「パチプロをやっていて、ボロ負けした帰りに偶然ゲーム専門学校を見つけ、ゲームクリエイターを志した」 まるでウソのようなエピソードだが、これがどうやら真実らしい。そんな奇想天外な経歴の持ち主こそが、『ちびロボ!』シリーズや『城とドラゴン』などの作品で知られるゲームクリエイター・森山尋氏である。 そのほかにも『ドラゴンリーグ』や『ドラゴンポーカー』、任天堂とタッグを組んだ『いきものづくり クリエイトーイ』といった作品を手がけ、直近では2024年3月に『モンスタークリエイト』、続けて4月には『機兵とドラゴン』と、ほぼ同時期にふたつの新作が配信を開始。自然と「多作のゲームクリエイター」というイメージが見えてくる。 電ファミ編集部ではこの新作2作が立て続けにリリースされるタイミングで、同氏のモノづくりへの姿勢や、新作の狙いをお聞きしようとインタビューに臨んだ……のだが。 いざ森山氏の経歴をうかがって
日本インディーゲーム史はPLAYISMから始まったといっても過言ではない。世界でVCとベンチャー企業が新興市場を牽引するように、ゲーム業界もまたインディーパブリッシャーとインディーゲームクリエイターが大手にはない発想で1~5名の小チームで数年かけてゲームを創り上げ、何十万本というヒットを飛ばして1億円の年収を得てしまうような世界がある。そういった世界は2017年ごろ、Steam市場の爆発とともに急激に注目され、近年集英社・講談社といった出版社がPCゲーム開発者育成向けファンドなどを結成するなかで活性化している。今回はそうした「インディーゲーム史」を紐解き、そのゲーム業界にもたらす貢献について考えてみたい。 ■倒産&シェアオフィスの縁で入社した2011年インディーゲーム事業、ゼロ市場からのスタート ――:自己紹介からお願いいたします。 アクティブゲーミングメディア(以下AGM社)でゲームブラ
インディーゲームの価格設定はどのようにすればよいのか、4つのポイントから最適解を見つける方法 by Cheryl Ng · 2023年6月22日 [本記事は、How To Market A Gameブログ(以下、HTMAG)の日本語翻訳です。How To Market A Gameの許諾を得て翻訳・掲載しています。] 以前の記事で、ゲームコンサルタントのZukowski氏がビデオゲームの価格を調査した結果、AAAゲームの価格が高騰する一方で、インディーゲームの価格はほぼ変わっていないことが分かりました。そして、100件以上のレビューを獲得しているインディーゲームは、大体AAAゲームの価格の半分ぐらいであることを発見しました。 AAAゲームとインディーゲームの価格推移 では、ゲームをリリースする前の段階では、どのように価格設定をすれば良いでしょうか? 参考として、この記事では価格設定に関する
2024年6月7日から、アメリカのロサンゼルスでゲームイベントのSummer Game Festが開催されました。同イベントの中で、2024年に最も売れたゲームトップ10のうち、8つは小規模開発者によるインディーゲームであることが明らかになっています。 Forget the AAAs, innovative indie developers were the real stars of Summer Game Fest | Games | The Guardian https://www.theguardian.com/games/article/2024/jun/12/pushing-buttons-best-of-summer-game-fest The Best Games at Summer Game Fest 2024 - Bloomberg https://www.bloomb
「人生が救われる瞬間」というのは、本当に人それぞれである。ゲームで救われる人もいれば、映画や音楽で救われる人もいるだろう。 そんな中、あまり類を見ない異色の「救われ方」をした、ふたりのインディーゲーム開発者がいる。途方に暮れていた彼らを救ったのはひとりの小学生が作った「図鑑」だったという。 図鑑……? さすがに「図鑑に救われた」という話はこれまで聞いたことがない。 その図鑑の名は『文房具図鑑』。小学6年生の男の子が夏休みの自由研修として提出した図鑑は、文房具に対する鋭い解説と手描きによる圧倒的な描き込みが話題を呼び、さまざまなメディアで取り上げられた結果、出版にまで至っている。 『文房具図鑑』 そしてその図鑑に触発され、「図鑑のようなボリューム」を目指して完成したゲームが『RPGタイム!~ライトの伝説~』(以下、『RPGタイム!』)だ。 『RPGタイム!~ライトの伝説~』 『RPGタイム!
