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大森望の検索結果1 - 39 件 / 39件

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大森望に関するエントリは39件あります。 SF中国 などが関連タグです。 人気エントリには 『現代中国最大のヒット作、『三体』が日本でも爆売れした理由。大森望×藤井太洋トークイベント採録|Hayakawa Books & Magazines(β)』などがあります。
  • 現代中国最大のヒット作、『三体』が日本でも爆売れした理由。大森望×藤井太洋トークイベント採録|Hayakawa Books & Magazines(β)

    お盆休みの方も多いこの時期、大きな話題を呼んでおります『三体』を、ぜひこのタイミングで読もうとしている方もいらっしゃるのでは。本欄では、7月に八重洲ブックセンター本店にておこなわれた、『三体』翻訳者の大森望さんと、『三体』著者劉慈欣とも関係の深い作家・藤井太洋さんのトークイベントを再録します(SFマガジン2019年10月号掲載)。満員御礼だった本イベントの貴重な採録、ぜひお楽しみください。 『三体』大森望×藤井太洋トークイベント採録 ■劉慈欣と中国SF 大森 本日はたくさんの人に来ていただいてありがとうございます。キャンセル待ちも出ていたそうで。中国SFがそれだけ盛り上がっているということですね。 藤井 これほど『三体』が売れるとは、私も正直思っていませんでした。 大森 全世界で三部作2900万部が売れているという。とはいっても、中国語で書かれた本格SFの長篇小説が日本語に訳されること自体

      現代中国最大のヒット作、『三体』が日本でも爆売れした理由。大森望×藤井太洋トークイベント採録|Hayakawa Books & Magazines(β)
    • 大森望 on Twitter: "とんでもない改変! と思いきや、このエンディングのほうがチャック・パラニュークの原作に近く、原作者もそう認めているという皮肉。むしろ原作の外国語訳が映画の結末に合わせて改変されるケースが多く、ずっとそれと戦ってきたんだとか。… https://t.co/RpY3cjrG2p"

      とんでもない改変! と思いきや、このエンディングのほうがチャック・パラニュークの原作に近く、原作者もそう認めているという皮肉。むしろ原作の外国語訳が映画の結末に合わせて改変されるケースが多く、ずっとそれと戦ってきたんだとか。… https://t.co/RpY3cjrG2p

        大森望 on Twitter: "とんでもない改変! と思いきや、このエンディングのほうがチャック・パラニュークの原作に近く、原作者もそう認めているという皮肉。むしろ原作の外国語訳が映画の結末に合わせて改変されるケースが多く、ずっとそれと戦ってきたんだとか。… https://t.co/RpY3cjrG2p"
      • 『三体』劉 慈欣×大森 望 対談 「空間や時間がどれだけ拡大しても、わたしたちはちっぽけな存在」

        圧倒的なスケール感でSFファンたちに衝撃を与えた中国SF小説『三体』シリーズの完結篇となる『三体Ⅲ 死神永生』の邦訳版が、各所で話題を呼んでいる。壮大な物語の結末はどのように構想されたのか。また、『三体』シリーズは日中のSFファンにどう受容されてきたのか。『リアルサウンド ブック』では、去る5月14日にオンラインにて行われた、著者の劉 慈欣氏と翻訳者の大森 望氏による対談を掲載する。(編集部) 『三体』、その衝撃について 劉 慈欣『三体』(早川書房) 大森:第一作である『三体』邦訳の発売から二年半かかりましたが、いよいよ『三体』の完結篇である『三体Ⅲ 死神永生』の邦訳版が店頭に並びます。 劉:本当にありがとうございます。 大森:『三体』は日本でも人気が爆発していて、第一部は日本のSFファンが投票で選ぶ星雲賞を受賞しましたし、『SFが読みたい!』の「ベストSF2019」でも一位になりました。

          『三体』劉 慈欣×大森 望 対談 「空間や時間がどれだけ拡大しても、わたしたちはちっぽけな存在」
        • 『犬は勘定に入れません 上―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎』(早川書房) - 著者:コニー・ウィリス 翻訳:大森 望 - 豊崎 由美による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

          人類はついに過去への時間旅行を実現した。その技術を利用し、オックスフォード大学は、第二次大戦中、空襲で焼失したコヴェントリー大聖堂復元計画に協力している。史学部の大学院生ネッドは… 人類はついに過去への時間旅行を実現した。その技術を利用し、オックスフォード大学は、第二次大戦中、空襲で焼失したコヴェントリー大聖堂復元計画に協力している。史学部の大学院生ネッドは、大聖堂にあったはずの"主教の鳥株"を探せと計画の責任者レイディ・シュラプネルに命じられた。だが、21世紀と20世紀を何度も往復して疲労困憊、とうとう過労で倒れてしまった!?SFと本格ミステリを絶妙に融合させた話題作。ヒューゴー賞・ローカス賞受賞。 コニー・ウィリスって作家をご存じ? 知らなかったら、かなりのおバカさん。無知蒙昧な文盲さん。SF作家ですの。しかも、凄く位が高いお方ですの。でも、特定ジャンルの中に閉じ込めておくにはあまりに

            『犬は勘定に入れません 上―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎』(早川書房) - 著者:コニー・ウィリス 翻訳:大森 望 - 豊崎 由美による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
          • 「三体」翻訳者・大森望さんインタビュー 「若かったころのSFの、野蛮な魅力に溢れている」|好書好日

