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内田樹の検索結果241 - 280 件 / 341件

  • 2024-01-10: 2023年強く印象に残った漫画ベスト10|塀

    はじめに2023年もいろいろ新旧漫画を読みました。 面白い漫画ばかりですが、10作に絞って、特に印象に残った漫画をご紹介します。 知らない漫画があれば、是非読んでみてくださいね。 2023年ベスト10※紹介順に意味はとくにありません。 平井大橋『ダイヤモンドの功罪』(~4巻)集英社のWebコミックプラットフォーム「ヤンジャン!」上で連載中の野球漫画です。現時点で4巻まで刊行されています。 主人公の綾瀬川次郎は小学5年生。 天性の抜きん出た身体能力と運動センスを持ち合わせ、どんな競技でも多少経験しただけで非常に高いパフォーマンスを発揮する「ダイヤモンド」そのものです。 しかし、綾瀬川の才能は同年代の選手たちの自尊心を打ち砕き、教育者である大人たちをも翻弄していきます。 次々と居場所を失っていく綾瀬川が、地元の少年野球チーム「バンビーズ」に加入し、野球漫画としての本作が動き出します。 1巻とて

      2024-01-10: 2023年強く印象に残った漫画ベスト10|塀
    • 『『民主政の終わり - 内田樹の研究室』へのコメント』へのコメント

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        『『民主政の終わり - 内田樹の研究室』へのコメント』へのコメント
      • 人体円筒説 - 内田樹の研究室

        五月には羽黒で、星野文紘先達を囲んで、内山節氏、藤田一照師と私の四人でおしゃべりをするというイベントを続けている。今年で6年目。山伏と哲学者と雲水と武道家の組み合わせなので、いつもすごく変な話になる。今年も変な話になった。 私たちのシンポジウムの前に和太鼓の原田嘉子さんの奉納があった。それを聴いているうちに太鼓のリズムと呼吸のリズムがぴたりと合うことに気づいた。私が最初の発言者だったので、まずその話から始めた。 人間はあらゆる道具を自分の身体に似せて創り出す。そうでないと操作できない。八本脚のロボットとかアメーバ状の缶切りとかは思いついてもたぶん使うことができない。 人類が最初に手にした楽器は打楽器だったと思う。太古の人類は自分の身体を「中を空気が通り抜ける円筒のようもので強く叩くと響きを生じる」というふうにとらえていたのではないか。だから、その身体像に基づいて最初の楽器を作った。なんだか

        • 6月16日 炭水化物摂取量を考えながら、池田晶子さんや埴谷雄高さんのことも考えること。 - 夢見るように、考えたい

          ランキング参加中生きることは物語を描くこと、それは哲学すること 今朝の体重64.8kg、体脂肪11.2%。最近は10%を切りにくくなったが、1か月ほどの朝昼晩の玄米で体幹部の体脂肪が増えたためのようだ。 炭水化物をある程度摂る必要がある、と思ってはいるが、今は朝晩はバナナや納豆程度である。geminiで聞いてみると、私の1日の推定炭水化物量は80G程度であった。比較的体脂肪は低いので、炭水化物の消費(エネルギー消費率)が高めで、脂肪になりにくいということであった。 ちょっと仕組みをよく理解できていないが、まあ、とりあえずこの感じで様子を見ようかと思っている。 最近気に入っている食材はきな粉。安いし、繊維質を摂れるしで、卵と納豆にどばどばかけて混ぜると納豆餅的な食べ物になる。まあ、だれにもお勧めできない食べ物(というか単なる餌??)であるが。。。 満腹感を得るにはやはりキャベツがいいようだ。

            6月16日 炭水化物摂取量を考えながら、池田晶子さんや埴谷雄高さんのことも考えること。 - 夢見るように、考えたい
          • アンサング・ヒーロー(unsung hero) - 五十鈴サッカー少年少女団 コーチの雑感

            皆さんはこの言葉の意味がわかりますか? 直訳すると「歌われることのない英雄」とでもなるのでしょうか? ネットで意味を検索してみると“縁の下の力持ち”、“詠われることのないヒーロー”と要約されるそうです。スポーツで言えば“チームの陰の立役者”になるのでしょうか? 僕がこの言葉を知ったのは、内田樹さんのブログ中の「道徳」のタイトルで詳しく載っていたのを読ませて頂いたからなんです。 とても内容のある奥の深いお話ですので、皆さんにも是非お勧めです。 そのブログの中で、アンサングヒーローが分かりやすく紹介されています。 ある人の行いが、周りの人の役に立っている。でもその方の行動を誰も知らなかったり気にとめられなかったり、当の本人でさえ、人のためにやっているとは思っていない、ただ自分がやらなければと深い道徳心から行っている行為だそうです。なかなか、分かりやすく説明するのは難しいものです。 例として、大

              アンサング・ヒーロー(unsung hero) - 五十鈴サッカー少年少女団 コーチの雑感
            • NHK内部が激変し、劇的にドラマが面白くなった「最大の理由」…前会長時代は月に20人以上のペースで職員が辞めていった(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース

