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二俣事件の検索結果1 - 40 件 / 75件

  • 紅林麻雄 - Wikipedia

    紅林 麻雄(くればやし あさお、1908年〈明治41年〉 - 1963年〈昭和38年〉9月)は、日本の警察官。担当した事件において、数多くの冤罪被害者を生み出した。 人物[編集] 現在の静岡県藤枝市出身。 自身が担当した幸浦事件(死刑判決の後、無罪)、二俣事件(死刑判決の後、無罪)、小島事件(無期懲役判決の後、無罪)、島田事件(死刑判決の後、無罪)の各事件で無実の者から拷問で自白を引き出し、証拠を捏造して数々の冤罪を作った。その捜査手法は紅林の部下も含めて静岡県警の警察官に影響を与えることになり、紅林自身は直接捜査に関与しなかったが袴田事件(死刑判決の後、再審が決定)などの冤罪事件を生む温床ともなった。 あらゆる手段を用いて被疑者を拷問し、自白を強要させるなどしたことから「拷問王」と称されている[要出典]。 紅林はさまざまな拷問の手法を考案したが、実行には直接関与せず部下に指示を出していた

      紅林麻雄 - Wikipedia
    • 福島章教授が足利事件の精神鑑定録音テープを破棄した心理 : 少年犯罪データベースドア

      2009年06月06日21:17 福島章教授が足利事件の精神鑑定録音テープを破棄した心理 幼女がレイプ殺害された足利事件で、無期懲役となった菅家利和さんは冤罪であることが確定するみたいですが、私が興味を惹かれたのは犯罪精神医学者・福島章教授の精神鑑定に関する顛末です。こういうことがあったとは知りませんでした。 福島教授は菅家利和さんが「代償性小児性愛者」であり、本件犯行は「小児性愛を動機として行われたもの」という精神鑑定書を裁判所に提出して、これが判決に大きな影響を与えたようです。 弁護団はこの鑑定書が間違っているとして、それを正すために福島教授に対し精神鑑定の録音テープの開示を二審の段階から11年も求めてきたけど応じないので、2006年に民事訴訟を起す。すると福島教授は法廷に於いて、録音テープはすでに破棄したという、それまでとは違う答弁をしたようです。 いまならともかく、最高裁で刑が確定

        福島章教授が足利事件の精神鑑定録音テープを破棄した心理 : 少年犯罪データベースドア
      • 『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』悲劇への道は、共感の心で敷き詰められている - HONZ

        SNSに功罪はあれど、「共感をベースにした評判社会」という言葉には何か否定できないものがある。他人の喜びや悲しみといった感情に寄り添うことができ、周囲からどのように思われているか可視化される状態であれば、さぞかし理想的な社会になるはずだ。 しかし、実態はどうだろうか。人々のつながりは誹謗中傷や負の感情を運ぶ時の方が勢いが強く、よりスキャンダラスな方向へと向かっているような印象も受ける。ならば、世の中は「共感をベースにした評判社会」とは違う方向へ進んでいるのだろうか? 本書はこのような疑問に対して、明快に回答する。むしろ、これは共感をベースにしているからこその動きであると説くのだ。驚くのはそのメカニズムを、1942年と1950年に起きた2つの冤罪事件(浜松事件と二俣事件)、そして1759年に出版されたアダム・スミスの『道徳感情論』という2種類の要素から解き明かしていることだ。 なぜ、SNSな

          『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』悲劇への道は、共感の心で敷き詰められている - HONZ
        • 未解決事件 - Wikipedia

          未解決事件(みかいけつじけん)とは、容疑者が検挙、または判明・発覚などが一切できていない刑事事件のことである。 捜査または捜索等が行き詰まった場合、または公訴時効が成立して未解決となった事件は、完全犯罪が成立することを意味し、また「迷宮入り」とも言われる。なお英語では通称コールド・ケースともいう。 社会との関わりとして、長期間に逃走した犯人が逮捕された後に身柄が判っているものも原則、「犯人がわかっている未解決事件」として表現される場合もある。 警察庁はこの他、令和改元(2019年5月1日)以降にも、未解決の殺人・(児童の)失踪・窃盗などの事件が多く相次いで発生していることから、長期捜査中も含めた該当する未解決事件の謝礼金及び懸賞金または報奨金等を用意して、事件の解決、または解明に向けての有力な情報に提供を呼び掛けている(後述)。 概要[編集] 未解決事件が存在することは犯人が社会的に裁かれ

