NHK人気番組「ブラタモリ」レギュラー放送終了 メディア総局長「今年度で区切り」特番には含みも
三夜連続で道を歩く旅。スタートは京都、ゴールは大阪。旅のパートナーは広島局の佐藤茉那アナウンサー(2020年入局)となっている。 同番組は、2008年にパイロット版が放送され、09年10月から第1シリーズの放送がスタート。今年3月、公式サイトで「2015年からお届してきた今のスタイルでの放送は3月9日の回をもって、いったん区切りをつけることになりました。今後、さらに楽しんでもらえるような番組になることを目指して、検討を続けていきます」と発表。「番組をご覧いただき、誠にありがとうございました」と伝えていた。 ■タモリ 道は面白いです。自然にできたものもあれば、つくったものも両方ある。特に分かれ道が良かった。いい三差路に出会えました。
平成最後の日、タモリはやはりテレビに出ていた。2019年4月30日に放送された『平成の“大晦日” 令和につなぐテレビ』(フジテレビ系)。そこで総合司会を務めていたタモリは、番組の最後、アナウンサーから「令和はどんな時代になってほしいと思われますか?」と番組全体を締めくくるコメントを求められ、次のように語った。 「さっき、平成とか(元号の)漢字がいっぱい出てきましたけども、何年か前に省庁が合併したりなんかしまして、看板があるんですね。あの漢字の中で、いかがなものかというのがかなりあるんで、この際どうですかね。ちゃんとあれをこう、漢字をやればいいんじゃないかと思いますけども」 要は、省庁の看板をきれいに書き直したほうがいい、である。さまざまな著名人や一般の人たちがこの日、平成はどんな時代だったか、令和はどんな時代であってほしいかといったことを、テレビカメラの前で語っていた。そんななか、このタモ
元放送作家の長谷川良品氏が19日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。NHKの人気旅番組「ブラタモリ」の内容をめぐる議論を受け、「高齢男性が若い女性に蘊蓄(うんちく)を垂れる構図」との否定的な意見に異を唱えた。 同番組のレギュラー放送が本年度をもって終了することが発表され、SNS上では番組ファンから惜しむ声が続々とあがった。そうした中、文化人類学者で愛知県立大学の亀井伸孝教授が自身のXで「内容はよい企画だったと思いますが、『高齢男性が若い女性に蘊蓄を垂れる』という『マンスプレイニング』の構図だけは、ずっと気になり続けていました。次は、女性が男性にこんこんと説教する番組をやったらいいと思います。それでバランスが取れます」と私見を述べ、さまざまな意見が寄せられていた。 この投稿に長谷川氏は「知識をひけらかすも何も、そもそもこの番組の骨子は『タモリvs番組』-いわばタモリさんへの挑戦状です。地形
タモリがMCを務める特番「タモリステーション」(テレビ朝日系)の最新作が今月9月27日(金)に放送される。今回のテーマは日本に誕生して半世紀が経ったコンビニエンスストア。コンビニで長年アルバイトをしていた爆笑問題・田中がゲスト出演する。 コンビニの歴史が紹介されるこの番組で“目玉”とされるのは、タモリが都内の店舗を訪れるロケ。接客について学ぶべく、タモリはエプロン姿で先輩店員に弟子入りし、人生初だというコンビニのレジ打ちにも挑戦する。カウンターに入って「いらっしゃいませー」と呼びかけたあと、客として現れるのが田中。コンビニで働いていた際に「店長にならないか」と誘われたほど優秀な店員だった田中はタモリを翻弄するつもりなのか、温めるとおいしいおにぎり、冷えたまま持ち帰りたいスイーツなどを購入するほか、レジ横のおでん、ホットスナックなどを注文する。タモリは華麗に接客とレジをこなせるのか。
この記事の3つのポイント NHKの「ブラタモリ」がレギュラー放送を終了する 後番組はまさかのアレ。今度は大丈夫なのか? NHKは公共放送としての自らの使命を問い直すべき NHKの人気番組「ブラタモリ」が、3月いっぱいで週1のレギュラー放送を終了すると発表があった。2月14日のことである。 タモリが専門家の指南を受けつつ、ぶらぶら歩いて地域の特色を紹介するという番組構成上、どうしてもタモリは相応の距離を歩き回らねばならない。78歳という年齢を考えると、「そろそろなのかなあ」という感触はあった。それでもいざ発表になるとさびしいものだ。 タモリがハナモゲラ語や中洲産業大学教授、イグアナのものまねなどで、テレビメディアに本格デビューしたのは1976年。私が中学生の時だ。その前年あたりから主に赤塚不二夫の後押しで、単発的にテレビ番組に出演していたという。同時期、山下洋輔や筒井康隆の文章に、「面白いヤ