            大森望(おおもり・のぞみ)翻訳家・書評家 1961年生まれ、京都大学文学部卒。SF作品を中心とした翻訳・評論を長く手掛ける。訳書に『クロストーク』(コニー・ウィリス著、早川書房)、著書に『21 世紀SF1000』(同社) など多数。 最初の印象は、すごく古臭いSF ――まずは未読の人向けに、第1部『三体』ストーリーのおさらいをさせていただければ。文化大革命で父を殺された中国の女性科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)は、異星人との電波交信を試みる軍の秘密基地にスカウトされることに。計画は失敗に終わったとされましたが、彼女は軍には秘密で宇宙人との交信に成功、彼らの地球侵略の“手引き”をしていました。 四十数年後の現代、世界中で科学者が相次ぎ自殺する事件が発生。もう一人の主人公であるナノテク研究者の汪淼(ワン・ミャオ)は、原因究明の依頼を受け国際的な学術団体に潜入することに。科学的にあり得ない怪現

              「三体」翻訳者・大森望さんインタビュー 「若かったころのSFの、野蛮な魅力に溢れている」|好書好日
            • 『三体』(早川書房) - 著者:劉 慈欣 翻訳:大森 望,光吉 さくら,ワン チャイ - 大森 望による解説 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

              著者:劉 慈欣翻訳:大森 望,光吉 さくら,ワン チャイ出版社:早川書房装丁:単行本(448ページ)発売日:2019-07-04 ISBN-10:4152098708 ISBN-13:978-4152098702 内容紹介: 物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート科学者・葉文潔。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。中国で社会現象となったアジア最大級のSF小説、ついに登場! 本書に始まる《三体》三部作は、本国版が合計2100万部、英訳版が100万部以上の売上を記録。翻訳書として、またアジア圏の作品として初のヒューゴー賞に輝いた、現代中国最大のヒット作です。日本でも発売後一週間足らずで9万部を記録、勢いを増しながら全国を席巻中。そ

                『三体』(早川書房) - 著者:劉 慈欣 翻訳:大森 望,光吉 さくら,ワン チャイ - 大森 望による解説 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
              • ティモンディ前田裕太×大森望が語る、『三体』シリーズを最後まで読むべき理由 「宇宙の果てまで長い旅をした」

                ティモンディ前田裕太×大森望が語る、『三体』シリーズを最後まで読むべき理由 「宇宙の果てまで長い旅をした」 劉慈欣『三体』3部作は、世界的にヒットした。異星の三体文明が地球を侵略しようとしていると判明する『三体』。人類が対抗しようと「面壁計画(ウォールフェイサー・プロジェクト)を発動する『三体Ⅱ 黒暗森林』上下。その背後で侵略艦隊にスパイを送りこもうと「階梯計画」が実行される『三体Ⅲ 死神永生』上下。長い時間にまたがり、広大な宇宙へ、いくつもの次元へ物語が展開するこの中国SFは、圧倒的に面白い。とはいえ、全5巻の巨編であるだけに途中で挫折する人もいるようだ。そこで今回、『三体』の熱烈なファンである芸人のティモンディ・前田裕太氏と、同作の日本語訳チームのアンカーを務めた大森望氏に、あらためて作品の魅力を語ってもらった。(円堂都司昭/6月20日取材・構成) 前田「5分間くらい昇天しちゃった」

                  ティモンディ前田裕太×大森望が語る、『三体』シリーズを最後まで読むべき理由 「宇宙の果てまで長い旅をした」
                • ファンなら避けて通れない! 『三体X 観想之宙』大森望氏解説公開|Hayakawa Books & Magazines(β)

                  ついに『三体X 観想之宙』が発売となりました! もうすでにお手にとっていただいている方もいらっしゃるでしょうか? 早川書房公式Twitterでは、書店さんでの店頭展開をリツイートでご紹介しています。ぜひ覗いてみてくださいね! 本日は訳者のひとりである大森望さんによる訳者あとがきを再録します! 訳者あとがき大森 望 お待たせしました。宝樹(バオシュー)『三体X 観想之宙(かんそうのそら)』の日本語版をお届けする。本書は、アジアSF最大最高のヒット作にして世界SFの歴史を変えた傑作、劉慈欣『三体』に始まる壮大な物語の(すくなくとも現時点で商業出版されている単行本としては)最後の一冊である。あの物語のつづきはもう読めないのかと《三体》ロスに陥っていたファンにとってはまさに干天の慈雨。渇きを癒やすと同時に、「あれはいったいどういうことだったんだろう」と頭の片隅に残るもやもやを(かなりの程度まで)解

                    ファンなら避けて通れない! 『三体X 観想之宙』大森望氏解説公開|Hayakawa Books & Magazines(β)
                  • 大森望が語る、『三体』世界的ヒットの背景と中国SFの発展 「中国では『三体』が歴史を動かした」

                    劉慈欣『三体』(早川書房)が、書店で目立つ位置で平積みになっている。中国のSF小説が日本でここまでヒットするのは異例のこと。知識人が弾圧された文化大革命から幕を開けた物語は、ナノテク研究者が主人公となる現代パートへと移り、「ゴースト・カウントダウン」という怪現象や3つの太陽を持つ星が舞台のVRゲーム「三体」などが描かれていく。本作を第一部とする三部作のテーマは、異星文明の侵略。この作品がヒットした理由と背景を訳者の1人である大森望氏に聞いた。(円堂都司昭) 「英語圏のSF読者にって、中国はまったく未知の大陸だった」 ――中国で『三体』が刊行されたのは2008年で、2014年にアメリカで英訳版が出ました。 大森:訳者がケン・リュウということでアメリカのSFファンがまず話題にし、2015年にヒューゴー賞を受賞して爆発的な人気になりました。 ――ファン投票によるヒューゴー賞はSF界で歴史的権威の

                      大森望が語る、『三体』世界的ヒットの背景と中国SFの発展 「中国では『三体』が歴史を動かした」
                    • 大森望 on Twitter: "というわけで、日本SF作家クラブに入れていただきました。これもひとえに池澤春菜会長の豪腕並びに関係各位のご尽力の賜物です。まさか還暦を待たずに入会できるとは……ごほごほ。ここに至るまでには、いやもういろんなことがありましたが、それ… https://t.co/SskG0CYHUg"