          • 取り調べは「拷問」、裁判長は勘違い、エリート調査官も「誤り」 「袴田事件」の経過を改めてたどって判明した、刑事司法のずさんな実態(後編) | 47NEWS

            1966年に静岡県で起きた「こがね味噌」専務家族4人殺害事件。逮捕された袴田巌さんは、長時間に及ぶ警察の取り調べで意識朦朧とする中、「自白」させられた。静岡県では、これ以前にも似たような過酷な取り調べを経て自白調書が作成され、死刑判決後に再審で無罪となった事件がある。「島田事件」だ。捜査主任は、袴田さんの取り調べにも駆り出された天竜署次長の羽切平一警部。国家地方警察(国警)静岡県本部の職員録を見ると、羽切氏は島田事件当時、捜査課で強盗や殺人事件を担当する強力係長だったことが分かる。取り調べの実態を知れば、犯行を告白した「自白調書」がいかに信用できないかが見えてくる。(共同通信=藤原聡) 【前編はこちら】 https://www.47news.jp/47reporters/9049392.html ▽名刑事から一転、「拷問王」と呼ばれた警部補 「スワッタママデ私ハ小便ヲモラシタノデアリマス」

              取り調べは「拷問」、裁判長は勘違い、エリート調査官も「誤り」 「袴田事件」の経過を改めてたどって判明した、刑事司法のずさんな実態(後編) | 47NEWS
            • 手塚治虫が無音の擬音「シーン」発明はウソ 絶望書店日記

              『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』 冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。 すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった! 我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。 彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む! 執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論! 戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。 解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。 事件に挑戦する日本初のプロファイラー。 内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる! 世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション! ※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。 2006/11/10  手塚治虫が無音の擬音「シーン」発明はウソ 「ぱふぱふ」はなぜ消えたのか、聞こえない音、エロい日本のドラクエというのを読んで

              • 「拷問」を告発した警察官の夫は逮捕され、異常者扱い――105歳が語る「冤罪」の長い苦しみ #昭和98年(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

                1966年に静岡県で一家4人が殺害された「袴田事件」は、戦後最大の冤罪の一つと言われ、死刑判決が確定していた袴田巌さん(87)のやり直し裁判が近く静岡地裁で始まる。死刑確定事件の再審では戦後5例目だが、この事件の前にはいくつもの冤罪事件が同じ静岡県で起きていることをご存じだろうか。その一つ、「二俣事件」では、拷問によって無実の少年に一家4人惨殺を“自白”させたばかりか、拷問の事実を告発した刑事を偽証罪で逮捕した揚げ句、精神疾患に仕立て上げるという警察・検察の報復があった。家族もろとも偏見の目にさらされた刑事の妻・山崎まさは今も存命だ。今月27日、106歳になるまさは「当時の苦しみは言葉にできない」と涙ながらに振り返った。(文・写真:秦融/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部/文中敬称略) まさが住む愛知県みよし市は、名古屋市と豊田市に挟まれた位置にある。市街地から少し離れた一軒家で

                  「拷問」を告発した警察官の夫は逮捕され、異常者扱い――105歳が語る「冤罪」の長い苦しみ #昭和98年(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
                • 世界のすべてを知りたい人は、管賀江留郎『正しい心』を読みましょう : 少年犯罪データベースドア

                  2016年04月25日11:46 世界のすべてを知りたい人は、管賀江留郎『正しい心』を読みましょう 久しく以前から予告しておりました<浜松事件>と<二俣事件>、そして山崎兵八刑事の生き様を描く本を、『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか 冤罪、虐殺、正しい心』というタイトルでようやく出版する運びとなりました。 原型となる雑誌記事を書いてから、じつに8年の歳月が経過しております。その間、人としての営みのことごとくを放棄させられ、この一冊だけに全身全霊を吸い取られてうつろな脱穀になってしまうということになってしまいました。 なにゆえこんなに時間が掛ってしまったのかは、詳しい内容説明の入った序章を下に丸ごとアップしましたので、一読すればお判りいただけるでしょう。 良識ある諸姉諸兄に於かれましては、大風呂敷を広げたこの序章だけでも呆れ果てることでありましょうが、なあに大丈夫だいじょうぶ。本論はこれの数百

                    世界のすべてを知りたい人は、管賀江留郎『正しい心』を読みましょう : 少年犯罪データベースドア
                  • 冤罪事件及び冤罪と疑われている主な事件 - Wikipedia

                    冤罪事件及び冤罪と疑われている主な事件(えんざいじけんおよびえんざいとうたがわれるおもなじけん)では、刑事事件で犯人とされた者のうち、再審も含む裁判の結果無罪が確定する、いわゆる冤罪事件に関する一覧である。また、裁判で有罪とされつつも冤罪が疑われている主な事件についても一覧としている。 [編集] 日本において裁判で無罪が確定した冤罪事件 再審で無罪が確定した事件については斜体で表示している。また捜査段階で冤罪が判明し起訴されていない事件も含まれている。 [編集] 20世紀前半 [編集] 旧刑事訴訟法下 1910年 - 沼津3人殺し事件 :翌年死刑判決、1913年に真犯人逮捕。 1911年 - 105人事件 :寺内正毅朝鮮総督に対する暗殺謀議があったとして朝鮮人抵抗組織の構成員ら600人が逮捕、127人起訴、105人有罪。しかし過酷な拷問による自白が国際的批判を招いたため二審では有罪は6人に

