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プレイボーイに関するエントリは162件あります。 社会経済政治 などが関連タグです。 人気エントリには 『プレイボーイに戦隊ヒロインのグラビアが掲載されたことに対してさわぎだす韓国フェミ』などがあります。
  • プレイボーイに戦隊ヒロインのグラビアが掲載されたことに対してさわぎだす韓国フェミ

    魔進戦隊キラメイジャー @KIRAMAGER_toei 7/20発売の「週刊プレイボーイ」に瀬奈が登場!みんなのハートに突撃ライトニング💚 ©︎中村和孝/週刊プレイボーイ pic.twitter.com/XHCCcucPSt 2020-07-19 10:03:38

      プレイボーイに戦隊ヒロインのグラビアが掲載されたことに対してさわぎだす韓国フェミ
    • 消費税増税で大騒ぎするのに、なぜそれ以上の「増税」で騒がない? 週刊プレイボーイ連載(403) – 橘玲 公式BLOG

      消費税引き上げ直前の駆け込み消費で、レジで長い行列をつくってトイレットペーパーなどを買いだめすることが話題になりました。「1万円分買っても200円しか節約できない時間のムダ」という辛辣な意見もあるようですが、休日に家でテレビを見るだけだったり、車で近所をドライブするくらいなら、「消費税増税」というイベントに参加し、1時間並んで大量のトイレットペーパーを持ち帰って、「得した!」という“達成感”を得たほうがずっといいのかもしれません。 それより不思議なのは、消費税が2%上がっただけでこんなに大騒ぎするのに、誰もがそれ以上の「増税」に無関心なことです。それが年金や健康保険など社会保険料の引き上げです。 消費税が3%から5%に引き上げられたのが1997年の橋本龍太郎政権のときで、これが景気を失速させ「デフレ不況」を招いたとバッシングされたことから、8%への引き上げは2014年の安倍政権まで待たなく

      • 安倍政権の後世の評価は「悪夢の民主党政権」のリベラルな政策を実現したこと? 週刊プレイボーイ連載(444)  – 橘玲 公式BLOG

        • 女性が活躍する「残酷な未来」 週刊プレイボーイ連載(484) – 橘玲 公式BLOG

          ハイパーガミーは上昇婚のことで、身分の低い女が上流階級の男と結婚する「玉の輿」が典型ですが、身分のちがいがなくなった現代社会では、自分よりも学歴、収入、社会的地位の高い相手に魅かれることをいいます。 洋の東西を問わず、女性には強いハイパーガミーの傾向があることが知られています。アメリカでは、女性は男性の約2倍、相手に経済的な余裕があることを重視しています。日本でも、20代で年収600万円以上の男性はほぼ全員に交際経験がありますが、年収200万円未満では半分程度です。 欧米の婚活サイトのデータを分析すると、女性が自分より高い学歴の男性を好む傾向も見て取れます。女性が修士号をもつ男性のプロフィールに「いいね!」を押す割合は、学士号の男性より91%(約2倍)も多いのです。 ここで問題なのは、アメリカでは1990年代以降、大学進学率と大学修了率の両方で女性が男性を上回っていることです。1960年に

          • 漫画家・宇佐崎しろ描き下ろしイラストの『週刊プレイボーイ』増刊掲載は、新人編集者の企画が発端で...... - エンタメ - ニュース

            週プレNEWS TOPニュースエンタメ漫画家・宇佐崎しろ描き下ろしイラストの『週刊プレイボーイ』増刊掲載は、新人編集者の企画が発端で...... 『週刊プレイボーイPREMIUM 2020下半期グラビア傑作選』付録ポスターのイラスト。カバーイラストと共に「両A面ポスター」として付録に ©宇佐崎しろ/集英社 漫画家・イラストレーターの宇佐崎しろが12月28日(月)発売の『週刊プレイボーイPREMIUM 2020下半期グラビア傑作選』のカバーイラストを手掛けるというニュースは、宇佐崎さん本人がTwitterで告知をするや否や数千のリツイートがつき、話題となった。 ネット上ではファンが喜びを爆発させる一方、グラビア誌の表紙をイラストが飾ることに驚きの声も上がっていたが、実は『週刊プレイボーイ』増刊のカバーをイラストが飾るのは今回が初めてではない。今夏発売された『週刊プレイボーイPREMIUM 2

              漫画家・宇佐崎しろ描き下ろしイラストの『週刊プレイボーイ』増刊掲載は、新人編集者の企画が発端で...... - エンタメ - ニュース
            • 進化論的・生物学的に正しい「モテ」がいま必要とされている 週刊プレイボーイ連載(524) – 橘玲 公式BLOG

              両性生殖の生き物は、成長すると「つがい行動(mating)」を始めます。ヒトも例外ではなく、思春期を迎えるとともに幸福な子ども時代は終わり、性愛を獲得するための過酷な戦いに放り込まれます。 この時期の困難は誰もが経験しているでしょうが、性愛における男女の非対称性によって、まずは男が競争し、女が選択します。その後で、ヒエラルキーの上位を獲得した「アルファの男」をめぐって女が熾烈な競争をするのです。 人類は旧石器時代から、この「つがい行動」を文化によって管理してきました。若い男たちが稀少な女をめぐって暴力的に争えば共同体は崩壊し、他の部族によって皆殺しにされてしまいます。身分によって結婚する相手が決まっているというのは、競争圧力を緩和して平和裏に性愛を分配する典型的な方法です。 ところが、社会がゆたかで平和になるにつれ、共同体による拘束が嫌われ、自由恋愛が当たり前になりました。現代では、もはや

