以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「It’s been twenty years since my Microsoft DRM talk」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 今週のポッドキャストでは、20年前に反響を呼んだMicrosoft ResearchでのDRMに関する講演を振り返った。2004年6月17日の講演だ。今回はそのテキストを朗読し、20年を経た今日の視点から、その影響を再評価してみた。 https://locusmag.com/2021/09/cory-doctorow-breaking-in/ あれから20年(と1日)が経った。初めての講演ではなかったが、当時としては最もうまくいった講演だった。まだ講演の仕方を模索していた時期で、言い方や表現方法をあれこれ試していた(今読み返すと、ブルース・スターリングの影響が色濃く出ている。これは今でも変わらない