                    • 紅林麻雄とは (クレバヤシアサオとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

                      紅林麻雄単語 8件 クレバヤシアサオ 2.2千文字の記事 29 0pt ほめる 掲示板へ 記事編集 過去の栄光を記した概要・・・?拷問王の概要関連動画関連静画関連項目掲示板紅林麻雄(1908〜1963)とは、静岡県警が生んだ英雄である。 過去の栄光を記した概要・・・? 日本警察史上屈指の名刑事と云われる存在。 戦前からその警察官としての能力は高く、戦中の難事件とされた「浜松連続殺人事件」をはじめ、数々の事件を解決し、表彰も数多い。 中でも特徴は取調べであり、最大の証拠である「自白」をどんな凶悪犯、偏屈人間からも引き出し、解決に導く高度な捜査方法を考案している。 推理能力も非常に高く、わずかな手がかりからトリックを暴き、被疑者の部屋の本などから証拠を得ることで、言い逃れのできない証拠を突き止める能力にも長けていた。 有名な解決事件に、 幸浦事件、二俣事件、小島事件、島田事件があり、このうち二

                        紅林麻雄とは (クレバヤシアサオとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
                      • 袴田さん釈放、逮捕から48年ぶり 最長収監死刑囚としてギネス記録に認定 : 痛いニュース(ノ∀`)

                        袴田さん釈放、逮捕から48年ぶり 最長収監死刑囚としてギネス記録に認定 0 :痛いニュース 2014年3月7日 18:30 ID:dqnplus 昭和41年に静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」で死刑が確定し、 27日再審=裁判のやり直しと釈放が認められた袴田巌元被告について、 検察は、裁判所の決定に基づいて釈放の手続きを始めました。 袴田元被告は逮捕から48年たって釈放されることになりました。 (抜粋) NHKニュース http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140327/j63782710000.html 袴田死刑囚が1審で死刑判決を受けたのは1968年9月。「死刑囚として世界で最も長く収監された」 とギネス記録に認定されるなど、長期間の拘束が問題となっている。 (抜粋) 毎日新聞 http://mainichi.jp/select/news/2

                          袴田さん釈放、逮捕から48年ぶり 最長収監死刑囚としてギネス記録に認定 : 痛いニュース(ノ∀`)
                        • 冤罪事件を通して人間の本性と生物学的弱点、その克服への洞察に至る傑作──『冤罪と人類:道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』 - 基本読書

                          冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか (ハヤカワ文庫NF) 作者:管賀 江留郎発売日: 2021/04/28メディア: Kindle版この『冤罪と人類』は日本で起こった大規模冤罪事件を取り上げながら、最後にそうした冤罪事件が起こる理由を人間の〈道徳感情〉に求め、人類社会はどのようにすればこうした冤罪が起こるような状況、認知バイアスなど様々な「人間の弱点」を乗り越えることができるのかという壮大な話に発展していくノンフィクションである。 2016年に刊行され話題となっていた本だが僕は今回の文庫化で初読。書名からして冤罪の仕組みについて進化心理学的な観点から解き明かしていく本だと思い込んでいたので、いきなり1941〜2年に起こった浜松連続殺人事件、1950年の二俣事件など殺人・冤罪事件の詳しい話から始まり面食らったが、この記述がとにかくおもしろい。 取り上げられていく事件自体がセンセーショ

                            冤罪事件を通して人間の本性と生物学的弱点、その克服への洞察に至る傑作──『冤罪と人類:道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』 - 基本読書
                          • 「二俣事件の真実 死んでも残るアホーだからだ」を『実録 この殺人はすごい!』に書きました : 少年犯罪データベースドア

                            2008年12月17日02:33 「二俣事件の真実 死んでも残るアホーだからだ」を『実録 この殺人はすごい!』に書きました ※2016年追記 <浜松事件>と<二俣事件>、そして山崎兵八刑事の生き様を描く本を、『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか 冤罪、虐殺、正しい心』というタイトルで出版しました。 詳しくはこちらの記事をご覧ください。 −−−−− 今日発売の『実録 この殺人はすごい!』(洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)という雑誌で、「二俣事件の真実 死んでも残るアホーだからだ」という記事を書きました。 二俣事件と云っても最近では知る人も少なくなり、また知っているつもりの方も古い時代の拷問冤罪事件だという程度の認識しかないのではないかと思います。 この事件も含めた終戦直後の冤罪に関する本は過去数多く出されておりますが、左翼的書き手が国家による権力犯罪を断罪するというスタンスのものがほとんどで、左翼

                              「二俣事件の真実 死んでも残るアホーだからだ」を『実録 この殺人はすごい!』に書きました : 少年犯罪データベースドア
                            • 平均寿命23歳 絶望書店日記