              • 最低賃金は引き上げるべきか、引き上げてはいけないのか 週刊プレイボーイ連載(393) – 橘玲 公式BLOG

                安倍政権は「経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)」で、最低賃金を「年率3%程度を目途として、全国加重平均が1000円となることを目指す」としています。これではぜんぜん物足りないとして、「最低賃金1500円」を掲げる「リベラル派」もいます。 2018年の全国平均の最低賃金は874円で、1日8時間勤務で約7000円、1カ月フルタイム(週5日)で働いて約15万円程度です。それが1000円になれば収入は14%増(月17万円)、1500円なら70%増(月25万円)になる計算です。これなら貯蓄をする余裕もでき、「老後2000万円不足問題」も解消するのではないでしょうか。 しかし、世の中のたいていのことがそうであるように話はそう簡単ではありません。 アルバイトが8人いたとして、最低賃金が1000円になると人件費が月17万円増えるので、売上が変わらなければ1人に辞めてもらわなければなりません。最低賃金

                  最低賃金は引き上げるべきか、引き上げてはいけないのか 週刊プレイボーイ連載(393) – 橘玲 公式BLOG
                • メディアの「説明責任」はけっきょくこういうこと 週刊プレイボーイ連載(439) – 橘玲 公式BLOG

                  東京高検検事長が新聞記者宅で賭け麻雀に興じていたことが発覚して辞職した事件で、産経新聞と朝日新聞がそれぞれ参加した社員に停職1カ月の処分を発表しました。これに対して、「賭け麻雀で逮捕・書類送検された有名人もいるのになぜ違法行為で処罰されないのか」「一方の当事者が辞職しているのに社内処分が軽すぎるのではないか」などの批判がありますが、これはとりあえず脇に置いておきましょう。 メディアの対応としてきわめて疑問なのは、両新聞社とも、事件発覚後にいちども記者会見を開かず、取材を拒否していることです。自分たちは常日頃、政府や行政、大企業に対して「説明責任」を声高に求めているにもかかわらず、自らの説明責任を平然と放棄するのはダブルスタンダードの極みでしょう。 ここで、「記者会見はやっていないとして、なぜ取材拒否しているとわかるのか?」との質問があるかもしれません。それは、週刊プレイボーイ編集部を通じて

                  • 私たちは、いつ刑務所に放り込まれるかわからない国に生きている 週刊プレイボーイ連載(427) – 橘玲 公式BLOG

                    2003年5月、滋賀県の病院で男性患者(当時72)が死亡します。その2カ月後、看護助手をしていた20代の女性のもとに、滋賀県警の若い男性刑事から電話がかかってきました。刑事は「亡くなった患者に責任を感じないのか」と強い口調で出頭を求め、看護助手は取調室で患者の遺影を見せられ、「人工呼吸器が外れてアラーム音が鳴ったのに適切な処置を怠った」とはげしく叱責されました。 怖くなった看護助手が「鳴った」と認めると、話はさらに奇怪な方向に転じていきます。当初は業務上過失致死だったのに、人工呼吸器のチューブを引き抜き、酸素の供給を遮断して殺害したことにされたのです。 裁判で元看護助手は無罪を訴えますが最高裁で実刑が確定、刑務所に12年間収監されました。2017年に満期出所すると、家族や支援者に押されて再審請求を起こし、その過程で、警察が「患者は呼吸器のチューブ内でたんが詰まり、酸素供給低下状態で死亡した

                    • 《メルケル引退》プレイボーイ誌インタビューやリアリティ番組を研究… トランプに「会談は大成功だった」と言わせた、女性リーダーの"猛獣使い”術 | 文春オンライン

                      メルケルは、1990年にプレイボーイ誌に掲載されたインタビューを読んだ。発言内容は今と変わらぬ罵詈雑言と“負け犬”への侮辱、そして自己賛美のオンパレードだった。「私は他人を信用せず、敵をたたきのめす(ことが好きだ)」とトランプは誇らしげに語っていた。 メルケルはトランプ研究を進めるため、『トランプ自伝―不動産王にビジネスを学ぶ』も手に取った。不動産王の素晴らしい交渉術を自慢する狙いで書かれた本にもかかわらず、実際の結果とは無関係に、ただひたすら勝ったと主張するだけの人物像が見てとれた。 さらにメルケルは、「お前はクビだ!」のセリフでお馴染の、トランプ出演の人気リアリティ番組『アプレンティス』を観るという苦行にも耐えた。これもすべて、トランプの癖──身振り手振りや不快なときの表情、そして愛想のよい態度から恐ろしい剣幕へと豹変する、計算され尽くした変わり身の早さ──をよく知っておくためだ。メル

                        《メルケル引退》プレイボーイ誌インタビューやリアリティ番組を研究… トランプに「会談は大成功だった」と言わせた、女性リーダーの"猛獣使い”術 | 文春オンライン
                      • 自民や維新は「リベラル」、立憲民主や共産党は「保守」? 週刊プレイボーイ連載(395) – 橘玲 公式BLOG

