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  • 女の子同士のいじめはどういうルールで行なわれているのか? – 橘玲 公式BLOG

    ダイヤモンド社と共同で行なっていた「海外投資の歩き方」のサイトが終了し、過去記事が読めなくなったので、閲覧数の多いものや、時世に適ったものを随時、このブログで再掲載していくことにします。 今回は2020年3月26日公開の「「間接的攻撃」を多用する裏攻撃による「女の子のいじめ」の研究」です(一部改変)。 ****************************************************************************************** #MeToo運動で頻繁に登場したのが、“toxic masculinity”という言葉だ。これは日本語で、「毒々しい男らしさ」と訳されている。「男はマッチョであるべき」というマチズモのことだが、そこにtoxic(毒性の)というネガティブな形容詞をつけたことで、「セクハラやドメスティックス・バイオレンス、レイプなど

    • 「月曜日のたわわ」を人々はどう見るか/田中辰雄 - SYNODOS

      1.はじめに 日経新聞に載った「月曜日のたわわ」の広告は波紋を呼んだ。「月曜日のたわわ」は青年漫画誌の連載漫画であり、その漫画のキャラを使った広告が不適切であるとして批判されたのである。批判の趣旨は、広告で描かれた絵は女子高生を性的に扱っており、新聞の広告として不適切という点にある。これに対し、表現の自由で許される範囲であるという反論がなされ、活発な論争が起きている。 これに類似の論争はこれまでに何度も繰り返されてきた。古くは、人工知能学会表紙事件(2014年)、新しくは宇崎ちゃん献血ポスター事件(2019年)、そして直近では温泉むすめの事件(2020年)が記憶に新しい。 これらの論争では、人々がその表現をどう受け取るかが争点の一つである。しかし、騒動の渦中に人々がその表現をどう受け取っているかが調べられた例は多くはない。本稿ではこれを試みる。この広告に対して批判する意見、容認する意見はど

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      • ネットの音楽オタクが選んだ2019年のベストアルバム 50→1 - 音楽だいすきクラブ

        2019年のベストアルバム最後の50枚です。今回は最後までトップが決まらず最終的にはたったの6点差でした。2010年代、最高でした!このリストが誰かにとっての新たな音楽との出会いになることを願って!(ぴっち) このランキングについて ネットの音楽オタクが選んだベストアルバムは音楽だいすきクラブ、及びそのメンバー等の特定の誰かが選んで作ったものではありません。 Twitterのハッシュタグ、募集記事のコメント欄に寄せられたものを集計しています。 504人分のデータを集計しました。 募集期間は2019年12月1日から31日の間ですです。 同点の場合、乱数を発生させて順位づけしています。 そのため順位に深い意味はありません。気にしすぎないでください。 150位以内はすべて5人以上に挙げられたものです。 レビューは有志によるものです。500字以内ディス無しでやっています。 レビューは随時追加してい

          ネットの音楽オタクが選んだ2019年のベストアルバム 50→1 - 音楽だいすきクラブ
        • 男はちっちゃい頃から老人に至るまで鈍感になる訓練を積んできてるから、..

          男はちっちゃい頃から老人に至るまで鈍感になる訓練を積んできてるから、その成果が出てるんだわ。 上半身裸になっても恥ずかしがるもんじゃないし、ちょっとやそっと怪我しても大騒ぎするもんじゃないし、仕切りのない小便器で隣にちんちん見られながらおしっこしても平気であるべきだし、男は一人で行動しても怯える必要はないし、肉体労働をするべきだし、危険な職業になるべきだし、他人に警戒されてもしかたないし、同情は買いづらいし、などの扱いによって鈍感になる訓練を積んでいる。 「リベラル」とか「フェミニスト」とかの人らはこれを悪しき性役割だの抑圧だのと批判するけど、それは繊細さん(海外風に言えばFragileなSnowFlake、雪の結晶のように脆い精神)を増やして不幸をもたらす考え方だ。 男だけが粗末な扱いをされるのは、確かに男性差別だ。だが、鈍感さ・タフさを身に着ける良い訓練でもある。 だから、女も幼少時か

            男はちっちゃい頃から老人に至るまで鈍感になる訓練を積んできてるから、..
          • フェミニストの間で流行の「脱コル」って何?「脱コルでオス社会を壊そうぜ」

            「脱コルセット」とは、韓国から伝わった「女性が自らを締め付けるコルセットを脱ぐ」というフェミニズム運動 社会が女性に要求する「女らしさ」「装飾」の押し付けを拒否し、化粧を止め髪を短くし、ムダ毛処理を止め、メンズ服を着るなどして社会に抵抗する運動 「6B4T」という、「恋愛しない、SEXしない、結婚しない、出産しない、消費しない、非婚者が非婚者を支える、脱コルセット、脱宗教、脱オタク、脱アイドル」の10の要素をまとめて実践する、家父長制と闘う社会運動の一部でもある NHK おはよう日本 公式 @nhk_ohayou 【「女らしさ」押し付けないで】 「私自身の #脱コル は、 社会的な女性らしさからの脱却です」 化粧をやめ、脱毛をやめ 髪は自分で刈り上げる “女らしさ”に悩み 取り払おうとする女性たちを取材しました nhk.or.jp/ohayou/digest/… 2021-04-06 17

              フェミニストの間で流行の「脱コル」って何?「脱コルでオス社会を壊そうぜ」
            • 「母にいじめられたことが原点」田嶋陽子78歳が明かす“私がフェミニストになった日” | 文春オンライン

