斎藤元彦・兵庫県知事の疑惑を調べた第三者調査委員会は、パワハラなどの疑惑を告発した後に自死した元西播磨県民局長・Aさん(享年60)を斎藤知事らが処分したことは公益通報者保護法違反だと断定した。だが3月26日に記者会見した斎藤知事は「さまざまな意見がある」として、違法だと認めることを拒否した。その直前、複数の県幹部が斎藤知事に「Aさんの名誉回復を図ってご遺族に謝罪しましょう」と働きかけていたことが分かった。この進言を蹴った斎藤知事に、県職員らの怒りは収まらなくなっている。 〈画像〉「組織の幹部は感情をコントロールし、人を傷つける発言は慎むべし」と記された第三者委員会の調査報告書 「結局、解決への道を閉ざしてしまったんです」第三者委が指摘した計11件のパワハラ行為は認めるが、自分への処分は行なわない。匿名で疑惑を外部に知らせた元県民局長のAさんを特定し、処罰したことが公益通報者への不利益な取り