BBCニュース - 駐英中国大使、BBC番組でウイグル人の強制収用否定 ビデオを見せられ https://t.co/RhgLjQ3w9S https://t.co/qRkmLwtSPF
中国の新疆ウイグル自治区で大勢のウイグル族が不当に拘束されているとされる問題に抗議するため、香港で集会が開かれ、大勢の市民が中国政府に人権状況の改善を訴えました。 中国の新疆ウイグル自治区ではイスラム教徒のウイグル族が大勢、当局の施設に不当に拘束されて思想教育を強制されているとされ、アメリカをはじめとした国際社会から批判の声が上がっています。 政府や警察への抗議活動が半年余り続く香港では、この問題に抗議するための集会が22日午後、学生団体の主催で香港島のセントラル地区で開かれ、市民およそ千人が参加しました。 参加者らは「きょうの新疆はあすの香港だ」とか、「ウイグル族とともに立ち上がろう」と声を上げるなどして、中国政府に人権状況の改善を訴えました。 20代の女性は「香港が中国大陸のようになりそうで怖くて心配です。ウイグル族の人たちと共に自由のために闘っていきたい」と話していました。 集会は、
バチェレ国連人権高等弁務官(左)とオンラインで会談する中国の習近平国家主席=25日、北京(新華社=共同) 【北京=坪井千隼】中国の習近平(しゅうきんぺい)国家主席は25日、新疆ウイグル自治区の視察のため訪中しているバチェレ国連人権高等弁務官とオンライン会談した。習氏は「人権を口実に内政干渉するべきではない」と訴え、中国が少数民族ウイグル族の人権を弾圧しているとして批判を強める欧米をけん制した。 中国外務省によると、習氏は「国ごとに異なる歴史文化や社会制度を尊重するべきだ」と主張した上で、「教師面して偉そうに他国を説教するべきでなく、人権問題を政治化してはならない」と国際社会の非難に反論した。
ウイグル族居住区の交差点などでは、自動小銃を持った武装警官や自警団が住民を見張っている=5日、ウルムチ、奥寺写すモスクの前では、警察や自警団が盾でバリケードをつくり、通行人を監視していた=5日、ウルムチ、奥寺写す 【ウルムチ(中国新疆ウイグル自治区)=奥寺淳】2千人近くが死傷したウルムチの大規模騒乱から、5日で1年がたった。市民生活は表向き平穏に戻り、街を歩いてもすぐには危険を感じない。しかし、1年前まではなかった不便さが街を支配している。 暴動が特にひどかったウルムチ市南部の賽馬場地区のバザール(市場)。普段は数百メートルにわたってにぎわう、羊の串焼き、果物、焼き卵などを売る露店はすべて6月下旬に撤去された。警察関係者は「大勢の人が集まり、車が自由に出入りできない場所は撤去した。安全のためだ」。 市中心部のモスクでは、木刀に盾、ヘルメット姿の自警団や警察が陣取り、出入りする人を監視
中国国営通信社「新華社」は2009年6月28日付で、「重慶市の文科系“状元”(試験成績第1位)が民族変更で加点詐欺、父は県大学入試事務所主任」というニュースを報じた。 6月7~9日に行われた全国統一大学入試(以下「大学入試」)において重慶市で文科系の“状元”となった受験生がその所属する民族を“漢族”から少数民族に変更して試験成績に加点を受ける資格を得ていた。呆れたことに、その父親は県大学入試事務所の責任者であることが判明した。 (筆者注)中国語の“漢族”を日本では「漢民族」と呼ぶのが一般的だが、中国語では他の少数民族も“○○族”と呼び、「○○民族」とは呼ばない。そこで、本稿では「○○民族」という表現を避けて中国語表記の“○○族”に統一した。 漢族が少数民族になりすまし20点加算 中国の大学入試では、受験生が要件を満たせば入試結果に一定の加点を行う優遇措置が取られている。この要件は各省・自治