              「私は、母にいじめられたんですよ」 ―― 世間の田嶋先生へのイメージは「怒れるフェミニスト」ですが、実はとても明るい方なんじゃないかと思ってるんです。 田嶋 さっきもタクシーに乗ったら、「意外におとなしいですね」だって。みんなさ、私がいつも暴れてると思ってるの。タクシーの中で暴れるわけないよね(笑)。 ―― それだけテレビの印象が強烈なんですね。そう思わせるテレビの「演出」についても伺いたいのですが、まずは田嶋先生のフェミニズムの原点について、お聞かせください。 田嶋 私は、母にいじめられたんですよ。母は戦後すぐ、脊椎カリエスという病気にかかって、長く生きられないと思ってたみたい。自分が死んだら、私が一人になってしまう。だから、私が早く自立できるように、非常に厳しくしつけられました。小学校から帰ると、母が寝たきりで身動きできないから、私はベッドの隣に座って勉強しなきゃいけないのね。教科書が

                「母にいじめられたことが原点」田嶋陽子78歳が明かす“私がフェミニストになった日” | 文春オンライン
              • 社会常識としての日経「たわわ」問題(追記済 - tikani_nemuru_M’s blog

                1 承前 b.hatena.ne.jp 国連女性機関(以降UN)と日経の件について、あまりにひどいことになっているので簡単にまとめておく。 UNは「アンステレオタイプアライアンス」という運動を行なっている。 これは男らしさ・女らしさなどの性別役割・性別イメージのステレオタイプ(型通りのきまりきった表現)を広告で使うのはもうやめよう、という趣旨の運動で国連機関の主導で行われている。 概要は以下の通り。 2017年にカンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルにて発足したUnstereotype Alliance(アンステレオタイプアライアンス)は、UN Women(国連女性機関)が主導する、メディアと広告によってジェンダー平等を推進し有害なステレオタイプ(固定観念)を撤廃するための世界的な取り組みです。アンステレオタイプアライアンス日本支部は、2020年5月に設立されました。 企

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                • 「ミソジニー」って最近よく聞くけど、結局どういう意味ですか?(江原 由美子) @gendai_biz

                  「ミソジニー」という言葉をSNSなどで目にする機会が増えた。が、厳密にはどういう意味の言葉なのだろうか。江原由美子氏が『ひれふせ、女たち ミソジニーの論理』(慶應義塾大学出版会)をもとに解説する。 ミソジニーがわからなかった 「ミソジニー」という言葉がある。「女性嫌悪」「女性蔑視」などと訳されたりする。女性や女らしさに対する嫌悪や蔑視のことだという。男性が女性に対して持つだけでなく、女性が同性に対して持つこともあると言われる。 よくフェミニズムで使われるという解説もあるが、私は、フェミニストであると自認しているにもかかわらず、これまでこの言葉を使ってはこなかった。 なぜ使わなかったかというと、素直に分からなかったからだ。この言葉を使うことで何か明らかにできると感じたことは一度もなかった。その言葉に、何かを明らかにしてくれる分析力を感じるよりもむしろ、来歴も機能もおそらく異なるはずの様々な現

                    「ミソジニー」って最近よく聞くけど、結局どういう意味ですか?(江原 由美子) @gendai_biz
                  • twitterのBLポリコレ論争が面白すぎる

                    男性同性愛者の人が 「腐女子の皆さん、ポリティカル・コレクトネスを尊重してBLでは受け攻め概念廃止してリバを基本にしようとか言われたらどう思います?」 とアンケートを取る ↓ 腐女子の人たちが 「そんなのはポリコレじゃない」 と猛反発 めちゃくちゃ笑った意見の数々を抜粋するね! 「作者ほとんど女性の女性向け作品にガチな人向けの適正な表現求めるのはそもそも違うのでは」→男性が作っている男性向け作品の女性描写、完全に許された……! 「ポリコレはリバ促進キャンペーンではなくない……?」→それ我々男オタクがさんざん言ってきたやつー! 「『女性らしい女性キャラ』を追放する運動になってない?」「別に巨乳キャラがいたっていいだろ……」ってさんざん言ってきたやつー! 「腐女子はゲイがBLをロールモデルにしていることを前提として創作活動を行っているわけではないし、あなたが勝手にBLを読んで固定観念に縛られて

                      twitterのBLポリコレ論争が面白すぎる
                    • 「女の敵は女」物議のマイメログッズが発売中止に サンリオが決定「今後の商品企画に活かしていく」(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

                      2005~09年放送のテレビアニメ「おねがいマイメロディ」シリーズに登場するマイメロディのママの「名言」を使ったバレンタイン向けの商品が論議になっている。 【画像】発売中止となったグッズ 「女の敵は、いつだって女なのよ」といった表現があり、ジェンダーバイアスを助長するのではといった批判がツイッター上などの一部で出ている。アパレル大手「ワールド」の子会社とのコラボ商品を監修したサンリオは、こうした商品の発売を中止すると取材に明かし、「今後の商品企画に活かしていく」としている。 ■「今見たら女らしさ、男らしさの押しつけ満載」などの声も おねがいマイメロディは、テレビ大阪が制作し、テレビ東京系で2005~06年に放送された。サンリオのキャラクター「マイメロディ」を原案としており、人気を集めて続編も次々に放送された。マイメロディのママは、毒舌を得意として、放送中もお茶の間で話題になった。 ママの「

                        「女の敵は女」物議のマイメログッズが発売中止に サンリオが決定「今後の商品企画に活かしていく」(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
                      • ジェンダーSF文学としての最高傑作『大奥』――萩尾望都、山岸凉子、アトウッド、そしてよしながふみの文脈――|三宅香帆

