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やまもといちろうの検索結果161 - 200 件 / 548件

  • フェミニストを名乗るやつに、たまにとんでもねえ差別主義者がいる|山本一郎(やまもといちろう)

    笛美っていう、たぶんネタ垢なんだろうけどとんでもねえ絵で「私たちは巨乳の女性を差別しているのではありません」という解説をぶっ込んできてるわけです。 「フェミニストは巨乳を差別している」という投稿をたびたび見かけます。フェミニストはそのような胸の持ち主ではなく、広告の発信者を批判しているのですが、非常に分かりにくいので図にしてみました。 pic.twitter.com/Eo4NSQ57kU — 笛美「ぜんぶ運命だったんかい おじさん社会と女子の一生」発売中 (@fuemiad) April 25, 2022 いかれてるなあと思うのは、胸の大きい女性への批判ではないとして、その胸の大きい女性を広告で起用してるやつが悪いことになってるんですよね。 では、これが例えば猫ちゃんだったら批判されないとするならば、単純に「胸の大きい女性を広告で起用するな」という意味であって、広告で胸の大きい女性は不適切

      フェミニストを名乗るやつに、たまにとんでもねえ差別主義者がいる|山本一郎(やまもといちろう)
    • 自民党議員・秋元司さんがカジノ絡みで中華からカネ貰ってタイホとか : やまもといちろう 公式ブログ

      筋論からすれば「残念でもないし当然」と言われるかもしれませんが、留寿都についてはかねてからオーストラリア人が現地リゾートをかなり見放し→落ち穂拾いの中国人や中華系ファンドが買い漁り→客層劣化で日本人減少というスパイラルになりそうなところを、地場で頑張っていた不動産業者にブローカーが食い込んで大変なことになっておりました。 https://web.archive.org/web/20191216114324/http://konnomasahiko.com/ 私も一昨年からちょぼちょぼ買っていたのですが、去年ぐらいから謎の中国人旅行者が長期滞在してるのに未払いとか事案が発生し、オーストラリア人ともども見事に貰い事故を喰らっていたんですけれども、ややこしさに拍車がかかっていました。どう考えても筋の悪い「北海道で世界的なカジノ」とか真顔で言ってる人たちがいたのは事実で、それが自民党系の衆議院議員

        自民党議員・秋元司さんがカジノ絡みで中華からカネ貰ってタイホとか : やまもといちろう 公式ブログ
      • もう日本はそんな豊かでもないのに|山本一郎(やまもといちろう)

        どこかからカネが湧いてくると思っている人たちが少なくなく、しかも、別に左翼というわけでもない人がナチュラルにこういうことを書いておられます。 いがやさんがお話されていることはごもっともです。「AI婚活は求めていることと違う」と言いたい気持ちも分かります。 でもここで、私は二つ、疑問を感じるわけですよ。 (1) 十分な休暇と十分な給与は誰が払うの? どこにそんな金があるのでしょうか。共産党が言う、企業の内部留保ですか? 確かに日本企業の労働分配率が下がっているようで問題だ、という議論はかねてありますので、もっと企業は多くのおカネを従業員に支払うべきだという理屈は分かります。 でも仮に労働分配率が日本全体・全企業でフィリピンなみに5%改善したところで、正規労働者の手取りは月額2万4,000円ぐらいしか上がりません。お前らは年間30万円増俸したら結婚してくれますか? ついでに、金融先進国を目指せ

          もう日本はそんな豊かでもないのに|山本一郎(やまもといちろう)
        • 呉座勇一せんせ、今度は辻田真佐憲さんの番組で東浩紀さんを軽く論じて出禁に|山本一郎(やまもといちろう)

          一般に「めんどうくさい界隈」と総称されるゲンロン附近で、衝突事故が起きたというので見物にいってきました。 ほう… シラスを運営しているゲンロンの創設者である東浩紀さんを、番組開設予定だった呉座勇一せんせが辻田真佐憲さんのシラス番組で批判して、信頼関係が失われてキャンセルとな? そもそも、問題の発言をしたのは呉座勇一せんせではなく別の人ではないですかね? ブログでの告知がありましたので、より明確に書いておきます。開設をお誘いした身としては、今回の事態をたいへん残念で、申し訳なく思っております。今後、イベント登壇そのほかでご協力できるよう努めて参ります。 シラス番組開設見送りについて - 呉座勇一のブログ https://t.co/zR0HDXGaPq — 辻田 真佐憲@『防衛省の研究』12月刊 (@reichsneet) June 15, 2022 なんだなんだと思ってクソ忙しいところ興味本

            呉座勇一せんせ、今度は辻田真佐憲さんの番組で東浩紀さんを軽く論じて出禁に|山本一郎(やまもといちろう)
          • 漢・法務省、リーガルテック界隈の非弁AIサービスに非情の死刑宣告 : やまもといちろう 公式ブログ

            そりゃそうだよなあという結論になったようです。 AIによる契約書審査 弁護士でなければ「違法の可能性」 法務省:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASQBG5212QBGULFA00W.html しかも金星を挙げたのは俺たちの弁護士ドットコムということで、リーガルテックを標榜する界隈に冷たい雨が降り注ぐ展開となって鶏鍋が美味い季節になっております。 以前、こんな記事を書きましたが、その後、関係先が一生懸命抗弁のセミナーやパブを打っていたものの、常識的に考えれば弁護士による鑑定業務をAIが代行するからと言って中小企業にこれをサービスとして売り捌いたら当然のように非弁でやんすという当然の結論となったのは致し方のないところです。 漢・法務省、グレーなリーガルテックに対しグレーゾーン解消制度でグレーゾーン回答を敢行 - やまもといちろう 公式ブログ h

              漢・法務省、リーガルテック界隈の非弁AIサービスに非情の死刑宣告 : やまもといちろう 公式ブログ
            • MITメディアラボにカネいれてた性犯罪者の問題についてスプツニ子とか何か言ってないの? : やまもといちろう 公式ブログ