新疆ウイグル自治区の緊張ぶりが、ただごとではない。 ウルムチでは先日、全域を封鎖して「反テロ」を銘打った大演習が行われた。数十台の装甲車、特別警察車両、武装警察官(解放軍下部組織)を満載したトラックがずらりと並び、万単位の公安、特別警察、武装警察の制服警官が街にあふれ、まるで戦争前夜か、と言わんばかりの空気が流れているらしい。 6月28日にウルムチ市、ホータンで暴力事件、26日のトルファン地区ピチャン県ルクチュンで35人が死亡する民族衝突が相次いで発生、しかも今週には2009年7月5日の197人以上が死亡した民族衝突「ウルムチ事件」の4周年という敏感な時期である。習近平政権にとってはここで共産党体制下での「新疆の安定」を守り切ることが、最重要テーマである、という。 おりしも、日本では世界ウイグル会議のラビア・カーディル総裁が日本訪問を終えたばかりで、総裁は日本各地の講演会などでは、習政権下
ウイグルでの苛斂誅求には,世界中から大きな非難の声が上がっているが,特にイスラーム圏での憤りは激しい。そんな中,8年前に世界を混乱に叩き込んだテロリストどもが新たなテロを宣言した。【7月14日 AFP】香港の英語日刊紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(South China Morning Post)は14日、中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)でイスラム教徒のウイグル人が多数死亡したことを受けて、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)が、アフリカ北西部で働く中国人を対象にした報復を行うと宣言したと伝えた。 同紙が引用した英国の民間情報会社「スターリング・アシント(Stirling Assynt)」の報告書によると、中国人に対する報復を呼びかけたのは、アルジェリアを拠点とした「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(Al-Qa
【フェニックス(米西部アリゾナ州)=上塚真由】カナダ下院は22日、中国当局が新疆(しんきょう)ウイグル自治区のウイグル族などのイスラム教徒少数民族に対し、国際法上の犯罪である「ジェノサイド(民族大量虐殺)」を行っていると批判する動議を採択した。動議は最大野党の保守党が提起し、トルドー政権にも公式見解とするよう求めている。 動議に法的拘束力はなく、定数338の下院のうち266議員が賛成し、反対はなかった。与党の自由党議員も大半が賛成した。ガルノー外相は出席し「カナダ政府を代表する」と述べた上で棄権した。 動議は政府に対し、2022年の北京冬季五輪の開催地を他の国に変更するよう国際オリンピック委員会(IOC)に働きかけることも求めた。 こうした動きにトルドー政権は慎重で、ガルノー氏は採択後、声明を発表し、ウイグル自治区での恣意(しい)的な拘束など「人権侵害の恐るべき報告」に「深く困惑している」
中国・北京で開かれた米中関係に関する討論会で演説する王毅外相(2021年2月22日撮影)。(c)GREG BAKER / AFP 【2月23日 AFP】中国の王毅(Wang Yi)外相は22日、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)とチベット自治区(Tibet Autonomous Region)の少数民族について、自国政府によるその処遇は人権問題における進歩の「輝かしい例」だと訴えた。しかしウイグル人の抑圧をめぐっては、諸外国が対応を検討している。 人権団体は、新疆ウイグル自治区ではウイグル人らイスラム系少数民族を中心に少なくとも100万人が施設に収容されており、そこでは強制労働や女性の不妊手術の強要が行われているとみている。 中国政府は、以前は強制収容施設の存在を否定していたが、後になってこの施設はイスラム過激主義への傾倒阻止を目的とし
