タリバン台頭: 混迷のアフガニスタン現代史 (岩波新書 新赤版 1920) 作者:青木 健太岩波書店Amazon Kindle版もあります。 タリバン台頭 混迷のアフガニスタン現代史 (岩波新書) 作者:青木 健太岩波書店Amazon 「テロとの戦い」において「敵」だったはずのタリバンが、再びアフガニスタンで政権を掌握した。なぜタリバンは民衆たちに支持されたのか。恐怖政治で知られたタリバンは変わったのか、変わっていないのか。アフガニスタンが生きた混迷の時代には、私たちが生きる現代世界が抱えた矛盾が集約されていた。 正直に言うと、僕はこの新書を読むまで、アメリカ軍が撤退したあとのアフガニスタンで、再びタリバンが政権を握ったことを知らなかったのです。 タリバンって、アメリカにさんざん叩かれ、もう無力化してしまっていたのではないのか……IS(イスラム国)との区別も、ほとんどできていなかったのです