ホーム ニュース 人気パブリッシャーHumble Games、会社閉鎖が報告されるも否定。しかしインディーゲームビジネスのコスト上昇が厳しいとし事業再編認める パブリッシャーのHumble Gamesは7月24日、事業再編の実施を決定したとし、それに伴い従業員のレイオフ(一時解雇)をおこなったことを明らかにした。その事業再編は、取り扱いタイトルの開発者および進行中のプロジェクトを安定してサポートすることが目的とのこと。 この声明は、レイオフ対象となった元従業員らの報告がSNSで広く拡散されたことを受けて出された模様。一部元従業員はHumble Gamesの閉鎖についても言及し、波紋が広がっていた。 Humble Gamesは、PCゲームストアを運営しバンドル販売やチャリティ活動で知られるHumble Bundleが設立した、アメリカに拠点を置くパブリッシャーだ。現在は大手メディア企業Zif
同人音楽の動向を紹介してきたこの連載もついに最終回を迎えました。 これまでの連載では、同人音楽のサークルや作品に触れつつ、その文化的な位置づけを様々な側面から描いてきました。しかし、2013年から始まったこの連載期間中だけでも様々なカルチャーを巡る環境は大きく変わりました。 今回は同人音楽も無関係ではいられない、カルチャーの環境と未来の話をしてみたいと思います。 執筆:安倉儀たたた 編集:新見直 目次様変わりした「同人」のニュアンスマルチクリエイターの活躍を支えたもの在野のゲームチェンジャーたちTRPGが変えた新世紀の遊び方天才たちが活躍するカルチャーの未来変わらない思いと、変わっていく環境 様変わりした「同人」のニュアンス インターネット、そして動画配信サービスの誕生によって新しい表現が次々に生まれたゼロ年代の後半に、「同人」は少し特別な意味合いを帯びて使われるようになっていきました。
ホーム ニュース 「Steamウィンターセール 2019」開幕。『SEKIRO』のような大作からインディーゲームまで特価、一部タイトルをラインナップ Valveは12月20日、Steamにて今年最後の大型セール「ウィンターセール2019」をスタートした。ウィンターセール2019の開催期間は、2020年1月3日まで。14日間、「The Game Awards 2019」でゲームオブザイヤーに輝いた『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』を含む著名タイトルから未知のインディー作品まで、Steamにリリースされている多数の作品群がセール対象となっている。本稿では、セール対象作品の中から、いくつかに分類して作品を紹介していこう。 まずは比較敵新しいメジャータイトルから。不死の力を持つ主従の物語を、緊張感がありテンポの良い剣戟アクションで描いた傑作『SEKIRO: SHADOWS DI
電ファミとインディーゲームに救われたゲームプロデューサーが、自腹で2000万円の取材費を出すのでゲームの開発・販売に役立つ記事を発信する”情報機関”を期間限定で立ち上げて恩返しをしたい 日本語「ゲーム、マジでなんもわかんね~~~」 ああ、申し遅れました。私はWSS playgroundの代表、斉藤大地です。 最近ではインディーゲームの情報番組「INDIE Live Expo」の発起人をしたり、『NEEDY GIRL OVERDOSE』などインディーゲームのプロデューサーをしております。 私は昔からゲームが好きで、ゲームメディア(まさにこの電ファミニコゲーマーです)の副編集長もやって、その後「WSS」として独立してゲーム作って、世界に売って、まがりなりにも、100万本買っていただくこともできました。 が、それでもなお、ゲームについて「なんもわかんね~」となっています。「INDIE Live
