新型コロナウイルスの飛沫(ひまつ)感染の防止に役立ててもらおうと、伊那市富県の製品設計会社「スワニー」が、透明なシートで顔を覆って保護するフェースシールドを開発、商品化した。市に二十日、百セットを寄贈。今後も使用者の意見を反映させながら改良していくとしている。 ポリプロピレン樹脂のフレームに、幅三十センチ、長さ二十一センチ、厚さ〇・五ミリのポリカーボネート樹脂のシートを取り付けて使用する。重さは約三十七グラム。ゴーグルを着けたままでも、ヘルメットの上からでも装着可能で、長時間使い続けても疲れにくい設計だという。フレームは消毒して再利用でき、シートは使い捨ての後、市販のラミネートフィルムなどに交換することも可能だ。