                                                                              • CA2033 – 内閣府エビデンスシステム(e-CSTI)の概要と今後の方向性 / 白井俊行

                                                                                内閣府エビデンスシステム(e-CSTI)の概要と今後の方向性 内閣府科学技術・イノベーション推進事務局:白井俊行(しらいとしゆき) 1. 科学技術政策におけるEBPMの重要性 近年、国の政策検討において、客観的な証拠、エビデンスに基づく政策立案(Evidence-based Policy Making:EBPM)の重要性が指摘されている。国の政策検討においては、官庁の担当者がヒアリングを通じて現状の課題や対応策を検討したり、審議会や各種の有識者会議において、幅広い分野の専門家の意見を集め、政策案をとりまとめることが多いが、検討対象となる政策分野が多岐にわたり、かつ、高度に複雑化している場合には、政府内のリソース制約と相まって、幅広い分野の専門家から、偏りなく十分な意見や考え方を聴取することが困難な場合もありうる。 一方、近年のデジタル技術の進展は、大量のデータを迅速に収集し分析することを可

                                                                                  CA2033 – 内閣府エビデンスシステム(e-CSTI)の概要と今後の方向性 / 白井俊行
                                                                                • J-STAGE20周年記念シンポジウム「学術コミュニケーションの展望」の報告書が公開される

                                                                                  2020年6月25日、科学技術振興機構(JST)が提供する電子ジャーナルプラットフォームJ-STAGEは、J-STAGE20周年記念シンポジウム「学術コミュニケーションの展望」の報告書公開を発表しました。 同報告書では、2020年2月13日に開催された同シンポジウムの概要を掲載しています。当日の主なプログラムは以下のとおりでした。 〇招待講演 “Scholarly Communication: Complexity, Conflict, and Change” Rick Anderson氏(ユタ大学 J. ウィラード・マリオット図書館) 〇Session 1 ・基調講演 “( 日本における ) オンライン学術定期刊行物の将来と J-STAGE の役割” 土屋俊氏(独立行政法人大学改革支援・学位授与機構) ・講演 “J-STAGE 20 年間の歩みとこれから” 小賀坂康志氏(国立研究開発法人

                                                                                    J-STAGE20周年記念シンポジウム「学術コミュニケーションの展望」の報告書が公開される

                                                                                  新着記事