              騒ぎが拡大しているようですが、どうもメディアラボの伊藤穰一所長が謝罪に追い込まれたようで、周辺の問題もかなりいろいろと掘られ始めているようです。 疑惑の投資家に絡むスキャンダルに揺れるMITメディアラボ--研究者2人が抗議の辞任 https://japan.cnet.com/article/35141599/ 性虐待の米富豪、MIT機関に出資=研究者抗議、日本人所長が謝罪:時事ドットコムint https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082300400 もちろん、問題とされたエプスタインさんは残念なことに自ら命を絶ってしまったので、良いこともたくさんしてきたはずの彼の功罪についてきちんと本人から弁証することはついになくなったのは残念なことですが、一方で、そういうエプスタインさんに受益してきたMITメディアラボ関係者から具体的なコメントが出ないようであるの

                MITメディアラボにカネいれてた性犯罪者の問題についてスプツニ子とか何か言ってないの? : やまもといちろう 公式ブログ
              • 内閣府の再生可能エネルギーTFに参加した大林ミカ氏の提出資料に中国企業の透かし、内閣府が発表

                内閣府規制改革推進室 @cao_kisei 【内閣府よりご報告】 再生可能エネルギータスクフォースについてご報告です。 昨日開催の同タスクフォース資料3-2、及び昨年12月25日開催の資料4-2について、中国企業の透かしが入っているとの問い合わせをいただきました。 (1/3) 2024-03-23 19:40:02 内閣府規制改革推進室 @cao_kisei 内閣府において事実確認を行ったところ、こちらは同タスクフォースの民間構成員の大林ミカ氏により提出された資料でありました。 事務局より大林氏に確認したところ、大林氏が事業局長を務める自然エネルギー財団の数年前のシンポジウムに (2/3) 2024-03-23 19:40:20 内閣府規制改革推進室 @cao_kisei 中国の当該企業関係者が登壇した際の資料の一部を使用したところ、テンプレートにロゴが残ってしまっていたとのことでした。な

                  内閣府の再生可能エネルギーTFに参加した大林ミカ氏の提出資料に中国企業の透かし、内閣府が発表
                • 総理息子の官邸狼藉問題の報道を止めないで欲しい

                  総理息子が大学生っぽいバカ写真撮ってた問題だが、息子を馘首した事で単に政局として報道が止みそうだ。 だがそんなのどうでもいい、岸田さんが総理を続けていいから報道をもっと掘り下げて欲しいのだ。なんでかというと、「官邸で何やってるかよくわからない」「誰が出入してるかよくわからない」という問題があるからだ。「なんか怪しい」し、「なんか変な人が出入り」している。 官邸は総理大臣の実務設備だけにあらず例を挙げよう。 やまもといちろうは鳩山政権で何とか会議に呼ばれ、官邸で何とか会議に出席していた事を嘗ては誇っていた。官邸に出入してる事でハク付けしてたわけだ。 この事は今ではやまもとは言及しない。最近氏はまたネトウヨっぽい文章ばかり書くようになってきたので民主党との関わり触れられるとイヤなのかもと思うので、この事で突いてあげると面白いかも知れない。 この時に参加していた会議の名前は既に官邸HPにも内閣官

                    総理息子の官邸狼藉問題の報道を止めないで欲しい
                  • やまもといちろう氏の土地取引規制法擁護が擁護になってない件 後半

                    前半:https://anond.hatelabo.jp/20210702175345 このキャンペーンに非主流派の自民党政治家が食いついた。で、この人達って自民党議員なのに自民党がやってきた事全然知らないのね。「戦後レジームの否定」とかに簡単に乗ってしまう。自民党って戦後の政党で自民党史=戦後政治史なのにそれを否定して平気だしそれでカルト的人気取りをする。また実務力が無い。 対馬で名を上げようとしたのは山谷えり子だが、彼女の出身は民社党だ。これは社会党のスピンオフ政党である。その後は民主党に移り自民党入りした。やはり党プロパーじゃない。 実務家だが省益に捉われていた族議員は郵政選挙などでパージされてしまい、この手の非実務家ポピュリストやカルト政治家が党を乗っ取ってしまったようである。そこで法制局と人事局掌握したらそりゃこういう法律出来るよねとしか。 因みに提出主管庁は内閣官房である。また

                      やまもといちろう氏の土地取引規制法擁護が擁護になってない件 後半
                    • 【映画】『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(100まんドルのみちしるべ)』を観に行った感想(後半ややネタバレあり:追記あり)|山本一郎(やまもといちろう)

                      戦争で母親を失った平和主義者が、人でごった返す観光地へセスナに乗せた大型爆弾を落としに行く映画があるというので『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(100まんドルのみちしるべ)』ってのを家族で観に行ってきました。 本当はオッペンハイマーを観に行くつもりだったんですが、どうしてこうなったんでしょう。 最終的に探しているお宝の場所は普通に函館市や北海道管区の自衛隊が把握してそうな場所でしたし、壮大な迷惑をかけてまでみんなで探し回るほどのものでもなかったのかなと思ったりもしましたが、そこは映画ですから細かいことを気にせず楽しんでおりました。 それにしても、最近の函館市は外国人観光客も増えて大変そうだなと思ってたら街中でカーチェイスや銃撃戦が頻発し、抜き身の刀を持ってうろうろする青少年が狼藉を働くなど治安の悪さが気になってなりません。爆弾積んだセスナとかどこに駐機してたんでしょうか。ペイロード足り

                        【映画】『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(100まんドルのみちしるべ)』を観に行った感想(後半ややネタバレあり:追記あり)|山本一郎(やまもといちろう)
                      • VALUが結局問題を解決できないまま終了するらしいので過去記事の供養をしておきます - 頭の上にミカンをのせる