                              『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』 冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。 すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった! 我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。 彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む! 執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論! 戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。 解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。 事件に挑戦する日本初のプロファイラー。 内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる! 世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション! ※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。 2002/9/25  平均寿命23歳 あたくしが読むのはもっぱら戦前の本でして、戦後の本はほとんど読まないし特にこの10年のものは極力手に取らない

                              • 不完全に終った警察の民主化 - 誰かの妄想・はてなブログ版

                                「戦後日本の警察」広中俊雄、岩波新書、1968/7/20第1刷、1970/10/30第4刷、から引用。 第二章 「民主警察」の足どり 4 刑事警察の歩み (P123-127) 自白偏重の残存 すでに述べたように、刑事手続きに関する新しい憲法の要請の焦点をなすものは、自白偏重の排除であった。自白をとるための拷問が常識であったとさえいえる日本の警察は、新しい憲法によって大転換を要求されることになったのである。 しかし、この転換は遺憾ながら容易に実現されなかった。新憲法施行前に旧態依然たるものがあったことにはまだ目をつむるにせよ、新憲法施行後も、不祥事件はあとを絶っていない。最高裁判所の諸判例はそのことを示している。たとえば、昭和二十二年十月に岐阜県でおこった事件では、警察署内で被疑者が自殺をはかっており、取調べにあたった警察官自身が、手錠をはめたままでの取調べや殴打を認めていた(最高裁判所刑事

                                  不完全に終った警察の民主化 - 誰かの妄想・はてなブログ版
                                • 高校生首切り殺人事件 精神鑑定書

                                  以下は高校生首切り殺人事件の被疑者少年と鑑定人との対話部分の全文です。 鑑定人の註釈のうち必要ないと判断した箇所は略していますが、対話部分は原文のままです。ただし、人名は伏せ字が不完全なので完全に伏せて註釈を付けました。 最高裁判所事務総局家庭局『家庭裁判月報』 昭和45年7月号(第22巻7号)を元にしています。 これは裁判手続きのために裁判所命令で作成された鑑定書であり、また裁判所の編集物として一般に公開されたものですので、著作権法的にもその他の法的にも掲載には問題がないと考えておりますが、何か問題があれば消しますのでメールください。 鑑定主文 昭和四十四年五月三十一日、わたくしたちは横浜家庭裁判所裁判官判事新川吹雄より、殺人および窃盗の被疑少年に関し、左記事項の鑑定を命ぜられた。 鑑定事項 一、少年の性格と本件非行との関連、特に非行時の精神状態 二、少年処遇上の考慮事項 よって鑑定人は

                                  • 「このドラマはフィクションです」の始まりはバロム1じゃなかった! 絶望書店日記

                                    『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』 冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。 すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった! 我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。 彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む! 執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論! 戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。 解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。 事件に挑戦する日本初のプロファイラー。 内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる! 世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション! ※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。 2010/11/16  「このドラマはフィクションです」の始まりはバロム1じゃなかった! 1964年にフジテレビで放映されていた白黒ドラマ『第7の

                                    • ヲタク的教養とは何か 絶望書店日記

                                      『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』 冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。 すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった! 我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。 彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む! 執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論! 戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。 解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。 事件に挑戦する日本初のプロファイラー。 内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる! 世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション! ※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。 2002/4/23  ヲタク的教養とは何か あたしはできだけこの手のものを避けるようにしているのだが、ついうかうかと東浩紀『動物化するポストモダン

                                      • 二俣事件 - Wikipedia

                                        二俣事件(ふたまたじけん)とは、1950年(昭和25年)1月6日に当時の静岡県磐田郡二俣町(現在の浜松市天竜区二俣町)で一家4人が殺害された事件である。強盗殺人罪で逮捕・起訴された被告人の少年(事件当時18歳)が第一審(静岡地裁)・控訴審(東京高裁)とも死刑判決を受けたが、最高裁が審理を破棄差戻し、後に静岡地裁・東京高裁とも被告人に無罪判決を言い渡し、無罪が確定した。 同じ静岡県内で起きた袴田事件と並ぶ冤罪事件の一つとして知られる。この事件では、当時静岡県警察の警部補であり、多くの冤罪を作った紅林麻雄による拷問での尋問と自白強要、これに基づく供述調書作成などが、同僚警官の告発書により明らかとなった。 事件・捜査の概要[編集] 1950年1月6日、当時の静岡県磐田郡二俣町(現在の浜松市天竜区二俣町)で、就寝中の父親(当時46歳)、母親(当時33歳)、長女(当時2歳)、次女(当時生後11か月)

                                        • 小谷野敦氏からの電話 絶望書店日記

                                          『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』 冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。 すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった! 我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。 彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む! 執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論! 戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。 解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。 事件に挑戦する日本初のプロファイラー。 内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる! 世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション! ※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。 2003/4/17  小谷野敦氏からの電話 昨日の夜の11時過ぎに小谷野敦氏からお電話をいただき、1時間ほどお話をさせていただきました。 「絶望書