中国・新疆ウイグル自治区にある、イスラム系少数民族が収容されているとされる「再教育施設」(2019年6月4日撮影、資料写真)。(c)GREG BAKER / AFP 【5月11日 AFP】中国は10日、米国、ドイツ、英国に対し、中国のイスラム系少数民族ウイグル人に対する弾圧に関する国連(UN)のビデオ会議を中止するよう求めるとともに、他の加盟国にも出席しないよう呼び掛けた。 中国の国連外交部は声明で、12日に予定されているこの会議は「全くのうそと政治的偏見に基づいている」と非難。「中国の内政に干渉するこの会議を直ちに中止するよう共催国に求め、他の加盟国にもこれを拒否するよう求める」と述べた。 さらに、「新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)は現在、安定、急速な経済発展、すべての民族の調和のとれた共存など、歴史上最高の状態にある」と述べた。
(福島 香織:ジャーナリスト) 米NPO「共産主義犠牲者記念財団(Victims of Communism Memorial Foundation)」上級研究員のドイツ人ウイグル問題研究者、エイドリアン・ゼンツが5月24日、多くの国際メディアと協力して、中国共産党によるウイグル人迫害の新たな証拠となる公安内部の文書や写真を集めた「新疆公安文書」を公表した。 新疆公安当局のシステムに対する第三者のハッキングによって流出した機密文書、政策文書、スピーチ原稿のほか、2800以上の収容者の写真、2万3000人以上の収容者データ、30万人以上の個人データ、収容施設における警察の活動や武器などの膨大な写真、情報がまとめられたファイルだ。 この新たな資料から、新彊におけるウイグル人ジェノサイドが習近平総書記の肝いりの指示であることも判明した。強制収容施設から逃亡しようとするウイグル人に対する射殺命令、殺
AP通信によると、トルコのエルドアン首相は10日、中国新疆ウイグル自治区ウルムチで大規模暴動に発展した漢族とウイグル族の対立について「(ウイグル族に対する)大量虐殺のようだ」と厳しく批判、中国政府に適切な対応を要請した。 トルコ人とウイグル人は民族的に近く、トルコ国内には多数のウイグル人が居住。トルコ国内では連日、中国政府への抗議デモが行われている。(共同)
中国の公安当局は、タイ政府から強制送還された中国の少数民族ウイグル族のおよそ100人について、「テロに関わったものがいる」として厳重に対処する方針を示し、テロ対策を理由にウイグル族への締めつけに懸念を示す欧米からの批判が高まることも予想されます。 これについて国営の中国中央テレビは11日、公安当局の話として、「密入国者はトルコを経てシリアやイラクに行き、いわゆる“聖戦”に参加しようとしたほか、テロに関わって逃亡した者もいる」と報じ、厳重に対処する方針を伝えました。 ウイグル族の人たちを巡っては、中国政府による抑圧的な政策に反発して民族的に近いトルコなどに逃れる動きが加速していますが、中国政府はイスラム過激派の戦闘に加わっているなどとしてウイグル族への取締りを強化しています。 アメリカ政府などは今回の強制送還について「中国に戻されれば、残酷な扱いを受けるおそれがある」と強い懸念を表明していた
中国・新疆ウイグル自治区カシュガルにある、再教育施設とみられる建物の監視塔(2019年5月31日撮影)。(c)GREG BAKER / AFP 【9月4日 AFP】中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)で2017年に逮捕され、投獄された人の数が前年比で激増していたことが公式統計で明らかになった。 中国最高人民検察院(最高検)が発表した新疆ウイグル自治区の年間報告書によると、同自治区の人口は中国の総人口の2%しか占めていないにもかかわらず、2017年に全国で起きた逮捕事例の5件に1件が同自治区で発生していた。 人権擁護団体「チャイニーズ・ヒューマンライツ・ディフェンダーズ(Chinese Human Rights Defenders)」の研究員フランシス・イブ(Frances Eve)氏は、2017年の新疆ウイグル自治区における逮捕およ