[CEDEC 2023]あの話題作はいかにして売れたのか。「インディーゲームが100万本売れるまで:『NEEDY GIRL OVERDOSE』の販売データから」聴講レポート ライター:飛鳥 「CEDEC 2023」の最終日となる2023年8月25日に「インディーゲームが100万本売れるまで:『NEEDY GIRL OVERDOSE』の販売データから」と題したセッションが行われた。ここではリュウズオフィスの小沼竜太氏が,「NEEDY GIRL OVERDOSE」(PC / Mac / Nintendo Switch)の販売データを元に,どのような施策を行ったのかを解説した。 小沼氏は「NEEDY GIRL OVERDOSE」における自社の役割として,販売本数の最大化をミッションとし,パブリッシャであるWSS playgroundに対してパブリッシングサポートを提供。主な内容としては,日本,中
インディーゲーム開発者がインディーパブリッシャーと契約する時、どんな契約が一般的で望ましいのだろうか? オンライン開催されたゲーム開発者向けのカンファレンス“GDC Summer”で、インディースタジオ向けの契約周りなどを専門とする弁護士のケレン・ボイヤー氏がその知見を披露した。 同氏がさまざまなインディースタジオの契約内容を精査してきた中で、開発側は「契約内容の核となる部分の意味するところがよくわかっていない」、そして「何が一般的な契約で何がそうでないのか知らない」という2点において情報的に不利であると感じてきたそう。 何十年もインディーという人はなかなかおらず、場合によっては学校出たてで業界経験ゼロなんてこともありうるわけで、例えば契約時にパブリッシャー側担当者から「この項目は一般的なんで」と言われても、それが本当なのかわかる人はそういない。「せいぜい周囲の知り合いの開発者に聞いてみる
「まるで水墨画のようなモノトーンの世界の中を、少年は危険なトラップをかいくぐりながら、先へと進んでいく」 上記の一文は『LIMBO(リンボ)』というゲームの概要……ではない。これが『LIMBO』のほぼすべての内容だ。たったこれだけの内容にも関わらず、というよりだからこそ、『LIMBO』は面白い。それは本作が、ゲーム中の各要素を最小限度にまで削ぎ落として磨き上げる「ミニマリズム」と呼ばれる手法を用いることで、その表現の効果を最大限に高めているからだ。 『LIMBO』は決して新しい作品ではない。最初にリリースされたのは2010年と、今から10年以上も前のことだ。 『LIMBO』がリリースされたのは、ちょうどインディーゲームの存在が多くの人々の注目を集め始めた時期だ。デンマークのPlaydeadという当時は無名のゲーム会社が送り出した本作は、「インディーゲームとは何か」を体現するタイトルのひとつ
バンダイナムコスタジオは10月15日、インディーゲームレーベル「GYAAR Studio(ギャースタジオ)」を設立したことを発表した。1年に1度ゲームタイトルのリリースを予定しているとのこと。バンダイナムコスタジオ内で「勇者」として指名されたクリエイター1名がチームを組み、限られた予算と期間でゲームをリリースしていくそうだ。第一弾タイトルは、『Survival Quiz CITY(サバイバルクイズシティ)』になるようだ。 つまり、バンダイナムコスタジオ内で、ギャースタジオなるレーベルを立ち上げ、同スタジオ内の若手がゲームを作るという形式の模様。バンダイナムコスタジオは、「ワールドワイドメジャータイトルの創出」を掲げているといい、そんなタイトルを生み出すトップクリエイター育成のためにギャースタジオを立ち上げたという。 『サバイバルクイズシティ』は、インディーゲームなどを扱うパブリッシャーPh
——2023年のインディーゲームシーンを振り返ってみて、思い出深い出来事や変化を感じたことはありますか? 今井 晋氏(以下、今井):世界に目を向けると、ゲーム業界のバブルが弾け、その影響が大企業だけではなくインディーにまで及びましたね。この1年は投資が渋くなったりお金の流れが滞ったり、ちょっとやりづらくなった時期ではありました。 ただ、日本国内はインディーがめちゃくちゃ元気で話題性には事欠かなかった年だと思います。日本独自のインディー市場のようなものが形成され始めている感じがします。 一條 貴彰氏(以下、一條):国内のインディーゲームへ急速に注目が集まり始めたのが2019年か2020年ぐらいだったと思いますが、それが一層加熱したのが2023年だったかなと。そんな状況でも横のつながりを意識する流れができています。 例えば、ゲームのパブリッシングを含んだコンテストであってもバチバチしたライバル