                        ジェンダーSF文学としての最高傑作『大奥』――萩尾望都、山岸凉子、アトウッド、そしてよしながふみの文脈―― ※こちら『大奥』最終巻を読んでの感想になりますので、盛大にネタバレしてます。ご注意ください~。この記事を加筆修正した文章が『女の子の謎をとく』という書籍に収録されています! よければぜひ。 「私たちはなぜ産む性として生まれてきたのか」。 ジェンダーSF文学作品がずっと考えてきたのは、その解けない疑問だった。 萩尾望都が、山岸凉子が、マーガレット・アトウッドが、そしてよしながふみが、そして彼女たちの作品の読者が、ずっと考え続けてきた問いだろう。 はじめによしながふみの『大奥』が完結した。全19巻、圧巻の結末だった。 『大奥』の物語が始まるのは、徳川家光が将軍だった時代。赤面疱瘡という疫病が流行り、若い男性人口が激減する。男性はおよそ5人に1人しかいないという時代になった日本では、将軍も

                          ジェンダーSF文学としての最高傑作『大奥』――萩尾望都、山岸凉子、アトウッド、そしてよしながふみの文脈――|三宅香帆
                        • 「男」に「男」は救えるか? - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

                          ここのところ、はてなの匿名ダイアリーで、(シスヘテロの)男性と男性の関係についての、男性の書き手による記事が次々と公開されて、ブックマークを集めている。 これまでネット上では「弱者男性」を名乗る人たちが、(経済力のある)女性は(経済力のない)「弱者男性」と結婚して扶養することにより救うべきだという主張をすることがあった*1。それに対して女性から、男性は女性に救いを求めるのではなく、男性に救いを求めるべきだという指摘が寄せられることはよくある。 今回、次々と公開される記事は、男性と男性が人間的に(または情緒的に)繋がることによって、男性が救われることについての困難が言語化されている。 男同士が遊ぶことに楽しさがないわけじゃない。 ただ安心して弱さを見せ合い、ベッタリともたれ合うことはできない。 いわばスポーツや対戦ゲームみたいなもんで、調子のいい時、面白いとき、人生が恵まれている時にお互いの

                            「男」に「男」は救えるか? - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
                          • 「なぜわからんのだ!」『スレイヤーズ』が原因で王族と摑み合いの喧嘩に…アラブ世界で受容される“日本文化”の実情 | 文春オンライン

                            中東で人気になったジャンル、忌避されるジャンル “日本アニメーション”制作のアニメ作品は根強い人気があり、『小公女セーラ』や『ちびまる子ちゃん』は人気の作品でした。ちなみに『ちびまる子ちゃん』はアラブではそのまま『マルコ』というタイトルで放送されています。この作品に関してはいわゆる「日本人の日常」を描いているという点で人気があったようです。 日本のアニメは流行っていますが、そのなかでもあまりファンであることを公言しにくいジャンルがあります。それはいわゆる“アイドル系アニメ”です。アラブでは「男は男らしく、女は女らしく」という価値観がいまだ根強いので、男性ファンはいるのですが『アイドルマスター』や、『ラブライブ!』を好きだということを堂々と公表しにくい環境にありました。表立って好きだと言える人は少なく、一度だけ『アイドルマスター』のシャツをドバイで着ていたアラブ人男性に会ったときにお話ししま

                              「なぜわからんのだ!」『スレイヤーズ』が原因で王族と摑み合いの喧嘩に…アラブ世界で受容される“日本文化”の実情 | 文春オンライン
                            • 抱かれたい男と抱かれたくない男

                              当方20代後半女。数十人しかいない中小企業に勤めている。 少し前、割と仲の良い男性社員Aに食事に誘われた。行きたい店があるけど女性向けのお店なので付き合って欲しい、と。普段から趣味の話で盛り上がることはあったけど、休日に誘われたのは初めてだった。少し驚いたけど、何も考えずにOKをした。その日は普通に遊んで終了。 その後、仕事終わりに飲みに誘われるようになった。私は普段違う現場で働いてる社員の人から話が聞けるのが新鮮で、仕事外でオフレコのようなことが聞けるのも嬉しかったし、良い飲み友達ができたと純粋に喜んでいた。 しかし、向こうはそんなことは思っていなかったらしい。何回目かの飲みの後にAに「帰したくない」と言われて、なんとなく夜道を歩いてるうちに告白された。この時点で思考がフリーズした。私は喪女で、恋愛経験もほとんどない陰キャオタクだったので、向こうにとって思わせぶりな態度の数々を取っていた

                                抱かれたい男と抱かれたくない男
                              • 大麻、少年の性被害、男らしさの病(松本俊彦)[第12回] 酒をやめられない文学研究者とタバコがやめられない精神科医の往復書簡

                                依存症は、現代人にとって、とても身近な「病」です。非合法のドラッグやアルコール、ギャンブルに限らず、市販薬・処方箋薬、カフェイン、ゲーム、スマホ、セックス、買い物、はたまた仕事や勉強など、様々なものに頼って、なんとか生き延びている。そして困っている、という人はたくさんいるのではないでしょうか。 そこで、本連載では自身もアルコール依存症の治療中で、数多くの自助グループを運営する横道誠さんと、「絶対にタバコをやめるつもりはない」と豪語するニコチン依存症(!?)で、依存症治療を専門とする精神科医・松本俊彦さんの、一筋縄ではいかない往復書簡をお届けします。最小単位、たったふたりから始まる自助グループの様子をこっそり公開。 薬物乱用防止教室の季節ヘイ、マコト、前回のお手紙をいただいてからずいぶんと長い時間が経ってしまいました。毎年、この夏休み期間、教員向け研修会のラッシュ、連日、国内各地に出向いて登

                                  大麻、少年の性被害、男らしさの病(松本俊彦)[第12回] 酒をやめられない文学研究者とタバコがやめられない精神科医の往復書簡
                                • 「かわいい人に(後略)」というnote記事を送られた女の批判的感想文

