三井物産は24日、クリエイティブディレクター・佐藤可士和氏プロデュースによる新ブランドロゴとスローガンを発表した。同社がグローバルで使用するブランドロゴを統一するのは、戦後初の試み。 これまで同社が使っていたブランドロゴは、色や形が各国の拠点で異なっていたが、今回はこれを統一し、世界的なブランドイメージの浸透を図る狙い。300年以上前から使用している「丸に井桁三」と呼ばれるロゴの色を黒に統一し、線の太さも揃えたシャープな形へとリニューアルした。新たなコーポレートスローガンは、多岐にわたる事業領域を表現した「360°business innovation」に決定した。 三井物産の飯島彰己社長は、「日本の総合商社は、海外のマスコミや投資家にとっては理解しにくい。等身大の三井物産を発信することが求められおり、ブランディングの重要度も増している」と述べ、グローバルでのブランディングを強化していく方