                                          • 内部告発 - Wikipedia 告発者に対する制裁・報復の事例

                                            内部告発(ないぶこくはつ)とは、組織(企業)内部の人間が、公益保護を目的に[1]、所属組織の不正や悪事(法令違反など)を、外部の監督機関(監督官庁など)や報道機関などへ知らせて周知を図る行為である。組織の不祥事やその隠蔽は、この内部告発によって明らかになるケースが多い。 社内の監査担当部門に対して行われるそれを「内部通報」、企業外部(マスメディアや行政機関等)に対して行う「内部告発」と呼び分けられているが[2]、本項では便宜上内部通報も合わせて扱う。 日本における内部告発・内部通報に関する法律としては、公益通報者保護法がある。 概要[編集] ホイッスルブロワー[編集] 英語では、内部告発者のことをホイッスルブロワー(whistleblower、直訳すると「ホイッスルを吹く人」)という。この言葉自体は19世紀ごろから存在するが、現代の用法は、アメリカの市民活動家・ラルフ・ネーダーによるもので

                                            • 古畑種基 - Wikipedia

                                              1956年 古畑 種基(ふるはた たねもと、1891年(明治24年)6月15日 - 1975年(昭和50年)5月6日)は、日本の法医学者。医学博士[1][2][3]。日本学士院会員[1]。東京大学名誉教授[4]。位階は正三位。科学警察研究所所長を務め、科学捜査の研究に寄与。日本の法医学の草分けの一人である。ABO式血液型の研究に若干の功績を残した。その一方でその鑑定方法は権威主義的であり、冤罪事件を多数作り出した御用学者と見なす向きもある[5]。 経歴[編集] 三重県南牟婁郡相野谷村(現紀宝町)出身。古畑虎之助の次男[1][2]。和歌山中学校、第三高等学校を経て1912年、東京帝国大学(医科)に入学[6]。1916年、同大学を卒業し同大学助手となり1921年、欧米各国に留学した[2]。1923年、医学博士の学位を授与された[3]。 1924年、金沢医科大学教授兼同大学附属医学専門部教授に任

                                                古畑種基 - Wikipedia
                                              • 正義の人、山崎兵八 - 昔のニュース、今の記録

                                                昭和時代中期の冤罪事件(および冤罪の疑いが濃厚な事件)を調べると、 静岡県に集中して発生していることに気付かされます。 1950年に近所の主婦を殺害したとされた男性が 差し戻し審で無罪となった「小島事件」。 1954年に幼女を強姦殺害したとされ、死刑判決を受けた男性が 35年後、再審で無罪を勝ち取った「島田事件」。 1966年に起きた一家殺人事件で元ボクサーが死刑判決を受けた「袴田事件」。 先頃、血液の再鑑定でDNA不一致が指摘されたことで改めて注目されていますね。 以下に引用する「二俣事件」と「幸浦事件」も、冤罪でした。 「死刑が無罪の二俣事件」 [昭和]25年1月6日夜、静岡県磐田郡二俣町で大橋一郎さん一家四人が殺され、 現金などが奪われ、同町Sが逮捕されて犯行を自供、静岡地裁浜松支部で 12月死刑の判決があった。 被告側は東京高裁に控訴したが、26年9月公訴棄却、 さらに「自白は拷問

                                                • パーソナルコンピューターのパーソナルとはスティーブ・ジョブズその人のこと 絶望書店日記

                                                  『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』 冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。 すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった! 我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。 彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む! 執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論! 戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。 解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。 事件に挑戦する日本初のプロファイラー。 内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる! 世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション! ※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。 2011/10/23  パーソナルコンピューターのパーソナルとはスティーブ・ジョブズその人のこと ジョブズの追悼番組で茂木健一郎がウィンドウズを腐

                                                  • 山崎兵八 - Wikipedia

                                                    山崎 兵八(やまざき ひょうはち[注釈 1]、1914年 - 2001年8月19日)は、日本の警察官、内部告発者。静岡県警察部から国家地方警察静岡県本部に属した。最終階級は巡査。二俣事件の捜査を担当し、取調べ刑事の拷問による尋問、自白の強要を新聞で告発した人物として知られる。 経歴[編集] 前史[編集] 静岡県周智郡熊切村(現・浜松市天竜区)出身[1]。終戦前に巡査を拝命し、1948年(昭和23年)頃に二俣警察署へ赴任した[2]。長女によると、警察官時代には焼け野原になった浜松から宿無しの戦災孤児を何人も連れ帰ってきては家族の食料を削って何年も育て、製材所など山仕事を世話してあげる人物であったと回顧している[3]。 二俣事件の捜査[編集] 1950年1月6日に発生した二俣事件では、国家地方警察静岡県本部二俣警察署の刑事として捜査に当たっていた。事件から40日が経過し未だ犯人を特定できない中