                                  友人から送られてきたのは、「かわいい人にかわいいと言うのは、僕としては結構ありえない」というnoteの某記事だ。 友人は同じ女性として私に共感して欲しかったようなことを言っていたけれど、私は彼女の望むような反応を返すことができなかった。共感できない部分がいくつもあったからだ。それでも本音の感想を述べるとケンカになると思ったので言わなかった。 新しく作ったはてなのアカウントなら、友人や知り合いに知られずに書けると思ったので、自分の感想の吐き出し口として書いておきたい。でないと考えが整理できそうにないからだ。 記事の内容をほとんど否定することになるかもしれないが、決してこの記事の筆者の方を叩きたいわけではない。ただ、男の1人である筆者の方と、女の1人である私から見ると、感じるところがまったく異なることが興味深かった。 書かれていた話題をピックアップして、個人の偏見にもとづく個人の感想を書くこと

                                    「かわいい人に(後略)」というnote記事を送られた女の批判的感想文
                                  • フェミニストの「ミラーリング」はなぜ失敗してしまうのか|やまもとやま

                                    さて、表題の通りである。フェミニストによるミラーリングはなぜ失敗してしまうのか。正確には、「フェミニストがミラーリングとして繰り出すミラーリング」はなぜ的外れにならざるを得ないのか。これには明確な原因があり、またそれはフェミニズムの抱える根本的欺瞞に根差している。 結論から先に書いてしまうと、「男性が搾取を実感しうる価値の在り方は女性のそれと決定的に異なるから」そして「男性ジェンダーへの搾取を搾取として扱えるような人間はフェミニストではありえないから」である。 玉袋ゆたかは男性にまったく効いていない フェミニストによるミラーリングの例として、いま(2021.11.25時点)最も記憶に新しいのは畢(@amefuri_Ushi)氏によるキャラクター「玉袋ゆたか」であろう。 (本稿を読んでいてそんな人はまずいないだろうが)ご存じでない読者のために流れをざっくり説明しておくと以下のとおりである。

                                      フェミニストの「ミラーリング」はなぜ失敗してしまうのか|やまもとやま
                                    • 発達障害ツイッタラーrei氏のnoteから読み解く論文を引用して嘘を塗り固める技術

                                      みなさん。reiというツイッターアカウントをご存知でしょうか? https://twitter.com/rei10830349 ツイッタラーにありがちな生き辛さや発達障害あるあるを140字に納めた秀逸なツイートが話題を呼んでいる方です。 https://note.com/beatangel/n/n32ff4498424e rei氏が先日投稿したこちらのnoteがあまりにも杜撰で酷いにも関わらず、多くの人の共感を呼び瞬く間にシェアされ、チー牛ミームの拡散に一役買ってしまっているこの状況に警鐘を鳴らすべく、彼の文章の基本的で根本的な誤りを一つずつ指摘したいと思います。 忙しい人向けのポイントまとめ・rei氏は「ストレス」の語を児童虐待や親からの被虐の意味で使っているが、引用論文内では新規状況に対する精神的ストレスの意味で使われており、なおかつ被虐児は実験の対象から除外されている。 ・rei氏は

                                        発達障害ツイッタラーrei氏のnoteから読み解く論文を引用して嘘を塗り固める技術
                                      • 【追記あり】松田聖子と紅白に関してジジイが思いだしたことなど

                                        アラフィフ以上のジジイババアでないと分からないネタだろうが。 記憶が曖昧だったのでネットで調べてみたら、あれは1984年末の紅白歌合戦だったらしい。 当時の紅白は、まさに“国民的番組”で、視聴率は八割近かったはずである 当時、松田聖子と郷ひろみの交際というのは国民的な関心事で、このときの紅白のオープニングでは郷ひろみが松田聖子の手を引いて入場するという演出がなされていた。 歌唱順も当然のごとく、紅組の松田聖子と白組の郷ひろみが並ぶように組まれていた。 その直前がやはり交際が話題になっていた(そしてその後破局した)中森明菜と近藤真彦で、二組をステージに並ばせて“今、なにかと話題の二組”とかいって紹介してたと記憶する。NHKの番組で。 すごい時代だ。 (なお、このときの紅白の一番の話題は“都はるみ、紅白のステージを最後に引退!”であった。“あと1分時間をください!”と強引にアンコールを迫った鈴

                                          【追記あり】松田聖子と紅白に関してジジイが思いだしたことなど
                                        • 日本で女性として生まれて思うこと

                                          タイトルだけ見てや全部読まない人へ最後まで読んでほしい 普段から持つ偏った主観で決めつけるのではなく 無の気持ちになって言葉の持つ善悪をニュートラルに見てお読みください ニュートラルで見ているのに悪意が生まれたならその言葉があなたの中でなぜ悪になったなのか考えてみて下さい 私は誰も攻撃しているつもりはありません 内容この国で女性の地位は明らかに低い 正直、自分が小さい時は気にもしなかったしどうでもよかった 問題は10代になって頑張って社会に入り始めた時から音を立てながら自分の女性という地位が崩れ行く中で明らかになっていった ふと、この考えを不意に思い出すきっかけを作ったのはあるゲームでのキャラクターだった 私はネットで出会いなんて求めていない主婦なのでゴリラみたいなおっさんキャラのオカマ口調でチャットで話していた するとどうだろう、話している事や言葉は現実で女として立ち回るのと似ているのに

                                            日本で女性として生まれて思うこと
                                          • 少女の身体の未成熟さへのこだわり 台湾生まれの“ロリダークソウル”「Little Witch Nobeta」オタク文化への執念と愛情

                                            Steamで配信されているゲーム「Little Witch Nobeta(リトルウィッチノベタ)」(体験版)。アーリーアクセス版にもかかわらず、ゲーム実況者が取り上げたりファンアートが次々アップされたりと大人気(※)。発売初週世界で5万本と売上も上々。 ※編注:日本でものすごく話題になっていますが開発元は台湾のPupuya Games ファンが付けた通称が「ロリダークソウル」。「ダークソウル」はいわゆる「死にゲー」で、めちゃくちゃ強い敵に対して何度も死にながら対策を見いだしていくハードなアクションゲーム。「リトルウィッチノベタ」も同様に、歯ごたえのあるボスたちを倒すため難易度高めの敵に対して試行錯誤を繰り返し攻略するのが楽しいゲームです。 魔法攻撃メインだから遠くに離れていればいいのでは?と思いきや、魔力が割と頻繁に切れるため、近接で殴りにいったり、相手の攻撃をパリィしたりとリスキーな行動