新疆ウイグル自治区のカシュガルで通行人の身分証をチェックする警察官。背後には治安部隊の姿が Thomas Peter-REUTERS <新疆ウイグル自治区のイスラム系少数民族、ウイグル族に対する中国当局の人権侵害は有名だが、今度は住人把握のためQRコードが各戸に貼られたという> 国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」が9月9日に公表した報告書によれば、中国北西部の新疆ウイグル自治区では、イスラム教徒であるウイグル族の自宅にQRコードが設置されているという。 新疆ウイグル自治区の元住民はヒューマン・ライツ・ウォッチに対し、以下のように話している。「2017年春から、人が出入りするすべての家にQRコードが設置されている。設置後は、2日おきか毎日、役人が来てQRコードをスキャンする。その家の住人の人数が記録されているからだ。その頃から、家に来ている訪問者に対して、『なぜここにいる?』と質問
米Appleは9月6日(現地時間)、米Googleの脆弱性調査プロジェクト「Project Zero」が2月に対策済みのiOSの脆弱性について、8月29日に詳しく解説したことが、iPhoneユーザーに誤った印象を与え、不安をかき立てていると公式ブログで反論した。 Googleは8月29日の公式ブログで、今年の初めに少数のハッキングされたWebサイトを発見し、それらのサイトはiPhoneの脆弱性を利用して訪問者を無差別に攻撃するものだったと説明。この攻撃は少なくとも2年間続いていたと指摘した。 Project Zeroのイアン・ビア氏は「ユーザーは、デバイスの安全性についての一般的な認識に基づいてリスクを決定する。実際には、標的にされれば、セキュリティ保護は攻撃のリスクを完全には排除できない。生まれた地域や特定の人種であるだけで標的にされる可能性がある。ユーザーにできることは、大規模エクスプ
国連の人権理事会は、中国の人権状況についての審査を行い、新疆ウイグル自治区に住むウイグル族の人たちが中国当局に不当に拘束されているとする問題をめぐり、各国から懸念の声が相次ぎました。 この中で、アメリカの代表は、イスラム教徒のウイグル族が多く住む新疆ウイグル自治区の現状について、「中国当局による取締りが悪化し、驚いている。恣意(しい)的な拘束をやめ、何十万、何百万という人たちを即座に解放することを求める」と述べました。 また、フランスやドイツなどヨーロッパの国々からも、中国当局がウイグル族の人たちを不当に拘束しているという懸念の声が相次ぎました。 これに対して、中国の代表は、「テロリズムに感化された人物を過激な思想から遠ざけるため、訓練施設を設置しているにすぎない。彼らがテロ集団の一員になってしまうのを待っていることはできない」と述べ、拘束はあくまで治安対策の一環だと主張しました。 この日
アメリカのトランプ政権が、中国の新疆ウイグル自治区で生産された製品の一部が、強制労働によって生産された疑いがあるとして輸入を停止すると発表したことに対し、中国外務省は「あからさまないじめだ」と強く反発しました。 これについて中国外務省の汪文斌報道官は、15日の記者会見で「国際貿易の規則に違反し、グローバルなサプライチェーンを破壊するものであり、あからさまないじめだ」と述べ、強く反発しました。 そして、アメリカ側が強制労働による生産だと主張していることに対し「ありもしないでっちあげだ」としたうえで、「アメリカは偏見を捨て、両国の企業間の正常な経済協力を壊さないよう求める」とけん制しました。 トランプ政権は、ウイグルの人権問題で中国政府に圧力をより一層強める姿勢を鮮明にする一方で、中国はこれに強く反発し、応酬が続いています。