                        7月の参院選は自民、公明の与党で改選定数の過半数を上回ったものの、日本維新の会と合わせた「改憲勢力」は憲法改正に必要な3分の2の議席に届きませんでした。自民は8つの選挙区で現職が落選しており、有権者の判断は、長期政権の安定は評価したものの全面的に信任したわけではない、という微妙なものになったようです。 これを受けて安倍首相は憲法改正を「加速」させたい意向ですが、そもそも国民の多くは改憲に興味があるわけではないので、前途多難が予想されます。対する野党も、「年金2000万円不足問題」で攻勢をかけようとしたものの、「消費税増税反対」との股割きで一貫した主張ができませんでした。高齢者の関心はいまの年金収入を守ることで、「増税しなければ社会保障の財源が枯渇する」との主張を覆すのは容易ではありません。 私はこれまで繰り返し、「日本社会は“リベラル化”しており、右傾化と呼ばれるものは“日本人アイデンティ

                          自民や維新は「リベラル」、立憲民主や共産党は「保守」? 週刊プレイボーイ連載(395) – 橘玲 公式BLOG
                        • 米「プレイボーイ」、紙媒体に幕 新型コロナが引き金 | 共同通信

                          【ニューヨーク共同】米国の男性誌「プレイボーイ」の発行会社は18日、米国で紙媒体の定期的な発行を2020年春号で終了すると発表した。オンライン版は続ける。新型コロナウイルスの感染拡大による事業環境の混乱が引き金になったとしている。 プレイボーイは1953年創刊。ヌード写真から硬派な記事まで幅広く扱い、ウサギをデザインしたロゴは世界的に知られる。米メディアによると、1975年のピーク時は560万部に上ったが、最近は数十万部に低迷していた。 発行会社の幹部は声明で「混乱が明らかになるにつれて、これまで内部で検討していたことが加速した」と説明した。

                            米「プレイボーイ」、紙媒体に幕 新型コロナが引き金 | 共同通信
                          • 浮気はすべて「女が悪い」のか 週刊プレイボーイ連載(457)  – 橘玲 公式BLOG

                            浮気がバレたとき、「自分がすべて悪かった」と素直に認めて謝罪するのは記者会見での芸能人くらいで、ほとんどのひとは「夫婦関係がうまくいかなくなったのは相手のせいで、浮気をした自分は被害者だ」と思っているでしょう。悲しいことに、ヒトは自己中心的な生き物で、自らの非を受け入れるようにはできていないのです。 とはいえ、言い訳がすべて間違いだと決めつけることもできません。友人から冷え切った家庭生活の愚痴を聞いて、「そんなんじゃ浮気しても仕方ないよね」と同情したひとも多いのではないでしょうか。 浮気はどちらのせいなのか? アメリカの大学でこれを調べた興味深い研究があります。 研究者はまず、4カ月以内に結婚したばかりのカップル計228組(456人)を集め、「ビッグファイブ」と呼ばれる性格の5大因子(外向性/内向性、神経症傾向、協調性、堅実性、経験への開放性)とナルシシズムの度合いを調べました。平均年齢は

                            • 「GO TOトラベル」が失敗するほんとうの理由 週刊プレイボーイ連載(440) – 橘玲 公式BLOG

                              コロナ禍で苦境にある旅行業界を活性化するための「GO TOトラベル」キャンペーンがさんざんなことになっています。これについてはすでに多くの批判がありますが、それをひと言でまとめるなら「場当たり的」になるでしょう。 なぜこんなことになるかというと、新型コロナ対策を「感染抑制」と「経済活動再開」のジレンマ(トレードオフ)にしてしまったからです。感染を防ごうと緊急事態宣言を出せば飲食業や観光業、イベント関連などの事業者が苦境に陥り、かといって経済活動の再開を急ぐとクラスターが発生し感染が拡大してしまいます。「あちらを立てればこちらが立たず」のこの関係がジレンマです。 それに対してトリレンマは、「3つの条件を同時に満たすことができない」ことで、「国際金融のトリレンマ」がよく知られています。「自由な資本移動」「為替相場の安定」「独立した金融政策」の3つを同時に実現することはできないという定理で、先進

                              • 「プレイボーイ」創業者夫人、古い写真と「体内のまがい物全て」を除去と告白

                                クリスタル・へフナーさん=2019年5月、米カリフォルニア州ビバリーヒルズ/John Wolfsohn/Getty Images (CNN) 米男性誌「プレイボーイ」の創業者である故ヒュー・ヘフナーさんの妻だったクリスタル・へフナーさんが、「私の体内にある全てのまがい物を除去し、私の昔の写真全てを削除した」と明らかにした。 クリスタルさんはこの知らせをインスタグラムに投稿。「より本来の、また無防備な私となり、私はもっと私自身のものになったと感じている。私は私のものだ」と記した。「以前は他人のため、他人を幸せにするため、内面ではその過程で苦しみながら生きていた」と認識した後、ありのままでいるようになったと説明。広告や、身体的に「偽った」人々がさらに状況を悪化させたと付け加えた。 クリスタルさんは、自身のセクシーな投稿によってソーシャルメディア上で莫大なフォロワーを獲得したと認めつつ、「ある種

                                  「プレイボーイ」創業者夫人、古い写真と「体内のまがい物全て」を除去と告白
                                • 「生涯現役」社会の不都合な事実 週刊プレイボーイ連載(595) – 橘玲 公式BLOG