                                              少女の身体の未成熟さへのこだわり 台湾生まれの“ロリダークソウル”「Little Witch Nobeta」オタク文化への執念と愛情
                                            • 最近YouTubeで「笑ゥせぇるすまん」を観てるんだけど

                                              描かれる社会描写が地獄絵図過ぎて吐きそうになる……。ようこんな時代を良かったとか言えるよね……。 特にキツイなと思ったのはサラリーマンの生活描写。 深夜まで呑んで、麻雀行って、ソープ行って、休日ゴルフ行って……。いや、見てるだけでゲッソリするわ。 仕事終わったらゲームするかYouTube見るかしてーもん。 娯楽の淡泊さ、平坦さ、言葉にしようのない虚しさ。何であの人らって金かかる娯楽しか出てこないんだろうね? ようそんな生活で病気にもならずに会社に行けたよね。 多分、「昭和の社会」みたいなのを見せられるのがキツイんだと思う。 なんか「男たるもの酒は呑むものだ」とか「男たるもの遊びは精力的にやるものだ」みたいなのが随所に見え隠れしててキツイ。 あと、バブリーな女の描写もちょっと無理だわ。何がどう無理なのか言葉に出来ないけど、話通じなそうで生理的に受け付けられない生き物を見せられててキモい。 そ

                                                最近YouTubeで「笑ゥせぇるすまん」を観てるんだけど
                                              • メイクに興味を持たなかった人の人生について知りたい

                                                追記いっぱいコメントありがとうございます! めっちゃ教えてくれてうれしい。 こんなの自分の周りで話しても自分と同じ価値観の人しかいないから聞けなかったと思うとネットって偉大だな~って思ったよ。 みんなが自分の思う最高の自分でいれる社会になりたいねはやく。 でも想定と違って、「別の指標があるからどうでもいい」じゃなくて「ブスだから」とか「家族がからかう」とかが多いのが気になった。 周囲の環境が原因という意見について学校が厳しくても興味あってやりたいな~と思ったらプライベートでやると思うので、実際は校則とかあんまり関係なくて上記の2点がネックなのかなと思った。 校則も関係あるっちゃあるのかな、忌避観がなんとなく育ちそう。 ブスだからという意見に関しては、そんなことないよ!みんなかわいいよ!!!と思う。まじで思っている。 人生でブスに出会ったこと一回もない。クラスにも会社にもいない。たぶんそれは

                                                  メイクに興味を持たなかった人の人生について知りたい
                                                • マジのガチで誠実なフェミニズム入門(あるいはリベラル批判) - 屋上より

                                                  * 記事を書いたきっかけ・序文(1/7) この記事を書くきっかけとなったのは、フォロワーのこんなツイートだった。 フェミニズムと、表現規制反対って同居出来んのかな?矛盾した主張になるのかな? 原文まま。目に入ってすぐ、「同居できるよ!当たり前だよ!」そう言いたくなったが、特に知識がない状態でSNSを見ていると、自称フェミニストの過激な発言ばかりがクローズアップされ、フェミニストのことを表現規制の代弁者だと勘違いしてしまうのかもしれない。それは完全に間違っているのだが……。 社会や政治、ジェンダー、エロ、アカデミア等々、インターネットでは日々新たな論争が起きている。その端々を見ていて毎回目に余るのが、自分の気に入らない陣営から一番レベルが低い発言を引っ張ってきて、「こんなとんでもないことを言ってるぞ、やっぱり敵は卑劣な集団だ」と宣伝し合うあの晒し合いである。本当に意味がない。生産性がない。

                                                    マジのガチで誠実なフェミニズム入門(あるいはリベラル批判) - 屋上より
                                                  • 「普通の人でいいのに!」から考える、「優しさ」と、愛おしき三文芝居ついて|idanamiki

                                                    いうまでもなく衝撃的だったこの作品に対して、流れてくる感想をちらちらと眺める。「趣味も合わない、話もすれ違う「ヒロくん」と一体どうしてみこは付き合えるの?」という”真っ当な”疑問や、「なぜ今の時代はヒロくん的な気の合わない男のような人としか出会いがないのか?」などの”良心的な”投げかけが目立つ。まあそりゃそうだなと納得する一方で、その度に違和感があった。 そのどれもが、程度の差はあれ、”「ヒロくん」という存在が彼女にとってネガティブなものである”ということが、前提にされているように見えたからだ。 それが、わからない。確かに、憧れの放送作家の伊藤さんに告白して、振られてしまったという意味では、みことヒロくんの関係の深まりには「失恋」が背景にあるわけだし、ヒロくんは、みこの「理想」とは裏腹な相手だといえるだろう。しかし、みこにとってヒロくんとの付き合いが、そんなにもネガティブなものに見えないの

                                                      「普通の人でいいのに!」から考える、「優しさ」と、愛おしき三文芝居ついて|idanamiki
                                                    • 「フェミニズム活動家男性が性犯罪する病理」から、フェミニズムと日本社会の相性の悪さの根本原因と、苦境を打破する最大の味方はどこにいるのか?という話について|倉本圭造

