マスクを着用するかどうか判断する時、住んでいる地域の感染状況を参考にしている人が5割にのぼる一方、周囲の人の着用状況を参考にする人も3割いるという調査結果を東京大学などのグループが明らかにしました。 東京大学の仲田泰祐准教授と一橋大学の高久玲音准教授のグループは、去年8月から毎週、マスクの着用状況についてインターネットでアンケート調査を続けていて、着用が個人の判断に委ねられた3月13日より前の今月第1週の時点のデータを公表しました。 それによりますとマスクを「常にしている」、または「おおむねしている」と答えた人の割合は、 ▼人通りの少ない街なかを歩いているときでは66.5%、 ▼百貨店などで静かに買い物をするときでは82.6%で、 去年からおおむね横ばいの状態が続いているということです。 マスクを着用するべきかどうかの考え方を尋ねると、「外してもよいと思う」または「どちらかというと外しても