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  • リチャード・ランガム『善と悪のパラドックス : ヒトの進化<自己家畜化>の歴史』NTT出版(2020年)を読む - はてなブログ大学文学部

    まず第一章を読み終える。 ざっくりまとめる。 本書はチンパンジーとボノボの行動研究の知見や歴史学、生物学などから人間の善悪を考察する本である。 チンパンジーは一般的に攻撃性が著しく高いとされ、ボノボはそれと対照で穏やかとされる。 一章の結論としては、比較的穏やかなボノボですら、人間よりも攻撃性を有するという帰結であった。 世界中のあらゆる部族において数少ない、国家の干渉をいっさい受けない無政府状態であったニューギニアのダニ族についての研究では、残酷な暴力行為があったものの、それでもボノボよりも攻撃性は少ないという結論であった。 集団という単位でみればそのような帰結になる。 その一方で、家庭内暴力に関してはしばしば人間も男性は攻撃性を示す。 この点についても、それでも他の類人猿の攻撃性には全く及ばないという。 以上が第一章のまとめである。 本書はルソーの性善説、ホッブズの性悪説を掘り下げる本

      リチャード・ランガム『善と悪のパラドックス : ヒトの進化<自己家畜化>の歴史』NTT出版(2020年)を読む - はてなブログ大学文学部
    • シダの森とアンリ・ルソー - Shins Blog 304

      Nikon D800E AF MICRO NIKKOR 2.8/55 僕はアンリ・ルソーの絵が好きで特に彼の熱帯の密林に描かれる植物たちの表情に果てしなく心惹かれる。 はじめて彼の絵を見たのは中学校の美術の教科書だった。夕暮れに密林で黒人がジャガーに襲われている絵だった。凄惨な場面なのに絵全体が醸す雰囲気はとても静かで冷たく、影絵のように黒い男性に襲いかかるジャガーがまるで大きな猫がじゃれてもたれているだけのように見えるのがかえって不気味だった。そして様々な不思議な形をした植物がこの出来事を取り囲んでおり花々は喜ばしげに咲いているのだ。 なぜこんな密林に男がひとりで迷い込んだだろう。こんな密林の中で誰にも知られず男は食い殺されてしまうのだ。その男の死にもまして中学生だった僕の心をドキドキさせたのはやはりエロスとタナトスが渾然となった妖しい雰囲気だったのだと思う。

        シダの森とアンリ・ルソー - Shins Blog 304
      • 藤原辰史 「新・植物考」 第6回 (最終回)「植物を考える」とはどういうことか | 生きのびるブックス

        人間は植物よりも高等だと私たちは思っている。だが、それは真実だろうか? 根も葉ももたず、あくせく動き回って疲弊している私たちには、 植物のふるまいに目をとめることが必要なのかもしれない。 歴史学、文学、哲学を横断しつつ、ありうべき植物と人間の関係をさぐる、 ユニークかつ刺激的な試み。隔月連載。 「植物考」のまとめ これまで合計11回、植物をめぐるエッセイを書いてきた(本連載と、ウェブ春秋はるとあき連載「植物考」)。いよいよ最終回である。「作物」や「生物資源」という概念枠組みでとらえた瞬間に抜け落ちてしまう植物の「植物らしさ」について、そしてその「植物らしさ」が現在の人間社会に与える示唆について、さまざまな文献を読んだり、普段の植物とのつきあいを内省したりして考えてきた。 植物は、人文学的課題に限ったとしても、底なしの深さを持つテーマであることを改めて思い知った。とともに、かつて、ゲーテもル

          藤原辰史 「新・植物考」 第6回 (最終回)「植物を考える」とはどういうことか | 生きのびるブックス
        • 書店員の「聖地」は本を求める人々が深呼吸するビオトープ-鳥取「定有堂書店」

          東京の郵便局員が1980年、鳥取で小さな書店を始めた。近隣にあった書店のほとんどは姿を消したが、その書店は自分で考えるために本を必要とする人たちの場所として街に生き続けていた。 鳥取駅に降り立つと久松山が見えた。藩主池田家が治めた江戸時代には鳥取城があったという。城が明治維新で取り壊されて以後も、麓は県立博物館、県立図書館、県庁などで固められ行政の役割を担う地区になった。 久松山に通じる目抜き通りには、因州和紙を扱う文具店や手作り万年筆の店などご当地の商いが健在だった。 商店街のなかほどを袋川が横切る。ほとりに桜並木。その川辺からすぐのところに定有堂書店はあった。 定有堂のすぐそばを流れる袋川 誰もがすっと入っていけそうな親しみのある外観だ。定有とは「概念的としてではなく実際に存在する」というヘーゲル哲学の言葉だという。 開店したとき、近隣には24軒もの書店があった。1980年のことだ。

            書店員の「聖地」は本を求める人々が深呼吸するビオトープ-鳥取「定有堂書店」
          • 論証パターンの暗記法1(暗記の対象) - だいたい正しそうな司法試験の勉強法

            こんにちは、たすまるです。「暗記」は、私が最も嫌いな熟語の一つです。記憶なんてコンピューターにやらせろ!人間は思考するのが仕事じゃ!それさえAIに奪われかけてるのにー。てな感じで、暗記という概念ごとこの世から消滅させたい級に嫌いです。「暗譜」は好きなんですけどね。不思議だ。 もっとも、暗記は司法試験にとって必要のようです。このブログのコメント欄でも、「どうやって暗記しましたか?」的なご質問がありました。という訳で、今日は司法試験に有用な暗記法について検討したいと思います。 暗記の必要性 理解≠暗記 正確性の問題 時間の問題 暗記の対象論 1. 単純あてはめ問題は出ているのか? 射程問題への対応ー理由付け重視 2. 何をもって「正確」とするか? 規範の暗記ー文言より意味内容 いったんまとめ・例外 暗記の必要性 理解≠暗記 司法試験あるあるとして、こんなのがあります。 A:司法試験受かったの?