                                  「何歳まで働くつもりですか?」という調査で、「70歳以上」との回答が39%(「70~74歳」21%、「75歳以上」18%)と過去最高になりました。「定年後は年金をもらって悠々自適」が当たり前だった日本でも、生涯現役へと大きく価値観が変わっていることがわかります。 「いつまでも元気に働く」ために大事なのは、健康とスキルです。医療技術の進歩によって平均寿命だけでなく健康寿命も延びていますが、スキルがなければ雇ってもらえないかもしれません。そこで注目を集めているのがリスキリング、すなわち職業教育です。 しかし、何歳になっても新しいスキルを身につけることができるのでしょうか? 70歳を過ぎてからプログラミングを勉強しはじめ、81歳でスマホ向けのアプリを開発し、アップルのティム・クックCEOから「世界最高齢のアプリ開発者」と紹介された日本人女性がいますが、誰もが真似できることではないでしょう。 「職

                                  • 年齢差別を克服するために「タイムマシン」をつくった女 週刊プレイボーイ連載(607)  – 橘玲 公式BLOG

                                    「事実は小説なり奇なり」という事件のひとつです。 警備会社で働いていた70歳の女性は、職場の男性の「ババア」という言葉が自分に向けられたものだと思い、年齢のせいで不当な扱いを受けていると感じます。 その頃女性は、ネットで「就籍」という制度を知りました。なんらかの事情で出生届が出されず、無戸籍になっているケースを救済するためのもので、家庭裁判所の許可を得て新たに戸籍をつくることができます。 そこで女性は、自分より24歳も若い46歳の妹の戸籍をつくり、その架空の妹になりすませば、「年齢に関係なく、気持ちよく、長く仕事ができる」と思いつきました。ここからの女性の行動力は、驚嘆すべきものあります。 まず、東京都内の無料法律相談所を訪れ、「妹の戸籍がないことに気づいたので作ってあげたい」と相談します。この話を信じた弁護士は、新たな戸籍を発行するための申立書を作成し、家裁に郵送します。 東京家裁で開か

                                    • 知識社会におけるもっとも不愉快な事実(ファクト) 週刊プレイボーイ連載(394) – 橘玲 公式BLOG

                                      ひとはみな、さまざまな能力をもって生まれてきます。それにもかかわらず、私たちが生きている「知識社会」では、言語運用能力と論理・数学的能力が高い者だけがとてつもなく有利になります。 子どもたちの知的能力を評価し選抜するのが学校システムで、ノーベル賞を取るような天才でなくても、よい大学を卒業すればおおむねよい生活が保証されます。それに対して足が速い(運動知能)とか歌がうまい(音楽知能)とかは、きわだって高い能力をもち、圧倒的な努力をし、なおかつ幸運に恵まれなければ成功できません。 誰もが知っていながら口を閉ざしている事実(ファクト)とは、「知識社会における経済格差は“知能の格差”の別の名前」ということです。 知識社会のもうひとつのタブーは、「すべてのひとが一定以上のリテラシー(知的能力)をもっている」という「虚構」を前提に社会が成り立っていることです。 福祉国家は、身体的・精神的障がいなどで生

                                        知識社会におけるもっとも不愉快な事実(ファクト) 週刊プレイボーイ連載(394) – 橘玲 公式BLOG
                                      • 映画早送りの背景にある、最大のコストは「友だちとの人間関係」 週刊プレイボーイ連載(529)  – 橘玲 公式BLOG

                                        映画やドラマを1.5倍速で観る、会話のないシーンはスキップする、観る前にネタバレサイトをチェックする――などの習慣が若者たちのあいだで広まっているそうです。いちばんの理由は「コンテンツが多すぎる」ことで、映画なら1本で2時間、何シーズンにもわたる連続ドラマを「ドカ見」すればまる1日つぶれてしまいます。 近年、娯楽のための「お金の制約」はどんどんなくなっています。プラットフォーマーが収益を最大化するには、ユーザーをできるだけ長くサイトに留めておくことが必要です。その結果、多くのコンテンツが無料か、低額のサブスクで楽しめるようになりました。 とはいえ、それでも「時間の制約」は残ります。誰にとっても1日は24時間で、睡眠時間や食事、仕事・学校などを除くと、自由に使えるのはせいぜい4~5時間でしょう。いまやすべてのコンテンツ産業が、「時間」という稀少な資源(リソース)を奪いあっているのです。 でき

                                        • 「サラリーマンが納めた1億円の保険料のうち5000万円が没収される」問題 週刊プレイボーイ連載(406) – 橘玲 公式BLOG

                                          「消費税が2%上がったと大騒ぎしてるけど、厚生年金や健康保険の保険料がこの10年間で11%も上がったのに誰も文句をいわないのはなぜ?」という記事に、予想外に大きな反響がありました。そこで今回は、サラリーマンにとってさらに「不都合な事実」を紹介しましょう。 厚生労働省が国会審議もなしに保険料を大幅に引き上げたことで、年金と健康・介護保険を合わせた社会保険料率は報酬の30%に達しました。月給とボーナスを合わせた総報酬(年収)の3割が保険料として徴収されるのですから、サラリーマンが支払う保険料は年収300万円で年90万円、年収500万円で年150万円、年収700万円で年210万円になります。保険料は給与が上がるほど増えていき、厚生年金は年収約730万円、健康保険は年収約1600万円で上限に達します(保険料の上限は年約330万円)。 厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、従業員1000人以