                        ◆重要なお知らせ◆ いつもVALUをご利用頂きありがとうございます。この度、お客様の暗号資産をお預かりする業務を断念することとなりました。 それに伴い2020年3月2日 13:00 をもってVAの売買機能提供を終了し、2020年3月31日 13:00 を期限に、お預かりしている暗号資産の返却手続きを進めます。— VALU (@VALU_official) January 15, 2020 VALUは何が問題だったか? VALUの問題点についてはやまもといちろうさんがまとめて指摘され、それに対してdankogaiさんが受け答えされていました。 lineblog.me ・VAは金融商品ではなく、相対取引にすぎませんから、VALUは例えば被害者の代理人が通知してくる取引先開示の23条照会を拒否できない ・本来はVAを買って損害を出してしまった人に対する補償義務は、発行人であるヒカルさんだけでなく

                          VALUが結局問題を解決できないまま終了するらしいので過去記事の供養をしておきます - 頭の上にミカンをのせる
                        • ある和解|山本一郎(やまもといちろう)

                          一般にはあまり公開しないのですが、本業の絡みで裁判を起こしていて、昨年20年11月某日に被告から私に慰謝料をお支払いいただくということで和解が成立していました。訴えたのは2018年の春頃ですから、2年ぐらいかけての決着という形になります。 実際には犬も食わない話、なのですが、関係先に私や私の関係先についての変な文書を回覧して、8割がた事実無根であるので、文書の取り下げと関係先への謝罪を求めておりました。そうしましたところ、関係先と被告の間で私とは全く無関係の土地取引上の問題を起こしていたことが分かり、話が大きく広がり、一部新聞沙汰になってしまいました。 被告とは私も10年来の友人であり、ある面で、師匠のような立場の御仁でありました。付かず離れずぐらいの距離感でご一緒をしてきたこともあって、愚にもつかない風評に乗っかって私やビジネス上のパートナーについて関係先に誣告や虚偽の情報を流していたの

                            ある和解|山本一郎(やまもといちろう)
                          • ガーシーが面白すぎて : やまもといちろう 公式ブログ

                            臨時国会も無事召集されたため、政治・時事問題を扱うメディアもネタ取りに議員会館に足を向けるなどして慌ただしかったんですよ。ただでさえ、アメリカ軍を引き連れたアメリカ下院議長のペロシさんがいきなり台湾訪問するもんだから、中国が威嚇の軍事演習をやっている目と鼻の先に与那国島やら宮古島やら石垣島やらがあって、これほんとどうすんだよという話でね。 「ペロシ米下院議長が台湾訪問を強行」の波紋|山本一郎(やまもといちろう) #note https://note.com/kirik/n/ncf0a8faadd31 なんか日本政府も弛緩したような対応なんですが、4,000人ぐらいいる近隣住民の人たち(民間人)が、万が一有事のときにどう安全なところに逃がすのかというNEO(非戦闘員退避活動)が回らないので大変だというところで、某党の偉いおじさんから議員会館の廊下で「山本君、山本君」って声を掛けられたわけです

                              ガーシーが面白すぎて : やまもといちろう 公式ブログ
                            • 【書評】LGBTのような綺麗ごとと欺瞞『正欲』(朝井リョウ・著)|山本一郎(やまもといちろう)

                              こればっかりは、読んでもらわないと始まらない小説だなあ。 次号の晋遊舎『MONOQLO』の書評でも取り上げましたが、朝井リョウさんらしく、上手い小説であって、よくできているんですが、滂沱の涙を目にためながら読み進めるというよりは、社会時評として共感しつつ登場人物に対する各種エピソードを客観視するような内容になっております。 『MONOQLO』 https://www.shinyusha.co.jp/media_cat/monoqlo/ そのテーマは社会的包摂や多様性について、言うなれば「分かりやすい」「カミングアウトすれば、ある程度認めてもらえる」ところばかりが社会的にクローズアップされつつも、いわゆるフェティシズムやパラフィリアについてはいまなお闇を抱え、社会的に疎外されつつ暮らしているストーリーになっています。 最初に結論が提示され、そこに至るプロセスを複数の登場人物が絡み合いながらひ

                                【書評】LGBTのような綺麗ごとと欺瞞『正欲』(朝井リョウ・著)|山本一郎(やまもといちろう)
                              • YouTubeチャンネル名の商標勝手出願について(栗原潔) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                今年の3月に、いくつかの有名YouTubeチャンネル名が関係ない第三者によって商標登録出願されたケースが弁理士界隈でちょっと話題になりました。この中の1つの「くまクッキング」の出願が8月20日付で登録査定となってしまいました。登録料が納付されればこのまま登録になってしまいます。指定役務は41類の「技芸・スポーツ又は知識の教授、セミナーの企画・運営又は開催、電子出版物の提供,教育・文化・娯楽・スポーツ用ビデオの制作」等です。 この出願には刊行物等提出(情報提供)がされています。内容はウェブからでは見られないですが、4条1項10号(未登録周知商標と類似・同一)により拒絶にすべきという主張が中心になっているものと思われます。しかし、審査官はそれにもかかわらず、拒絶理由通知を行うことなく登録査定を出しました(情報提供はあくまでも参考情報であり審査官はそれに拘束されません)。おそらくは、「くまクッキ

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                                • 久喜市の教育委員会が手がける子ども「集中度」管理の憲法違反と、こども家庭庁が手がけるEBPMへの不安(補遺あり)|山本一郎(やまもといちろう)