                      というわけで、日本SF作家クラブに入れていただきました。これもひとえに池澤春菜会長の豪腕並びに関係各位のご尽力の賜物です。まさか還暦を待たずに入会できるとは……ごほごほ。ここに至るまでには、いやもういろんなことがありましたが、それ… https://t.co/SskG0CYHUg

                        大森望 on Twitter: "というわけで、日本SF作家クラブに入れていただきました。これもひとえに池澤春菜会長の豪腕並びに関係各位のご尽力の賜物です。まさか還暦を待たずに入会できるとは……ごほごほ。ここに至るまでには、いやもういろんなことがありましたが、それ… https://t.co/SskG0CYHUg"
                      • 「HELLO WORLD」「バビロン」野崎まどのSF世界(大森望) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                        伊藤智彦監督の劇場アニメ「HELLO WORLD」が、9月20日に公開初日を迎えた。 主人公の男子高校生・堅書直実(CV北村匠海)は優柔不断で引っこみ思案な性格のSF小説好き。もちろん彼女なんかいた試しはないが、とつぜんあらわれた10年後の自分と名乗る男(CV松坂桃李)の熱血指導を受けつつ、同じ図書委員でスーパークールな美少女・一行瑠璃(CV浜辺美波)との男女交際を目指して奮闘することに……。 直実の部屋の本棚には、グレッグ・イーガン『順列都市』『ビット・プレイヤー』やフィリップ・K・ディック『マイノリティ・リポート』などなど、青い背表紙のハヤカワ文庫SF(通称・青背)が並び、海外SFの名作にオマージュを捧げるかたちになっているが、この映画の脚本を担当したのが野崎まど(※崎は正しくは「たちさき」)。 その脚本をみずからノベライズした小説版『HELLO WORLD』も、集英社文庫から、映画公

                          「HELLO WORLD」「バビロン」野崎まどのSF世界(大森望) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                        • 【ネタバレあり】『TENET テネット』が未体験の時間SFな理由は「ノーランの蛮勇」。大森望が徹底解説(QJWeb クイック・ジャパン ウェブ) - Yahoo!ニュース

                          クリストファー・ノーランによる3年ぶりの最新作『TENET テネット』が、2020年9月18日に公開された。 車も人も銃弾も逆行する世界を、ノーラン映画ならではの驚愕映像で実現した映画『TENET テネット』(写真19枚) 『インセプション』『インターステラー』でSFを手がけてきたノーランが、本作で描くのは“時間の逆行”。SF小説の中には、同様の題材を扱った作品がいくつか存在する。 SFを知り尽くす書評家、翻訳家の大森望が、“時間の逆行”というSFジャンルの歴史を紐解き、『TENET テネット』の魅力を解き明かす。ネタバレを含むため、映画を未見の方は鑑賞後の閲覧をおすすめする。 ディックやフィッツジェラルドも描いてきた時間逆行SFの歴史『インターステラー』で正面から宇宙を描いたクリストファー・ノーランが、今回テーマに選んだのは“時間”。『インターステラー』でも、重力による “時間の遅れ”や

                            【ネタバレあり】『TENET テネット』が未体験の時間SFな理由は「ノーランの蛮勇」。大森望が徹底解説(QJWeb クイック・ジャパン ウェブ) - Yahoo!ニュース
                          • ブラピ新作「アド・アストラ」をもっと楽しむためのSF3冊(大森望) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                            ジェームズ・グレイ監督のSF映画「アド・アストラ」。ベネチア国際映画祭のコンペティション部門で世界に初披露されて大絶賛を集め、主演のブラッド・ピットが来日して行われたジャパンプレミアもたいへんな熱量だったが、その「アド・アストラ」がいよいよ9月20日(金)に一般公開される。 ブラッド・ピットが演じるのは、宇宙飛行士のロイ・マクブライド。彼が宇宙を目指したのは、同じ宇宙飛行士だった父親クリフォード(トミー・リー・ジョーンズ)の影響だった。地球外知的生命体の探査に人生を捧げた父は、妻と子どもを置いて宇宙に旅立つが、16年後、地球から43億キロ離れた宇宙空間で消息を絶つ。時が流れ、エリート宇宙飛行士となったロイのもとに、軍上層部から驚くべき知らせがもたらされる。「きみの父親は生きている」しかも、クリフォードは、いまや人類に対する脅威となる可能性があるという。ロイは父親を追って宇宙へと旅立つ……。

                              ブラピ新作「アド・アストラ」をもっと楽しむためのSF3冊(大森望) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                            • 中国発SF大作『三体』を大森望が徹底ガイド。これは、21世紀文化の基礎教養だ - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ

                              『三体』の人気が止まらない。先日3部作の「II」が発売されるやいなや、ベストセラーランキングを賑わせている。こんなに分厚い翻訳本がなぜ? とにかくおもしろいっていうけど、中国文学もSFもよく知らなくても楽しめる? 訳者のひとり大森望による『三体』シリーズ徹底ガイド。 『三体』とは、太陽が3つある惑星のこと 『三体Ⅱ 黒暗森林』が出たばかりなので、『三体』という奇妙なタイトルを書店の店頭やSNSで目にする機会が多いかもしれない。なんか最近よく見るけど、三体ってなに? 暗黒じゃなくて黒暗? 著者名が読めないよ! 帯でオバマとかザッカーバーグが推薦してるけど、これってSF? ……というような疑問に答えて、翻訳出版界を揺るがすモンスター、《三体》3部作(そう、3部作なんです)とはなんなのか、かいつまんで紹介したい。ネタバレには極力配慮しますが、完全回避は不可能なので、これから読むつもりの人はご注意