                                          • 特撮ファン的に、ちょっと貴重な『週刊プレイボーイ』のバックナンバー | 王道ストロング

                                            写真週刊誌の類で、定期購読しているものはないのですが、グラビアアイドルファンの為、お気に入りのグラドルが掲載された雑誌は、ちょくちょく買っています。 先日、部屋の掃除で、溜まった週刊誌を整理していたのですが、その時に、”再発見”をして、思わず「あっ!」と声が漏れたのが、『週刊プレイボーイ』の2015年9月14日号。 当時、『仮面ライダードライブ』に敵幹部のメディック役として出演し、一躍人気の女優、モデル、そしてグラドルになっていだ馬場ふみかさんが表紙&巻頭グラビアで登場している号です。 特撮ヒロインの水着グラビアでお馴染みの『週プレ』 東映特撮ヒーロードラマの主演女優による水着グラビアが掲載されることが多い為、特撮ヒーローファンにもお馴染みの雑誌『週プレ』。私も、特撮ヒロインのグラビアが掲載される度に、購入していまして、こちらも馬場ふみかさん目当てで、当時、買ったものです。 誌面も『仮面ラ

                                              特撮ファン的に、ちょっと貴重な『週刊プレイボーイ』のバックナンバー | 王道ストロング
                                            • FIREの目標は「成功したミニマリスト」 週刊プレイボーイ連載(505) – 橘玲 公式BLOG

                                              近年、欧米を中心にミレニアル世代のあいだで影響力を増しているのが、ミニマリズムとFIRE(Financial Independence, Retire Early:経済的に独立し早期リタイアする)です。アメリカ西海岸などのリベラルな富裕層のライフスタイルは、BOBOS(ブルジョア:Bourgeois+ボヘミアン:Bohemians)と呼ばれることもあります。 FIREが目指す経済的独立(FI)は、会社に依存しなくてもいいだけの金融資産をできるだけ早く貯めることで、その目標はだいたい100万ドル(約1億円)です。“億り人”になれば、パワハラの上司や足を引っ張ろうとする同僚、責任を押しつけてくる無能な部下に煩わされることなく、自由な人生を生きることができると考えているのです。 とはいえ近年は、早期リタイア(RE)は仕事からの引退ではなく、好きな仕事で長く働くことに変わってきました。現代社会にお

                                              • 「性交を金銭に変えるな」はエロス資本の搾取 週刊プレイボーイ連載(527) – 橘玲 公式BLOG

                                                なぜかほとんど指摘されませんが、AV女優という職業は、アジアでは日本にしか存在しません。 世界価値観調査では、日本は一貫して、スウェーデンと並んで世界でもっとも「世俗的価値」の高い国になっています。わたしたちは、冠婚葬祭で複数の宗教を適当に使い分け、生まれ故郷をさっさと捨てて都市に集まり、伝統は歌舞伎や相撲など娯楽として楽しむだけの究極の「世俗社会」に生きているのです。――日本人が北欧と異なるのは「自己表現価値」が低いことで、これが他者を気にする同調圧力(ムラ社会)を生みます。 世俗的な社会では、性を含むさまざまなタブーがなくなっていきます。スウェーデンは世界に先駆けてポルノ大国になりましたが、アジアでは日本がその地位を独占しています。売春産業が発達した国はアジアにもありますが、日本以外では、若い女性がアダルトビデオに出演することなど考えられないのです。 マッチングサイトのビッグデータでは

                                                • 「みんなで話し合うと無能な者にひきずられる」効果 週刊プレイボーイ連載(402) – 橘玲 公式BLOG

                                                  私たちは学校で、なにかあるごとに「みんなで話し合って決めましょう」といわれてきました。もちろんこれは日本だけのことではなく、近代の成立以降、欧米では「自由な市民による討論」こそが民主的な社会の基盤とされ、アメリカでは議論に勝つための「ディベート」というテクニックを学生たちが一生懸命学んでいます。日本の学校の「みんなで話し合う」も、敗戦によってアメリカの「民主教育」が移植されたものです。 「三人寄れば文殊の知恵」は、一人の限られた知識で問題を解決しようとするよりも、さまざまな知識をもつひとたちが集まって協力したほうがよい結果を生むということわざで、たしかにそのとおりにちがいありません。 しばらく前に『「みんなの意見」は案外正しい』という本が話題になりましたが、そこでは「素人による多数決は専門家に勝る」と論じられました。早くも19世紀に、ダーウィンのいとこであるフランシス・ゴールトンが、牛の品

                                                  • 正しい遊び人になる方法【モテるプレイボーイとダサい遊び人の違い】

                                                    本当のプレイボーイはダサいことはしない 男性が一度は憧れるであろうプレイボーイ。 けれど、世にあふれるのはただのゲスな遊び人です。 カッコいいプレイボーイの定義とは何でしょうか? 本日は、カッコいいプレイボーイの法則とダサい遊び人の違いを書いていきましょう。 目指せ!本物のプレイボーイ!! ダサくないプレイボーイも、今から本当のプレイボーイを目指す方も、今現在ダサい遊び人も必見です。 ダサい遊びしかできないなら、そんなのはダメ!特集。 モテカッコいいプレイボーイの法則 ほんとうの意味でモテるプレイボーイに共通すること。 それは、女性を傷つけないことと理性を働かせているところ。 どういうことかと言いますと、ほんとうの意味でモテる男性は、ほんとうの意味で優しいのでモテるのです。 下記にダサい遊び人とカッコいいプレイボーイの差を並べて考えてみましょう。 まずはダサい遊び人からですが、1つずつ考え