                                  俺たちの米山隆一さんが関係している教育機器メーカー「バイタルDX社」が派手にやらかして騒動になっているというので見物に行ってきました。 久喜市の教育委員会がやらかしていそうなこと 確かにこれ、効果検証やりますではなく、いきなり実用段階のようで普通に違憲ですし、手法的にも全然駄目ですね。これ、研究倫理綱領通らないでしょ。本当に埼玉県久喜市が実装しちゃったのであれば、取り返しのつかないことになりそうで面白そうです。 教育データ関連で言うなら、まず「そのバンドで測定できる程度のアウトプットで本当に子どもの集中度が本当に判定できるんですか」っていうエビデンスの問題から始まり、そもそも子どもの心の天気図も含めて子どもの内面に関わることを本人の意図に寄らず個人を特定できる形で収拾して判断に用いることは手法として不適切なのは麹町中学校内申書事件(最判昭63.7.15)でも違憲に近いと言えます。 米山隆一

                                    久喜市の教育委員会が手がける子ども「集中度」管理の憲法違反と、こども家庭庁が手がけるEBPMへの不安(補遺あり)|山本一郎(やまもといちろう)
                                  • 【書評連載】『100分de名著』(NHKテキスト)に公共放送の本気と闇を見た|山本一郎(やまもといちろう)

                                    月刊『MONOQLO』で書評連載を続けて早ン年、読者の皆さんからたびたび「Webと連動せんの?」と言われていたのを思い出し、先月24年1月号の掲載本をプレイバックしようと思うんですよ。 お題はNHK『100分de名著』でございますね。 ぶっちゃけ、毎月いろいろあって面白い。もうこれでいいじゃん 世には本の要約サービスがあって同一性保持権で面倒ごとがあったり、隙間時間にAudibleを1.5倍速で聴き読んで理解したつもりになって全部忘れてたり、いろいろあるじゃないですか。 でもNHKが繰り出す『100分de名著』は違う。本当の意味で、知の塊を口の中に押し込むような、確かに大学時代に良く分からん授業で岩波新書のような良書()を課題図書に掲げられ、そのクソ難解な何かを押し込まれて四苦八苦するのとはまた異なる、完全なるそれっぽい世界に誘ってくれるのであります。 いわば、歴史や物理学のような「教科書

                                      【書評連載】『100分de名著』(NHKテキスト)に公共放送の本気と闇を見た|山本一郎(やまもといちろう)
                                    • 「ロシア産海産物の日本輸入は継続」を巡って大揉め : やまもといちろう 公式ブログ

                                      事実関係としては、ロシア産を国産を偽って輸入しているという話よりも、漁獲の中心となっているのはロシア側経済水域であってむしろ「日本が獲らせていただいている」「いままでうまい具合にロシア側と調整してモノが入ってきていた」という状態なので、今回「禁輸や」とやられると本当に産業が死ぬのでどうにかしてほしいという事案であろうと認識しています。 他方、ロシアがウクライナでやったことはガチもんの侵略と解され、民主主義国家として日本も国際社会の重要な一員として対ロシア制裁に加わらないわけにはいかない、また、実際に産業が死ぬよりもウクライナ人もロシア人も死んでしまっているわけで、この戦争をやめさせるために態度をしっかり示す目的で禁輸措置も含めた経済制裁をしっかりやらなければならないのもまた当然のことです。 ところが、特定の自民党議員が地元経済からの陳情を理由にロシア側に事実上立って、これらの海産物の禁輸措

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                                      • 西野亮廣さんのサロン、『えんとつ町のプペル』で咲いたサクラが散り始める : やまもといちろう 公式ブログ

                                        国内アニメ界隈を活況に湧かせた『鬼滅の刃』と『シンエヴァンゲリオン』というふたつの大ヒット作に挟まれる形で、俺たちの西野亮廣さんが送り出した『えんぴつ町のプペル』が忘れ去られているのではないかと危惧しています。 映画サイトの評価ではそれなりに高い評判を得ている割に、マーケティング会社のピックアップパネルによる映画評価では全年齢平均男女で☆2を割り込むという低迷をしてしまっている本作品ですが、西野亮廣さんが好きな人たちにとっては強いメッセージ性とスタジオ4℃のアニメ制作能力の高さでリピーターを多く確保し、興行収入という点ではまずまずの結果になったのではないでしょうか。 ただ、どうもネタとしていろんな反動があったようで、サクラの木が植わっている「西野亮廣エンタメ研究所」では早くもサクラが散り始めています。まだこれからが花見のシーズンだと思っていたのに、これは大変なことです。 このままでは「えん

                                          西野亮廣さんのサロン、『えんとつ町のプペル』で咲いたサクラが散り始める : やまもといちろう 公式ブログ
                                        • ガーシー、堀江貴文、立花孝志による中傷とガサ入れについて : やまもといちろう 公式ブログ

                                          ガーシーこと東谷義和さんの関係先にガサ入れが入り、常習的脅迫という割と強いアカン感じのネタになっておりました。 ガーシー議員の関係先捜索 複数の著名人を脅迫の疑い 立花党首「3月に帰ってくる…」 | FNNプライムオンライン https://www.fnn.jp/articles/-/469768 一部報道機関に前打ちもあったため、昨夜から大量の取材やコメント依頼を各社からいただいていたのですが、誤解もあるようですが、ガーシーさんを刑事告訴したのは私ではありません…。あくまで、ガーシーさんに取り上げられた著名人や所属事務所から相談を受けた際に、所轄署への被害届や警察関係に強い弁護士の紹介をしたのみで、その後の経緯は知りません。今回のガサ入れについても記者クラブで察知した特定の記者の方からご連絡を個人的に頂戴して知ったのみです。当然ですが、それ以上の捜査情報も存じません。 ひろゆき、ホリエモ

                                            ガーシー、堀江貴文、立花孝志による中傷とガサ入れについて : やまもといちろう 公式ブログ
                                          • 朝日新聞系『論座』のコロナ統計記事で、安倍政権批判したいが故の盛大な誤報が勃発 : やまもといちろう 公式ブログ