                                中国発SF大作『三体』を大森望が徹底ガイド。これは、21世紀文化の基礎教養だ - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
                              • 「SFの醍醐味とは、パスティーシュではないか」 陸秋槎 × 大森望、中国SF対談

                                中国出身で日本在住の作家・陸秋槎は、これまで『元年春之祭』などミステリ作品で注目されてきたが、2月に日本オリジナルSF短編集『ガーンズバック変換』(阿井幸作・稲村文吾・大久保洋子訳)を刊行した。一方、『円 劉慈欣短篇集』(大森望・泊功・齊藤正高訳)が3月に文庫化されたが、大ヒットした『三体』をはじめ、中国SFの代表格・劉慈欣の作品の日本語訳にかかわってきたのが、大森望である。3月11日に2人の刊行記念対談が、同月末で営業を終了する八重洲ブックセンターで催された。イベントでは、互いの新刊についてだけでなく、中国SFに関する状況変化も語られた。 (円堂都司昭/3月11日取材・構成) サイバーパンクが現実になった時代 『ガーンズバック変換』(早川書房) 陸:3年前もゲンロンカフェで大森先生と劉慈欣先生の話をしました(「劉慈欣『三体』日本語訳版刊行記念イベント」)。 大森:あのときは陸さんにいろい

                                  「SFの醍醐味とは、パスティーシュではないか」 陸秋槎 × 大森望、中国SF対談
                                • 『蜜蜂と遠雷』からハマる恩田陸、必読5冊(大森望) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                  日本のエンタメ小説で最大の賞と言えば、直木賞と本屋大賞。 名誉なら直木賞(なにしろ受賞するだけで"直木賞作家"という肩書が一生使える)、売れ行きなら本屋大賞(100万部の本は200万部に! 洩れなく映像化!)という感じですが、史上初めて、この2つの賞を両方とも獲ってしまった本がある。 それが、恩田陸『蜜蜂と遠雷』。 構想12年、取材11年、執筆7年と、おそろしく長い時間を費やして完成した500頁超の大作だ。浜松国際ピアノコンクールをモデルにしたコンテストを軸に、人生を賭けて競うピアニストたちの群像劇を、それこそスポーツ小説のような臨場感と迫力で描き出す。本の分厚さにたじろぐかもしれませんが、読み出したら止まらないおもしろさは保証します。 不可能と言われた映画化も実現し、10月4日に全国公開。コンクールでしのぎを削る主要登場人物(括弧内はキャスト)を簡単に紹介すると、 ・5歳で天才少女として

                                    『蜜蜂と遠雷』からハマる恩田陸、必読5冊(大森望) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                  • 〈SFマガジン〉2024年8月号掲載「大森望の新SF観光局[第95回]」挿絵に関するお詫びと訂正|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                    〈SFマガジン〉2024年8月号掲載「大森望の新SF観光局[第95回]」にて、漫画家の永野のりこ氏による挿絵が2023年8月号に掲載済みのものとなっておりました。誠に申し訳ございません。本欄にて、正しい挿絵と今回の連載全文を掲載いたします。 大森望氏、永野氏、読者の皆様にお詫び申し上げます。 SFマガジン編集部大森望の新SF観光局[第95回] BLの夜明け前 六月に亜紀書房から出た佐川俊彦の回顧録『「JUNE」の時代 BLの夜明け前』がたいへん面白かったので、今回はその話。BLとSFの関係についてはよく知らないが、本誌で二度にわたって「SFとBL」特集が組まれているくらいだから、浅からぬ縁があるのはまちがいないだろう。 BLがまだBLと呼ばれず、男性同士の関係を描く(主に)女性向けコンテンツが「少年愛」とか「耽美」とか「やおい」とか呼ばれていた時代、このジャンルの求心点となったのがサン出版

                                      〈SFマガジン〉2024年8月号掲載「大森望の新SF観光局[第95回]」挿絵に関するお詫びと訂正|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                    • 【序文公開】編者・大森望氏が『2010年代SF傑作選1』の読みどころを語る!|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                      今月発売された国内短篇SFアンソロジー『2010年代SF傑作選』1・2。もうお手にとっていただけましたでしょうか? 気になるけど、SFはあまり読んでいない……という方に耳より情報! 本書の読みどころを編者の大森望氏が解説している序文を公開いたします。 二〇二〇年というと、なんだか近未来もたけなわというか、空気がめっきり未来めいて、となりは何をする人ぞ的な気分になりますが(一九六一年生まれの個人の感想です)、それはそれとして、この十年、日本ではいったいどんなSF短篇が書かれてきたか。二〇二〇年代を迎えたこの機に、文庫本二冊でざっくり振り返り、一〇年代日本SFの精髄をお目にかけようというのが、本書を含む『2010年代SF傑作選』全二巻の趣旨。SFの場合、令和が始まったからといって平成SFを総括しようという気分にはなかなかなりませんが、西暦で二〇一〇年代が終わったとなると、なんだか急にまとめたく

                                        【序文公開】編者・大森望氏が『2010年代SF傑作選1』の読みどころを語る!|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                      • 【リポート】ゲンロンSF創作講座 大森望、藤井太洋、溝口力丸がSFの現在を語る | VG+ (バゴプラ)

                                        ゲンロンSF創作講座の魅力 ゲンロンSF創作講座では、月に一回、ゲンロンカフェで受講生向けの講座が開催され、主任講師の大森望と作家ゲスト、編集者ゲストがここでしか聞けないトークを繰り広げる。1限目の講座の後は、受講生が提出した課題を基に講評会を実施し、毎回多彩なゲストから助言を受けることができる。一年後に実施されるゲンロンSF新人賞の選考会に向けて、毎月プロの作家・編集者と共に計5時間に及ぶプログラムを受講できる点がゲンロンSF創作講座の魅力だ。また、ゲンロンSF新人賞で最優秀作を提出した受講生は、商業媒体に提出作品を掲載し、プロとして作家デビューする権利を得ることができる。 講座内容の一部をお届け この日登壇した藤井太洋は、ダブリンで開催された第77回世界SF大会への参加を終え、羽田空港から直接駆けつけた。早川書房編集者の溝口力丸は、編集を担当した伴名練『なめらかな世界と、その敵』がヒッ