              NHK連続テレビ小説「虎に翼」が好評なのは知られている通り。同局「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(火曜午後10時)も評判高い。この放送枠の前作「燕は戻ってこない」も話題になった。今、ドラマ界はNHKを中心にまわっていると言っても過言ではないくらい。同局で何が起きているのか。【高堀冬彦/放送コラムニスト、ジャーナリスト】 【写真10枚】「まるで映画じゃん!」 “豪華すぎて二度見するレベル”の出演者たちを見る 「虎に翼」は佐田寅子(伊藤沙莉)を主人公とするリーガルドラマ。ほとんどのリーガルドラマは現実と懸け離れているため、法曹関係者は冷ややかに観るものだが、この作品は違う。 元東京高裁部総括判事の弁護士・木谷明氏(86)は筆者の取材に対し、作品のリアリティに太鼓判を押し、内容についても「素晴らしい」と絶賛した。リーガルドラマが現実から逸れるのは、そうしないと面白くならない

                NHK内部が激変し、劇的にドラマが面白くなった「最大の理由」…前会長時代は月に20人以上のペースで職員が辞めていった(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース
              • 62歳「今の30代後半から45歳前後の世代が“日本最弱の世代”」 | Fuck the Black Company

                内田 樹(以下、内田):私は今の30代後半から45歳前後の世代が、申し訳ないですが、“日本最弱の世代”と考えています。 原田曜平(以下、原田):世代論でいえば、バブル世代、団塊ジュニアあたりの世代ですね。 内田:この世代は、わりと豊かな時代に生まれ、上の世代にうっとうしい人が多いので、文句ばかり言う。基本不機嫌で、えぐるような批判がうまい、“ものを壊していく人たち”。批判して壊していくことに、ある種の爽快感があるのかもしれない。 壊すのはいいけれど、「じゃあ、何作るの?」と聞くと、結局既存のシステムを利用する。大学の世界でも壊せ壊せと言った挙句に、いつの間にか大教授になっている人がいる。サブカルチャーと言っていたわりには、すっかりメインカルチャーになっている。今の若者の感覚で言えば、その世代に対する不信感は大きい。今の20代は、僕ら60代となじみがいい。 30代後半から40代前半が60代を

                • 『『高校生に言いたかったこと - 内田樹の研究室』へのコメント』へのコメント

                  子供は深刻な悩み事や秘密を親教師でも専門家でもなく友達に打ち明けがちっていうのが関係してるのかしら。それとも、まだ人を助けようとして拒否られた経験に乏しいからかしら。

                    『『高校生に言いたかったこと - 内田樹の研究室』へのコメント』へのコメント
                  • 本日のニュースオチ

                    結局、社会の役に立つのは「今を生きてる人間」だけだ。歴史だの文化だのは面白いが、面白い以上のものはなにもない 奈良県なんか京都ほど集客できねえのに無駄に歴史があるせいで全然開発出来なくて永遠にクソ田舎のままにされてるしな。文化財なんて全て焼き払って、現代人でちゃんと新しく作るべき — 砂鉄 (@satetu4401) July 11, 2024 それをバカとカス共が趣味の娯楽のためにズルズル残して、あっちも開発できない、こっちも開発できない、そんなバカな事やってるから「文化財は適当に破壊」の中国に負けてるんだよ そもそも日本が欧州を追い抜いたのも、欧州が古いクソ街やカス城を破壊できなくて都市計画が終わってたせいだしな — 砂鉄 (@satetu4401) July 11, 2024 パリが今どうなってるか知ってるだろ? 町並みを保存した結果、トラック入らねえし先端開発もできねえから地下が下

                      本日のニュースオチ
                    • 『つむじ風の向かう場所』を読みながら書くことの効用について考えた - HONZ

                      ご依頼をうけて、キャリアパスとか、人生いかに楽しく生きるべきかとかいう講演をすることがある。我ながら僭越なことではある。ひょっとしたら、面白おかしく過ごしながら、そこそこ業績をあげたおっちゃんと思われているかもしれん。そこはそれレトリックみたいなものであって、本当は血の滲むような努力をし、苦しいことがあっても笑顔で耐えてきたのである。 というのは、やっぱりウソかも。決してそんなはずはないと自分としては思っているのであるが、なんせあの内田樹先生をして、「仲野先生は人生をなめてますから」と言わしめたことがあるくらいなのだから(←ちょっと自慢)。誉められたのか貶されたのか、はたまたあきれられたのか、いまだにようわからんけど。 ともあれ、そんな講演をする時は、2021年3月におこなった定年記念講演の際に考えた『おもろく有意義に生きるための7つのヒント』を軸にしている。「複数の(すぐれた)師匠に師事

                        『つむじ風の向かう場所』を読みながら書くことの効用について考えた - HONZ
                      • 自然神学・宗教哲学・自然哲学 『福音と世界』より(8月号)

                        『福音と世界』 2018. 8(新教出版社)が届きました。 今回は、出だしはやや遅れ気味だったのですが、最終的には、この記事のアップ前に、次号の原稿を完成させることができました。まあその点だけは、うまくいったと言えるでしょうか。さて、今月号は、内田樹「レヴィナスの時間論」:「『時間と他者』を読む」の連載がお休みですので(インタビューの関係でしょうか)、前半後半に分けるのではなく、一回にまとめて紹介します。 8月号の特集テーマは「国家、天皇制、キリスト教」です。天皇制をめぐっては、代替わりが近づいているにもかかわらず、昭和から平成への移行の際に比べ、必ずしもが、議論は盛んではないとも思われます(キリスト教の周辺だけでなく、全般的に)。その点で、今回の特集は重要な問題提起と思われます。実は、わたくしは京都大学での特殊講義で、この前期に「アジアと日本のキリスト教」を取り上げましたが、6月19日の