                                                      「フェミニズム活動家男性が性犯罪する病理」から、フェミニズムと日本社会の相性の悪さの根本原因と、苦境を打破する最大の味方はどこにいるのか?という話について (トップ画像は、この記事で紹介する弁護士の太田啓子さんの著書より) 1●フェミニズムに過剰に帰依する男性は”女性の味方”ではないのかも?先週、ヒステリック・ブルーという昔かなり売れて紅白にも出たバンドの元メンバーさんが性犯罪で捕まったというニュースが流れていました。 なぜコレがネットで注目されるかというと、この人は以前も性犯罪で懲役12年の実刑を受けて服役していたあと、ネットでかなりアクティブなフェミニズム活動家として知られていた人だからだそうで。 「フェミニズムを主張する目覚めた男性!」を強硬にアピールしていたアカウントさんが実は性犯罪歴があり(これを否認して匿名でやっていたらしい)、かつまた再犯して捕まったとあれば、「それみたことか

                                                        「フェミニズム活動家男性が性犯罪する病理」から、フェミニズムと日本社会の相性の悪さの根本原因と、苦境を打破する最大の味方はどこにいるのか?という話について|倉本圭造
                                                      • 流行りの「草食男子叩き」「非モテ男叩き」が、あまりに理不尽なワケ(御田寺 圭) @gendai_biz

                                                        哲学者の森岡正博氏は2011年、草食男子の登場について「男性優位のジェンダーロールを、男性が自発的に解体することを企図する『フェミニズムの勝利』である」として、肯定的に評価している。 〈草食系男子という男性たちがまとまって登場したことは、フェミニズムの勝利だと捉えてよいと私は考えている。なぜなら、草食系男子は、みずからが規範を産出して女性を制圧し保護するという意味での「男らしさ」を窮屈に感じ、その呪縛から自分で降りようとしている男性たちであるからだ。女性たちに糾弾されたからそうするというのではなく、自分たちの内発的な動機によってそうするわけだから、これこそがフェミニズムが望んでいた新たな男性像に近いのではないだろうか〉*2 だが時を経るにつれてその意味は変容していき、考案者が肯定的なニュアンスで用いていた草食男子ということばにも次第にネガティブな文脈が付与され、「草食男子≒モテない男、恋愛

                                                          流行りの「草食男子叩き」「非モテ男叩き」が、あまりに理不尽なワケ(御田寺 圭) @gendai_biz
                                                        • 2021年春開始の新作アニメ一覧

                                                          2021年春に放送・配信が始まるアニメの数は、昨今の中でも特に多い70本オーバー。 Netflix独占配信アニメの続編「B The Beginning Succession」や、人気キャラクター「ゴジラ」の完全新作TVアニメである「ゴジラS.P<シンギュラポイント>」、週刊少年ジャンプ連載の人気作品を原作としてアニメも長期シリーズ化している「僕のヒーローアカデミア(第5期)」、約6年ぶりに復活を遂げたシリーズ新作「ヘタリア World★Stars」、20年ぶりのアニメ化にも関わらずキャストがほぼ続投という「SHAMAN KING」など、多彩な作品が並びます。 小説や漫画、玩具などの原作がなく、また、続編ものでもない完全なオリジナル新作としては「Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-」「ダイナ荘びより」「オッドタクシー」「iii あいすくりん」「擾乱 THE PRINCESS

                                                            2021年春開始の新作アニメ一覧
                                                          • 田嶋陽子「「女らしく」ではなく、「自分らしく」生きていける。それを伝えることが私の仕事です」|賢人論。|みんなの介護

                                                            1990年代前半、『ビートたけしのTVタックル』で舛添要一、浜田幸一、石原慎太郎らの論客を次々に論破して話題になった“怒れるフェミニズムの伝道師”田嶋陽子氏。2019年11月には、女性学の先駆的名著といわれる『愛という名の支配』が27年ぶりに復刊され、その内容に多くの若い女性たちが共感し、大きな話題になった。今、再び社会の注目を集めている田嶋氏に、介護をめぐるこれからの女性の生き方や家族の在り方について話を伺った。 文責/みんなの介護 行政からの情報が介護が必要な方に届くような工夫が求められる みんなの介護 田嶋さんは著書『愛という名の支配』の中で、「結婚とは、家事労働を無償化する制度」であり、女性が家事労働を押しつけられている限り、真の女性解放はあり得ないと述べています。わが国では2000年から介護保険制度がスタートし、家事の一部である「老親の介護」が社会化されました。これについて、田嶋

                                                              田嶋陽子「「女らしく」ではなく、「自分らしく」生きていける。それを伝えることが私の仕事です」|賢人論。|みんなの介護
                                                            • 「最近のフェミニズムどうですか?」#KuToo、上野千鶴子さん東大祝辞……田嶋陽子さんに聞いてみた | 文春オンライン

                                                              舛添さんなんか、私のことを「ブス」って言ったんだよ ―― 先生は30年近くテレビに出演されていますが、メディアとフェミニズムの関係は変わってきましたか? 田嶋 そうですね。昔とくらべて、「女らしく」とか「男らしく」とかそういう性別役割分業に直結するような言葉とか、それと女の人の容姿のことは、あまり言わなくなったような気がするね。 当時、舛添(要一)さんなんか、議論に負けそうになると、私のことを「ブス」って言ったんだよ。だから、私はお返しに「ハゲ」って言ってやったんだけど(笑)。 ―― 『TVタックル』での舛添さんとのバトルは、すごく印象に残ってます。 田嶋 最近、舛添さんと『そこまで言って委員会』で会うんだけど、なんだか豹変しちゃってね。「お久しぶりです。ますますお変わりなく」ってお世辞言っちゃって。また選挙に出るのかな(笑)。 ただ、若い男の人が変わってきたかもしれないね。「イクメン」が