              論証パターンの暗記法1(暗記の対象) - だいたい正しそうな司法試験の勉強法
            • 【要調査】「朕は国家なり」異説異伝。「神に拠る王である以上、我欲でなく『国』として振る舞う(べし)」との意味? - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

              ウラリー㌠ @urary7776時間前 そもそもの話をするなら、「朕は国家なり」は「国王の統治権は人民からの信任によるものではなく神によって授けられたものであり、王は我欲や貴族の資金援助に左右されることなく『神の正義』『法の支配』の下、私人としてでなく国そのものとして判断を下す」という意味であって「俺は国そのものだからなんでも好きなようにやるぜ」という意味ではないですよね? ここのコメント欄における togetter.com この方のコメント twitter.com 紹介した通りなのかは、ちょっと分からない。だがちょっとアンテナに引っかかったのは、かすかにこういう記憶があるからだ。 自分は今でもこのブログで取り上げるように、最終的には形而上学的なものになる「主権論」あるいは「支配の正統性/正当性」をめぐる議論というのが、高校ぐらいのころから好きでした。 だからホッブス、ロック、ルソー当たり

                【要調査】「朕は国家なり」異説異伝。「神に拠る王である以上、我欲でなく『国』として振る舞う(べし)」との意味? - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
              • 【書き起こし】特別対談「坂口恭平と宮台真司」!(約6万字)|ことりのとりこ

                この記事は、X(twitter)スペースにて開催された、特別対談「坂口恭平と宮台真司」!(2023年8月23日)を独自に書き起こしたものです。 元の音声は、こちら(配信後1ヶ月間アーカイブあり) お二人の対談部分のみを書き起こししており、その前後は割愛しています。 テキストで自分のペースで読み込みたい方や、聞こえにハンディキャップのある方にも、お二人の刺激的な対話を楽しんでいただけたら嬉しいです。 坂口恭平さんにX(twitter)にて許可をいただいた上で公開するものです。 書き起こし中、音声不良等で聞き取れなかった箇所は「****」としてあります。 その他にも、主に作業者の知識不足などによって正確性を欠く記述がある可能性があります。もし明らかな誤りなどがありましたら、コメント欄等でご教示いただければ修正したいと思います。 [宮台真司] (宮台さん入室)はい。宮台ですこんにちは。 [坂口恭

                  【書き起こし】特別対談「坂口恭平と宮台真司」!(約6万字)|ことりのとりこ
                • interview with Midori Takada | ele-king

                  前世紀、西洋音楽ひいては音楽そのもののあり方をとらえなおすにあたって打楽器が重要な役割をはたしたのは楽音をになうのに五線譜の外の世界と響き合う特性をもつからであろう。ヴァレーズ、クセナキス、シュトックハウゼンら欧州生まれの前衛音楽家たちはむろんのこと、カウエル、ケージ、ハリソンら米国実験音楽の先駆者たちにも打楽器は幾多の霊感をもたらし、本邦の戦後音楽史も基本的にはその後追いだが、思考と方法と実践の蓄積により、やがて模倣や援用にとどまらない表現がしだいにあらわれはじめる、その全体像はおりをみて考察したいが、そこでは高田みどりという打楽器奏者の存在は欠かせないものになるであろう。複雑な現代曲をこなす打楽器演奏の呼び声を皮切りに、ライヒらが端緒をひらいたミニマル・ミュージックの探求をすすめる他方で、ジャズやワールドミュージックにも活動の場をひろげる、高田みどりの軽々とした身のこなしは現代音楽の言

                    interview with Midori Takada | ele-king
                  • 若者達の信念が香港人の心の境界線を乗り越えた - 清義明|論座アーカイブ

                    香港の出口はどこにあるのか 激動の香港が終わりをみせない。 6月に発生した大規模なデモと暴動は5カ月以上も続き、かえって過激化の度合いを深めているようにも見える。 筆者が最初に香港に取材した6月にはプロテスター側のシンパは、このデモが非暴力であることを強調し、なかには過激な行為をする若者や香港の立法会(議会)に突入した一団を、「中国共産党がワザと騒乱を大きくするために雇ったヤクザだ」というような陰謀論も大真面目に語られていた。しかし実際は違った。 ネットでの匿名の議論と正体不明の指揮系統のもと、号令直下に機動隊にむかってプロテスターは突撃し、火炎瓶や、威力は小さいものの時限爆弾もどきのものまで現れている。そしてそれは今や白昼堂々と行われている。一般市民の大半がこの闘争を支持しているからだ。ルソーがいう「一般意志」が香港に吹き荒れている。 現在の香港では、民主的な政体であれば政権が交代したり

                      若者達の信念が香港人の心の境界線を乗り越えた - 清義明|論座アーカイブ
                    • なぜいま『法の哲学』か──多様な価値の共存可能性について(竹田 青嗣)

                      資本主義の進展によって格差が拡大し、健全な民主主義と自由な市民社会が危機に陥っている現在の世界。「マルクス主義」「ポストモダン思想」といった20世紀の大きな思想が挫折していくなかで、新たな社会批判の思想を構築するにはどうすればよいのでしょうか? 『超解読! はじめてのヘーゲル『法の哲学』』の著者・竹田青嗣さんによる特別寄稿です。 日本の思想・哲学は「死に体」にある 昨年12月、私は西研との共著『超解読!はじめてのヘーゲル「法の哲学」』を出した。これはいわば筆後エッセイなので、その趣意を述べてみたい。 われわれはこの本で、いまこそ、ルソーの『社会契約論』、ヘーゲルの『法の哲学』を現代の政治・社会思想にとって枢要の古典として読み直すべき必要を強調した。なぜなら、現在われわれが立っている社会的状況の中で、日本の思想・哲学がほぼ「死に体」にあるからだ。 現在、われわれが歴史の中でどういう場所に立っ