                        • 映画の構造分析 - Wikipedia

                          『映画の構造分析――ハリウッド映画で学べる現代思想』(えいがのこうぞうぶんせき ハリウッドえいがでまなべるげんだいしそう)は、内田樹が著した評論。 著者自身の解説によれば、本書は「コアな映画ファンのために書かれた学術的な映画批評の本」ではなく、「映画を素材に使った、現代思想の入門書」であるという[1][注 1]。 2003年6月15日、晶文社より刊行された。装丁は坂川栄治と藤田知子。2011年4月8日、文春文庫として文庫化された[2]。 内容[編集] 第1章 映画の構造分析 2001年12月17日~21日の五日間、名古屋大学で行われた集中講義のノートが基となっている[3]。取り上げられた主な映画は、『エイリアン』(1979年)、『大脱走』(1963年)[注 2][注 3]、『北北西に進路を取れ』(1959年)、『ゴーストバスターズ』(1984年)の4本。 なお内田は翌年2002年12月24

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                            • AIには代行できない直感に導かれる仕事 内田樹編『ポストコロナ期を生きるきみたちへ』より|じんぶん堂

                              記事:晶文社 内田樹編『ポストコロナ期を生きるきみたちへ』(晶文社刊) 書籍情報はこちら 現代のランティエ 「ランティエ」というのはフランス語で「年金生活者」のことです。「そんなの日本にもいるよ。うちの爺さんとかそうだよ」と思った方もおいでかと思いますけれど、そういうのとはちょっと違うんです。 ヨーロッパでは17世紀から第一次世界大戦開戦までの200年ほどの間、貨幣価値がほとんど変わりませんでした。ですから、先祖の誰かが買った国債や公債を相続すると、贅沢さえしなければ、その金利だけで一生徒食できた。親の家に暮らしていたら、家賃は要らないし、家具什器はそのまま使い回しできます。ランティエたちは、高等教育まで受けて、あとはぶらぶらしている。自由に使える小銭があって、暇だけは腐るほどあるという紳士たちが何万人という規模でヨーロッパ各都市にいたわけです。 この人たちはとにかく退屈している。ですから

                                AIには代行できない直感に導かれる仕事 内田樹編『ポストコロナ期を生きるきみたちへ』より|じんぶん堂
                              • 内田樹「『どの口が言うか』の論争で正義や人道が消えていく」 | AERA dot. (アエラドット)

                                内田樹(うちだ・たつる)/1950年、東京都生まれ。思想家・武道家。東京大学文学部仏文科卒業。専門はフランス現代思想。神戸女学院大学名誉教授、京都精華大学客員教授、合気道凱風館館長。近著に『街場の天皇論』、主な著書は『直感は割と正しい 内田樹の大市民講座』『アジア辺境論 これが日本の生きる道』など多数この記事の写真をすべて見る 「どの口が言うか」(※写真はイメージ) 哲学者の内田樹さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、倫理的視点からアプローチします。 *  *  * Whataboutismと呼ばれる論法が存在する。日本語で言うと「どの口が言うか」である。ソ連時代にプロパガンダとして頻用された。西側諸国がソ連国内の人権抑圧を非難すると「そっちだって奴隷制度があっただろう」と切り返して、批判を無効化しようとした。使い勝手がよく、論争的な人々はこの論法を偏愛する

                                  内田樹「『どの口が言うか』の論争で正義や人道が消えていく」 | AERA dot. (アエラドット)
                                • 早大「内ゲバ事件」描く、映画「ゲバルトの杜」 池上彰、内田樹、佐藤優さんら登場

                                  約半世紀前に早稲田大学内で起きた「内ゲバ事件」をテーマにした映画「ゲバルトの杜 彼は早稲田で死んだ」が完成、2024年5月末に劇場公開される。第53回大宅壮一ノンフィクション賞(2022年)を受賞した元朝日新聞記者・樋田毅さんの『彼は早稲田で死んだ 大学構内リンチ殺人事件の永遠』(文藝春秋)が原案になっている。 革マル派に支配されていた 事件は1972年11月8日、早稲田大学構内で起きた。文学部2年生の川口大三郎さんが自治会を握る革マル派の学生たちに拉致され、殺された。革マル派は、川口さんを対立する中核派の学生と疑い、凄惨なリンチを加えていた。 多くの一般学生は、早稲田祭の2日後に起きたこの事件に衝撃を受け、革マル派を糾弾する集会が続いた。数千人規模の学生が集まった。川口さんの友人たちは、川口さんが部落問題などに関心は持っているものの、中核派ではないということをよく知っていた。革マル派はい

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                                  • 西谷文和 路上のラジオ ~Radio On The Street~