「やっとジャズができる!」 朝ドラ『ブギウギ』で草彅剛演じる羽鳥善一は嬉しそうに言った。 羽鳥は服部良一がモデル。笠置シヅ子をモデルとするヒロイン・福来スズ子と出会ったことで和製ジャズを開拓していくこととなる。 羽鳥がスズ子に最初に与えた曲が「ラッパと娘」。 彼女とのマンツーマンレッスンでは「まあ、好きに歌ってごらん。福来くんが好きなように歌うのが一番いいんだ」と笑顔で語りつつも「違う」「違う」と何度も何度も歌わせる。 「何だか聴いていてあまり楽しくないぞ? ジャズは楽しくなくちゃ!」 「福来くんは今歌っていて楽しかったかい? ワクワクした?」 飄々としたまま厳しさを体現する様はまさに「笑顔の鬼」。 草彅剛でしか出せない空気だ。 やがてスズ子は羽鳥の要求に応え、見事にスウィングした「ラッパと娘」を披露するのだ。 趣里はもちろん、指揮をする草彅剛も全身で楽しさを表現する圧巻のライブパフォーマ
1975年、福島生まれ。TVプロデューサー。 早稲田大学卒業後、テレビ東京入社。 『ゴッドタン』『ピラメキーノ』 『ウレロ☆シリーズ』『あちこちオードリー』 『青春高校3年C組』 『SICKS~みんながみんな、何かの病気~』など、 数々のバラエティ番組を手がける。 2019年よりラジオ 「オールナイトニッポン0」(ニッポン放送) パーソナリティ。 2021年にテレビ東京を退社、フリーに。 YouTubeチャンネル「NOBROCK TV」など 新たな分野に挑戦している。 みうら ありがとうございます。 佐久間 観客はおみやげにグッズをもらえたんですよ。 それが、使えない栓抜きでした。 みうら その名も「抜けま栓」という 記念グッズでしたからね(笑)。 佐久間 そうそう、「抜けま栓」でした。 僕はあれが印象深くて。 みうら いや、ほんとうは、 抜ける栓抜きをつくるつもりだったんですが、 どう間
「残念ですが、NHK『ブラタモリ』のレギュラー放送が終了すると聞き、とても寂しい気持ちです。毎回興味深いテーマや場所を取り上げてくれていたので、これからの土曜日の夜はどうしようかと思ってしまいます。ただ、新プロジェクトXの放送も楽しみにしていますので、引き続きNHKの番組を楽しみにしています!」 「『ブラタモリ』が終了すると聞き、本当に驚きました。この番組はいつも日本の様々な場所や文化について深く掘り下げてくれ、知識や見識を広げる良い機会でした。でも、新プロジェクトXも面白そうな番組ですし、それぞれの番組で得られる情報や感動が異なるのは分かっています。また新たな視点で日本を見ることができることを期待しています!」 「『ブラタモリ』のレギュラー放送が終了するというニュースを聞いて、思わずがっかりしてしまいました。この番組は日本の魅力をとても良く伝えてくれるので、大変お世話になりました。ただ、
山下達郎や松任谷由実ら、70~80年代の洗練されたサウンドが「シティポップ」として再解釈されて久しい。かたや、NewJeansやaespaをはじめとする韓流アーティストが、安室奈美恵やSMAPに代表される90年代後半~00年代前半のサウンドを当たり前のように取り入れる時代に突入した。 YouTubeやTikTokは音楽のカルチャーギャップの縮小に寄与し、「若いのによく知ってるね」なんて言葉は意味を為さなくなった。 であればなおのこと、過去の音楽のどのニュアンスが今の時代に求められているか、脈の一端を手繰り寄せ、ほどく必要があるだろう。音楽評論家・スージー鈴木の新連載「スージー鈴木のNow And Then」では、日本のポップスの知られざる側面にスポットを当て、今の時代に受け継がれるエッセンスを分析していく。 第2回で取り上げるのは、御年79歳を迎えたタモリだ。昭和、平成の日本を生きていれば
タモリと子供たちが歌った「ミスター・シンセサイザー」という歌は、1980年に「みんなのうた」で放送された。当時、新しい楽器として注目されていたシンセサイザーを顕揚する児童歌で、「ハナモゲラ語」などで知られ、表舞台へ進出してきたタモリが、歌の途中で即興で意味不明な言葉を叫ぶという趣向もあった。タモリのことは、NHKはこの当時から好きで、バラエティ番組「テレビファソラシド」に起用したり、単発ドラマの主演に使ったりしていた。あとから考えると、謎の言葉は大橋巨泉、偽外国語は藤村有弘の二番煎じなのだが、新世代のインテリお笑い芸人というところか。以後今日までNHKはタモリを重用し続けている。まあ私も、ビートたけしに比べると、タモリのほうが常識人で、面白いと思っていた。 さてシンセサイザーは、私は中学生のころに知って、面白そうだと興味を抱いたのだが、最初に「シンセサイザー音楽」に触れたのは、高校一年だっ
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