                                                    • こんなにある20世紀の冤罪[ザ・20世紀]

                                                      FUKUSHI Plaza > こんなにある 20世紀の冤罪事件 長い裁判の末に無罪が確定した事件の他、係争中の事件や、有罪が確定しているが無実の可能性のある事件なども取り上げている。 冤罪が認められた事件 死刑からの生還 【死刑確定後に再審で無罪】 加藤老事件(1915年)、 免田事件(1948年)、 財田川事件(1950年)、 島田事件(1954年)、 松山事件(1955年) 【死刑判決後に逆転無罪】 柳島四人殺し事件(1915年)、 鈴ケ森おはる殺し事件(1915年)、 箕面・母殺し事件(1916年)、 函館・丸山楼主殺し事件(1919年)、 岡山毒団子事件(1928年)、 中国行商人殺人事件(1929年)、 幸浦事件(1948年)、 松川事件(1949年)、 二俣事件(1950年)、 木間ケ瀬事件(1950年)、 八海事件(1951年)、 仁保事件(1954年)、 松山事件(195

                                                      • apesnotmonkeysの日記

                                                        金曜日 www.toonippo.co.jp 読むには会員登録が必要ですが、この記事は Yahoo!ニュースにも掲載されています。 もちろん「未利用」だったのは魚体が小さいからです。生きていればやがて十分な大きさの成魚に育ったであろう魚を獲ってラーメンのスープに加工しているわけですから、エースコックマーケティング副本部長の「食品ロスという身近なテーマから、SDGs(持続可能な開発目標)に取り組んでいく」というコメントには「じゃあ穫るなよ」という感想しか湧いてきません。 火曜日 www.sankei.com 当ブログで使用しているチンパンジーの写真は天王寺動物園で撮影したものですが、その天王寺動物園でチンパンジーが逃げ出す事故があったとのことです。 チンパンジーの犬歯は人間とは比べ物にならない大きさですから、噛まれた男性の怪我が深刻でないことを祈りたいと思います。 月曜日 nordot.ap

                                                          apesnotmonkeysの日記
                                                        • 1月のオールアンラーッキーデイズ

                                                          オールアンラーッキーデイズ(All anrakki days)とは、3月11日に毎年のように「東日本大震災」の定期券を買わされた増田が、アンサイクロペディアの「3月11日は東日本大震災でもあるけど、それより前は何かの記念日だし、その後も誰かの記念日でもあるので普通の日とすべきだ」というのにぶち切れて366日(+α)を全て不謹慎の日として扱ってそれをリストアップした一覧のことをさす。 全て皮肉的に扱うため、Engrish表記+日本語Typoを用いる。 決め方以下の順番でその日に起きた出来事をチェックしている。 基本は日本縛りだが、あまりにもデカすぎる事件や事象の場合は海外も対象に入る。 インターネットミーム化したものなどのネット炎上、事件(ここは増田なので東日本大震災や台風豪雨などの未曾有の自然大災害世界レベルで起きた戦争の開戦・終戦日(世界大戦及びそれに匹敵するレベルのもの、冷戦など)19

                                                            1月のオールアンラーッキーデイズ
                                                          • 冤罪から陰謀論まで 〈道徳感情〉で世界を読み解く【管賀江留郎×橘玲 特別対談】|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                            冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌――すべての悲劇の根本原因は、私たちの〈道徳感情〉にあった! 冤罪事件の考察を通じて人間本性を抉る話題作、管賀江留郎『冤罪と人類――道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)。本書の刊行を記念し、著者の管賀氏と、『言ってはいけない』『上級国民/下級国民』などの著作をもつ作家・橘玲氏との特別対談を公開します。 冤罪と道徳感情橘 『冤罪と人類』を読ませて頂きましたが、よくここまで調べたものだと驚きました。なかでも目から鱗だったのは、〈二俣事件〉最高裁の判事の話。一審二審とも死刑判決だったのを破棄して差し戻すというリベラルな判断ができたのは、実は自分たちが過去に同じような「冤罪体験」をしていたからだという。 管賀 道徳感情を掻き立てられると人々は真実が見えなくなり、無実の人を犯人だと思い込んで非難したりすることがあると理解するには、自分が体験

                                                              冤罪から陰謀論まで 〈道徳感情〉で世界を読み解く【管賀江留郎×橘玲 特別対談】|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                                            • ウェブ考察のためにもっとも重要な本 絶望書店日記

                                                              『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』 冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。 すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった! 我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。 彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む! 執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論! 戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。 解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。 事件に挑戦する日本初のプロファイラー。 内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる! 世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション! ※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。 2007/11/14  ウェブ考察のためにもっとも重要な本 いま出ている週刊文春で宮崎哲弥が『戦前の少年犯罪』のことを「画期的な少年犯罪本」という