                                    Vol.163 大椿ゆうこさん「大阪万博、維新と大阪広域生コン協同組合が癒着?その謎に迫る。」 2024/01/05 ゲスト:大椿ゆうこさん(参議院議員) 第163回のゲストは、昨年4月に参議院議員に繰り上げ当選を果たした社民党の副党首、大椿ゆうこさんです。大椿さんは、ご自身が雇止めにあい解雇され労働運動に参画したご経験から、特に労働者や女性など社会的弱者の権利、多様性などの分野で活躍なさっている参議院議員さんです。今日は、その大椿さんが、新年早々、スクープ情報をもって、路上のラジオにお越しいただきました。 さて、そのスクープとは?生コン業者でつくる「大阪広域生コンクリート協同組合」は、共同購入・共同受注をすることで、大手ゼネコンなどと対等な立場で交渉し、値崩れなどを防ぐなど、まさに中小企業の味方として機能する協同組合であるはずですが、実態としては、セメント販売業者やセメントメーカーに執拗

                                    • <書評>『天皇論 「象徴」と絶対的保守主義』子安宣邦(こやす・のぶくに) 著:東京新聞 TOKYO Web

                                      91歳の子安宣邦は、最後の市民講座のテーマとして「天皇」と「本居宣長」を選んだ。子安の原点は、新任教員として70年安保闘争の渦中、学生たちの焦燥と絶望を間近に見つつ宣長のテキストを読み込んだ経験にある。同じ時期、小林秀雄と吉川幸次郎が「国粋主義や皇国主義の代名詞」だった宣長を復活させた。子安は、2人の大家は『古事記伝』から神道イデオロギー的序文『直昆霊(なほびのみたま)』をはずし、<古伝説>の注釈学者として脱政治化して、「戦後の所謂(いわゆる)<イデオロギー批判>としての国学批判の不毛さ」を衝(つ)いたとみる。 東アジア世界を俯瞰(ふかん)して考える子安は、中国では1966年から毛沢東の指導による文化大革命が進んでいたことに着目する。この並行現象は、清が帝国としての体制を整えた乾隆帝の治世と宣長の生涯が重なることを想起させる。つまり、18世紀、中国が国家のアイデンティティの問い直しを進めた

                                        <書評>『天皇論 「象徴」と絶対的保守主義』子安宣邦(こやす・のぶくに) 著:東京新聞 TOKYO Web
                                      • リュス・イリガライ - Wikipedia

                                        イリガライの特徴は男女の性差を強調するところ、とくに言語に関して、「男性的論理」や「男性的表象体系」とは異なる「女として語る言語」の可能性と実現を模索したところにある。 ジークムント・フロイトによる男性器と女性器に対する視座はそれ自体が男性的であり、そこではヴァギナは「(ペニスが挿入される)受動的なもの」として、クリトリスは「小さなペニス」として、言い換えればペニスの「陰画」として存在する。それに対してイリガライは「絶え間なく口づけしあっている二つの唇で出来ている」ものとしての女性器をしばしば語り、男女器の挿入は女性器のこうした「自体愛」にとって暴力的だと見なす。言語に関してもこの認識に言及し、「男根主権、意味の男根的論理、男根的表象体系は、ことごとく女性性器をそれ自身から引き離して、女性から自己愛を奪う方法である[1]」。 既存の言説がそもそも男性的であるなら、女性が言葉を話すことがすな

                                        • 道徳について - 内田樹の研究室

                                          去年、ある出版社から頼まれて中高生向けの「道徳の本」というものを書きおろした。中高の図書館には入っているはずだけれど、一般読者には手に取る機会がない。 今日これから小学校の先生と「道徳教育」について懇談する予定なので、自分の道徳教育についての考え方を思い出そうと思ってHDの筐底を探したら、出て来た。 ご参考までに。 みなさん、こんにちは。内田樹です。 道徳の本を書くように頼まれました。 何を書いたらよいのかわからないままに、「うん、いいよ」と引き受けてしまいました。ふつうは何を書くか決まっているから引き受けるんでしょうけれど、このときは何を書けばいいかわからないのに、引き受けてしまいました。書きながら考えてみようと思ったからです。 この本はそういう本です。道徳について書かなければいけないのですけれど、何を書いていいかよくわからない。だから、「道徳について何を書いていいかわからないのはなぜか

                                          • 10/20(金)「この年で風邪をひくということ」大竹まことの切実な声 | 文化放送

                                            平日午後1時から生放送、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」 10月20日金曜日は、大竹まことさん、室井佑月さん、青木理さん、鈴木純子アナウンサー、金子勝さん、ゲストの内田樹さんとお送りしました! 風邪で2日間番組をお休みした大竹さん。水曜日にピンチヒッターを務めた青木さんに感謝を述べるや否や、青木さんから「すごく疲れた」との返事。 大竹さんもこの風邪がしんどかったそうで、特に食事の時に思ったことがあるそうで・・・ 続きは、radikoのタイムフリー、ポッドキャストなどでお聴きください! ↓こちらから radikoタイムフリー Podcast オープニング ▼大竹の言いたい放題 13時20分~ X紹介 ▼大竹のもっと言いたい放題 13時40分~ 青木理さんのコラムでした! ジャニーズ問題に及び腰な政府 ▼大竹メインディッシュ 14時25分~ 内田樹さんでした 内田さんの著書『街場の成熟

