セレクトショップ「ステュディオス(STUDIOUS)」や「ユナイテッド トウキョウ(UNITED TOKYO)」などを展開するTOKYO BASEが、2024年4月入社の新卒採用初任給を学歴や年次に関わらず一律40万円へ引き上げることを発表した。改訂前の初任給は30万円で、10万円の増額となる。また、3月15日支給分から全従業員を対象としたベースアップも実施。これにより、全正社員の月額支給額は、国内のファッション業界の最高水準の40万円以上が約束される。 【画像】TOKYO BASEの谷正人代表取締役CEO、「月80時間の残業代込み」に対する言及も 同社は「日本一のファッション企業」になるという目標を掲げており、「日本一の会社になるには給与も日本一を目指す必要がある」という考えから改定を決断。これまで、東京や名古屋、大阪の中価格帯以上の商業施設に出店を絞り、売上のみを目的とした低価格帯事業