                        なぜいま『法の哲学』か──多様な価値の共存可能性について(竹田 青嗣)
                      • ひさしぶりに弱者男性論について考える - メロンダウト

                        こんにちは。コロナで部屋に籠っていた時、ストリートファイター6をずっとやっていたのですが、ちょっとうまくなったせいかランクマッチが面白すぎてやめられません。助けてくれ。いやしかし去年プレイしたエルデンリングもそうだったけど最近のゲームは本当によくできていて時間があれば無限にやってしまう。 ブレイクタイムというわけでもないですが以下記事を読んだ感想です。 togetter.com 100年前のヨタ話を大マジに語られてもなあ笑 社会は当初それを信じたが、フェミニズムは100年間、男には何一つ与えてこなかった。 社会が男をエンパワーすると男は女を養うが、女はエンパワーされても男を養わず、逆に軽蔑し始める。 それを女自身が証明してしまった以上、今さら誰も信じない話だ。 https://t.co/qfbstqbCYg — 💧🌻🌻花つ葉🌻🌻🌈qui ne sait pas où elle

                          ひさしぶりに弱者男性論について考える - メロンダウト
                        • 「世界限界の向日葵と永劫回帰の櫻」について - 雨上がり停留所

                          ◆はじめに この記事はMADMAX2023に提出した「世界限界の向日葵と永劫回帰の櫻」について、解説を加える記事です。 本作は芸術を主題としたサクラノ刻を題材にしています。 そのため、通常のMAD以上に芸術的な性質を持たせています。 簡単に言えば、美術史、哲学、詩、音楽等の知識を持つ批評家や作り手が解説を加えることで初めて価値を持つMADと言えます。 これは芸術全般の特徴で、フォービスムが何かを理解せずにマティスを見ても良さが分からない、オランピアの元ネタを理解しなければマネの革新性に気付けない、と同様に視聴者に一定の知識を要求するMADです。 写真が登場するまでの絵画は遠近法、陰影のつけ方等の写実性が一定の評価基準になりえたので、絵の「上手さ」が評価されていました。しかし、その後、ポスト印象派、フォービスム、キュビスム、ドイツ表現主義、抽象表現主義、シュールレアリスム、ポップアートと写実

                            「世界限界の向日葵と永劫回帰の櫻」について - 雨上がり停留所
                          • 映画『ヒアアフター』ネタバレあらすじキャスト評価 イーストウッド - THE ENTERTAINMENT DIARIES

                            映画『ヒアアフター』ネタバレあらすじキャスト評価 イーストウッド【概要・キャスト】 こんばんは、M&Oです。 今回の絶対おすすめ映画は『ヒアアフター』です。 映画『ヒアアフター』はクリントイーストウッドが監督をしたマットデイモン主演のファンタジー映画です。 一度死後の世界を経験した人間たちと大切は人を失い、その悲しみに直面した子供を描いた感動ドラマとなっています。静かな映画ですが、運命を受け入れていく様子など様々なことを考えさせられる映画となっています。 それでは『ヒアアフター』の映画紹介です。 映画『ヒアアフター』は2011年に日本公開したものの東北地方太平洋沖地震の影響を考慮し公開がすぐに終了となったアメリカ映画。(映画の冒頭に津波のシーンがあるため) 上映時間は129分。 監督はクリントイーストウッド監督。『ミリオンダラーベイビー』『グラントリノ』『ジャージーボーイズ』などたくさんの

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                            • アフォーダンスと欲望。そして貨幣 - はてなブログ大学文学部

                              こちらの記事を少し前に進めたい nainaiteiyan.hatenablog.com 文明が人を堕落させるというのがルソーの見解。 僕はルソーに乗っかって少し書いてみたい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 結論から書くと、 貨幣というシステムが欲を作るのではないのか、ということである。 よくあるお話で、「ニーズは作るもの、我々は消費者が欲するものを作り出すのだ」というマーケティング手法があった。 僕は環境が与える力を書いてきた。 nainaiteiyan.hatenablog.com 貨幣というシステムも「環境」としてとらえるならば、貨幣が人間を支配しているという見方もできる。 しかしながら、根拠が薄いので断定はできない。 「また変なこと書いている」と思われても問題はないが、 「誤った情報を流してますね。」と言われたらたまらない。 あくまで僕の、主張の強

                                アフォーダンスと欲望。そして貨幣 - はてなブログ大学文学部
                              • 感想OUTPUT:ビジネスエリートのための! リベラルアーツ 哲学 (21st Century Liberal Arts) を読んだ感想 - Be financial freedom. 経済的自由の探求

                                こんにちは、株もっちーです。 金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。 要するに読書感想文的な活動ですね。 読んだ本:ビジネスエリートのための! リベラルアーツ 哲学 (21st Century Liberal Arts), 小川 仁志 (著) 気づいたこと 30人の哲学者 21世紀の問題 AI インターネット 監視社会 バイオテクノロジー 環境問題 資本主義 グローバリゼーションとナショナリズム 宗教対立 テロ ポピュリズム 行動したこと まとめ ランキング・宣伝など 読んだ本:ビジネスエリートのための! リベラルアーツ 哲学 (21st Century Liberal Arts), 小川 仁志 (著) ビジネスエリートのための!リベラルアーツ 哲学 【21st Century Liberal Arts】 作者:小川 仁志すばる舎Amazon 気

                                  感想OUTPUT:ビジネスエリートのための! リベラルアーツ 哲学 (21st Century Liberal Arts) を読んだ感想 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
                                • 読書日記21 - はてなブログ大学文学部