                                              10/20(金)「この年で風邪をひくということ」大竹まことの切実な声 | 文化放送
                                            • ドサクサ日記 3/11-17 2024|Masafumi Gotoh

                                              11日。 3月11日は多くの人にとって特別な日だと思う。ことさらに時間や日付を目印にせずとも、追悼というのはいつでもどこでもできる。こういう日にいろいろな想いを確認することは大事だけれど、なるべく静かに、常に自分の懐に想いや念を抱きかかえていきたいと思う。復興を旗印に掲げながら、ローカルではない大都市の「東京」や「大阪」がやっていることを考えると腹が立つ。ほとんど収奪だよね。 12日。 静岡の藤枝へ。ミュージシャン支援のためのスタジオづくりは、少しずつ見通しが明るくなってきて嬉しい。知り合った藤枝市の皆さんも好意的で、事業の規模や資金繰りの面でのストレスは尽きないが、背中を押してもらっている。改めて、形はどうあれ起業して従業員を雇い、なおかつ社会貢献している人たちはすごいなと思う。音楽以外のことを考えるとヘトヘトになる。けれども、これも音楽活動。 13日。 リハの後、湊剛さんの「サウンドス

                                                ドサクサ日記 3/11-17 2024|Masafumi Gotoh
                                              • 加速主義|よう

                                                加速主義ってご存知でしょうか。私も最近、ネット配信で宮台真司さんが志向されていると知り、気にはなったのですが、そこでの情報では十分に理解出来ず、直近読んだ内田樹さんと白井聡さんの対談集「新しい戦前」(2023年8月発行 朝日選書)の中で詳細に触れられてたので、概要がやっと理解出来、なるほどと思う反面、恐ろしい世の中に本当になっていると痛感しました。 加速主義とはアメリカ発の思想で、もう資本主義は末期である。これから世界はポスト資本主義の社会の社会に入っていくが、民主主義や基本的人権や社会正義といった古めかしい近代主義イデオロギーのせいで、資本主義はむしろ延命している。資本主義の欠点を左翼やリベラルが補正しているせいで、もうとっくに滅びてもいいはずの資本主義がまだ滅びていない。むしろ資本主義を暴走させて没落を加速し、資本主義の「外部」へ抜け出るべきだという思想とのことです。 昨今の政治資金パ

                                                  加速主義|よう
                                                • 「30年で貧乏になった日本」で若者に起こった変化 気がついたら日本のプレゼンスも低下していた(東洋経済オンライン)|dメニューニュース

                                                  景気は上向かないし、給料も思うように上がらない。モノの値段が次々と上がる中、実感としては貧しくなっている気がする。だが、声を大にして政治や体制を批判するのは面倒くさいし、なんだか格好悪い。今がすごく悪くなければいいんじゃないか――。日本全体になんとなく蔓延しているあきらめムードや、停滞感の正体は何なのか。日本の不自由さについて警告を発する『だからあれほど言ったのに』を執筆した内田樹氏に聞いた。 日本には外交的な哲学がない ――アメリカではイスラエルによるガザ侵攻に対する学生の抗議運動が活発でしたが、日本では抗議運動もささやかでしたし、報道も下火な感じがします。 日本はそもそも「抗議」とか「反抗」とか「抗命」ということに対して強い抑圧がかかる社会です。いったん大勢が決まると、全員がそれに流されてゆく。あえて異を唱える人は「空気が読めないやつ」として排除される。 外交も同じです。国際社会の大勢

                                                    「30年で貧乏になった日本」で若者に起こった変化 気がついたら日本のプレゼンスも低下していた(東洋経済オンライン)|dメニューニュース
                                                  • 反知性主義

                                                    反知性主義(はんちせいしゅぎ、英語: anti-intellectualism)または反主知主義(はんしゅちしゅぎ)[1][2]とは、英語辞典によれば、知識人と知的理論に向けられる反対・敵意を指す言葉[3][注 1]。1904年に「反~ + 知性主義〔主知主義〕」と「反知性〔反主知〕 + ~主義」から発生した言葉として、語源辞典に掲載されている[4][注 2]。『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』によると、反知性主義的哲学は19世紀末にニーチェなどの思想として現れ、結束主義〔ファシズム〕運動へ繋がったとされる[1]。反知性主義・反主知主義という言葉は、知識人および知的活動への敵対的で嫌悪的な感覚を指し[5][注 3]、また、実際的解決と現実理解において知力と理由は重要でないという信念・教義をも指す[3]。 反知性主義(anti-intellectualism 反主知主義)は、知性に対し

                                                    • 65.5㎏ 「初動に人災」 - #ダリチョコ の映画とグルメ

                                                      室崎益輝氏のインタビューには重みがある。被災した経験者の声として真摯に聞くべきだろう。過去に何度も震災を経験しているのに、その経験が生かされていない。それこそ「人災」というべきではなかろうか。 繰り返しになりますが、これは「首相と知事が致命的に無能だったから」なのか「原発で何か起きた場合のマニュアル通りの対応だった」のか、どちらなのでしょう。「無能説」も説得力がありますけれど、「マニュアル通り説」の方が「不人情」という点ではさらに許し難い。 https://t.co/mjV25I9Q5I — 内田樹 (@levinassien) January 15, 2024 昨日は朝5時少し前起床。 昼は、小伝馬町の「竹とんぼ」でサバ塩焼き。写真を撮りそこねた。 お正月に越後湯沢でスキーをしていたら大きな揺れに見舞われたという恐怖体験をお聞きする。いつどこで何が起きるかわからないものだ。温暖化でスキー

