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『三宅香帆|note』

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  • 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』のプロモーションでもっとも効いたのは何か?【著者にできること編】|三宅香帆

    4 users

    note.com/nyake

    今もたくさんの方に読まれていて、本当に本当に嬉しいです。売ってくださっている書店員さんや担当編集さん、営業さんのみなみなさまのおかげです。本当にありがとうございます!!!!! で、発売から1年経ち、30万部も突破したところで、ちょっと振り返りたいのです。はたして、書籍プロモーションで、もっとも効いたのは何か? と……。 といっても数字の細かいところは出版社の方しか知らないので、「担当編集の方に聞いた、著者がやってくれてよかったこと」について今回が語ります!笑 全国の著者さんに届け~~~~。 ご協力くださった担当編集さん本当に本当にありがとうございます。 ①連載時、発売直後の、熱量高めの宣伝SNS(X)担当編集さん談 「連載中から工夫して投稿してくれたところがありがたかったです、なぜ働を広めるファンを作ってくれた感がありました。 あと、発売直前直後のツイートで、『この本にかけてる!』みたいな

    • 世の中
    • 2025/05/01 09:35
    • 批評の文体をひらきたいー2025年から考える|三宅香帆

      3 users

      note.com/nyake

      文体にいちばん興味がある。昔から。 自分は小説も好きだが、漫画のことは心の底から愛しているし、ドラマも大好きだし、舞台を見ているときのときめきもほかには代えがたいものがある。フィクションのことが好きだと言い切る点においては、小説も漫画もドラマも舞台も映画も音楽の歌詞も同様に好きである。しかし私は文芸評論家と名乗っている。それはなぜかというと、文芸、というか文章で書かれた「文体」については、いくらでも評することができるからだ。 正直、絵や映像については評せない。台詞や展開にしか興味がわかない。だから漫画のことは好きだけど漫画評論家とは言えないなあ、と思っている。まあ要は自分に批評家としての才能があるとすると、テキストを読むことができる、言葉で書かれた文章の文体というものへの敏感さがある、これに尽きると思っているからだ。自分で言うのも何なのだが。ほんと。自分でこんなことが得意だなんて言うもんじ

      • 世の中
      • 2025/01/31 19:26
      • 『セクシー田中さん』とは何の物語だったのか?ー実写ドラマが軽視したもの|三宅香帆

        190 users

        note.com/nyake

        『セクシー田中さん』についての報告書が先日公開された。それについて色々と思うことがあったので、ちょっと今日は『セクシー田中さん』という作品そのものについて書いてみたい。 1.『セクシー田中さん』とはどういう物語なのか私が報告書を読んでもっともショックだったのは、薄々そんな気はしていたのだが、たぶんあの場にいた関係者のなかで、芦原先生以外誰ひとり「『セクシー田中さん』とはどういう物語なのか」ということを言語化していなさそうなことであった。 そもそも『セクシー田中さん』とは、どういう物語なのか。 主人公の派遣社員として働く朱里は、会社の地味で「AI」などと呼ばれる謎の正社員である田中さんが、実は私生活ではベリーダンスの名手であるという秘密を知る。朱里は田中さんと交流するうちに、自分の恋愛や仕事の価値観を見つめ直していく。 ーーというあらすじなのだが、このプロットを平凡な作家が書いたら、単純な、

        • エンタメ
        • 2024/06/19 14:19
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        • マンガ
        • 新書の棚に来てほしいー『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』刊行によせて|三宅香帆

          8 users

          note.com/nyake

          「新書大賞を獲りたい」と私が言っていると、昔からの知人友人から「かほちゃんの発言で、初めて新書大賞ってものがあることを知ったよ!」とか「新書って、ジャンルなの? 文庫は新書?」とか、しばしば言われるようになった。もしかしたら『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』ではじめて書店の新書の棚に行く人もいるのかもしれない、と最近ちょっと思うようになった。 たしかに私も新書を初めて手に取ったのは、大学に入ってからだった。 昔から本は好きだったが、10代の私にとっての本とはすなわち小説のことであり、書店に行っても単行本と文庫本と漫画のコーナーだけが私の立ち寄り先だった。 なぜ新書というジャンルを知ったんだっけ? と思うと、いつも大学の時の、サークルの新歓の光景を思い出す。 私が入ったのは、先輩2人が創刊したばかりの、フリーペーパーサークルだった。たしか第一号の特集は「Twitter」。2012年当時