                                  C.ダクラス『経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか』を読む。 この本は戦争の歴史から掘り下げて経済を考察する。 経済の本でもあり歴史書でもあった。 憲法九条についてきちんと学び直すことができた。 交戦権や暴力の定義をしっかり読まないと見えないものがあると理解した。 自衛のためでなければ交戦権は認められないというのを前提としたうえで交戦権を放棄している、つまり国は自衛を放棄しているというものであった。 世界史レベルで国家が軍事力を持つとどうなるのかを、実証的に示してくれた。 非常にわかりやすい。僕でも理解できた。 過去もっとも人を殺害した国家体制は「権威主義」としっかり書いてある。全体主義を凌ぐ。 敢えて軍事を持たないことを決心したコスタリカの例も出てくる。 ナビア・ウルビナティ『歪められたデモクラシー』のつづきを読む。 僕は思った。 今、政治というものはあらゆる利害関係を排除

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                                  • おもしろくて読み終えるのが残念だった本「楽園のカンヴァス」原田マハ - 気まぐれゆう雑感

                                    なにせ いきなり 思い出の 「大原美術館」❣️ 筆者の人生体験に基づいて 国際的かつ豊富で質の高い 美術的知識や見地に加えて 圧倒的な筆力と物語の構成力❣️ 何度も意表をつかれる 展開にビックリ!😮! 最後の最後まで ワクワクドキドキの本でした📖 最後の解説も 美術界では高名な 「高階秀爾」さんで 畏れいりました!!! 2012年 新潮社 ルソーの画集を 見直したくなった2022/02/03 原田さんを教えてくれた 友達に感謝🙏✨✨✨

                                      おもしろくて読み終えるのが残念だった本「楽園のカンヴァス」原田マハ - 気まぐれゆう雑感
                                    • 【戦略的?】『戦略的思考トレーニング 目標実現力が飛躍的にアップする37問』三坂 健 : マインドマップ的読書感想文

                                      戦略的思考トレーニング 目標実現力が飛躍的にアップする37問 (PHPビジネス新書) 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、11月初旬の未読本記事にて人気の高かった思考術本。 当初電子化されておらず、待機していたのですが、新書発売のタイミングでKindle版もリリースされていたようです。 アマゾンの内容紹介から一部引用。戦略的思考は、激変する今の時代を生き残るために不可欠だ。 目標の設定の仕方から、それを実現するまでのシナリオの描き方、外部環境や自社の分析の方法、さらに、戦略を実行するための人の動かし方に至るまでを、演習問題に答えながらトレーニング! なお、中古が未だ定価を上回っている以上、「11%OFF」のKindle版がお買い得です! Getting a masterclass in strategic thinking from @boxman. / adactio 【ポイント】■1.「

                                        【戦略的?】『戦略的思考トレーニング 目標実現力が飛躍的にアップする37問』三坂 健 : マインドマップ的読書感想文
                                      • 104の点を結ぶ ~ハイドンの交響曲分布~|大井駿

                                        この記事ではハイドンの交響曲の分布と特徴について記述します。 まず動機として、「ハイドンの交響曲って、もっと演奏されていいんじゃない…?」という疑問(もとい想い)から来ています。というほどに、ハイドンの交響曲には魅力があるのです!彼の人生や音楽について、特に交響曲の概要については過去の記事(リンクです↓)をご参照ください。 ですが、まぁ104曲もあれば、説明なしでは訳わからないですよね...どれも演奏機会が少なければどれから聴いたらいいかも分からないですし。笑 こち亀だって、初めて読むときにどれから読んだらいいのかわかりませんでした。(結局どれからだっていいんです) この記事では、個々の交響曲について詳細に述べる言葉難しいですが、その前にまずハイドンの作品番号について、そしてハイドンの交響曲の時代ごとの特徴と該当する作品をまとめました。 ざっと目を通してみてください! ホーボーケン番号 ア

                                          104の点を結ぶ ~ハイドンの交響曲分布~|大井駿
                                        • プログラミングの生産性を上げるには - Twitter 以上、ブログ未満

                                          Yak Shaving の誘惑に打ち克つ ソフトウェアを作っている途中で、「これを作るのを効率化するためには ○○ が必要だ」と思い、本来やっていた作業の手を止めて ○○ を作り始めてしまうことは往々にしてある。 しかしその作り上げた ○○ が最終的に本当に(長期的にみて)効率化に役立ったケースは、自分の経験からいって 10 個のうち 1 つくらいではないかと思う。 効率化のための努力をするなということではない。大事なのは、アイデアを寝かせることだ。 人はゴミみたいなアイデアでも、気付かずにこれこそが素晴らしいアイデアだと信じこんでしまう。自分の考えたアイデアには愛着が湧くものだ。 そのアイデアが本当に優れているかどうか客観的に判断するには時間が必要だ。最低でも 1 晩、できればもう 2, 3 度は同じ必要性を感じてから作るのがいい。 1 回しか必要性を感じたことのないものをその場の勢いで

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                                          • ニューヨークタイムズの賛辞を素直に喜べないフランス人 - MIYOSHIN海外ニュース

                                            ユニークなフランス人の性格 フランスという国は面白い国です。 特に、国民の性格がユニークです。 大統領だろうが首相だろうがこっぴどく批判しますが、心の底では愛国主義者です。 ルソーやモンテスキューを生んだフランスが自由民主主義の発祥の地であり、米国などが自由民主主義のリーダーであると主張すると何を偉そうにと鼻でせせら笑っています。 心の底では自由の女神をお前らに送ったのは誰か忘れたのかと思っています。 未だに大国意識が強く、それは第二次世界大戦中、ロンドンに逃げて亡命政権を作ったドゴール将軍が、連合軍が勝利するや否や勝利国側に堂々と座った図々しさを受け継いでいます。 お隣のドイツには何をやっても負けてばかりですが、力に頼りすぎる隣国の欠点を利用して、EUの中では一番の発言力を確保しています。 しかし、一方で自虐的で、自分たちの幸福を素直に認めようとせず、常に不満を持っています。 こんなフラ