                                                              • 『わたくし率 イン 歯ー、または世界』あるいは川上未映子なんて剣玉 絶望書店日記

                                                                『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』 冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。 すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった! 我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。 彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む! 執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論! 戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。 解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。 事件に挑戦する日本初のプロファイラー。 内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる! 世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション! ※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。 2007/7/4  『わたくし率 イン 歯ー、または世界』あるいは川上未映子なんて剣玉 川上未映子の『わたくし率 イン 歯ー、または世界』をようや

                                                                • ブラック・ジャックの正体はジキルとハイドなんだってば! 絶望書店日記

                                                                  『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』 冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。 すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった! 我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。 彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む! 執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論! 戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。 解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。 事件に挑戦する日本初のプロファイラー。 内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる! 世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション! ※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。 2009/3/31  ブラック・ジャックの正体はジキルとハイドなんだってば! ブラック・ジャックの正体はジキルとハイドの合成なんだというこの真理が

                                                                  • 取り調べは「拷問」、裁判長は勘違い、エリート調査官も「誤り」 「袴田事件」の経過を改めてたどって判明した、刑事司法のずさんな実態(後編)(47NEWS) - Yahoo!ニュース

                                                                    1966年に静岡県で起きた「こがね味噌」専務家族4人殺害事件。逮捕された袴田巌さんは、長時間に及ぶ警察の取り調べで意識朦朧とする中、「自白」させられた。静岡県では、これ以前にも似たような過酷な取り調べを経て自白調書が作成され、死刑判決後に再審で無罪となった事件がある。「島田事件」だ。捜査主任は、袴田さんの取り調べにも駆り出された天竜署次長の羽切平一警部。国家地方警察(国警)静岡県本部の職員録を見ると、羽切氏は島田事件当時、捜査課で強盗や殺人事件を担当する強力係長だったことが分かる。取り調べの実態を知れば、犯行を告白した「自白調書」がいかに信用できないかが見えてくる。(共同通信=藤原聡) 【前編はこちら】 https://www.47news.jp/47reporters/9049392.html ▽名刑事から一転、「拷問王」と呼ばれた警部補 「スワッタママデ私ハ小便ヲモラシタノデアリマス」

                                                                      取り調べは「拷問」、裁判長は勘違い、エリート調査官も「誤り」 「袴田事件」の経過を改めてたどって判明した、刑事司法のずさんな実態(後編)(47NEWS) - Yahoo!ニュース
                                                                    • 『アンビリーバボー「二俣事件」について』

                                                                      不満足なソクラテス男爵の徒然なる日記 ニュース、政治・経済、勉強、読んだ本、観た映画等のトピックについて適当に綴るブログです。 ブログ主は、シーランド公国男爵・都内大学院修了・IQ 169で複数の高IQ団体会員(ISI-Society&元MENSA)・英検1級合格の東京23区在住&外資系コンサル勤務のアラサー。 「奇跡体験!アンビリバボー」をみていたら、二俣事件についてやってました。二俣事件は、1950年静岡県磐田郡二俣町(当時)で起きた冤罪事件です。4人が殺害された事件なのですが、当時敏腕刑事と呼ばれていた紅林麻雄警部補によって、すぐに犯人Aが逮捕され、犯人が自白しました。その後、裁判で死刑が確定し一件落着かと思われました。しかし、最高裁によって判決が破棄され、7年後に無罪が確定したのです。 と、ここまでは普通の冤罪事件の話なのですが、この話で興味深いのが山崎兵八刑事の存在。アンビリバボ

                                                                        『アンビリーバボー「二俣事件」について』
                                                                      • 管賀江留郎 - Wikipedia

                                                                        管賀 江留郎(かんが えるろう)は、日本の著作家。ウェブサイト「少年犯罪データベース」を主宰している。 人物[編集] 2001年にkangaeru2001というハンドルネームを用いて、すでに閉鎖されていたウェブサイト「少年犯罪を考える」のミラーサイトを開設。これが契機となり、2004年からは自身の調査に基づく「少年犯罪データベース」を主宰し、少年犯罪の網羅的な事例データベースの構築を目指している[1][注釈 2]。2006年12月に刊行された『犯罪不安社会』[注釈 3]において「少年犯罪データベース」が紹介されている[2]。 2007年10月には『戦前の少年犯罪』を上梓する。社会運動家の森田ゆりが管賀江留郎を築地書館に紹介したという。発売当初からインターネット上で話題となり、新宿の紀伊國屋書店が特集[注釈 4]を組んだことなどから、この種の本としては異例の売れ行きとなった[3][4]。 同