個人デベロッパーのVuVuu氏による一風変わった報告が注目を集めている。11月21日のSteamでの売上が6ドル(約896円)だったという。 『Entomophobia』 VuVuu氏は米国に拠点を置く個人デベロッパーだ。これまでにSteam向けには見下ろしサバイバルアクション『Last Hope』、ローグライク見下ろしSTG『Entomophobia』といった作品をリリース。『Entomophobia』は本稿執筆時点のSteamユーザーレビューの13件中100%が好評とする「好評」ステータスを獲得している。また2023年7月には、シンプルな街づくりゲーム『Otok』がリリースされた。 VuVuu氏はSteam上で3作品を展開してきたものの、その売れ行きが芳しくない日もあるようだ。同氏はXアカウントにて定期的にSteamの販売者向けの売上報告画面と見られるスクリーンショットを投稿。日によっ
2019/08/29 現代のBASICでインディゲーム開発!? プログラミング言語「HSP」の現状と可能性 日本人が開発した、初心者向けのプログラミング言語「HSP」。子供でも理解しやすいプログラム言語として、一定の評価を獲得している。一方で1996年のリリース以来、HSPはさまざまな機能拡張が行われ、近年ではインディゲーム開発でも使用されるようになってきた。HSPの魅力や特長とはなにか。「子どもゲームプログラミング教室」の体験取材などを通して関係者に話を聞いた。 TEXT&PHOTO_小野憲史 / Kenji Ono EDIT_小村仁美 / Hitomi Komura(CGWORLD)、山田桃子 / Momoko Yamada 2019年4月6日・7日にベルサール秋葉原で開催された「東京サンドボックス2019」。120タイトル以上が出展された、インディゲームの祭典だ。この会場を取材しなが
主人公は、漏電した小さなロボット“Elec(エレキ)”。一見頼りなげなElecが、闇に包まれた世界で、光を取り戻すべくとある施設を冒険していく2Dパズルアクションが本作『ElecHead(エレキヘッド)』だ。 Elecは、ステージ上の壁や床などに触れることで、電気を通してさまざまなギミックを起動させられるのが特徴。頭は着脱式になっており、放り投げれば離れたところにも電気を流せる。ただし、10秒以内に頭を取り戻さないと爆発してしまうのだが……。そんなElecの特徴をしっかりと把握して、いかに先に進んでいくかが本作の醍醐味となる。 同じギミックでもステージによってまったく解きかたが違うということもあり、まさに“頭”の使いどころとなっているのだ。シンプルな操作であるがゆえに、パズルを解いたときの爽快感は格別。ゲーム内にはテキストのたぐいは一切なく、不思議な感覚を味わえる一作だ。
タグ BitSummit2023モデラーゲーム企画書制作会ゲーム実況甲子園コンテストツールデザイナートークセッションニュースプランナープログラマープロデューサーボードゲームボドゲ夜会ミートアップものづくりUXゲームレビュー企業インタビュー企画書働き方合同企業説明会学校インタビュー学生クリエイターインタビュー就活新卒映画月間賞インタビュー濱村崇熱血道場講談社クリエイターズラボ転職ゲーム企画書もくもく会ゲームマーケットCEDEC2022オンラインイベントCEDEC2023Game Technology SummitGCGラジオ会議室IGCLTPlayCanvasTGS2022Unreal EngineUXVR DOJOイベントレポートインターンシップインディーゲームオンライン説明会ゲームダンジョンキャリアクリエイターインタビュークリエイターヒストリアゲームクリエイターズギルドEXPO2019ゲ