中東のエジプトで、中国の少数民族でイスラム教を信仰するウイグル族の留学生などがエジプト当局に拘束されたり、中国に強制送還されたりするケースが相次いでいて、アメリカ政府の諮問機関は「ウイグル族に対する無責任で敵対的な行動だ」と強く非難する声明を出しました。 人権団体では、その背景として、中国政府がことし6月、エジプト政府に対し、ウイグル族などが過激な思想を持っているとして、取締まりの強化を求めたことがあると分析しています。 こうした状況について、宗教の自由に関するアメリカ政府の諮問機関は、3日、声明を発表し、拘束や強制送還されたウイグル族が200人に上るという報告もあると指摘したうえで、「ウイグル族に対する無責任で敵対的な行動を強く非難する」として、エジプト政府に対し、拘束や強制送還の停止を求めるとしています。 イスラム教を信仰するウイグル族をめぐっては、中国政府が「反テロ」を名目に抑圧的な
オバマ政権になったのでそれがチェインジ(取っ替え)ということだが、実際に何かを変えないといけないわけで、公約でもあったグアンタナモ収容所が閉鎖される。今朝の毎日新聞社説”オバマ外交 「公平さ」が不信解消のカギだ”(参照)が取り上げていた。 米国の新政権が活発に動き始めた。オバマ大統領は就任から2日後に、ブッシュ前政権の「負の遺産」ともいえるグアンタナモ収容所の1年以内の閉鎖を命じた。クリントン国務長官のもとで中東とアフガニスタンを担当する2人の特使(代表)も決まった。 まずは素早い対応を評価したい。閉鎖される収容所はキューバ・グアンタナモ米海軍基地にあり、拷問や長期拘束などが問題になっていた。オバマ大統領の決断は、中央情報局(CIA)の秘密収容所の閉鎖や「水責め」の拷問禁止と並んで米国の暗いイメージの一掃に役立つだろう。 ということで毎日新聞としては、グアンタナモ収容所が閉鎖の意味は、「米
すでに日本でも詳報されているが、やはり北京の「天安門テロ事件」に触れたい。 10月28日正午ごろ、北京の天安門前で車が歩道の上の40人の観光客らを跳ね飛ばしながら東から西へ暴走し、毛沢東肖像画の眼下にある金水橋の欄干に激突した。車は爆発音とともに炎上、車内の3人が死亡したほか、跳ね飛ばされた観光客2人も巻き添えで死亡した。1人は広東人、もう1人はフィリピン国籍の女性。けが人の38人の中には日本人も含まれていた。5人が手術を受け12人が集中治療室に入った。 国際社会の冷めた反応 この痛ましい事件について、中国当局は「ウイグル過激派によるテロ」と断定した。断定したのだが、国際社会では中国に対して「テロに遭った被害国」という同情もあまりなければ、「テロは許せん!」という怒りの声も起きていない。「本当にテロか?」「テロだとしても、中国共産党のウイグル圧政に原因がありそう?」といった、むしろウイグル
米半導体大手インテルのロゴ、カリフォルニア州で(2016年11月4日撮影、資料写真)。(c)JOSH EDELSON / AFP 【12月24日 AFP】米半導体大手インテル(Intel)が、中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)から製品を調達しないよう部品の仕入れ先企業に求める文書を送ったことについて、中国国内で反発が起きたため、同社は23日、謝罪文の発表を余儀なくされた。 ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は23日、少数民族に対する強制労働などの人権侵害を理由に新疆ウイグル自治区からの物品輸入を原則禁止する「ウイグル強制労働防止法案」に署名、同法は成立した。 インテルは今月、同法の順守に向けて新疆ウイグル自治区から製品を調達しないよう仕入れ先企業に求めた。これに中国世論が反発。同社は中国のソーシャルメディア、微博(ウェ
【ワシントン=住井亨介】米国務省は13日、2018年版の国別人権報告書を公表した。報告書は、中国政府が少数民族ウイグル族らイスラム教徒の大量収容を「著しく強化している」とし、「80万人から200万人以上が宗教的、民族的アイデンティティーを奪う収容所に入れられているとされる」と指摘した。 報告書は人権団体などの情報として、「収容所では一部収容者に対する虐待、拷問、殺人が行われている」と指摘した。ポンペオ米国務長官は同日の記者会見で、「中国は人権侵害という点では抜きんでている」と非難した。 サウジアラビアに関しては、米国在住だったサウジアラビア人記者、ジャマル・カショギ氏がトルコで殺害された事件に言及したものの、犯行を指示したとの疑いが出ているムハンマド・ビン・サルマン皇太子には触れなかった。 国務省で民主主義・人権・労働問題を担当するコザック大使は記者会見で「捜査が進行中(のため)」と理由を