                                                                        • 安東能明 静岡県で冤罪事件が多発したのはなぜか。その背景にいた『昭和の拷問王』の正体に迫る|文化|中央公論.jp

                                                                          ある時期、静岡県で冤罪事件が量産された。その背景にいた『昭和の拷問王』とはどんな人物だったのか? 写真提供:写真AC 昭和25年、静岡県二俣町(現・浜松市天竜区)にて発生した一家殺害事件、「二俣事件」。当時18歳の少年が容疑者として逮捕されたが、裁判では一貫して無罪を主張。1・2審で死刑判決がくだったものの、最高裁で判決が覆り逆転無罪となった日本初の冤罪事件である。安東能明・著『蚕の王』はこの事件を題材に、警察・司法の闇に踏み込んだ事実に基づく小説だ。事件発生日と同じく雪の降りしきる日、著者から話を聞いた。 ――「二俣事件」を題材にしたきっかけを教えてください。 私は18歳まで二俣町に住んでおり、父が若い頃、事件発生の翌日に事件現場を通りかかり、血の臭いを嗅いだという体験をよく聞かされていました。 いつかこのことを小説にすることになるかもしれないと思っていましたが、実際に書こうと思ったのは

                                                                            安東能明 静岡県で冤罪事件が多発したのはなぜか。その背景にいた『昭和の拷問王』の正体に迫る|文化|中央公論.jp
                                                                          • ミステリのように楽しめる百科全書的大著 | 文春オンライン

                                                                            かんがえるろう/ウェブサイト「少年犯罪データベース」主宰者。書庫にこもり、ひたすら文献を読み続ける日々を送っている。著書に『戦前の少年犯罪』(築地書館)。現在その戦後編を執筆中。筆名は「考える前にやるべきことがあるだろ」という戒めから。 「執筆に8年かかりました。その間、この1冊に人としてのすべてを吸い取られ、精も根も金も尽き果て生死の境を彷徨ったんです」 『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』を上梓した管賀江留郎さんは、悲痛な顔で語った。 管賀さんは、戦前から現在までの少年犯罪を年代別、年齢別、種類別にデータ化した「少年犯罪データベース」というウェブサイトを主宰。昭和初期に少年犯罪が現代より頻発していたことを実証した著書『戦前の少年犯罪』も話題となった。 「浜松事件について書いてみないか、と編集者に言われたのがきっかけでした。史上最大の少年犯罪なのに、まとまった記事が書かれたことはほとんどな

                                                                              ミステリのように楽しめる百科全書的大著 | 文春オンライン
                                                                            • 事件集 | いろいろな事件事件集 | いろいろな事件

                                                                              -経緯- 昭和30年5月11日、高松と宇野を結ぶ国鉄・連絡船「紫雲丸」が沈没し乗客781人の内168人が死亡した。この日は風や波は穏やかであったが濃い霧が付近を覆っていたなかで紫雲丸は高松を出港した。ところが濃い霧のため反対を航海中の貨車輸送船「第三宇高丸」と衝突、紫雲丸は数分で沈没した。このため救命胴衣などを着けることができず海に放り出された乗客が多数でてしまった。 乗客の中には修学旅行の小・中学生が多数乗船しており、溺れながら「お母さん助けてー」と叫ぶ声が霧の中から聞こえ、一層人々の涙を誘った。 -原因- 当日の気象状況は濃霧により視界150m以下と最悪の状態であった。紫雲丸は衝突の6分前に第三宇高丸の信号を確認し応答している。しかし、両船とも10ノット以上の速度で航行を継続、午前6時56分頃紫雲丸と第三宇高丸は衝突した。紫雲丸は衝突と同時に右舷から大量の海水がなだれ込み、発電機や

                                                                              • 神話を暴くとさらなる神話 絶望書店日記

                                                                                『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』 冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。 すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった! 我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。 彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む! 執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論! 戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。 解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。 事件に挑戦する日本初のプロファイラー。 内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる! 世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション! ※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。 2002/5/17  神話を暴くとさらなる神話 日本のアニメについて以下の如くの神話がある。 「手塚治虫は日本初のテレビアニメを製作したという称号

                                                                                • 浜松連続殺人事件 - Wikipedia

                                                                                  1942年1月の静岡県警察部浜松署。左端が紅林麻雄。 浜松連続殺人事件(はままつれんぞくさつじんじけん)は、日中戦争及び第二次世界大戦下の日本で発生した連続殺人事件。当時の日本は戦時体制下にあり犯罪報道が制限されていたためあまり知られていない[1]。 事件の概要[編集] 静岡県遠州地方の浜松市において、1941年(昭和16年)8月から翌1942年(昭和17年)8月にかけて、短刀で10名が殺害され、7名が傷害を負う事件が発生した。 1941年(昭和16年)8月18日、犯人は芸妓置屋に侵入し1名を殺害、1名を負傷させる。翌8月19日深夜に料理屋で3名を刺殺。翌月の9月27日、犯人は外部からの侵入と見せかけて自宅の兄を刺殺、両親、姉、兄の妻およびその子供の計5名に重軽傷を負わせた。犯人は1942年(昭和17年)8月25日にも同様の手口で4名を殺害した(とある家の夫婦とその娘と息子が殺害され、1人

                                                                                    浜松連続殺人事件 - Wikipedia