          • 世の中
          • 2024/04/19 21:28
          • 文章を書くスピードが速くなった5つのコツ|三宅香帆

            4 users

            note.com/nyake

            ……と書くと、なんやかんやいっぱい書いてきたな〜と思うのですが。著作を出し始めた頃から今に至るまでの間で、成長したかも(?)と感じるところは、ただひとつ。 「文章を書くのが速くなった!」というところ。 書く速さを測ったことはないし、誰かと速さを比べるのも難しいのですが(他人がどれくらいの速さで書いているのか、同業者でもまったくわからないし想像がつかない!!!)。それでも自分のなかでは、昔より速くなった。確実に。というわけで今回は「文章を書くのが速くなったコツ」について紹介します! 1 修正する前提で書き出すこれはいちばん大きい変化ですね! 文章を書くのに慣れてなかったときは、とにかく書くのに必死で、修正するまでの余裕がなかった。でも今は、 ①修正する前提でひとまず書き出す ②「とにかく何を伝えたい文章なのか」ポイントをはっきりさせるまで書く(書いているうちに「あ、ここがこの文章で一番伝えた

            • 暮らし
            • 2024/04/16 09:25
            • あとで読む
            • 大量の蔵書を保有するあなたにおすすめしたい本棚、それはマルゲリータ|三宅香帆

              31 users

              note.com/nyake

              マルゲリータを……ご存知でしょうか……! 本棚。それは常にインテリア界隈でどこか隅に追いやられている、だがしかし本を大量保有する人にとっては頭を悩まさざるを得ない、重大問題でございます。本棚。多くの本好きの例に漏れず、私も常にひとり暮らしをし始めて以来「本棚をどうするか」問題を考え続けていました。 今はふたり暮らしで、相手も平均より本を持っている民のため、本棚をどうするか問題は常に、常に、頭の片隅にある……! そんな状態で選んだ本棚が、使い始めて1年以上経つのですが、愛してるレベルで最高で大好きな存在なので今回、おすすめの記事を書こうと思い立ちました。 マルゲリータを、ご存知でしょうか……!? 「壁一面の本棚に憧れる!」 「けど家を建てる予定はない」 「賃貸でも壁一面の本棚、ほしい!」 「けどDIYが厳しい」 というあなたにおすすめです。 マルゲリータとは?建築設計事務所の方が開発とデザイ

              • 学び
              • 2024/02/28 10:15
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              • 同人誌の企画中止につきまして|三宅香帆

                370 users

                note.com/nyake

                私の同人誌企画およびそのアンケートにつきまして、ご批判を受け、同人誌企画は延期させていただきます。本企画のアンケートで傷つけてしまった方には、心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。 ご批判とはこちらのブログのことです。 そもそも企画の意図につきましてこれは私の個人的な興味なのですが、私は受容史というものが、とても好きです。たとえば万葉集について平安時代の官僚が「読みづらくて難しい(意訳)」と書かれていたり、あるいは源氏物語を読んだ菅原孝標女が「こんな恋愛したい」と書き残していたり、そのように「どのように物語を受容したのか」という点について記録が残っていること自体に、とても惹かれるのです。おそらく物語そのものが残ることと同時に、その物語をどう読んでいたのか? という記録が残っていること自体に、胸がじんと熱くなるのです。 そういう意味で、たとえば最初は(ざっくりと)男性向け

                • アニメとゲーム
                • 2024/02/11 22:24
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                • あとで読む
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                • 芦原妃名子先生のことについて|三宅香帆

                  41 users

                  note.com/nyake

                  この一週間は、芦原先生の件が心にずっとのしかかっていて、普通に生活しているのだけど、それでもふとした瞬間に心がぐしゅっと潰されそうだった。それはもう、自分が芦原先生のファンだったからだ。読者だったからだ。それになにより、私は芦原先生のことを信頼していた。ずっと。好きな作家のなかでも、信頼できる作家というのは一握りだ。だからこそ、とても悲しい。『セクシー田中さん』は本当にずっと素晴らしい漫画で、こんなふうに世間に広まるべきではなかったのに、という気持ちもある(それは読者の傲慢だとも思う)。でも私にとって何も言わずに通り過ぎることはやっぱり難しいから、少し思うことを書いてみたい。 私は普段、作品を評する側でもあり、作品を世に出す側でもある。評論の本なんて自分がいちからつくった創作物ではないだろうと言う人もいるかもしれないが、私にとって書いたものを世に出すことは(それが何かに依った解釈であったと

                  • 暮らし
                  • 2024/02/05 06:40
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                  • 『ダンジョン飯』とは「ケアの倫理」の物語である|三宅香帆