国連が中国政府に対し、ウイグル族の「再教育収容施設」への訪問許可を求めた/Wang HE/Getty Images AsiaPac/Getty Images (CNN) 中国北西部の新疆ウイグル自治区で少数民族ウイグル族の人権侵害が指摘されている問題で国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は5日、多数のウイグル族が拘束されているとする「再教育収容施設」を直接訪問出来る許可を中国政府に求めた。 OHCHRのミチェル・バチェレ高等弁務官は、自らの組織が入手した憂慮すべき内容の報告書の真偽を確かめたいと述べた。 ウイグル族の100万人以上が収容施設に入れられているとの情報もある。収容所の経験者は、拷問が行われ、中国共産党の教義学習を強いられているとも証言している。ウイグル族の多くはイスラム教徒。 一方、中国政府は、これら施設はウイグル族内の過激思想を一掃させるための自発的な職業訓練センターとし、
中国の新疆ウイグル自治区で、ウイグル族の人たちなどが「再教育施設」と呼ばれる施設に多数収容されているとされる問題。その詳細を記した内部資料とされるものをウイグル族の人たちの人権問題を調査しているアメリカの研究者が入手しました。 資料は、主に2017年から18年のものとされ、共産党幹部の発言内容や、収容された人々のリスト、施設内部とされる写真などが含まれています。 この資料について、中国政府は「反中勢力による新疆ウイグル自治区を中傷する最新の事例だ。うそやうわさを広めても世間は欺けず、新疆が平穏で経済発展し、人々も幸せに暮らしている事実を隠すこともできない」としています。 内部資料から見える施設の実態は。 資料に記されているウイグル族の人たちの状況について、関係者などの証言を集めました。 どんな資料? 資料を入手したのはウイグル問題の専門家で、アメリカ在住のドイツ人研究者、エイドリアン・ゼン
中国・新疆ウイグル自治区ウルムチ市内で、ウイグル族によるデモの当初の様子を目撃した人が5日夕刻に撮影した写真。人民広場前を学生らが行進している=地元市民提供 【ウルムチ=奥寺淳、西村大輔】中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区ウルムチ市内で起きた大規模な騒乱から12日で1週間になる。当局の発表だけでは事実関係はわからない。何が現場で起きていたのか。騒ぎが拡大した経緯を、目撃証言からたどった。 ウイグル族のデモは北京時間の5日午後6時ごろ、市中心部の人民広場近くで始まった。非公式の現地時間で午後4時ごろにあたる。同日昼、「合法的に政府に抗議しよう」という携帯メールが出回っていた。「平和的だった」とウイグル族は口をそろえ、漢族の飲食店員(31)も「暴力をふるう様子はなかった」と証言する。 だが警官らが立ちはだかり、一部が衝突。多くは大通りの解放南路を南下し、付近のウイグル族が次々と合流
大事件勃発であります。 中国新疆ウイグル自治区のウルムチ市で昨日7月5日午後、広東省の玩具工場で先月下旬に発生したウイグル人と漢族(中国人)の衝突事件に抗議するウイグル人のデモ隊が治安部隊と衝突、死傷者・逮捕者多数が出ている模様です。 当ブログの独自取材によると、治安部隊はデモ隊に発砲、警察車両の突入もあり、死者は警察車両にひき殺された人だけで17名に達し、今後状況が明らかになるにつれ、死傷者の数はより増えるものとみられています。 まずは尋常でない事態であることを示唆する写真の数々をば。 ●中国新疆でウイグル族暴動 3千人規模、2人死亡か(共同通信→MSN産経ニュース 2009/07/06/01:20) 【北京=共同】新華社電によると、中国西部の新疆ウイグル自治区ウルムチで5日午後、住民らが通行人を襲い道路を遮断、車に火を付けるなどの暴動が起きた。香港メディアは同日、ウイグル族関係者の話と