                                                        65.5㎏ 「初動に人災」 - #ダリチョコ の映画とグルメ
                                                      • 「強いストレスをかけ追い詰める日本の組織マネジメント」内田樹 (AERA dot. (アエラドット) | 時代の主役たちが結集。一捻りした独自記事を提供)

                                                        哲学者の内田樹さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、批評的視点からアプローチします。 *  *  * 兵庫県知事のニュースを見ながら、日本の男たちはどうしてこんなに底意地が悪くなったのかを考えた。 今の日本社会では「上司が下僚に屈辱感を与えること」はほとんど制度化している。問題はそれが特段の害意なしに、日常的に、挨拶代...

                                                          「強いストレスをかけ追い詰める日本の組織マネジメント」内田樹 (AERA dot. (アエラドット) | 時代の主役たちが結集。一捻りした独自記事を提供)
                                                        • なぜ、彼はリンチされ殺されなければならなかったのか?隠されてきた殺害の現場を当事者の証言を基に(水上賢治) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                          映画「ゲバルトの杜~彼は早稲田で死んだ」は、いまから約50年前に東京都の早稲田大学構内で起きた「川口大三郎リンチ殺人事件」に焦点を当てる。 殺害された川口大三郎さんは当時まだ20歳。早稲田大学第一文学部二年生のごく普通の学生だった。 学生運動終末期に起きた事件のあらましはこうだ。 1972年11月8日14時ごろ、文学部自治会を牛耳り、早稲田大学支配を狙う新左翼党派・革マル派(日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派)が、川口さんを対立する中核派のシンパとみなし、早稲田大学文学部キャンパスの学生自治会室に拉致。約8時間にわたるリンチを加えて殺害し、その後、川口さんの遺体を東大構内・東大付属病院前に遺棄した。 翌日の11月9日に遺体が東大で発見されると、昼過ぎに、革マル派が声明を発表。「川口は中核派に属しており、その死はスパイ活動に対する自己批判要求を拒否したため」と事実上、殺害への関与を

                                                            なぜ、彼はリンチされ殺されなければならなかったのか?隠されてきた殺害の現場を当事者の証言を基に(水上賢治) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                          • 「死の間際」で人はどんな話をしたいのか? それは「いつも通りの会話」かもしれない…コラムニスト・小田嶋隆さんとの別れの際に思想家・内田樹さんが感じたこと(週刊現代) @gendai_biz

                                                            「死の間際」で人はどんな話をしたいのか? それは「いつも通りの会話」かもしれない…コラムニスト・小田嶋隆さんとの別れの際に思想家・内田樹さんが感じたこと 「できるかな」「なかなか難しいな」そうやって、いろいろなことに挑戦して、人は成長する。そして人生の最後に挑む壁が「死」だ。亡くなったあの人たちは、どんな思いでそれを乗り越えたのか。 2つめの記事『「タイでは葬式で泣いている人がいないんです」…《死を怖れないラクな死に方》とは 出家した直木賞作家・笹倉明さんの考え』より続く。 死の間際に考えること 思想家の内田樹さんは、コラムニストの小田嶋隆さん(享年65)が亡くなる11日前に、小田嶋さんの家を訪ねた。 「ちょうどいまから1年ほど前のことです。小田嶋さんから電話があって、『そろそろですから……』という感じでしたので、友人の平川君(文筆家で実業家の平川克美さん)と連絡を取り合い、ご自宅にうかが

                                                              「死の間際」で人はどんな話をしたいのか? それは「いつも通りの会話」かもしれない…コラムニスト・小田嶋隆さんとの別れの際に思想家・内田樹さんが感じたこと(週刊現代) @gendai_biz
                                                            • 『困難な結婚』 - 暮らしのしおり

                                                              こんばんは。 明日は春分ですね。 それなのに夜中から午前中にかけてたくさん雪が積もりました。 まだまだ寒いですが、週末から暖かくなりそうです。 内田樹さんの著書「困難な結婚」を読みました。 結婚について読者の質問や相談に答える形式ですが、結婚をテーマにしたエッセイのようになっています。 夫婦の在り方って本当にみんなそれぞれで、奥が深くてもうすぐ10年目の既婚者の私でも、結婚って不思議な制度だなーなんていまだに思うことがあります。 昨日まで赤の他人だった人と家族になったり、法的に責任を負ったり、彼女から妻になることはとても大きな変化だったように思います。 特に印象的だったのは、「配偶者にいずれ飽きてしまうのではないかと不安です」という相談のところで、内田氏は「他者への好奇心は、自分への好奇心と強く相関している」というようなことを書かれています。 つまり自分自身や自分の人生に飽きなければ、他者

                                                                『困難な結婚』 - 暮らしのしおり
                                                              • 新社会人に贈る、働くとは?──凱風館主、内田 樹の「ぽかぽか相談室」第25回