                                            あまりにも滅茶苦茶な論考記事が朝日新聞系ウェブメディア『論座』に掲載されていたので、驚いて質問をTwitterでしてみたのですが回答は得られませんでした。Youtubeでも第一報についてコメントしてみました。 元の記事はこちらです。 「超過死亡グラフ改竄」疑惑に、国立感染研は誠実に答えよ! - 佐藤章|論座 - 朝日新聞社の言論サイト https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020052600001.html (魚拓) https://web.archive.org/web/20200527093546/https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020052600001.html うーん、どこから突っ込んだらいいんだろう。そのぐらい、かなり無茶な記事なのですが、結論から言えば、グラフ改竄な

                                              朝日新聞系『論座』のコロナ統計記事で、安倍政権批判したいが故の盛大な誤報が勃発 : やまもといちろう 公式ブログ
                                            • 芦原妃名子さんの『セクシー田中さん』の調査報告が日本テレビから出た件で|山本一郎(やまもといちろう)

                                              小学館さんからも何かあるかもしれませんが、まずは日本テレビからの調査報告が出たってことで良かったなと思っています。芦原(松本)さんとはあれこれご一緒したのはかなり前からですが、いろいろあった身としては、調査を経て報告書が出たのは良かったと感じています。 また、いわゆる原作レイプ問題では、この界隈で生きている人たちからすれば切実な問題ですが、事実関係が分からないうちから、テレビ局など大手事業者が漫画作者などの原作者の意向を踏まえず原作を改変している、それを苦にして芦原さんが自殺したのだ、と強く思い込み、短絡的に批判・批難する人も多数ネットに出てきました。疑われるのは仕方ない面はあるかもしれませんが、事情をご存じないであろうかたがたが、確たることが何もない段階で強く論難するのはよろしくないと感じます。 ただ、ご存知の通り、一連のドラマだけでなく、過去の芦原さんの著作において、具体的に関わった人

                                                芦原妃名子さんの『セクシー田中さん』の調査報告が日本テレビから出た件で|山本一郎(やまもといちろう)
                                              • それって,ブロックチェーン使わなくてもいいんじゃないですか? 第1回:あなたのWebはいくつ?

                                                それって,ブロックチェーン使わなくてもいいんじゃないですか? 第1回:あなたのWebはいくつ? ライター:しおにく お久しぶりです,しおにくです。 昔からの4Gamerの読者からすると「まだ生きてたんだ?」という感じかと思いますが,ご無沙汰しております。 最近の読者の皆さんに自己紹介をしておくと,今から20年ほど前にMMORPG「SealOnline」の運営会社の社長兼ゲームマスターとして,ゲーム業界でのキャリアをスタートしました。その後もソーシャルゲームやスマホゲームの企画開発運営を続けつつ,RMT(Real Money Trading)対策に取り組んだり,コンプガチャ問題の解決で業界ガイドラインを作ったりしながら,ゲームとそれを取り巻く社会について考え続けています。 今回の連載のテーマに関連したところですと,直近で「NFTゲーム・ブロックチェーンゲームの法制」(商事法務,2022年)や

                                                  それって,ブロックチェーン使わなくてもいいんじゃないですか? 第1回:あなたのWebはいくつ?
                                                • 河野太郎さんがデジタル大臣として壊滅的無能を晒している件について(追記あり)|山本一郎(やまもといちろう)

                                                  ※ おことわり 本稿は、ほぼ同じ内容を私のメルマガ『人間迷路』で配信しています。メルマガご購読者の皆さまに於かれましては本稿は配信する記事と同じものですので、お布施でもない限り、間違って買わないようお願いします。 https://yakan-hiko.com/kirik.html https://yakan-hiko.com/kirik.html 【追記は有料部分の下に 8月2日20:02】河野太郎さんがデジタル大臣記者会見で日経長倉克枝さん大豆生田崇志さんの本件質問を受け、やっぱり問題を理解していなかったことが露呈する返答をしていました。さすがに超ビックリなので追記しておきます。また、昨晩youtube撮ったので掲載しておきます。 デジタル庁の職員の皆さんが関係先に土下座するぐらいの勢いで謝罪して回っているのが可哀想で、いくらデジタル庁がこども家庭庁と並ぶ霞ヶ関島流しの流刑地として定着し

                                                    河野太郎さんがデジタル大臣として壊滅的無能を晒している件について(追記あり)|山本一郎(やまもといちろう)
                                                  • 山本一郎、ついに家業の一部から足抜けする|山本一郎(やまもといちろう)

                                                    4月5日付で、いままで関係していた産業廃棄物関連や運送の仕事、計7社から降ろさせていただくことになりました。2026年3月までは資源関係だけのお付き合いとなろうかと思います。関係先の皆さまには、いままでの長らくのお付き合いについて深い御礼とともに、この後のご清栄を心よりお祈り申し上げます。 本当は昨年で契約満了と共にすべて終わるはずが、皆さんご存じのように働き方改革で当業界も激震に見舞われることを見越して諸事対応に追われる中、業界事情を知る人間は私のようなパートタイム経営者(意味深)でも必要、と仰ってくださった皆様のご厚情による部分も大きかったと思います。 私も「多少経営は痛んでも賃上げしましょうよ」と口を酸っぱくして言い続けて、非常にうざく感じた部分もあったかとは存じますが、今週各社にて退任のご挨拶をするにあたってはなんか拍手までいただいて、取り組んできた甲斐もあったのかなとかちょっとは

                                                      山本一郎、ついに家業の一部から足抜けする|山本一郎(やまもといちろう)
                                                    • 厚切りジェイソンが炎上した相場下落局面の長期投資について : やまもといちろう 公式ブログ