                                          【リポート】ゲンロンSF創作講座 大森望、藤井太洋、溝口力丸がSFの現在を語る | VG+ (バゴプラ)
                                        • 第96回 出版翻訳家インタビュー~大森望さん 前編 - ハイキャリア

                                          今回の連載では、SF翻訳家の大森望さんからお話を伺います。大森さんは現在全世界で2900万部という中国初の驚異的大ヒット作『三体』三部作をはじめ『息吹』『すばらしい新世界』『ブラックアウト』など多数の翻訳書を出版されています。『21世紀SF1000』『新編 SF翻訳講座』の著作もあり、アンソロジスト、書評家としても活躍されるほか、「ゲンロン大森望SF創作講座」主任講師としてSF作家の育成もされています。 寺田:本日はよろしくお願いします。大森さんは翻訳家になる前は編集者をされていたんですよね。 大森(以下敬称略):新潮文庫編集部にいました。翻訳書も担当したので、もともと新潮文庫とお付き合いのあったベテラン翻訳家を引き継いだほか、それまで新潮文庫とは縁のなかったSF系の翻訳家を担当しました。伊藤典夫さんや白石朗さん、山田順子さん、『ニューロマンサー』がベストセラーになった故・黒丸尚さんなど、

                                            第96回 出版翻訳家インタビュー~大森望さん 前編 - ハイキャリア
                                          • 【発売中】劉慈欣『三体Ⅱ 黒暗森林』訳者・大森望氏あとがき|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                            いよいよ昨日発売となりました! 劉慈欣『三体Ⅱ 黒暗森林』、もう手に取っていただけましたでしょうか? 今回は、第二部でも翻訳者をつとめた大森望さんのあとがきを抜粋して公開いたします! (ちなみに、第一部のあとがきはこちらです!↓) 訳者あとがき 大森 望 あの『三体』は、ほんのプロローグでしかなかった! 地球文明と異星文明が織りなす壮大なドラマはいよいよここからが本番。分量が前作の五割増しになっただけでなく、時間的にも空間的にも桁違いのスケールで想像力の限りを尽くす。三部作の中ではこれが最高傑作との呼び声も高く、実際、エンターテインメントとして図抜けていることはまちがいない。前作を読んで高まりきった読者の期待を裏切らないどころか、予想をはるかに超えるスリルと興奮、恐怖と絶望、歓喜とカタルシス、ロマンスとアクションを満喫させてくれる。 ……と、思わず口上に力が入ったが、お待たせしました。劉慈

                                              【発売中】劉慈欣『三体Ⅱ 黒暗森林』訳者・大森望氏あとがき|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                            • 【イベント採録】今こそ2010年代の日本SFを振り返ろう。大森望×小川一水×日下三蔵×飛浩隆|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                              日本SF大賞の発表が行われた今年の2月23日、青山ブックセンターで開催されたトークイベントの模様を採録します。これからの未来を考えていきたい今だからこそ、これまでのSFを振り返るお話をお楽しみください。 (本記事は5月発売予定のSFマガジン6月号にも収録予定です) 第40回日本SF大賞結果 ●大賞 『天冥の標』全10巻 小川一水(早川書房) 『宿借りの星』酉島伝法(東京創元社) ●特別賞 『年刊日本SF傑作選』全12巻 大森望・日下三蔵=編(東京創元社) ●功績賞 吾妻ひでお(漫画家) 眉村卓(作家) ●会長賞 小川隆(翻訳家) 星敬(評論家・編集者) ■祝・SF大賞 塩澤 イベントに先駆けて、日本SF大賞の発表がありました。小川一水さんから順番に、受賞の言葉をお願いします。 小川 2009年から『天冥の標』を書いてきて、ちょうど10年で完結して賞をいただくことになりました。私の気持ちとし

                                                【イベント採録】今こそ2010年代の日本SFを振り返ろう。大森望×小川一水×日下三蔵×飛浩隆|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                              • 《三体》三部作にまっすぐつながる劉慈欣らしさが濃縮された一冊――劉慈欣『超新星紀元』訳者・大森望氏あとがき|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                いよいよ劉慈欣の記念すべき長篇デビュー作品、『超新星紀元』発売となりました! 早くも、読了したぞ! という方はいらっしゃるでしょうか? 本欄では、本作の訳者である大森望氏によるあとがきを掲載します。 訳者あとがき 大森 望   お待たせしました。《三体》三部作で世界を震撼させた中国SFの巨星・劉慈欣の記念すべき第一長篇『超新星紀元』をお届けする。 時は現代。太陽系から八光年の距離にある恒星が超新星爆発を起こし、やがて地球に大量の放射線が降り注ぐ。その中に含まれる未知の宇宙線には、人体細胞の染色体を破壊する致命的な効果があった。一年後にも生きていられるのは、染色体に自己修復能力がある若い人類──その時点で十二歳以下の子どもたち──だけ。いまから一年後の世界では、大人たちがすべて死に絶え、人類文明は十四歳未満の子どもたちに託される。子どもしかいない"超新星紀元"の社会は、いったいどうなってしま

                                                  《三体》三部作にまっすぐつながる劉慈欣らしさが濃縮された一冊――劉慈欣『超新星紀元』訳者・大森望氏あとがき|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                                • 大森望 on Twitter: "たとえば豊崎さんの発端ツイートが、 "「TikTok売れ」で次々にベストセラーが生まれ、出版社は有名BookTokerに飛びついているようだが、私は懐疑的だ。数十秒の動画で雑に要点を紹介し、その本が売れたとして、それが長期的な読者… https://t.co/uTc57qUOG8"