                                              ニューヨークタイムズの賛辞を素直に喜べないフランス人 - MIYOSHIN海外ニュース
                                            • 宮台真司氏が指摘する、歴史的に長く続いているものの価値 持続したものは、一挙にではなく徐々に変えたほうが良いワケ

                                              小さな共同体が無数にある世界における「地球規模の問題」への対策 林篤志氏(以下、林):ちょっと視点を変えてみたいと思います。理想的な共同体の規模感と、我々が向き合う社会が抱える多種多様なレイヤーの課題に対しての話です。 僕自身は今、新潟県の山古志村という人口800人の限界集落でプロジェクトを行っています。もう山古志村という行政区は存在せずに長岡市の一部になっていますが、その山古志村でNFTを使って、デジタル村民・デジタル住民票を発行して、世界中からそこにメンバーが参画をしています。 別にそこにスマートコントラクトが実装されているわけでもなんでもないんですけども、そのNFTという、デジタルアートを介して新しい関係性が生まれ、新しい交流が生まれ、新しい文脈ができています。山古志という文脈が、デジタルとリアルを交錯しながら形成されつつある、そんな可能性を少しずつ感じているわけですね。 小さな共同

                                                宮台真司氏が指摘する、歴史的に長く続いているものの価値 持続したものは、一挙にではなく徐々に変えたほうが良いワケ
                                              • 啓蒙時代における美学の誕生(1) ――井奥陽子『バウムガルテンの美学』をめぐって|KUNILABO

                                                2021年4月期に人文学講座「近代美学入門」を担当される井奥陽子さんは、昨年『バウムガルテンの美学』(慶應義塾大学出版、2020年)を上梓されました。本書の出版を記念して、昨年11月、市民講座「みんなで読む哲学入門」にて上野大樹さん( KUNILABO講師 )とのオンライン対談が行われました。本稿では、その中からヨーロッパ啓蒙と美学の誕生にかんするお話の一部を抜粋し、二回に分けてお届けいたします。 経験的心理学と美学の関係上野: 人間の様々な能力については経験的心理学で扱われ、美学は〈感性的認識と感性的叙述の学〉だということでした。この点、一般的に考えると、何かを感覚・判断することと、その知見に基づいて何かを制作する、ということは非常に連関しているようにも思えます。バウムガルテン自身は経験的心理学の能力論にどの程度依拠して美学を論じているのでしょうか。両者を出来るだけ切り離そうとしているの

                                                  啓蒙時代における美学の誕生(1) ――井奥陽子『バウムガルテンの美学』をめぐって|KUNILABO
                                                • ピエール・ロザンヴァロン『良き統治』 - 西東京日記 IN はてな

                                                  副題は「大統領制化する民主主義」。18〜19世紀にかけて民主主義の中心は議会であり、立法権であると考えられていましたが、20世紀半ば以降、執行権(行政権)こそが実質的な政治を動かすものだという認識が強まり、政治の評価を執行権(行政権)のトップである大統領や首相の功績や優劣に求める傾向が強まっています。 例えば、アメリカの政治を語るときでも、「オバマは〜だった」「トランプは〜だった」というように大統領を中心に語られることが多いと思います。 「なぜ、民主主義の中心は立法権から執行権(行政権)に移行したのか?」、「執行権が中心になった時代の民主主義はいかにあるべきか?」というものが本書のテーマになります。 著者は政治思想史や社会思想史などを専門とする人物で、さまざまな人物の考えや出来事から民主主義の変化を描き出していますが、同時に現在の民主主義に対する具体的な提言も行っており、「民主主義の危機」

                                                    ピエール・ロザンヴァロン『良き統治』 - 西東京日記 IN はてな
                                                  • ベルサイユのばら第32話「嵐のプレリュード」男の世界 後編|グダちん

                                                    脚本:篠崎好 絵コンテ;さきまくら 演出:竹内啓雄 西久保瑞穂 大賀俊二 前回からオスカルとアランの決闘が続く。原作ではアランとオスカルの決闘はオスカルが衛兵隊に赴任した直後にオスカルを罷免するために行われるが、アニメではそれなりに衛兵隊とオスカルがともにいくつかの任務をこなした後に満を持して行われる。また、アニメでは罷免の要求ではなくアランはオスカルが憲兵に仲間を売って銃殺に追い込んだと思い込んでいるので、確実に殺しが目的の決闘だ。 隊長を公然と殺害したら自分もただでは済まないとアランは理解しているだろう。だが、衛兵隊の兵士の精神的リーダー格であるアランは仲間が憲兵に連れていかれて、銃殺が決定したということに怒り、そして衛兵隊の隊の結束のために自分の命を捨ててまでオスカルを殺そうとする。前回から続く話だが、男の世界だ。 アランの剣を折るオスカル。 窮地に陥った彼は「へっ、何を言ってやがる

                                                      ベルサイユのばら第32話「嵐のプレリュード」男の世界 後編|グダちん
                                                    • 人類最後の謎ギョべクリ・テペ|透明ランナー

