渋谷駅で40年にわたり営業してきた東急グループの駅そば「本家しぶそば」が閉店。独特の注文・配膳システムなどが特徴で、どうやってその超速ピンポイント提供を実現していたのか、そして味の秘密を探りました。 40年にわたって渋谷で営業 ファンの拍手で幕 独特のオペレーションによる迅速な提供などで知られた、渋谷駅にある東急グループの駅そば店「本家しぶそば」が、2020年9月13日(日)20時に閉店しました。 渋谷駅の再開発事業にともなうもので、同店の前身である店舗が、現在地(東急百貨店東横店南館2F内)とは別場所で1980(昭和55)年に開業して以来、40年にわたって渋谷駅を行き交う人々の空腹を満たしてきました。現在地での営業は2005(平成17)年からです。 拡大画像 営業終了後にあいさつする「本家しぶそば」伊達店長(2020年9月13日、恵 知仁撮影)。 運営する東急グルメフロントによると、通常