                                                  たとえば豊崎さんの発端ツイートが、 "「TikTok売れ」で次々にベストセラーが生まれ、出版社は有名BookTokerに飛びついているようだが、私は懐疑的だ。数十秒の動画で雑に要点を紹介し、その本が売れたとして、それが長期的な読者… https://t.co/uTc57qUOG8

                                                    大森望 on Twitter: "たとえば豊崎さんの発端ツイートが、 "「TikTok売れ」で次々にベストセラーが生まれ、出版社は有名BookTokerに飛びついているようだが、私は懐疑的だ。数十秒の動画で雑に要点を紹介し、その本が売れたとして、それが長期的な読者… https://t.co/uTc57qUOG8"
                                                  • 酉島伝法、3冊目にして初の作品集成!『オクトローグ』解説:大森望|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                    いよいよ発売となった『オクトローグ 酉島伝法作品集成』。本書の巻末に収録されている大森望さんの解説を公開いたします。発表した全著作で日本SF大賞を受賞する究極の独創的作家、酉島伝法の魅力とは? 『オクトローグ 酉島伝法作品集成』 装幀:水戸部功 解説 本書『オクトローグ 酉島伝法作品集成』は、『皆勤の徒』(二〇一三年)、『宿借りの星』(二〇一九年)に続く酉島伝法の三冊目の著書にして(連作を除く)初の短篇集。二〇一四年から二〇一七年にかけて発表された短篇七篇に書き下ろしの新作一篇を加え、発表順に収録している。タイトルのオクトローグ(octo-logue)は、“八話”くらいの意味。“作品集成”のサブタイトルがついているのは、さまざまな媒体にばらばらに発表された単発の短篇をひとつにまとめたことからか(推定)。 思い起こせば、第2回創元SF短編賞を受賞した「皆勤の徒」で酉島伝法が作家デビューを飾っ

                                                      酉島伝法、3冊目にして初の作品集成!『オクトローグ』解説:大森望|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                                    • 劉慈欣入門にはコレを読め! 『円 劉慈欣短篇集』訳者・大森望氏解説|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                      『円 劉慈欣短篇集』発売から約一週間! 選りすぐりの短篇13篇を収録した本作は、劉慈欣入門にぴったりの一冊です。「『三体』が読みたいけど、ちょっと読み切れるか自信ないかも……」なあなたにも、「『三体』ロスだぜ!!」なあなたにもおすすめできます。 本ページでは『円 劉慈欣短篇集』解説を再録しました。ぜひその世界観の一端にふれてみてください。 訳者あとがき 大森 望 日本初の劉慈欣短篇集『円』をお届けする。1999年に発表された著者のデビュー作から、『三体』(早川書房)の一部を土台に2014年に書かれた表題作「円」まで、本邦初訳の4篇を含む全13篇が、発表順に収録されている。原書にあたる短篇集は存在しないものの、日本で独自に編んだ選集ではなく、作品選択は原著者側による。どんな意図で選ばれたのかはよくわからないが、劉慈欣の作家歴のほぼ全体をカバーする、好個の作品集となっている。 すでに《三体》三

                                                        劉慈欣入門にはコレを読め! 『円 劉慈欣短篇集』訳者・大森望氏解説|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                                      • 『大森望×豊崎由美 文学賞メッタ斬り!スペシャル(第162回予想編)』(2020年1月13日OA): ラジカントロプス2.0 | AM1422kHz ラジオ日本

                                                        『大森望×豊崎由美 文学賞メッタ斬り!スペシャル(第162回予想編)』(2020年1月13日OA) 2020年1月13日25時00分からのラジオ日本特別番組『大森望×豊崎由美 文学賞メッタ斬り!スペシャル(予想編)』のポッドキャスト版です。SF翻訳家、書評家の大森望さん、書評家の豊崎由美さんが第162回芥川賞、直木賞を徹底予想!ラジオのオンエアではカットされてしまった部分もお楽しみいただけます。「ほぼノーカット」でお楽しみください。※一部楽曲は著作権の関係でお聞きいただけません。

                                                          『大森望×豊崎由美 文学賞メッタ斬り!スペシャル(第162回予想編)』(2020年1月13日OA): ラジカントロプス2.0 | AM1422kHz ラジオ日本
                                                        • 日本で人気突出、SF作家ホーガン 大森望 - 日本経済新聞

                                                          近代SFの第一号は、英国のメアリー・シェリーが1818年に発表した『フランケンシュタイン』だというのが、近年、ほぼ定説になっている。えっ、ホラーじゃないの? と思うかもしれませんが、医学生(=マッドサイエンティスト)が科学の力で生み出した人造人間(=ロボット)が創造者に復讐(ふくしゅう)するという筋立てはSFそのもの。サイエンス・フィクションの母国はイギリスなのである。英国はその後も、『タイム

                                                            日本で人気突出、SF作家ホーガン 大森望 - 日本経済新聞
                                                          • 累計1000万部突破! 《十二国記》18年ぶり新作長編いよいよ発売(大森望) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                            日本ファンタジーの最高峰、《十二国記》18年ぶりの新作長編の発売がいよいよ目前に迫った。 小野不由美が新潮文庫に書き下ろす『白銀の墟 玄の月』(しろがねのおか くろのつき)は、28年前に同じ新潮文庫で始まった高里/泰麒の物語についに決着をつける全4冊の大作。 いっぺんに出しても読み切れないだろうという配慮からか、通常の新潮文庫とは別の独立した配本体制を敷き、10月に2冊、11月に2冊を刊行する。 その1冊目の初版部数は、新潮文庫で今世紀最大。風の噂によると、4冊合計では200万部に迫る勢いらしい。この分を加えると、シリーズ累計の部数は、全10作合わせて1000万部を軽く突破することになる。 最初の2冊の発売日は10月12日(土)ということで、ファンの間では「いちばん早く手に入るのかどこか?」をめぐってさまざまな情報がとびかっている。開店時刻を早めて対応する書店もいくつかあるが、現状、最速販

