ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者、エフゲニー・プリゴジン氏らが搭乗したとみられる小型機の墜落を受け、不穏な空気が漂っている。プリゴジン氏らの死亡が確認された際に発動する「行動計画」が存在すると親露派メディアが伝えた。ウラジーミル・プーチン大統領の秘密を暴露するとの見方もある。「墓の向こうからの復讐(ふくしゅう)」が始まるのか。 【写真】ワグネル後継候補は〝プリゴジンを売った男〟 親露派メディア「リードフカ」によると、プリゴジン氏は常に前線に立ち、命のリスクにさらされていることから、ワグネルは幹部が死亡した際の対応策を定めていたという。今回の小型機墜落で死亡したとされるプリゴジン氏と共同創設者、ドミトリー・ウトキン氏の名前を挙げ、「(2人の)死亡が確認されれば、アルゴリズム(手順)は直ちに開始される」と伝えている。計画の具体的な内容は不明だが、「プランB」「プランC」などが存在する可能性