                                                      厚切りジェイソンさんの本は読んでいて、すでに月刊『MONOQLO』の書評連載で論じてるんですが、非常に真面目なアメリカ人が真正面から長期投資をお薦めしているので個人的にはよいと思うんですよ。 MONOQLO https://www.shinyusha.co.jp/media_cat/monoqlo/ ただ、長期投資をやってきた者としては、ドルコスト平均法や、本書でほんのり例示されるようなインデックスファンドで分散投資だ、ってのはあくまで「リスクの少ない投資手法のひとつというだけで、必勝法というわけではなくタイミングを間違えると面倒なことになる」のは変わりないと考えています。 例えば、私がサイバーエージェント株に投資をしたのは上場した2000年からで、その後、少し買い増したあとそのままになって22年保有しています。その間、シーエーモバイル上場未遂問題とかアメーバピグ未成年者略取問題などさまざ

                                                        厚切りジェイソンが炎上した相場下落局面の長期投資について : やまもといちろう 公式ブログ
                                                      • 北条かやさんが引退していた|山本一郎(やまもといちろう)

                                                        プロレスの興行において、往々にして引退したはずのレスラーが電撃参戦したり、駅前で派手に閉店セールをした紳士服屋が四半期を経て無事に営業再開したりするのと同様のことかもしれませんが、北条かやさんが引退すると書いておりました。 現在、北条かやとしての活動はほぼ行っておりません。今後はプライベートを大切に、目立たず、ネットの悪意に翻弄されないおだやかな職業人生を歩んでいきたいと思います。メディア出演等は、知人経由でのみお受けして参ります。よろしくお願いいたします。 北条 pic.twitter.com/RkoBzDvmBg — 北条かや休業中 (@kaya_hojo) December 7, 2019 一応、画像でバックアップだけ取っておきました。 個人的には、たまに流れてくる北条さんの現状を見たり、いろんな書き物での彼女なりのテーマや視点が好きでしたので、今回の北条さんの話を見て、毎年トライア

                                                          北条かやさんが引退していた|山本一郎(やまもといちろう)
                                                        • 笑ってはいけない小池百合子緊急記者会見東京都庁24時(追記あり) : やまもといちろう 公式ブログ

                                                          小池百合子さん、パフォーマンスしか考えていないようですが、まだ細目が詰まってないのに会見をやるってことだけ決まってて、騒動になっております。いまが18時30分ですから、一時間半の間に全部の調整を終えるつもりなんでしょうか、さすがは我らが小池百合子さん。安定感ゼロでも全力で走る姿勢、感動を禁じ得ません。 小池百合子さんと言えば、豊洲市場移転では共産党や森山高至さんの与太話に乗せられて多額の都税を無駄にし、さらに2号線の着工も遅れたうえに東京オリンピックの開催にあたってはホストであるにもかかわらず意志決定から外されるという大技を披露されましたが、今回もこの大ピンチの状況でスーパー見切り発車をして都政と都民を大混乱に陥れてしまうのでありましょうか。 いまさら何を笑うのかという話ではありますが、千葉を見て「森田健作よりはマシ」と自分を慰める以上のことはできない都民としては、今回の見切り発車が「緊急

                                                            笑ってはいけない小池百合子緊急記者会見東京都庁24時(追記あり) : やまもといちろう 公式ブログ
                                                          • 終わらない「漫画村」問題やポノレノハブBAN関連と、広瀬隆雄の与太話について|山本一郎(やまもといちろう)

                                                            いずれも当事者なので問題のない範囲で簡潔に書きますけれども、先日、海賊版サイト「漫画村」事件で、日本政府がサイトブロッキングを採用しようとして紛糾した件と絡み、ブロッキング推進派のドワンゴの川上量生さんと法的紛争にまで発展しました。 ここで重要なのは違法コンテンツの展開にあたって「法的制限が緩く国内法で追及しづらい海外で事業化し、サーバーを設置していること」と「広告やユーザーからのクレジット課金で事業を成立させていること」、そして「ユーザーの自主的なアップロードが行われているという前提で事業者に責任はないと標榜すること」あたりが懸案となります。 その点では、「漫画村」をはじめとする海賊版問題については、実はまだまったくと言っていいほど終わっていません。漫画だけでなく、実況を含むゲーム動画、アニメなど映画など、著作権者がコントロールできない著作物をサービスが閲覧させることで、集まってきた人向

                                                              終わらない「漫画村」問題やポノレノハブBAN関連と、広瀬隆雄の与太話について|山本一郎(やまもといちろう)
                                                            • 「トランプさん、最高裁門前払い」でなぜかトランプ支持の日本の陰謀論者がお通夜に|山本一郎(やまもといちろう)

                                                              トランプさん、一発逆転を賭けた最高裁での審議は秒殺されて終わりました。 トランプさんサイドの申し立てを退ける、シンプルな決定文が涙を誘います。ペンシルバニア州ですでにこれですので、本来ならば「トランプさんの戦いはここで終わり」になります。 ところが、太平洋の向かい側にある島国では、俺たちのトランプ大統領の完全勝利を信じて疑わない陰謀脳の皆さんがたくさんおられます。 アメリカ大統領選挙は不正選挙だったのだ、という謎の主張と共に、不沈艦トランプ万歳を叫んでいる日本人がいまだに多いのには驚きます。 現実の見えてないっぷりを、よりによって毎日新聞に記事にされて馬鹿にされてしまうという屈辱を見て、何も思わないのでしょうか。それも「安倍晋三前首相を強く支持し、右派メディアでもおなじみの顔ぶれ」との安倍シンパ評とともに作家の百田尚樹氏、ジャーナリストの門田隆将氏、編集者の有本香氏、政治評論家の加藤清隆氏

                                                                「トランプさん、最高裁門前払い」でなぜかトランプ支持の日本の陰謀論者がお通夜に|山本一郎(やまもといちろう)
                                                              • 『信長の野望 覇道』は自由度の低いクソゲーである件 #信長覇道|山本一郎(やまもといちろう)|note