                                                              累計1000万部突破! 《十二国記》18年ぶり新作長編いよいよ発売(大森望) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                            • Netflixドラマ配信中! 話題沸騰のエンタメ傑作小説『三体』って? 翻訳者・大森望さん自ら解説!【解説動画】|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                              Netflixドラマ配信中! 話題沸騰のエンタメ傑作小説『三体』って? 翻訳者・大森望さん自ら解説!【解説動画】 3月21日よりNetflixドラマ配信開始で話題沸騰の『三体』。ドラマも原作も、各界の皆様より大好評いただいています! \持ち歩きにも便利な文庫版も好評発売中/ 劉 慈欣『三体』 大森 望、光吉さくら、ワン・チャイ=訳 立原透耶=監修世界中で累計2900万部を突破し、バラク・オバマやマーク・ザッカーバーグをはじめとする多くの著名人に影響を与えている『三体』。 Netflixドラマをきっかけに観てみようかなと思っている方も多いのではないでしょうか。 でも、「SFってハードルが高そう……」「話題になっていたから読んでみたけど止まってしまった……」という方も多いよう。本動画ではNetflixドラマ「三体」を心待ちにしつつも原作未読のしんのすけ@映画感想さんと、『三体』1巻目で止まって

                                                                Netflixドラマ配信中! 話題沸騰のエンタメ傑作小説『三体』って? 翻訳者・大森望さん自ら解説!【解説動画】|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                                              • 『このミス』大賞発表! 賞金1200万円を獲得したのは、56歳の元・模型雑誌編集者(大森望) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                数ある小説新人賞の中でも最高の賞金額を誇るのが、宝島社の主催する『このミステリーがすごい!』大賞。大賞の賞金は1200万円(優秀賞は200万円)。 これまで、『流』の東山彰良や《チーム・バチスタ》シリーズの海堂尊をはじめ、深町秋生、柚月裕子、中山七里、乾緑郎、佐藤青南、岡崎琢磨など、数々のベストセラー作家を送り出してきた。最近だと、志駕晃『スマホを落としただけなのに』もこの賞から生まれたヒット作。 10月1日、その『このミス』大賞の最新(第18回)受賞作が発表された。 ……と他人事みたいに言ってますが、大森は選考委員のひとりなので、読んだ感想も交えながら紹介しよう。 大賞に輝いたのは、歌田年(うただ・とし)の『模型の家、紙の城』。話の中身は、紙鑑定士(その実態は、紙の販売代理業を個人で営む紙商)を自称する語り手が、ゴミ屋敷に住む"伝説のモデラー"(プロの模型作家)とタッグを組んで事件の謎を

                                                                  『このミス』大賞発表! 賞金1200万円を獲得したのは、56歳の元・模型雑誌編集者(大森望) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                • 直前復習。芥川賞候補の尾崎世界観『母影』ってどんな話?(大森望) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                  第164回(2021年下半期)芥川龍之介賞の候補作に選ばれたことで注目を集めているのが、尾崎世界観『母影(おもかげ)』。 ロックバンド、クリープハイプのギター&ヴォーカルで作詞作曲を担当する著者が文芸誌〈新潮〉の2020年12月号に発表した最新作だ。 2016年に尾崎世界観の初長編となる自伝的青春小説『佑介』が文藝春秋より書き下ろしで刊行されてから4年半。今回の『母影』では、前作とはまったく違う文体で、小学校低学年の女の子(私)の視点から、母親(および母娘をとりまく人々)の姿を活写する。 版元の内容紹介は以下の通り。 小学校でも友だちをつくれず、居場所のない少女は、母親の勤めるマッサージ店の片隅で息を潜めている。お客さんの「こわれたところを直している」お母さんは、日に日に苦しそうになっていく。カーテンの向こうの母親が見えない。少女は願う。「もうこれ以上お母さんの変がどこにも行かないように」

                                                                    直前復習。芥川賞候補の尾崎世界観『母影』ってどんな話?(大森望) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                  • 話題の中国SF「三体」翻訳者・大森望が語る『TENET テネット』…SFで“時間”を描く意味とは?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS

                                                                    インタビュー 2020/7/31 16:00 話題の中国SF「三体」翻訳者・大森望が語る『TENET テネット』…SFで“時間”を描く意味とは? IMAX撮影を本格的に取り入れた『ダークナイト』(08)を筆頭に、革新的な映像で世界を魅了するクリストファー・ノーラン監督。一方で、彼の魅力は、“時間逆行”を描いた初期作『メメント』(01)、複雑に入り組んだ夢の世界が舞台の『インセプション』(10)、広大な宇宙で愛の物語が展開された『インターステラー』(14)のように、様々なSF要素を取り入れた巧みなストーリーテラーとしても表れている。そんなノーラン監督の最新作『TENET テネット』(9月18日公開)が控えており、想像力をかき立てる謎多き予告編が話題を集めている。 【写真を見る】『TENET テネット』など“時間”がテーマのSF作品を「三体」翻訳者の大森望氏が徹底解説![c]2020 Warn