トルコ・イスタンブールのベヤズット広場で行われたデモで、英サッカーチーム、アーセナルに所属するトルコ系ドイツ人のメスト・エジル選手のプラカードを持って参加する、中国のイスラム教少数民族ウイグル人の支持者(2019年12月14日撮影)。(c)Ozan KOSE / AFP 【12月16日 AFP】サッカーの英イングランド・プレミアリーグ、アーセナル(Arsenal)に所属するメスト・エジル(Mesut Ozil)選手(31)がツイッター(Twitter)で、中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)でのウイグル人弾圧を批判したことを受け、中国中央テレビ(CCTV)は16日未明に予定していたアーセナル戦の放送を中止した。 トルコ系ドイツ人のエジル選手は13日、ツイッターへの投稿で、ウイグル人や同自治区に住む少数派民族に対する中国政府による弾圧
中国・新疆ウイグル自治区ホータンにある、収容所とみられる建物の監視塔(2019年5月30日撮影)。(c)GREG BAKER / AFP 【9月15日 AFP】米政府は14日、中国の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)で「強制労働」によって作られている製品の輸入を禁止すると発表した。中国政府がイスラム系少数民族ウイグル人の「職業訓練施設」と称している「強制収容所」の製品も含まれる。 【関連記事】アップル・ソニーなど大企業、ウイグル人強制労働の工場から部品供給か 米税関・国境警備局(CBP)のマーク・モーガン(Mark Morgan)長官代行は、「中国政府はウイグル人(やその他少数民族)に対する組織的虐待に関与している」「強制労働は凶悪な人権侵害だ」と非難した。 禁輸対象となる製品は、新疆ウイグル自治区などのメーカー5社が製造した綿製品、衣
中国語の大規模掲示板の書き込みを2ch風に翻訳。。元ネタは百度が多し。 (將華語有人氣的BBS留言用2ch的風格來翻譯) 中国のツイッターの話はいったんお休みで、 昨日ある人とご飯を食べた報告。 お食事の相手は、とりあえず中国政府的にはものすごくキケンな(ということになっている)人だ。 …この人である。 言うまでもなく、中央大講師でウイグル問題研究者の水谷尚子さんだ。 最近、このニュース↓で一躍有名になった人だと言えば、思い当たる人もいるかもしれない。 中国、邦人学者の入国拒否 カーディル氏支援理由か (共同) …ただし、俺が今回水谷さんにお会いしたのは、政治的な事情も取材もなんにも関係がない。 水谷さんが入国拒否に遭った際、 北京で事前に予約していた土産物(ただの服とか靴レベルのもの)が受け取れなくなり、 それを俺がこの前に現地に行った際に代わりに受け取ってきた。
観光客にタカを披露するカザフ人(新疆ウイグル自治区ウルムチ) Zhang Peng-Lightrocket/GETTY IMAGES <毛沢東の策謀で露と消えた東トルキスタンの夢――「夷をもって夷を制す」分断策が逆に民族意識に火を付ける> 昨年12月、中国当局は出国を希望する国内在住のカザフ人約2000人に対し、隣国カザフスタンへの移住を許可した。今後は中国国籍を離脱し、カザフスタン国籍取得と定住手続きが始まると、カザフスタン外務省は事実を認めているという。 カザフ人の出国を許したのは中国新疆ウイグル自治区で進められている苛烈なエスニック・クレンジング(民族浄化)に対する国際社会からの批判をかわすためだろう。中国当局は100万人を超えるウイグル人を「再教育センター」と称する強制収容所に閉じ込めて弾圧。同時に無数の漢民族を入植させて、「ウイグル人なき東トルキスタン」を創出しようとしている。
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