                                                      2019年ももうすぐ終わりますが、今年がギョベクリ・テペの年だったのをご存知でしょうか。トルコのエルドアン大統領が「2019年はギョベクリ・テペの年になる」と宣言し、毎月のようにギョベクリ・テペについての新しいニュースが流れていました。ギョべクリ・テペはいま世界中から熱視線が注がれ、ジャン=ジャック・ルソー以来最大の人類の歴史のパラダイム・シフトと目されているのです。 ある考古学者の夢 今から20年以上前の1994年。ドイツの考古学者クラウス・シュミットはトルコ南部のアナトリア地方で先史時代の遺跡について調査していました。過去の資料を眺めていると、1960年代にシカゴ大学の研究班が中世の墓地だと判断してすぐに放棄した場所が近くにあることが分かります。彼はさほど期待せずそこに行ってみることにしました。 周囲の荒涼とした台地とは異なり、そこは高さ15mほどのなだからな傾斜地になっており、ゴツゴ

                                                        人類最後の謎ギョべクリ・テペ|透明ランナー
                                                      • コロナ後の世界 - シェフやウエイター不足に悩むフランス - MIYOSHIN海外ニュース

                                                        従業員が戻ってこないレストラン フランスのレストランは営業を5月に再開した様です。 美食の国フランスでは、レストランの再開を待ちわびたお客さんで店は大賑わいの様ですが、一つ大きな問題を抱えている様です。 長いロックダウンの期間中に失業保険で食いつないできたシェフやウエイターが店に戻ってこないという現象が起きている様です。 日本でもコロナが収束した後に同じ様な現象が起こるかもしれません。 英誌Economistがこの状況に関して「French restaurants are open but short-staffed」(フランスのレストランは再開されたが従業員が不足している)と題した記事を掲載しました。 かいつまんでご紹介したいと思います。 Economist記事要約 パリのあるバーのマネージャーは、追加のスタッフを見つけるのに苦労して、最近、忙しい夜、妹に助けてくれる様依頼しました。 ノ

                                                          コロナ後の世界 - シェフやウエイター不足に悩むフランス - MIYOSHIN海外ニュース
                                                        • 独哲学者マルクス・ガブリエルの思想は過大評価か? 福嶋亮大が『新実存主義』を読む

                                                          1980年生まれのドイツの哲学者マルクス・ガブリエルは『世界はなぜ存在しないのか』(2013年/邦訳2018年)が世界的なベストセラーになったことで、一躍スターとなった。本書『新実存主義』(2018年/邦訳2020年)はそのガブリエルが「心の哲学」に立ち入って自説を述べながら、それについてジョスラン・マクリュール、チャールズ・テイラー、ジョスラン・ブノワ、アンドレーア・ケルンという4人の哲学者がそれぞれの立場から応答した本である(もっとも、彼らの議論がかみ合っているようにはあまり思えない――ガブリエルの2編の論文と冒頭のマクリュールの導入だけでも十分だろう)。大きくふたつのポイントを挙げておこう。 <1>ガブリエルはもともと、構築主義を批判する立場から「新しい実在論」を掲げたことで名をあげた。構築主義とはごく単純化して言えば、現実なるものは存在せず、たださまざまな解釈や表象を現実と取り違え

                                                            独哲学者マルクス・ガブリエルの思想は過大評価か? 福嶋亮大が『新実存主義』を読む
                                                          • 中央公論新社編『対談 日本の文学』全三巻 - Close To The Wall

                                                            『対談 日本の文学 素顔の文豪たち』 『対談 日本の文学 わが文学の道程』 『対談 日本の文学 作家の肖像』 『対談 日本の文学 素顔の文豪たち』 対談 日本の文学-素顔の文豪たち (中公文庫 ち 8-16) 中央公論新社Amazon1960年代後半に刊行された中央公論社の80巻にわたる文学全集の月報に載っていた対談・座談を全三巻に再編集したもの。この巻では作家の親族が参加したものをメインに収録している。一篇が手頃な短さで家族から見た作家のエピソードがたくさん読めてなかなか面白い。 目次が重要なのに中央公論の公式サイトには何にも載ってないのでhontoをリンクする。公式が一番情報ないのなんなの。 対談日本の文学 素顔の文豪たちの通販/中央公論新社 中公文庫 - 紙の本:honto本の通販ストア 森鴎外のことを森茉莉に三島由紀夫が聞くとか、親族ではない対談者の方も既に文学史上の人物ばかりが並

                                                              中央公論新社編『対談 日本の文学』全三巻 - Close To The Wall
                                                            • 学級で当たり前の「多数決」を問い直す(教員養成セミナー) - Yahoo!ニュース

                                                              「民主主義=多数決」ではない 「民主主義とは多数決である」とはよく聞く話ですが、これは大きな誤解です。学校現場では、特によく見られる誤解のようにも思えます。その背景の一つには、学活や生徒会活動などにおいて、何かを決める時に多数決がとられることが多いことがあるのかもしれません。 「どれだけ自分の意見を言っても、最終的には多数決で決められてしまう。だから民主主義は暴力的で嫌いだ」という子どもたちにも、私は時折出会うことがあります。いわゆる「多数者の専制」への嫌悪です。これはこれとして、とてもいい問題意識だと思います。 でも、民主主義の本質は、じつのところ多数決にあるわけではないのです。多数決は、民主主義におけるあくまでも意志決定の一つの方法にすぎません。今日の民主主義の源流を築いたジャン=ジャック・ルソーも、緊急性の高い議案については過半数獲得で決定することがあってもいいが、重要性の極めて高い

                                                                学級で当たり前の「多数決」を問い直す(教員養成セミナー) - Yahoo!ニュース
                                                              • 2019年ベスト