                                                                ※この記事は2014年3月24日発売のGQ JAPAN5月号に掲載された記事です。 日常生活の疑問から政治問題まで、街場の知的怪物、思想家にして武道家、相談の達人、ウチダ先生が難問奇問に答えます。ご相談をお待ちしております。

                                                                  新社会人に贈る、働くとは?──凱風館主、内田 樹の「ぽかぽか相談室」第25回
                                                                • はてなブックマーク開発ブログ

                                                                  はてなブックマークのブックマーク数が多い順に記事を紹介する「はてなブックマーク数ランキング」。8月12日(月)~8月18日(日)〔2024年8月第3週〕のトップ30です*1。 順位 タイトル 1位 いつか役に立つやつ - Togetter [トゥギャッター] 2位 ブラウザの履歴を操作して「戻る」ボタンで広告を出すやつについて – コーヒーサーバは香炉である 3位 そこそこ借金して「俺が考える最強のタスク管理・時間管理サービス」作った。どうか使ってみてほしい|jMatsuzaki🔥 4位 ひとりの書店主として、伝えたいこと とうとう危惧していたことが現実になってしまった。|二村知子 隆祥館書店 5位 【速報中】岸田首相会見 自民党総裁選挙に不出馬を表明 首相退任へ | NHK | 自民党総裁選 6位 人事制度の脆弱性を衝いて給料UPする『人事制度の基本』: わたしが知らないスゴ本は、きっ

                                                                    はてなブックマーク開発ブログ
                                                                  • 「うまみのあるビジネスではなくなっても、紙の本はなくならない」内田樹 | AERA dot. (アエラドット)

                                                                    哲学者 内田樹 この記事の写真をすべて見る 哲学者の内田樹さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、倫理的視点からアプローチします。 *  *  * 毎年この時期に凱風館は韓国からのお客さんをお迎えする。私の本を韓国語訳してくれている朴先生が引率するグループである。今回は総勢8名、出版関係の方が半分、それと学生と学者と休暇中の兵士。 出版と書物の未来について話してほしいというリクエストだったので、道場に座卓を並べて2時間ほど本の話をした。 出版危機の事情は日本も韓国もそれほど変わらない。紙の本を読む人が減っている。「町の本屋」がどんどんなくなっている。私も紙の本はついつい通販で買ってしまう。資料としては必要だが書架に加えるほどではないという本は電子書籍で済ませる。著者には申し訳ないけれど、電子書籍はいくら良書であっても、「自分の蔵書」という気がしない。 電子書籍

                                                                      「うまみのあるビジネスではなくなっても、紙の本はなくならない」内田樹 | AERA dot. (アエラドット)
                                                                    • 『民主政の終わり - 内田樹の研究室』へのコメント

                                                                      都政の解像度が高い小池都知事が続投することになったのは正に「自分たちに利益をもたらす政策を実現してくれる人を選ぶ」選択をしたからだと思うのだが何を言ってるのだろうか。子持ち世帯の声は聞こえてないのか。

                                                                        『民主政の終わり - 内田樹の研究室』へのコメント
                                                                      • 2024/09/27(金)の出来事 - My Bookmark

                                                                        中国原潜が沈没 軍は隠蔽、放射能汚染・死傷者不明―就役前の最新鋭艦・米報道:時事ドットコム 中国原潜が沈没 軍は隠蔽、放射能汚染・死傷者不明―就役前の最新鋭艦・米報道:時事ドットコム ディズニー『白雪姫』が実写映画化。白雪姫役がラテン系アメリカ人で「女王役の方が美しい」などの声 Metaの新型ARグラス「Orion」実機を体験、ARグラスの壁を超えた秘密を訊く 津田大介氏と辻田真佐憲氏~「劣等民族」炎上を巡って/&小泉悠氏の論評も追加 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE- 終の棲家として中古のマンションを購入して作った趣味全開のおうちがすごい「全然違う物件になってる!」 捏造認定に疑問の声 検察幹部「明確な根拠を」 袴田さん無罪(時事通信) - Yahoo!ニュース 日本ではKubernetesやCI/CDなどが幻滅期に、インダストリクラウド

                                                                          2024/09/27(金)の出来事 - My Bookmark
                                                                        • 『本は、これから』から約13年経った今、本は【本は、これから/池澤夏樹編】 - みらっちの読書ブログ

                                                                          こんにちは。みらっちです。 私の友人の金森なごみさん(仮名)の息子さんは、息子と同い年の高校1年生です。 仮にヒカルくんといたします。 彼は私がこの「はてなブログ」を始めたころから私のブログを読んでくださっている、稀有な存在です。母のなごみさんが記事の更新に気がつかないと「あ、今日みらっちnoteで/はてなで書いてたよ」と教えてくれるのだそうです。 私にとっては実に尊いお話で有難いばかりなのですが、柔らかな心が育っていく時期に、ワタクシなんぞの文章を読むのはいかがなものかと心配になります。彼は理系男子で、どっぷり文学といった文章より、私のような軽めのタッチの文章の方が馴染みやすいのだそうです。 さて、そんなヒカルくんがある日「みらっちにおススメの本を見つけた」と、母なごみさんを通じて教えてくれたのがこの本です。なんでも現代文の問題集の中に入っていた文章だったとのことで、問題集を解きながらみ