                                                                いま、結構かっちょいいテレビCFとか宣伝で流してる、コーエーテクモのソシャゲ『信長の野望 覇道(信長覇道)』。いわゆるトラビアンクローンから派生した村ゲーム(村ゲ)であります。実績のあるRTSライクな『三國志 覇道』のシステムを上手く発展的に流用した(はずの)システムで、戦国時代をモチーフにしたビジュアルも武将の造形もすごく伝統的な『信長の野望』シリーズをちゃんと踏襲しているし、音楽もいい感じなので、ガワの仕上がりは良いと思うんですよね。個人的に、春の雰囲気が好きです。ええ。とても。平松健治さん、ありがとう。 先日、そんな『信長覇道』について、4Gamer.netにも期待感込みでプレイレビューなど書かせていただきました。ずいぶん課金してしまいましたが、スタートダッシュして本当に楽しかった時期が、俺にもありました。 駄菓子菓子。一向にゲームシステムのクソ具合が直らず、しまいには一門レベル25

                                                                  『信長の野望 覇道』は自由度の低いクソゲーである件 #信長覇道|山本一郎(やまもといちろう)|note
                                                                • 【謹告】伊藤春香(はあちゅう)さんからテレサ文書が来た人たちへ|山本一郎(やまもといちろう)

                                                                  どうも、あちこちテレサ文書を出しておられる福永活也さんの件で、書き込んだコメントなどの違法性が確定したわけでもないのに伊藤春香さんに謝罪してしまう優しい人がおられるようです。 「良くない書き込みをした。脊髄反射で書いてしまい、悪いことをした」と率直に思われたのであれば、また「法的措置を取られた、面倒なことになった」とお感じになるのもまた当然ですので、お詫びして済むものならばその気持ちを伊藤春香さんにお伝えするのも悪くはないのかもしれません。 ただ、一般的に侮辱について言えば、違法な書き込みとは言えないケースが圧倒的に多数なので、このあたりの対応については後ほどLINEブログに改めてまとめて「こういうことですよ」と説明してまいりたいと存じます。 いまのところ、対応に困った人たちから何件かご相談を戴いていますが、基本的にまずは接続プロバイダさんに対する開示請求、その接続プロバイダさんから書き込

                                                                    【謹告】伊藤春香(はあちゅう)さんからテレサ文書が来た人たちへ|山本一郎(やまもといちろう)
                                                                  • 私の愛の矢文が川上量生さんに刺さったようなので #川上量生 : やまもといちろう 公式ブログ

                                                                    どうやら私の想いは川上量生さんに届いたようです。いやー、良かった良かった。本当に、ドワンゴ社や川上量生さんには深く感謝はしているんですよね。無事に役割は果たせたようなので安心しました。本件記事公開後10分程度で、ひとつ前のエントリーは非表示とさせていただきます。 で、川上量生さんに幾つかお伝えしておきたいことがありまして、そのうちのひとつは「Tokyo Tokyo Festival(以下、TTF)」についてです。 https://tokyotokyofestival.jp/#events 川上量生さんもご自身のブログで釈明をされているとおり、2018年7月に川上量生さんは利益相反があるということで本件プロジェクトの統括プロデューサーをご自身の意志で辞任をされました。非常に残念なことです。 TTF 統括プロデューサーの辞任について https://ch.nicovideo.jp/kawang

                                                                      私の愛の矢文が川上量生さんに刺さったようなので #川上量生 : やまもといちろう 公式ブログ
                                                                    • 映画『ダンジョンズアンドドラゴンズ』が控えめに言って本当に最高だった|山本一郎(やまもといちろう)

                                                                      最高に面白かったよ下のほうに注意書き以下ネタバレを書いていますが、本作品はネタバレで良いと思っておりまして、その理由も記しています。それでもネタバレが嫌な人は、注意書きまででお引き返しください。 思いがけずアメリカ国内線に家族で搭乗する機会があり、クソ揺れるアメリカン航空機内での唯一の楽しみは映画ぐらいじゃないですかね。で、何があるかなと思ってみていたら、気になっていたけど観ていなかった『ダンジョンズアンドドラゴンズ アウトローたちの誇り(Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves)』があるじゃないですか。 結論から言うと、これは寸分違(たが)わぬ男の中の男の映画でした。素晴らしい。最高だ。逆噴射聡一郎先生が激賞していたにもかかわらず、過去の『ダンジョンアンドドラゴン』系映画の、まあなんというか、雰囲気は出てるんだけどどうしようもない駄作のトラウマが強す

                                                                        映画『ダンジョンズアンドドラゴンズ』が控えめに言って本当に最高だった|山本一郎(やまもといちろう)
                                                                      • 大紛糾『パルワールド』の生成AIパクリ問題がいきなり日本本土上陸の難|山本一郎(やまもといちろう)

                                                                        ※ この記事は、私の有料メルマガ『人間迷路』に収録予定の記事です。すでにご購入いただいている方には同じ記事が配信されますので、お布施の意図でもない限り間違ってご購入されないようご留意ください。 画像は、AIが考えた『村おこしのため人気のあるキャラクターを生成AI使って構築して上手いことやろうと思ったら、思った以上に火が噴いてあたりが完全に焼け落ちてしまって呆然とする村長』です。 Steamで数日で500万ダウンロードを達成して急成長しているぞ的な取り上げられ方をしている『パルワールド』ですが、ゲーム屋界隈では特に知財やマーケを中心に大激震となっておりまして、非常に多難な状態になりつつあります。 「ここまで売ったからには、うまい具合に版権元さん(ポケモン社)もカバーして買い取りなりロイヤリティを取って公式化なりしてくれるんじゃないか」という声もある一方で「他のゲームからも『インスパイア()』

                                                                          大紛糾『パルワールド』の生成AIパクリ問題がいきなり日本本土上陸の難|山本一郎(やまもといちろう)
                                                                        • 習近平有能説とマルクス回帰、それとプーチン連携の真相 : やまもといちろう 公式ブログ