                                                                赤坂太輔(映画批評家) 井戸沼紀美(『肌蹴る光線 ーあたらしい映画ー』主催) 梅本健司(映画館受付) 海老根剛(表象文化論/ドイツ文化研究) 岡田秀則(映画研究者/フィルムアーキビスト) 荻野洋一(番組等映像演出/映画評論家) オリヴィエ・ペール(「アルテ・フランス・シネマ」ディレクター/映画批評家) 隈元博樹(NOBODY) クリス・フジワラ(映画批評) 坂本安美(アンスティチュ・フランセ日本 映画主任) 佐藤公美(映画プロデューサー/マネジメント) ジュリアン・ジェステール(フランス日刊紙「リベラシオン」文化部チーフ/映画批評) 杉原永純(映画キュレーター) 田中竜輔(NOBODY) 千浦僚(映画文筆) 常川拓也(映画批評) 中村修七(映画批評) 新谷和輝(映画研究/字幕翻訳) PatchADAMS(DJ) 廣瀬純(現代思想/映画批評) 三浦翔(NOBODY) 結城秀勇(NOBODY)

                                                                  2019年ベスト
                                                                • 愛妻を失った吟遊詩人の嘆き。~マリー・アントワネットの生涯25。グルック:オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』第1幕前半 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                  古代ギリシャの壺に描かれたオルフェウス 音楽の神、オルフェウス神話 オルフェウスの母カリオペ それでは、マリー・アントワネットのピアノ教師でもあった、グルックのオペラ『オルフェオとエウリディーチェ』第1幕の幕を開けます。 題材は、よく知られたギリシャ神話、『オルフェウス伝説』です。 オルフェウスは、ギリシャ語に近い発音でオルペウスとも呼ばれます。 太陽神アポロンと、芸術の女神たち、ムーサ(英語でミューズ)のひとり、カリオペとの子ですが、アポロンは名義上の父で、トラキア王オイアグロスとの子、との説もあります。 ともあれ、太陽神であるとともに、音楽の神でもあるアポロンと、ミューズ9人姉妹の長女で、最も賢く、「叙事詩」を司るカリオペとの子ですから、音楽の名手となりました。 吟遊詩人として名を馳せ、彼が竪琴を掻き鳴らしながら歌うと、森の動物たちのみならず、木々や岩までもが耳を傾けた、とされています

                                                                    愛妻を失った吟遊詩人の嘆き。~マリー・アントワネットの生涯25。グルック:オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』第1幕前半 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                                  • 右・左はもういらない…ルソーとロックで理解する社会の本当の姿(荒谷 大輔)

                                                                    8月20日に発売された『資本主義に出口はあるか』(講談社現代新書)。今回はその著者である荒谷大輔氏に、自身の専門とする哲学の役割について、またロックとルソーの対立軸で歴史を読み解くという大胆なアイデアについて、伺っていく。 哲学でクリティカルなポジションを獲得する —— 荒谷先生は哲学がご専門なわけですが、まず先生の考える哲学の定義について教えていただけますか。というのも、新著『資本主義に出口はあるか』を拝読させていただくと、先生のお考えになる哲学は、いわゆる「教養」としての哲学とはやや異なるような印象を受けるからです。 例えば、「自分のものは自分のもの」という考え方は私的所有と呼ばれますが、それは近代の枠組みのなかで成立しました。でも、「それって本当に正しいの?」なんて誰もあえて問わないですよね。 哲学がやっているのは、社会で「当たり前」になっていることが実際にはそれほど当たり前ではない

                                                                      右・左はもういらない…ルソーとロックで理解する社会の本当の姿(荒谷 大輔)
                                                                    • パリで行きたい3大美術館(ミュゼ)のうち中に入ったのは【オランジュリー美術館】 - ガネしゃん

                                                                      芸術の都パリ フランスと言えば、美術館がたくさんありますよね。 その中でも有名なのはこの3つ ・ルーヴル美術館 ・オルセー美術館 ・オランジュリー美術館 ルーヴル美術館は外観のみにして、実際に入ったのはオランジュリー美術館となりました。 パリ3大美術館(ミュゼ)はぞれぞれの規模や個性を知ってから ダ・ヴィンチ・コードのあらすじ ルーヴル美術館 ルーヴル美術館ミュゼ巡りミニアドバイス チケットは日本からが便利 大きな美術館の注意点 無料公開日もある スリに注意 オルセー美術館 オランジュリー美術館 見学おすすめルート 作品以外も楽しんでみて 美術史の豆知識 美術史を学ぼう ルネッサンス バロック 古典主義 ロココ 新古典主義 ロマン派 印象派 ポスト印象派 芸術家を知ろう レオナルド・ダ・ヴィンチ ルーベンス フェルメール ドラクロワ ミレー モネ ルノワール セザンヌ ゴッホ パリで行きた

                                                                        パリで行きたい3大美術館(ミュゼ)のうち中に入ったのは【オランジュリー美術館】 - ガネしゃん
                                                                      • 反出生主義における三つの実践的不可能性と「無限責任」の問題――心情から読み解く〈信頼〉の不在とその行方|上柿崇英(T. Uegaki)

                                                                        反出生主義について1年前に執筆した原稿がようやく刊行されました。 上柿崇英(2023b)「反出生主義における三つの実践的不可能性と「無限責任」の問題――心情から読み解く〈信頼〉の不在とその行方」『共生社会システム研究』、共生社会システム学会、Vol.17 No.1、pp.77-100 反出生主義とは、「この世に出現するいかなる生も害悪であり、したがってわれわれは新たな生をこの世に生みだすべきではないし、人類など早々に絶滅した方が良い」という主張を普遍的な道徳原理として掲げる思想で、ベネターの『Better Never to Have Been : The Harm of Coming into Existence』(2006)を通じて世界的に知られるようになりました。 本論もベネターについては触れていますが、切り口はかなりユニークではないかと思っています。反出生主義について書かれた論考の多

                                                                          反出生主義における三つの実践的不可能性と「無限責任」の問題――心情から読み解く〈信頼〉の不在とその行方|上柿崇英(T. Uegaki)
                                                                        • 高級食パン店の淘汰が始まった理由、小麦価格の17%値上げがとどめを刺すか