                                                                            『本は、これから』から約13年経った今、本は【本は、これから/池澤夏樹編】 - みらっちの読書ブログ
                                                                          • 内田樹「東京都が三井不動産に土地を差し出しているのは『後進国』特有の風景」 ネット民「開発を大手が請け負うことが『後進国特有の風景である』って理論展開さっぱりわからん」 : モナニュース

                                                                            2024年10月01日13:08 内田樹「東京都が三井不動産に土地を差し出しているのは『後進国』特有の風景」 ネット民「開発を大手が請け負うことが『後進国特有の風景である』って理論展開さっぱりわからん」 カテゴリネットウォッチ政治・選挙 Comment( 45 ) 1: モナニュースさん:2024/10/01(火) 12:00:00 ID:mona-news「東京都は土地をすごい勢いで三井不動産に差し出している」 小池都政の「三井ファースト」に疑問の声(デイリー新潮)#Yahooニュースhttps://t.co/Hw2QOzWb7o— 水道橋博士 (@s_hakase) September 30, 2024 これって「後進国」特有の風景だと思うんです。役人たちがこういう恥ずかしいふるまいを多少とでも自制してきたのは「先進国の国民でありたい」と健気な願いがあったからです。今の日本の役人たちは

                                                                              内田樹「東京都が三井不動産に土地を差し出しているのは『後進国』特有の風景」 ネット民「開発を大手が請け負うことが『後進国特有の風景である』って理論展開さっぱりわからん」 : モナニュース
                                                                            • 世界は贈与でできている 〜哲学研究者 近内悠太さんインタビュー | 一般財団法人 Next Wisdom Foundation ネクストウィズダムファウンデーション

                                                                              19世紀にポリネシアの原始的社会をフィールドワークした文化人類学者によって概念化され、近年は貨幣中心の資本主義に代わる経済システムとして注目されるようになった「贈与」。贈与経済は資本主義経済の代替になり得るのか? 贈与とはどのような考え方なのか? 2020年に3月に初の単著『世界は贈与でできている』を上梓し、話題となっている若き哲学者、近内悠太さんにお話を伺った。 〈プロフィール〉 近内悠太さん 1985年神奈川県生まれ。教育者。哲学研究者。慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業、日本大学大学院文学研究科修士課程修了。専門はウィトゲンシュタイン哲学。リベラルアーツを主軸にした統合型学習塾「知窓学舎」講師。教養と哲学を教育の現場から立ち上げ、学問分野を越境する「知のマッシュアップ」を実践している。『世界は贈与でできている―資本主義の「すきま」を埋める倫理学』がデビュー著作となる 近内:内田樹さん

                                                                                世界は贈与でできている 〜哲学研究者 近内悠太さんインタビュー | 一般財団法人 Next Wisdom Foundation ネクストウィズダムファウンデーション
                                                                              • “粋”について、粋な男が語り尽くす。Vol.3小田嶋 隆 | GQ JAPAN

                                                                                “粋とは、勢いよく生きること”と定義したのは、GQ JAPAN編集長の鈴木正文である。言葉で説明しようとすると意外に難しいコンセプト“粋”について、粋な男が語り尽くす。 Tweet AESTHETICS 01 粋とは、目指すべきゴールではなく、結果として表れるもの いま、この人の書くものは読んでおきたい、読んでいないと恥ずかしい、読まずにはいられない、と思える書き手が何人かいる。小田嶋隆さんはその中のひとりだ。小田嶋さんが書いた『小田嶋隆のコラムの道』(ミシマ社)は、読みながら膝を打ったり手を叩いたり、とにかく大いなる感銘を受けた。 小田嶋さんに刺激を受けた人はほかにもいて、たとえば『GQ JAPAN』でもおなじみの内田樹さんは、同書の巻末対談で「僕、小田嶋さんの単行本全部持ってます」とおっしゃっている。 小田嶋さんの言葉は、思いも寄らない角度から飛んでくる。けれども言葉自体はシンプルで真

                                                                                  “粋”について、粋な男が語り尽くす。Vol.3小田嶋 隆 | GQ JAPAN
                                                                                • 2024.8.30「貧乏」と「貧乏くささ」 - カメキチの目

                                                                                  『だからあれほど言ったのに』  内田 樹・著 という本を読んだ。 (グーグル画像より) ものごとの肝心かなめを見極めようとされる内田樹さん。 著者の視点を強く感じ、考えさせることが多かった。 (本にはいろいろな話があったが、強く印象に残った五つだけ書きます。 3回に分け、今日は二つです。次回一つ。残りの二つは最終回) ーーーーーーーーーー ①「〈「貧乏」と「貧乏くささ」の違い〉 (初めに「1950…60年代の日本人は「貧乏」だったけれど、「『貧乏くさく』」はなかった」ことを 指して作家の関川夏央さんが「共和的な貧しさ」と呼んだことが紹介される)… 皮肉なことだが、1964年の東京オリンピックの頃から庶民の生活が豊かになるにつれて、 人々はしだいに「貧乏くさく」なった。 … 小銭ができると人は「貧乏くさく」なり、相互扶助的なマインドが消え去り、共同体は空洞化する … 「公務員の既得権益を剥が

                                                                                    2024.8.30「貧乏」と「貧乏くささ」 - カメキチの目