安倍首相の真珠湾訪問の意図について以前、私はこう指摘しました。 “慰霊”“和解”という言い方をしてはいますが、これは要するに日米両軍兵士とも勇敢に戦ったと互いに健闘しあい和解するという意図ですね。つまり、不幸な経緯により日米間で戦うことになったが、今はお互いを立派な戦士と認め合っていることを示すセレモニーとする意図です。 もっとはっきり言うと、日本軍の後継たる自衛隊を米軍の同盟“軍”として認めてもらうこと、それによって米軍にも認められた自衛隊の地位を憲法で明確に、という風につなげて行きたいんだろうなぁ、と。 http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20161207/1481040290 実際の安倍首相の演説も、だいたい上記の指摘通りの展開だったなぁ、と。 「不幸な経緯により日米間で戦うことになったが」 私は日本国総理大臣として、この地で命を落とした人々の御霊に、ここか