                                                    • 新型肺炎「クルーズ船」対策はすべて素人の思いつき? 週刊プレイボーイ連載(422) – 橘玲 公式BLOG

                                                      政府の新型肺炎対策が混迷をきわめています。感染拡大にいまだ収束の見通しは立ちませんが、現時点でわかったことをまとめておきましょう。 クルーズ船の対応で官房長官は「感染防止を徹底」と胸をはりましたが、結果は死者7名、感染者約700名にのぼりました。同様の状況にあったクルーズ船から乗客を下船・自由解散させたカンボジアは「中国におもねっている」とさんざん批判されましたが、その後、確認された感染者は1名です。どちらが正しかったかは議論の余地すらなく、非人道的な環境で長期間拘束された乗客・乗員はほんとうにかわいそうです。 春節の時期に多くの中国人観光客を受け入れたことも批判されています。アメリカのように中国全土からの入国禁止を徹底していれば感染拡大を防げたというのです。 「政治は結果責任」ですからどちらも大失態でしょうが、このウイルスが未体験であることを考えればいちがいに責めることもできません。感染

                                                      • 日本で安楽死が認められないのは、日本人が「愚か」だから 週刊プレイボーイ連載(441) – 橘玲 公式BLOG

                                                        難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性が、ネットで知り合った医師2人から鎮静薬を投与され死亡した事件が波紋を広げています。主犯とされる医師はツイッターに「安楽死外来(仮)やりたいなあ」などと投稿する一方で、妻によると頻繁に「死にたい」と訴え自殺未遂もあったとされ、犯行の動機については不明な点が多いままです。 その一方ではっきりしているのは、ALSを患う女性が自らの意思で安楽死を望んだことです。彼女は(パソコンのスクリーン上のキーボードを視線の動きで感知する)視線入力でブログやSNSに自らの思いを投稿していましたが、そこには「惨めだ。こんな姿で生きたくないよ」「すごく辛い。早く楽になりたい」などの言葉が並んでいます。 報道によれば、女性はスイスの自殺ほう助団体の利用を考えたものの、付添人が刑事罰を科せられる可能性を知って断念し、SNSでやりとりするようになった医師に依頼し、報酬として130

                                                        • 意志力をふりしぼって成功すると寿命が縮む!? 週刊プレイボーイ連載(445)  – 橘玲 公式BLOG

                                                          成功への鍵として自制心や自己コントロール力が注目されています。これは「やり抜く力(GRIT)」とも呼ばれ、「生まれつきの才能」はもはや重要ではなく、誰もがこのちからを伸ばして傑出した人材になれるともいわれます。 これは、半分正しくて半分間違っています。現代社会で、社会的・経済的な成功にもっとも重要な能力が「知能」であることは繰り返し証明されています。知識社会とは、「言語的知能と論理・数学的知能に優れた者が特権的な優位性をもつ社会」のことなのですから、これはトートロジー(同義反復)でもあります。 とはいえ、たんに「頭がいい」だけでは成功できないこともわかってきました。地頭はいいけれど勉強もせずに遊び呆けている子どもがどうなるかを考えてみればわかるように、成功するためには、目の前の欲望をすぐに満たそうとする「キリギリス」ではなく、将来の自分のためにこつこつ努力する「アリ」でなくてはならないので

                                                          • 日本人は役に立たない政府を望んできた 週刊プレイボーイ連載(458)  – 橘玲 公式BLOG

                                                            今年1年を振り返れば、世界は未知の感染症によって大きく動揺し、それぞれの国や社会の深層に隠されていた構造があぶりだされたことに気づきます。 数千年ものあいだ皇帝による独裁統治(人治)をしてきた中国は、ひと足早く超監視社会に移行したことで、人権を制約すれば感染症を抑制し、経済成長と両立できることを示しました。それに対して「リベラルデモクラシーの守護者」たる欧米は、過度な社会統制を避けたことで膨大な感染者・死者を出しましたが、その一方で、病院へのアクセスを制限し、治療に優先順位をつける“社会的トリアージ”によって、感染拡大でも医療崩壊を防げることを示しました。 ひるがえって日本はどうでしょう? 中国のような統制もせず、かといって欧米のようなロックダウンにも至らず、すべての患者を受け入れながら、国民の同調圧力と「自粛警察」だけで一定程度感染を抑制したことで、国際社会からも「謎の成功」と奇妙な称賛

                                                            • プレイボーイ?! - 合格医学部の日記

                                                              疲れを癒して、2つ目のスタンプへ 道の駅、日義木曽駒高原へ 今NHKの大河ドラマでも出てくる木曽義仲ゆかりの地のようです。 木曽義仲が馬に草をあげてる! 現代の木曽義仲と巴御前は気さくな方で、娘と写真撮ってくださいました😊 木曽義仲といえば巴御前!が思い浮かぶくらいなので、一筋だったのか?と思いきや、他にも3人くらい奥様がいたようです。(やっぱり😅💦) 木曽義仲は源義朝の従兄弟になるのですが、あまり相性がよくなかったみたいですね。 政略結婚で、源義朝の娘と義仲の息子が結婚したのですが、結局は息子も義仲も殺されてしまいます。 けれど、義仲の子孫は現代にまで続いているそうです。 興味ある方は、木曽義仲で、是非ググッてみてください。 昔の人は子孫を絶やさない為に、側室が何人もいたのですから、木曽義仲もそうだったのかもしれませんね🤔 ただのプレイボーイ?!なんて思った私💦😅 お土産売り

                                                                プレイボーイ?! - 合格医学部の日記
                                                              • メディアはなぜ、トランスジェンダーと敵対するフェミニストについて触れないのか? 週刊プレイボーイ連載(582) – 橘玲 公式BLOG

