関東地方を中心に相次いでいる一連の強盗事件。警察当局が、これまでに逮捕した容疑者の携帯電話を分析するなどした結果「ルフィ」と名乗る人物が複数の事件で指示を出していた疑いのあることが、捜査関係者への取材で分かりました。東京や広島などのほか、京都での事件にも関わっている疑いがあり、警察当局は、指示役のもと、SNSを通じて集められたグループによる犯行が全国に及んでいるとみて解明を急いでいます。 今月、東京・狛江市の住宅で大塩衣與さん(90)が殺害された強盗殺人事件では、別の2件の強盗傷害事件で逮捕されたそれぞれの容疑者の携帯電話に、狛江市の事件に関してやりとりしたとみられるメッセージや現場の住宅の情報が残っていたことが明らかになっています。 警察当局は、情報が共有されていたり、犯行の手口に共通点がみられたりすることなどから、関東地方を中心に相次いでいる一連の強盗事件の背後に、SNSでメンバーを募