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ホーム コラム インディーゲーム魂が光る、少人数で作られた逸品たち。 AUTOMATONライターが選ぶ「小規模開発ゲーム」2021 ゲームづくりも多様化しており、数百人が携わる大作もあれば、少人数で作る小規模作品もある。昨今ではインディーゲームという言葉が、ユーザーにも浸透してきた。おそらく弊誌を読むユーザーとしては、インディーゲームについてのトピックに関心のある人も多いだろう。そうした需要に応えたいものの、なにをもってインディーゲームとするか定義が難しい。そこで、ざっくりとでも開発チームの規模がわかる作品を対象として、2021年に発売された小規模開発ベストゲームを弊誌ライターに語ってもらった。 『Death’s Door』 ――今こそ大空へ羽ばたく時 開発:Acid Nerve 販売:Devolver Digital 対応機種:PC/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Serie
島での生活と現実の生活の境目なくなってますか?こんにちわ、私も同じです。店に行きたいだけなのに気づけば虫を取っているような混乱した毎日最高に楽しいですね。 どうぶつの森のためにSwitchを買った人が周りにけっこう多くて自分も久しぶりにSwitchをガッツリやっていて気付いたことがあります。 「あらら、海外インディーゲームめちゃくちゃ良いのそろってますね…」 信じられないくらいマイナーなものは無いけれど有名かつ高水準のものはきっちり抑えられている印象。普段はPCで遊べる海外インディーゲームを紹介している(年間1000本以上遊んでる)私が配信で遊んだことのある物の中からこれは完全におもしろかった!と断言できる名作海外インディーゲームを紹介したいと思います。ほら、どうせ家にいるんだし! Night in the Woods 大学を中退した猫のメイが地元で友人や家族達と織りなす会話の愛しさと苦し
『ペルソナ』シリーズの目黒将司、インディゲーム制作に挑戦!!/The “Persona” series designer, Shoji Meguro, develops an indie game!! 講談社ゲームクリエイターズラボによるサポートが決定。 詳細は11月6日(土)のINDIE Live Expo Winter 2021にて発表! ―――――――――――――――― Kodansha Game Creators Lab will be supporting the project. Further details will be announced at the INDIE Live Expo Winter 2021 on Saturday, November 6th. 【日本語】 講談社ゲームクリエイターズラボ(以下GCL)は、「年間1000万円支給しますから、好きなゲームを作
ニンテンドーeショップにて、Nintendo Switch向けタイトルの新たなセールが開始した。セール期間はタイトルによりまちまちだが、2022年1月中旬に終了するタイトルが多い。対象タイトルは約130本で、インディーゲームが中心となっている。本稿ではいくつかピックアップして紹介する。 まず、良質なインディーゲームを次々に送り出しているパブリッシャーAnnapurna Interactiveのタイトルが多数セール中だ。夢の世界を疾走するリズムアクション『Sayonara Wild Hearts(さよならワイルドハーツ)』が42%オフの800円。絆を探し求める手描きイラスト風ビジュアルノベル『If Found…』は40%オフの1250円。生前の故郷を守るために人々の心の中などを覗き込むパズルアドベンチャー『I Am Dead』も40%オフの1250円。灰に覆われたオープンワールド世界を冒険す
昨今のゲーム業界では、大企業の相次ぐレイオフなどが目立つ。そうした影響もあってか、インディー開発元の開発資金確保競争も激化。閉鎖に追いやられるスタジオも出ている。一方で、インディーゲームのヒット例や支援の流れからは希望も見出せそうだ。 Image Credit: Kelly Sikkema on Unsplash 昨年から今年にかけて、ゲーム業界関連で大きな話題となったのが、相次ぐ大規模レイオフだろう。昨年にはUnity TechnologiesやEpic Gamesなど、名だたるゲーム関連企業を筆頭に多数のレイオフが相次いだ。ゲーム業界のレイオフ情報を集計する個人サイトvideogamelayoffs.comによると、2023年だけでおよそ1万人がゲーム関連の職を失っているとの概算になる。今年に入ってからも、Riot Gamesなどをはじめとしたレイオフの波は止まらない。特に大企業におい