                                                                「最近のフェミニズムどうですか?」#KuToo、上野千鶴子さん東大祝辞……田嶋陽子さんに聞いてみた | 文春オンライン
                                                              • 霞ヶ関女子 on Twitter: "同じように、「女らしさ」に反発してる女性は、「弱くてキモいオスにメスとして見られたり、格下の男に女らしさを押し付けられること」に不満があるだけなので、格上の強くてカッコいい男性に女性として扱われるのはむしろ嬉しいんですよね。"

                                                                  霞ヶ関女子 on Twitter: "同じように、「女らしさ」に反発してる女性は、「弱くてキモいオスにメスとして見られたり、格下の男に女らしさを押し付けられること」に不満があるだけなので、格上の強くてカッコいい男性に女性として扱われるのはむしろ嬉しいんですよね。"
                                                                • 子どもに性教育はいらない、なんてない。|シオリーヌ(大貫 詩織)

                                                                  「性の話をもっと気軽にオープンに」をモットーに、性教育YouTuberとして活動するシオリーヌさん。助産師・思春期保健相談士の資格を持ち、YouTube動画だけでなく学校などでの講演会、イベント登壇、本の出版といった多岐にわたる形で、性に関する正しい知識を発信する。シオリーヌさんが語る性の話は明るくて楽しく、性教育に付きまとう「恥ずかしい」「つまらない」「気まずい」イメージを感じさせない。そんな彼女のYouTubeチャンネルは好評を呼び、若者を中心に14.7万人(2021年5月現在)もの人がチャンネル登録をしている。 学校での性教育は、単に「男女の体の機能や生殖の仕組みの話」に終始しがちだ。しかし、シオリーヌさんの性教育は、避妊具の使い方や生理への具体的な対処法からフェミニズム、性のあり方の多様性、ルッキズムやホモソーシャルの問題までと、現代社会を生き抜くために欠かせないテーマを扱う。そう

                                                                    子どもに性教育はいらない、なんてない。|シオリーヌ(大貫 詩織)
                                                                  • ジェンダー論が男性を救わない理由 - 道徳的動物日記

                                                                    Lonely at the Top: The High Cost of Men's Success 作者: Thomas Joiner Ph.D. 出版社/メーカー: St. Martin's Press 発売日: 2011/10/25 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 思うところあって、トマス・ジョイナーの『Lonely at the Top: The High Cost of Men's Success(てっぺんで一人ぼっち:男性の成功の高い代償)』を数年ぶりに読み返している。 2017年に、この本の内容を紹介する記事を書いた*1。そのしばらく後には、社会学者の平山亮による「男性が自殺するのは支配欲が原因」発言を批判した*2。そして2019年には「有害な男らしさ」概念がフェミニズムやジェンダー論の文脈で流行するようになり、「有害な男らしさ」概念についての批判記事を

                                                                      ジェンダー論が男性を救わない理由 - 道徳的動物日記
                                                                    • プラックローズ&リンゼイ 著『特権理論:ポリティカルコレクトネス、アイデンティティポリティクス、フェミニズムはいかなる理論的根拠に基づいているのか』(2020年)/90点 - リベラルアーツの扉:海外教養書を読む

                                                                      はじめに(評者・田楽心 Den Gakushin) 原題 著者について 序論 第一章 ポストモダニズムーー知識と権力における革命 第二章 ポストモダニズムの応用的転回ーー抑圧を見えるようにすること (評者補足)応用ポストモダニズムの各理論について 第三章 ポストコロニアル理論ーー他者を救うために西洋を解体する 第四章 クィア理論ーー「普通」からの解放 第五章 批判的人種理論とインターセクショナリティ ーーいたるところにある人種差別を終わらせるために 第六章 フェミニズムとジェンダー研究ーー洗練された単純化 第七章 障害学と肥満研究ーー支援グループのアイデンティティ理論 第八章 「社会正義」の研究方法と思想、第九章 実践の中の「社会正義」ーー理論はいつも、紙の上では良く見える 第十章 「社会正義」イデオロギーの代わりとなるものーーアイデンティティ・ポリティクス抜きのリベラリズム 評価(評者・

                                                                        プラックローズ&リンゼイ 著『特権理論:ポリティカルコレクトネス、アイデンティティポリティクス、フェミニズムはいかなる理論的根拠に基づいているのか』(2020年)/90点 - リベラルアーツの扉:海外教養書を読む
                                                                      • 公式アプリでミュートが実装されたし(使えるミュートワード10個だけだけど…)フィルタしてる単語を公開します(データが古いやつだったので更新しました)

                                                                        人名ちきりん 加藤純一 小室圭 大谷翔平 宮迫 森喜朗 ちょまど 池澤あやか グレタ 石川優実 トイアンナ 笛美 ひろゆき 仁藤夢乃 はあちゅう イケハヤ 津田大介 朝倉未来 百田尚樹 豊崎由美 たぬかな トラウデン都仁 高梨沙羅 東浩紀 羽生結弦 東野幸治 ほんこん 平野歩夢 呉座 上野千鶴子 さえぼう 北村紗衣 雁琳 伊集院光 知念実希人 つるの剛士 田端信太郎 ヒカル 石橋貴明 池田信夫 笑い飯 古市憲寿 太田光 大関暁夫 宇佐美典也 門田隆将 小倉優子 シュナムル 三浦瑠麗 「TKO」木本 武井壮 矢沢永吉 尾田栄一郎 佐藤優 八代弁護士 TKO木本 仲正昌樹 菅野智之 中田翔 ヒロシ たかまつなな 星野源 八代英輝 野獣先輩 橋本琴絵 @HashimotoKotoe 人名(トンデモ医学)高野弘之 和田秀樹 苫米地英人 船瀬俊介 内海聡 酒向猛 渡辺久義 藤田紘一郎 島田彰夫 安保

                                                                          公式アプリでミュートが実装されたし(使えるミュートワード10個だけだけど…)フィルタしてる単語を公開します(データが古いやつだったので更新しました)
                                                                        • 彼氏にかわいいって言ったらキレられた(追記)