                                                                トランスジェンダーが戸籍上の性別を変える際に必要とされていた「生殖能力を失わせる」手術を、最高裁が違憲と判断しました。近年、日本の司法はグローバルスタンダードに判断を合わせる傾向がありますが、これもそうした「リベラル化」のケースと考えていいでしょう。 ただし判決では、「生殖腺がないか、その機能を永続的に欠く」という生殖不能要件を不要としたものの、「変更する性別に似た外観を備えている」という外観要件については十分に審理が行なわれていないとして、高裁に差し戻しました。 (生物学的には女として生まれたが性自認が男の)トランス男性は、これまでも男性器の形成を求められておらず、生殖不能要件を否定したこの判決によって、身体に大きな負担をかける手術なしで「自分らしい」ジェンダーで生きることができるようになりました。 これには多くのひとが同意するでしょうが、メディアは「トランスジェンダー問題」の核心に触れ

                                                                • 「善意の支援」が苦しむひとをより傷つける 週刊プレイボーイ連載(467) – 橘玲 公式BLOG

                                                                  新型コロナウイルス禍で孤独や孤立の問題が深刻化していることを受け、政府は内閣官房に「孤独・孤立対策担当室」を設置しました。 ヒトは徹底的に社会化された動物なので、つながりを断たれることで身体的にも精神的にも深刻な負の影響を受けます。孤独に苦しむひとをすこしでも減らすことが社会の目標になるのは当然でしょう。 しかし、ここには難しい問題があります。善意のサポートが、逆に相手を傷つける可能性があるからです。このことは次のような心理実験で確かめられました。 被験者はニューヨークの大学に通う女子学生で、支援者(他の学生)から人前でスピーチするためのサポートを受けます。アドバイスは「あからさまなもの(こうすればいい)」と「間接的なもの(自分だったらこうする)」の2種類で、さらに、サポートする側に優位性がある条件(あなたによい方法を教えてあげる)と、無力さを感じさせる条件(わたしの方がアドバイスを必要と

                                                                  • 「自民は若者の党」「立民は高齢者の党」の不思議 週刊プレイボーイ連載(498) – 橘玲 公式BLOG

                                                                    コロナ禍のなかでの衆院選は、安倍―菅の「ネオリベ」路線から「新しい資本主義」へと看板を架け替えた自民党が、大物議員の落選はあったものの、単独で国会を安定的に運営できる「絶対安定多数」を確保しました。その一方で、議席増確実とされていた立憲民主党は逆に選挙前を下回り、敗北の責任をとって枝野代表が辞任しました。 出口調査からわかるのは、前回(17年)の選挙と比べて、立民が無党派層の投票を減らしたのに対し(30.9%から24.6%)、8.5%だった日本維新の会が20.9%へと無党派層から支持されたことです。選挙前は、「自助」を求める菅政権への反発から、(与党も含め)どの政党も「公助(分配)」を強調しましたが、こうした「ばらまき」から一線を画した維新が議席4倍増と躍進したのは示唆的です。 より興味深いのは年代別の投票傾向で、18~19歳は36.3%が自民に投票し、立民の17.2%の倍です。20代も3

                                                                    • 新型コロナで、大学はほんとうはどうなっているのか? 週刊プレイボーイ連載(456)  – 橘玲 公式BLOG

                                                                      新型コロナの感染拡大を受けて教育のデジタル化が叫ばれていますが、大学ではすっかり「新しい生活様式」が定着したようです。 都内にある有名私立大学(文系学部)では、ゼミを含むほぼすべての授業がオンラインに切り替えられたため、学生は大学に行くことがほとんどなくなりました。時間になるとズームにログインして「出席」しますが、最近ではほとんどの学生が顔を出さなくなったため、画面に名前がずらりと並ぶだけです。女子学生から「化粧していない顔を見られたくない」との声が増えたからだそうです。 そうなると教師は真っ暗な画面に向かってしゃべることになるので、こんどは自分も顔を出さなくなりました。学生は一方的に教師が話すのを聞くだけで、これでは「ラジオと同じ」です。もっともオンライン授業はかろうじて双方向ですが、オンデマンドでは教師が録画した講義が流れるだけなので、こちらは「ビデオと同じ」です。 顔が見えないのでは

                                                                      • 畠山理仁(はたけやまみちよし) on Twitter: "菅義偉さんが話題です。せっかくなので、私が2009年に菅義偉さんを直撃して書いた記事をアップしておきます。 「エーッ!! 世襲制限の急先鋒 自民・菅義偉議員が息子を総務大臣秘書官にしていた!?」 (『週刊プレイボーイ』No.25… https://t.co/WLgNT3Zknu"

                                                                        菅義偉さんが話題です。せっかくなので、私が2009年に菅義偉さんを直撃して書いた記事をアップしておきます。 「エーッ!! 世襲制限の急先鋒 自民・菅義偉議員が息子を総務大臣秘書官にしていた!?」 (『週刊プレイボーイ』No.25… https://t.co/WLgNT3Zknu

                                                                          畠山理仁(はたけやまみちよし) on Twitter: "菅義偉さんが話題です。せっかくなので、私が2009年に菅義偉さんを直撃して書いた記事をアップしておきます。 「エーッ!! 世襲制限の急先鋒 自民・菅義偉議員が息子を総務大臣秘書官にしていた!?」 (『週刊プレイボーイ』No.25… https://t.co/WLgNT3Zknu"
                                                                        • 日本学術会議問題は「脅して従わせる」マネジメント 週刊プレイボーイ連載(450) – 橘玲 公式BLOG