                                                                      話題の中国SF「三体」翻訳者・大森望が語る『TENET テネット』…SFで“時間”を描く意味とは?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
                                                                    • 大森 望×いとうせいこう 『三体』シリーズ完結記念トークイベント採録!|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                                      去る2021年6月12日(土)、六本木 蔦屋書店にて、劉慈欣『三体』シリーズが『三体Ⅲ 死神永生』(上・下)にて完結したことを記念するオンライン・トークイベントが開催されました。出演者は訳者のひとりである大森望氏と、同シリーズ愛読者であるいとうせいこう氏! フジテレビ系番組「世界SF作家会議」でもタッグを組んだ両氏の軽快なトークを採録します。(本対談は、発売中のSFマガジン10月号にも収録されています) いとう まずは『三体』三部作完結、おめでとうございます。これだけ分厚いSFともなると、大変でしたね。 大森 英語の本に比べると、中国の本はそこまで分厚くはないんですよ。中国語は漢字だけなので、文字当たりの情報量が日本の1.5~6倍ある。英語の本と比べても中国語の原書の方が薄いので、安い。『三体』が中国でものすごく売れた一因かもしれない(笑)。あと、『三体』は電子版の売れ行きがとてもよかった

                                                                        大森 望×いとうせいこう 『三体』シリーズ完結記念トークイベント採録!|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                                                      • 大森望 on Twitter: "中3娘がきょう受けてきたベネッセの模試の問題。実際、叙述トリックの問題とか出るんだねえ。英語もSNSとかネット利用に特化した問題が多い。実用的。 https://t.co/nxUQzjIYhX"

                                                                        中3娘がきょう受けてきたベネッセの模試の問題。実際、叙述トリックの問題とか出るんだねえ。英語もSNSとかネット利用に特化した問題が多い。実用的。 https://t.co/nxUQzjIYhX

                                                                          大森望 on Twitter: "中3娘がきょう受けてきたベネッセの模試の問題。実際、叙述トリックの問題とか出るんだねえ。英語もSNSとかネット利用に特化した問題が多い。実用的。 https://t.co/nxUQzjIYhX"
                                                                        • 大森望、伴名練が厳選した2010年代のSF傑作選 表紙はシライシユウコ

                                                                          POPなポイントを3行で 大森望、伴名練が厳選した2010年代のSF傑作 神林長平、宮内悠介、野﨑まどらを紹介 2010年代のSFを網羅した本も同時に刊行 早川書房が2010年代の国内SF作家の傑作短篇を集めたアンソロジーを2月6日(木)に刊行する。 編者は劉慈欣(りゅうじきん)さんによる長編SF小説『三体』翻訳者の大森望さんと、異例のヒットを記録したSF短編小説集『なめらかな世界と、その敵』著者の伴名練さん。 本書は日本のSFを牽引するベテラン作家の作品をまとめた『2010年代SF傑作選1』と、10年代デビューの新鋭作家による『2010年代SF傑作選2』の2つに分かれており、大森さんか伴名さんによる詳細なガイドと各巻に2人による熱量の高い序文と解説が収録される。 カバーイラストは故・伊藤計劃さんの『ハーモニー』や、芥川賞受賞作家・円城塔さんによる『エピローグ』の単行本表紙を手がけたことで

                                                                            大森望、伴名練が厳選した2010年代のSF傑作選 表紙はシライシユウコ
                                                                          • 中国発SF大作『三体』を大森望が徹底ガイド。これは、21世紀文化の基礎教養だ(QJWeb クイック・ジャパン ウェブ) - Yahoo!ニュース

                                                                            『三体』の人気が止まらない。先日3部作の「II」が発売されるやいなや、ベストセラーランキングを賑わせている。こんなに分厚い翻訳本がなぜ? とにかくおもしろいっていうけど、中国文学もSFもよく知らなくても楽しめる? 訳者のひとり大森望による『三体』シリーズ徹底ガイド。 【画像】中国本国でも巨大なブームを巻き起こし、知らない人がいないくらいのメジャー・タイトル 『三体II 黒暗森林』が出たばかりなので、『三体』という奇妙なタイトルを書店の店頭やSNSで目にする機会が多いかもしれない。なんか最近よく見るけど、三体ってなに? 暗黒じゃなくて黒暗? 著者名が読めないよ! 帯でオバマとかザッカーバーグが推薦してるけど、これってSF? ……というような疑問に答えて、翻訳出版界を揺るがすモンスター、《三体》3部作(そう、3部作なんです)とはなんなのか、かいつまんで紹介したい。ネタバレには極力配慮しますが、

                                                                              中国発SF大作『三体』を大森望が徹底ガイド。これは、21世紀文化の基礎教養だ(QJWeb クイック・ジャパン ウェブ) - Yahoo!ニュース
                                                                            • ハロー!プロジェクト新体制を書評家・大森望が語る「大きな転換期ではなく、新学期」 | ENTAME next - アイドル情報総合ニュースサイト

                                                                              6月にアンジュルムから和田彩花、Juice=Juiceから宮崎由加が卒業。その後、モーニング娘。’19に3名、アンジュルムに1名、Juice=Juiceに2名の計6名が加入し、グループに新たな彩りを加えるなど、激動の夏となったハロー!プロジェクト。新体制として各グループも動き出した今、ハロプロを愛する識者はこの動きをどう見ているのか? SF翻訳家・書評家であり『50代からのアイドル入門』を執筆するアイドルフリークでもある大森望氏に話を聞いた。 ──大森さんがハロプロにハマったのは、どのへんからですか? 大森 コンサート自体は市井紗耶香卒業のモーニング娘。武道館(00年5月)が最初です。02年の横アリのハロコンにも行きました。だけど正直、当時はあんまりピンと来なかった。そこから10年以上空白があって、ネットで乃木坂46とかの動画をいろいろ漁っていたとき、『わがまま 気のまま 愛のジョーク』の

                                                                                ハロー!プロジェクト新体制を書評家・大森望が語る「大きな転換期ではなく、新学期」 | ENTAME next - アイドル情報総合ニュースサイト
                                                                              • Amazon.co.jp: 息吹: テッド・チャン (著), 大森望 (翻訳): 本

                                                                                  Amazon.co.jp: 息吹: テッド・チャン (著), 大森望 (翻訳): 本
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