                    37 users

                    note.com/nyake

                    アニメが放送中で(オープニングの映像がとても素敵なのでそこだけでも見てほしい)、評判も上々だという。 私は『ダンジョン飯』を、徹頭徹尾、ケアの倫理の問題を扱った物語として読んだ。 そしてそんな物語がここまで人気になって、たくさんの人に読まれている状況にもすごく感動している。なぜならケアの倫理はーー多くの書籍が指摘する通りーー多くの人に無視されてきた概念だからだ。 ※以下ネタバレ含みます 1 モンスターを倒す勇者の夕食を作ったのは誰か?スウェーデン出身のジャーナリストであるカトリーン・マルサルは、『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話』という著作の中で、ある問いを発した。 経済学は「お金を得るために、肉屋は肉を売り、客は肉を買うことで、ステーキを得ることができる」と考えた。つまり、肉屋はお金を得るため、客はステーキを得るために、肉とお金は交換される。それは全員自分

                    • 世の中
                    • 2024/01/22 09:09
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                    • 『プロフェッショナル 仕事の流儀 “ジブリと宮崎駿の2399日”』を見て批評家の役割について考えた|三宅香帆

                      30 users

                      note.com/nyake

                      映画『君たちはどう生きるか』を作るにあたって、宮崎駿監督がいかに苦心して「高畑勲監督という名の”父”と別れを告げるのか」を中心に描いており、結果的に半ば狂気の域まで達しながらも映画をつくることで彼は高畑さんとのお別れを果たしたのだ、というストーリーになっていました。 編集もすごく凝っていて、ジブリの映像をたくさん編集に使えるなんて嬉しすぎ! というプロデューサーの声が聞こえてきそうな番組でしたね……そんなことない? しかし私はこの番組を見て心底「批評家がやるべきこと」について考えたのでした。 1.批評の時代から、考察の時代へそもそも私は、ここ数年は「考察の時代」だと思っている。 考察とは何かというと、「作者が作品に仕掛けた謎を解く」こと。たとえばドラマ制作者がドラマに仕掛けた謎を視聴者が番組を見ながら解いていくこと、あるいは映画製作者が映画に忍ばせておいた秘密を視聴者が紐解くこと。どんな作

                      • エンタメ
                      • 2023/12/19 08:28
                      • 君たちはどう生きるか
                      • 批評
                      • あとで読む
                      • 『バービー』は「生まれてきたこと」を肯定できるか? ー映画『バービー』と反出生主義とポストフェミニズム世代|三宅香帆

                        3 users

                        note.com/nyake

                        『バービー』は「生まれてきたこと」を肯定できるか? ー映画『バービー』と反出生主義とポストフェミニズム世代 現代のフェミニズムのいちばん解くべき課題は、どこにあるのだろうか? それは私たちが生きること、そして次世代を残そうとすることを肯定できるかどうかである。と、映画『バービー』は答えている。 ショッキングピンクに覆われた人形の夢の世界を描いた本作は、一見フェミニズムを強烈に肯定する映画に見えて、その裏側に存在する現代の私たちの病を炙り出す物語だった。 ※ネタバレありです! 1.戦後フェミニズムの歴史バービーの人形は、1959年のアメリカで誕生した。その作り手は、ルース・ハンドラー。女性が働くことすら珍しかった時代に、バービー人形を製造し、ヒットさせた彼女は、女の子の「人形遊び」をお母さんの真似事ではなく働く女性の真似事に変えた。 幼い娘バーバラとその友だちが女性をかたどった紙の着せ替え人

                        • エンタメ
                        • 2023/08/14 00:14
                        • #君たちはどう生きるか で、宮崎駿は結局、何を描こうとしたのか?【ネタバレあり最速レビュー】|三宅香帆

                          5 users

                          note.com/nyake

                          『君たちはどう生きるか』を見て、絶句した。 こんな作品がまさか2023年に見られるとは思っていなかったし、まさか82歳の宮崎駿という監督から出てくるとも思っていなかった。 傑作か傑作じゃないかでいえば、問答無用で傑作である。というか、今年見た作品のなかではぶっちぎりで良かった。ちょっといろいろ吹っ飛ばされる鑑賞体験だった。しかしそれは感動したとか泣いたとかそんな感情ではなくて、私のなかでは、吐きそう、ただそれだけだった。絶句した。 どこに絶句したかといえば――。 ここから先は、この映画がきわめて誠実に避けてきた「ネタバレ」になる。私もその制作陣の姿勢に従おうと思う。 ※この先、当記事は『君たちはどう生きるか』の盛大なるネタバレを含んでおります。ネタバレを回避したい方はどうか読まないでいただけますと幸いです。 ※ちなみにこの記事は、あくまで私のメモ代わりの最速レビューですので、もっと長い批評