                                                                          靴紐結ぶのがほんと不器用で一生懸命な様子がかわいくて「あはは、かわいい」って笑ったらキレられた。 馬鹿にすんじゃねーよってガチトーンで言われた。彼氏にとってかわいい=馬鹿にしてるってことらしい。 そうか、わたしが151cmしかないから日常の様々な場面で生じる不便さも、わたしの方向音痴も運動音痴も「可愛い」ってことあるごとに言ってきた彼氏がかわいいと言われると馬鹿にされたと思うのか。 なら、ずっとわたしを馬鹿にしてたのか?って疑問が生じる。 そんなもやもやを抱えて家で猫と遊んでたら、わたしは猫をかわいいと思ってる感情についても結局は自分が強者の立場だからかと思えてきた。 ポジティブなときだけじゃなく、猫が不機嫌なときも病院行くのを嫌がってるときも不安がってるときも「かわいい」と思ってしまう自分がいた。 それは本来は酷いことなんじゃないかと思う。 子供もそうだ。幼い子供をかわいいと思うのは、わ

                                                                            彼氏にかわいいって言ったらキレられた(追記)
                                                                          • 立ち去るために質問するな - 集英社新書プラス

                                                                            これまで女性を物語の主軸に据えた人気作品を多く生み出し、『私の男』では直木賞を受賞した桜庭一樹さんは、周司あきらさんと高井ゆと里さんの共著『トランスジェンダー入門』(集英社新書)をどう読んだのでしょうか。 まず架空の〝わたし〟がどのようにこの『トランスジェンダー入門』を読んだかを書いていきたいと思います。どうか、しばらくお付き合いください。 わたしは差別をするような悪い人間ではありません。トランスジェンダーの人たちには平和に暮らしてほしいと、もちろん、心から思っています。ただ、だからといって女性の安全が脅かされるのも間違っているため、悩ましいところです。平成時代のネットミームで「半年ROMれ」というのがあったのですが、現在のトランス差別問題は、へたにROMっていると、トランス女性は危険な存在だというニュースが流れてきて、それはフェイクニュースだとも流れてきて、いつまでも詳しくなることができ

                                                                              立ち去るために質問するな - 集英社新書プラス
                                                                            • フェミニズムと表現規制についてのざっくり覚書(1) 反表現規制フェミニストが語る、フェミニズム史概観|ヤヤネヒロコ

                                                                              世間で「フェミニスト」を名乗る皆さんの主張が多様すぎて訳わかんなくなっているひとをけっこう見かけるので、表現規制問題を軸にざっくりと整理する記事を書いてみようと思った。話題を追いかけている人には今更な内容が多いし、ざっくりといっても8000字弱あるけど…… ## フェミニストと性表現検閲と真のフェミニスト フェミニズムは、「女性解放」「女権拡張」「男女平等」など、多様に訳される。フェミニストもアンチ・フェミニストも「真のフェミニスト」を定義したがるが、表現規制問題を軸にする場合、これを定義するのはかなり難しい。 フェミニストのフェミニストによる反検閲・表現の自由論として著名な「ポルノグラフィ防衛論(原題:Defending Pornography: Free Speech, Sex and the Fight for Women's Rights、ナディーン・ストロッセン著)」の序文には、

                                                                                フェミニズムと表現規制についてのざっくり覚書(1) 反表現規制フェミニストが語る、フェミニズム史概観|ヤヤネヒロコ
                                                                              • 女性に奢るほうが「かっこいい」?   はましゃかさんと考える「男性の当たり前」 | Dybe!

                                                                                たとえば、職場の同僚から「キャバクラに行こう」と無理やり誘われた時。なんとなく嫌な気持ちになったけど、「嫌だ」とは言えない――。そんな経験はないでしょうか。 男性が女性に慣れていることは「かっこいい」。男性が女性に食事を奢ることや、仕事で弱音をはかないことも「かっこいい」。 そんな「当たり前」とされてきた価値観を、疑ったことがない男性もいるかもしれません。 でも、それって本当に「当たり前」なのでしょうか? そんな答えのない問いを男性の筆者(私)と一緒に考えてくださったのは、エッセイスト・タレントのはましゃかさん。 これまで、「サラダ取り分け禁止委員会」「奢られるより、奢ってみたい! を実験してみたら……」など何気ない出来事を題材にしたエッセイで、性別に関わる不思議に「なぜ?」を投げかけてきました。 「男湯に掃除の女性スタッフが入ってくるのが嫌だ」 ──「男性は女性に奢るべき」とか「男性は弱

                                                                                  女性に奢るほうが「かっこいい」?   はましゃかさんと考える「男性の当たり前」 | Dybe!
                                                                                • 「女性スペース守れ」有志デモに罵声 新宿

                                                                                  女性専用スペースの利用は女性に限るべきだと主張する女性ら(奥)に対し、抗議する人々(手前)=21日午前、東京都新宿区(奥原慎平撮影) 女性トイレや更衣室など「女性専用スペース」の利用は生物学的な女性に限るべきだと主張する女性有志のデモ活動が21日、東京都新宿区であった。性被害は女性が男性から受ける傾向にあり、性自認が女性でも生物学的な男性と、密室を共有することを懸念する女性は少なくない。一方、デモに抗議する人々も現れ、「トランスヘイトを振りまくな」「帰れ、帰れ」などと参加者の女性らに大声で叫んでいた。 デモは杉並区を拠点に活動する「女性と子どもの権利を考えまちづくりにいかす杉並の会」が主催した。この日は海外で、性に対する感じ方や考え方が未熟で不安定な子供への性転換治療に反対するデモ活動が予定されており、それに合わせたという。 参加した約20人の女性らはプラカードを手に、「男女以外の性別はな

                                                                                    「女性スペース守れ」有志デモに罵声 新宿