                                                                          日本学術会議が推薦した会員候補のうち6人が任命されなかった問題で、菅政権が発足早々、逆風にさらされています。経緯に関しては不明な点もありますが、報道を見るかぎりでは、以前から官邸は多めの人数の名簿で事前説明するよう求めていて、2016年には補充人事で上位に推した候補に官邸が難色を示したことから、全ポストについて推薦そのものを見送る事態が起きています。 官邸が問題にしたのは、学術会議が「政府機関」でありながら「独立した人事権」をもつという慣行で、民主的な手続きで選ばれた政府の上位に「超越的」な権力が生まれることを危惧したとされます。とはいえ、学術会議が「軍事的安全保障研究禁止」の方針を決定したり、所属する学者が政府を批判する発言をすることへの心情的な反発が大きかったのでしょう。 今回の紛争の直接の原因は、学術会議の前会長(前京大総長)が、官邸との事前折衝を無視して105人の会員候補の推薦名簿

                                                                          • 「新しい資本主義」が目指すのはグロテスクな世代間差別をなくすこと 週刊プレイボーイ連載(508) – 橘玲 公式BLOG

                                                                            「新しい資本主義」は岸田政権の大看板ですが、施政方針演説やその後の国会質疑でも具体像は語られず、野党からは「ぬかに釘」と批判されています。それでも、DX(デジタル・トランスフォーメーション)や気候変動対策、経済安全保障などと並んで、「格差」に取り組む決意は繰り返し表明されています。 格差というと富裕層と貧困層の二極化の話になりますが、日本の場合、その背景には正規/非正規の「身分差別」、親会社/子会社の「所属による差別」、海外の日本企業で行なわれている本社採用/現地採用の「国籍差別」などのさまざまな「差別」があります。 日本の知識人は右も左も、「終身雇用、年功序列の日本的雇用が日本人(男だけ)を幸福にした」として、「グローバル資本主義の雇用破壊を許すな」と大騒ぎしてきました。ところがその実態はというと、彼らの大好きな日本的雇用が、重層的な差別によって「日本人」や「(本社)正社員」など特権層の

                                                                            • フィッシング詐欺の文面がバカバカしい理由 週刊プレイボーイ連載(600) – 橘玲 公式BLOG

                                                                              ある日、「私たちは警視庁です」というメールが送られてきました。「あなたのお子様は窃盗容疑で逮捕され、被害者に280万円の賠償金を支払う必要があります」との文面のあとに、国内銀行の法人口座が5件ほど列挙されています。明らかな詐欺メールですが、それでも思春期の子どもがいる親のなかには背筋が寒くなったひともいるでしょう。 しかしなぜ、こんな悪質で稚拙なメールを送りつけてくるのでしょうか。それは、スパムメールのコストが実質的に無料だからです。詐欺師にとっては、成功確率がゼロに近くても、誰かがひっかかればそれが収益になるのです。 フィッシング詐欺としてよく知られているのが「ナイジェリアの王子」です。莫大な遺産が腐敗した国家に没収されようとしていると窮状を訴え、その資産を受け取る口座を貸してくれたら高額の謝礼を支払うと約束をする一方で、送金のための「手数料」を立て替え払いしてほしいと依頼するのが定番の

                                                                              • バラ・プレイボーイ:よしうみバラ公園(愛媛県今治市) - fwssのえっさんブログ

                                                                                おはようございます。 いつもありがとうございます。 昨日の朝は、サッカーの事を記したら 「天気予想」を忘れてしまいました。 今朝は、既に正面の島へ陽が当たって いるので、一日「晴れ」と予想します。 今朝一のアップは、よしうみバラ公園 のバラです。 その、よしうみバラ公園は、愛媛県今 治市の大島にあります。 今回のバラ名は、プレイボーイだそう です。 一応、検索してみました。「多くの女 性を次々に誘惑して、もてあそぶ男。 また粋(いき)に遊びまわる男。遊び 人」。 「英語で自分の好きなことをして過ご す人というような意味。日本では、女 性を次々に誘惑する色男という意味で 使われている言葉。ちなみに色男とは 女性にモテる男性のこと」と、ありま した。 とにかく、このバラは、男性のようで す。 今日も、自分の好きなことをして過ご しましょうか。

                                                                                  バラ・プレイボーイ:よしうみバラ公園(愛媛県今治市) - fwssのえっさんブログ
                                                                                • 偏見をもたないように努力すると、より偏見が強くなる? 週刊プレイボーイ連載(471) – 橘玲 公式BLOG

                                                                                  女性やLGBT(性的少数者)、人種・宗教的なマイノリティへの不適切な発言などを理由に、政治家、学者から芸能人まで、著名人を糾弾し辞任などを求める「キャンセルカルチャー」が日本でも世界でも猛威をふるっています。差別のない社会を求めるのは当然として、批判や炎上によって問題は解決するのでしょうか。 これについては、「ステレオタイプ(偏見)を抑圧しようとすると、より偏見が強くなる」という興味深い心理実験があります。 被験者はイギリスの大学生(男女)24人で、スキンヘッドの男性の写真を見せられて、5分間でこの人物の典型的な1日を書くよう求められます。このとき(ランダムに選んだ)半数は、「他人への印象はステレオタイプによるバイアスに強く影響されている」との心理学の知見を教えられ、偏見を抑制するよう暗に求められます。残りの対照群には、こうした指示はありません。 第三者が文章を評価すると、「教育」を受けた

                                                                                  新着記事