2021年12月12日 アドベントカレンダーというのがあるそうですが、今年は「言語学な人々」というアドベントカレンダーがあって、それにお誘いを頂いてホイホイと乗ってしまいました。 しかし、なんでもギリギリになってしまう私です。 adventar.org 私は日本語の研究をしているのですが、3年ほど前だったでしょうか、親元に帰ったときに、八十代の母親が小型の実用辞典を持ってきて見せるのです。これを見ながら字の練習をしていたのだが、ふと気になってページ数を数えてみたら、サ行がいちばん多い、なかでもシがいちばん多いと知った、と。 国語辞典とも言えないような用字辞典的な小型の実用辞典で、インデックスも付いていないものなので、ページ数を数えてみたようですが、その時、「この親にして、この子あり」と思ったのでした。 私は、たしか小学6年生の時に、家にあった国語辞典*1には載ってない言葉が多いように感じて