                                                                          峯村健司さんが、結構ピンズドな議論をしていて、昨今一層顕著に見える清貧的な習近平さんの思想の根幹がロシアの作家・チェルヌイシェフスキーの著作にあるのではないかという話で、言われてみればそうだな、と。 【プーチンと習近平】世界でもっとも危険なふたり 習近平が“籠絡”されたプーチンからのプレゼント|NEWSポストセブン https://www.news-postseven.com/archives/20220706_1768841.html チェルヌイシェフスキーは極東とも縁が深く、まあ要するにやらかして政治犯として長年シベリア送りになっておったわけですが、何を言ったかといえばマルクス社会主義国家建設にあたって、資本家の清貧的活動であったり、『農村共同体論』という、ある種の計画経済・マルクス経済学の政策実践のひな型のような著作を持ち、またユートピア社会主義を体現したような人物でもあります。 な

                                                                            習近平有能説とマルクス回帰、それとプーチン連携の真相 : やまもといちろう 公式ブログ
                                                                          • アメリカの教育データ利活用の現状に関する報告書と課題について|山本一郎(やまもといちろう)

                                                                            NII(情報・システム研究機構 国立情報学研究所)とKDDI総研が、アメリカの教育データに関する報告書を出していたので見物していました。 なかなか良くできているのでぜひご一読いただきたいのですが、一方で、データ標準化までの教育分野での政策議論についてはフォローアップされておらず、アメリカではこんなにデータ利活用が進んでますよ凄いですねという資料にしかなっていないので、いくつか論点を付記しないといけないのかなあとも思います。 脚注でも一部書かれていますが共和党のブッシュ(倅) 政権時代の教育政策の目玉である「どの子も置き去りにしない法(No Child Left Behind Act of 2002:NCLB)」(2002年)の改定をするはずだったオバマ大統領が、どういうわけかNCLB法の賛同者であったダンカンさんを教育長官にしてしまい、より野心的で競争を促す「頂点への競争(Race to

                                                                              アメリカの教育データ利活用の現状に関する報告書と課題について|山本一郎(やまもといちろう)
                                                                            • 小池百合子さんの過労→緊急入院を、生田よしかつさんが煽った件で : やまもといちろう 公式ブログ

                                                                              俺たちの東京都知事・小池百合子さんが過労で入院してしまわれました。 どこの病院か知りませんが、入院先の病院の岩戸の前でみんなで宴会して吉田沙保里さんが躍らないと出てきてくれそうにありません。ただでさえコロナ対応(の行き詰まり)や東京オリンピック開催(の行き詰まり)に都議会選挙で必敗と目される小池私党・都民ファースト(の行き詰まり)などもあって、さしもの歴戦の女帝・小池百合子さんといえどもご苦労が重なったのでしょう。 ご体調が心配でなりません。まずはゆっくり休んでいただいて、また元気に復活して「7つのゼロ」とかいう大罪のような公約に向けて邁進していただければと願っています。 そんななか、中央区民として小池百合子さんを心から愛する生田よしかつさんが凄いボールを投げて物議を醸していました。 どこまで狡猾なんだよサイコパス。この入院が同情をかって陰ながら都民ファの応援? もしそこまで考えてたら根っ

                                                                                小池百合子さんの過労→緊急入院を、生田よしかつさんが煽った件で : やまもといちろう 公式ブログ
                                                                              • 【書評】お盆終わりに読みたい『日本人のための第一次世界大戦史』(板谷敏彦・著) : やまもといちろう 公式ブログ

                                                                                アフガニスタンからアメリカが撤退し、民主主義とはなんであるかが強く問われる事態となっているわけですが、日本を取り巻く環境もまた一変して、米中対立から台湾海峡有事で日本が再び冷戦の最前線に立たされる恐れが出てきている昨今であります。 世界の政治と対立の歴史というダイナミズムについて、とりわけ近代世界史を知り、その中の日本とは何だったのかを思い致すのに最適なテキストが本書『日本人のための第一次世界大戦史』(板谷敏彦・著)であります。 読め。 【Amazon】はこちら→ 日本人のための第一次世界大戦史 (角川ソフィア文庫) 舞台装置として、いまでも喧伝される世界経済の大いなる結びつきと、進展するブロック経済、発展する鉄道や海軍力など輸送手段の拡大、メディアの役割、モザイクのような国家ごとが目指すむき出しの国益の姿… さまざまなものが、第一次世界大戦の話のはずなのに相似形として現代日本の迷える姿に

                                                                                  【書評】お盆終わりに読みたい『日本人のための第一次世界大戦史』(板谷敏彦・著) : やまもといちろう 公式ブログ
                                                                                • 「韓国」というカントリーリスク|山本一郎(やまもといちろう)

                                                                                  で、例の韓国との政治紛争の果てに日本による「ホワイトリスト国除外」が騒ぎになりましたが、その後も順調に日韓間の経済面での交流は冷え込んできて、実にややこしい展開になってきてはいます。 私の身の回りでも、いままで特に問題の無かった取引が韓国企業の「スポンサー」から日本との取引に難色を示す発言が出て事業自体が突然クローズ宣告をされたり、経営難だというので払われなければ納品しない方針に変えたところ「スポットとはいえ信頼ベースの取引のはずだ、いきなり納品しないとは酷いから訴える」という素敵なレターを頂戴したりしました。好きにしろよ。 まあ、これらのビジネスは大した金額でもないのでどうでもいいんですが、一番困るのは半導体製造装置や自動車部品、大容量電池などの貿易を担う各社じゃないかと思います。やはり、横並びで話を聴いていると、経済失調だけでなく対日感情の悪化で不要不急のトラブル対処が発生し、取引の一

                                                                                    「韓国」というカントリーリスク|山本一郎(やまもといちろう)