コタケノトケケさんはApp Storeの偽物について「中身は別物」「詐欺アプリ」として、ダウンロードしないよう呼び掛けている。なお、偽アプリのパブリッシャーは8番出口に加え、同じく人気のパズルゲーム「スイカゲーム」の偽物も公開している。 関連記事 警察庁かたる偽SMS 「マルウェア検出」と嘘の表示、偽アプリ「警察庁セキュリティ無料版」DLさせる 警察庁をかたる偽SMSが出回っているとして注意を呼び掛けた。国税庁を装うフィッシングサイトや、「警察庁セキュリティ無料版」と称する偽アプリのインストールさせるサイトに誘導される。 個人情報狙う“偽アプリ”急増、半年で6倍超に 「Fortnite」の偽物も マカフィーがモバイル環境の脅威に関する最新レポートを発表。18年下半期は“偽アプリ”が大量発生し、同年6月時点で1万件だった検出数が12月には6万5000件に増加していたという。19年も偽アプリは
個人開発者Shota Bobokhidze氏は1月8日、新作ゲーム『Danger Gazers』をtorrentに放流した。『Danger Gazers』は今年1月3日に発売されたばかりのローグライトアクションゲーム。荒廃した世界を舞台とし、ランダムに生成されるマップをめぐり、敵を倒していく『Nuclear Throne』ライクな作品となっている。価格は9.99ドル。個人開発の小規模な作品ということで、プロモーションなどもなし。リリース直後はプレイヤー・レビュー数が共に少ない状態であったが、海賊版の放流によって売上が増加しているようだ。TorrentFreakなどが報じている。 Bobokhidze氏は1月9日、ゲームのクラックに関する情報が共有されるr/CrackWatchに、自身のゲームをtorrentに放流したことを、スレッドを立て公表。該当のスレッドには2000以上のサムズアップが
2023年3月28日午前9時をもって、ニンテンドー3DSシリーズ(以下、3DS)および、Wii Uのオンラインストア「ニンテンドーeショップ」がサービス終了となる。 3DSとWii Uでは、パッケージの新作ゲームソフトと並行する形でダウンロード専用の新作ゲームソフトも多数発売された。 その中には、個人のクリエイターや小規模なチームによって作られたインディーゲームも存在。3DS、Wii Uの現役当時は、インディーゲームの存在が少しずつ認知され始めていた”黎明期”に当たる。その後のNintendo Switchに比べると、本数は多くなかったが、その分、他のパッケージの新作ゲームソフトとは異なる存在感を放っていた。 そんな当時のインディーゲーム界隈を象徴する作品の多くが3月28日以降、新規に購入できなくなる。 ただ、今回のサービス終了の影響をほとんど受けないインディーゲームもある。一例で3DSと
インディーゲーム配信プラットフォームitch.ioは、NFTに関して自サイトのスタンスをTwitterにて表明しました。 itch.ioとは、購入者が望めば設定された最低価格以上の金額を支払えることが特徴のインディーゲーム配信プラットフォームです。本サイトは販売までのハードルの低さや表現規制の緩さから、成人向けから一般向けまで様々なインディー開発者が愛用しています。 その自由な方針からNFTを揶揄する作品もアップロードされているitch.ioですが、公式Twitterアカウントにて「数名からNFTに関して自サイトのスタンスを問われた」ことを明かしました。この件に関して同アカウントは「NFTがクリエイター搾取、金融詐欺、地球の破壊以外に役立つと思っているならば、人生の選択をもう一度見直した方が良い」とコメント。「NFTは詐欺」との見解を示しています。 また、同アカウントではNFTを支持する会
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