                          • エンタメ
                          • 2023/07/15 13:46
                          • ジェンダーSF文学としての最高傑作『大奥』――萩尾望都、山岸凉子、アトウッド、そしてよしながふみの文脈――|三宅香帆

                            515 users

                            note.com/nyake

                            ジェンダーSF文学としての最高傑作『大奥』――萩尾望都、山岸凉子、アトウッド、そしてよしながふみの文脈―― ※こちら『大奥』最終巻を読んでの感想になりますので、盛大にネタバレしてます。ご注意ください~。この記事を加筆修正した文章が『女の子の謎をとく』という書籍に収録されています! よければぜひ。 「私たちはなぜ産む性として生まれてきたのか」。 ジェンダーSF文学作品がずっと考えてきたのは、その解けない疑問だった。 萩尾望都が、山岸凉子が、マーガレット・アトウッドが、そしてよしながふみが、そして彼女たちの作品の読者が、ずっと考え続けてきた問いだろう。 はじめによしながふみの『大奥』が完結した。全19巻、圧巻の結末だった。 『大奥』の物語が始まるのは、徳川家光が将軍だった時代。赤面疱瘡という疫病が流行り、若い男性人口が激減する。男性はおよそ5人に1人しかいないという時代になった日本では、将軍も

                            • 学び
                            • 2021/02/28 16:29
                            • 漫画
                            • あとで読む
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                            • 大奥
                            • 女性
                            • そうはいっても、パズドラだけじゃ満足できない―『花束みたいな恋をした』の物足りなさ|三宅香帆

                              9 users

                              note.com/nyake

                              映画の内容は、大学時代に出会った男女が、自分たちの趣味があまりにもぴったりと合うことに感動し、そのまま付き合い、同棲にまで至るのだが、ふたりとも社会に出て仕事が忙しくなるにつれ関係性が変わっていく……という話。二人が好きな本や漫画や音楽の名前がこれでもかと登場し、文化的固有名詞が詰め込まれているのが特徴的な、恋愛物語である。 しかしこの映画、とにかくなんだかみんなの語りたい欲を誘発するらしく、各所で感想ブログを読むことができる。いろんな感想を読み漁っていたのだが、なかでも面白いな、と個人的に感じたのは、語弊をおそれずに言うと――主人公の麦・絹よりも年齢が上のひとびとたちの感想で、「彼らのありふれた凡庸性こそが、この映画のキモである」と語られることである。 (ここからネタバレ含みます、ラストの解釈を書きますのでご注意を)。 とくに私が印象的だったのは、ラストの重要なファミレスシーンの解釈であ

                              • エンタメ
                              • 2021/02/10 08:45
                              • 恋愛
                              • movie
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                              • 2010年代、ネオリベアイドルの誕生―AKB48・乃木坂・欅坂・日向坂はなぜ流行したか?|三宅香帆

                                13 users

                                note.com/nyake

                                こちらは私の趣味で書いた「2010年代アイドルと新自由主義の話」なのですが、記事を加筆修正したものが、2021年11月22日発売の『女の子の謎を解く』(笠間書院)に収録されます! 記事が面白かったらぜひ本のほうもよろしくお願いします~。 はじめに――2010年代のアイドルはネオリベの夢を見るか?新自由主義、ということばをよく聞くようになったのはここ数年のことのように思う。 ネオリベ。自己責任。個人主義。競争社会。全員が市場原理に巻き込まれ、市場価値が隅々まで行き渡った社会。だからこそ市場価値がないとみなされた存在が隅に追いやられてしまう社会。頑張らないと生きていけない、なぜなら市場はどんどん私たちを取り込んでくるからだ。 「わ、考え方がネオリベっぽい」と私たちが言うとき、ネオリベはポジティブな意味を持たない。それはあまりに自己責任を重視しすぎる、セーフティーネットのない競争社会を指向してい

                                • エンタメ
                                • 2021/01/08 05:54
                                • アイドル
                                • 社会
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                                  評論家・三宅香帆の考えていることや読んでいることを、最もリアルタイムで伝えるマガジンです。 エンタメの見方のコツ、おすすめの本、読んだもの見たものの感想、文芸批評や日々の雑感について書きます。月8記事更新。 読みたい本や映画を見つけたい方、本や漫画や映画が好きな方、読書や執筆のモチベーションを上げたい方、他人がいま何を読んで見ているかに興味ある方に読んでもらえたら。 まだ咀嚼しきれていない、リアルタイムで考えていることや読み終えてすぐの感想ばかりなので、有料です。

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