                                                                          30年のキャリアを誇る経営戦略コンサルタント。情報分析や業界分析に強く、未来予測やイノベーション分野が得意領域。一方で雑学にも強く、経済エンタテナーとして各方面に寄稿。経済クイズ本『戦略思考トレーニング』シリーズは20万部を超えるベストセラー。マスコミ関係者の地下クイズ集団『夜会』のメンバーとしても活躍。 今週もナナメに考えた 鈴木貴博 経済誌をにぎわすニュースや日常的な経済への疑問。そのときどきのトピックスについて経済の専門知識を縦軸に、社会常識を横軸において、ナナメにその意味を考えてみる。 バックナンバー一覧 「パンがないなら焼き菓子を食べればいいじゃない」の フレーズと現代日本の意外な接点 「パンがないなら焼き菓子を食べればいいじゃない」 フランス革命前夜、飢饉(ききん)に苦しむ農民に対して、マリー・アントワネットが口に出したとされる言葉です。本当は俗説で、後にルソーが書いたものがフ

                                                                            高級食パン店の淘汰が始まった理由、小麦価格の17%値上げがとどめを刺すか
                                                                          • 日頃のキャスティングのお陰でドライバー安定してました

                                                                            7ヵ月ぶりのゴルフが終了して、嫁と娘と晩飯が食べれました ただいま、ぐったりして眠気と戦いながらブログ書いております スタート時から霧雨が降り初めまして(T_T)しばらくぶりのゴルフで しかも雨!これはやばいです体力も奪われそうだし 左に五十肩の心配もありまして、ギブアップあるかも!と思ってたのですが そんなに雨が強くなることもなく 五十肩で トップ が浅くなるかと思ったらそうでもなく 当たりがいい!(スコアは別です) ということでいきなり ランチタイム です(・ω・)ノ 新型コロナウイルス流行によって一時期はバイキング 形式の提供をやめているゴルフ場が 多かったのではないでしょうか、久しぶりの光景です😍😍😍 いつも控えめに昼食をとっているのですが、運動しているのでガッツリといただきます 食べてみたら、これがまた美味し!久しぶりだからでしょうか? PLAY料金 11,980円 (税抜

                                                                              日頃のキャスティングのお陰でドライバー安定してました
                                                                            • ビジネス本の「コミカライズ」が出版業界の常識になった理由(堀田 純司) @gendai_biz

                                                                              表紙で微笑む女性キャラ 近年の出版界では「ビジネス書のコミカライズ」が大きな注目を集めています。古典的な名作から、最新のヒット作まで、コミカライズはそれ自体、もはやひとつのジャンルとして定着し、現在では「ビジネスコミック」という分野名まで獲得するようになりました。 しかしそれらの書籍を見て、気がつくことはないでしょうか? そう、どの本もみんな、表紙が「女性」なのです。ある本では明るく元気に、ある本では思慮深そうに、女性キャラクターたちが微笑みかけてくれているのです。 ビジネス書はもともと、がっつり「おっさん向け」ジャンルでした。「おっさんずラブ」ならぬ「おっさんずブック」です。 そうしたおっさん界の中で、キラキラ輝く女性キャラクターたち。この状況は私に「男性比率の高い文系サークルの中にいる少数の女性は、ちやほやされる」という現象、いわゆる「オタサーの姫」を彷彿とさせてなりません。 ですが、

                                                                                ビジネス本の「コミカライズ」が出版業界の常識になった理由(堀田 純司) @gendai_biz
                                                                              • 「肉」フレーバーのウイスキーをつくる|JUNERAY

                                                                                “嗅覚は想像力の感覚である” - ジャン=ジャック・ルソー いまこの瞬間、肉の香りを鮮明に思い出してほしい。 あなたにはそれができるだろうか。 焼いた肉、血の滴るような生の肉、燻製されたベーコン…なんの香りを思い出そうとするかは人それぞれだが、「香りそのもの」を掴むことは難しい。 「家の近くの路地で一瞬だけする花の香り」「元彼が使っていたシャンプーの香り」「小学校の香り」など、世界には名前のない香りがたくさんある。 どこにあるかといえば、記憶の中だ。 私たちは香りを思い出すとき、自分の記憶を辿って、その残像を再生することになる。 そこで、一つの疑問がある。 記憶を呼び起こして香りをイメージできるのであれば、 香りさえあれば記憶は蘇るのではないだろうか。 つまり、肉の香りを保存しておけたら、いつでも肉の気分になれるのでは? そしてその保存されたものが美味しかったらめちゃくちゃヤバいのでは?ス

                                                                                  「肉」フレーバーのウイスキーをつくる|JUNERAY
                                                                                • 三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実 : 佐々木俊尚 ドキュメンタリーの時代 - 映画.com

                                                                                  第82回:三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実いまから半世紀前、1969年に東京大学駒場キャンパスで行われた有名な討論会をテーマにしている。この討論会は書籍化はされているが、ここまでまとまって映像が作品化されるのは初めてだろう。TBSに秘蔵されていたフィルムということで、歴史的価値は大きい。しかし本作は「過去の遺物を垣間見る」という以上の強烈な面白さをはらんでいる。 とはいえ、この作品を面白く鑑賞するためには、それなりの予備知識が必要だ。まず三島由紀夫。戦後を代表する作家であり、この討論会の翌年に市ヶ谷の自衛隊に突入し、自決して果てたのは誰でも知っている。しかしもうひとつの知識として、三島が日本の戦後社会をどう見ていたのかということを知っておく必要がある。 1969年5月13日、東大駒場キャンパスで行われた三島由紀と東大全共闘の討論会を収めた(C)SHINCHOSHSA 大正生まれで戦

                                                                                    三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実 : 佐々木俊尚 ドキュメンタリーの時代 - 映画.com