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宇宙探査・観測の検索結果81 - 120 件 / 154件

  • “氷天体の地下海” は有機化合物に乏しい? タイタンでの推定結果

    太陽系には、分厚い氷の下に地球を超える規模の海が存在すると予想されている天体がいくつもあります。このような環境は生命の存在を予感させますが、果たして液体の水の存在が “保証” されれば生命がいるかもしれないと考えていいのでしょうか? ウェスタンオンタリオ大学のCatherine Neish氏などの研究チームは、天体表面に豊富な有機化合物を有し、地下に海があるかもしれないと推定されている土星の衛星「タイタン」について、地表から地下へと輸送される有機化合物の量を推定しました。その結果、有機化合物の輸送量はグリシン換算で7500kg/年以下と、生命の維持には到底足りない量であると推定されました。 有機化合物が豊富なタイタンでさえ生命の維持が困難であることを示した今回の研究は、他の天体ではより条件が悪い可能性を示唆しています。 【▲図1: タイタンの内部構造の想像図。氷の地殻の下には分厚い海が広が

      “氷天体の地下海” は有機化合物に乏しい? タイタンでの推定結果
    • NASAが月面探査ミッション「アルテミス計画」の有人月面着陸を1年延期し2026年9月に実施へ、理由は「安全のため」

      NASAの月面着陸プロジェクトである「アルテミス計画」の有人月面着陸が、当初の予定より1年延期され、2026年に実施されることが発表されました。NASAは有人月面着陸が延期された理由を「安全のため」と説明しています。 NASA Shares Progress Toward Early Artemis Moon Missions with Crew - NASA https://www.nasa.gov/news-release/nasa-shares-progress-toward-early-artemis-moon-missions-with-crew/ Astronauts won't walk on the moon until 2026 after NASA delays next 2 Artemis missions | Space https://www.space.com/

        NASAが月面探査ミッション「アルテミス計画」の有人月面着陸を1年延期し2026年9月に実施へ、理由は「安全のため」
      • うれしいニュース再び!ボイジャー1号が正気を失っていた原因を特定、元気になれるかも : カラパイア

        昨年末からぶつぶつと意味不明な言葉ばかりを呟くようになったボイジャー1号だが、NASAはついに老いた探査機が正気を失っていた原因を特定できたそうだ。 復活したら奇跡とまで言われ、いよいよお別れの時かと心配されていたボイジャー1号。 だが今回ようやく原因が突き止められたことで、遠く離れた老探査機を正気に戻し、恒星間宇宙のミッションを再開できる見込みが出てきたようだ。

          うれしいニュース再び!ボイジャー1号が正気を失っていた原因を特定、元気になれるかも : カラパイア
        • 日本人が月面へ降り立つ日 「アルテミス計画」とは?

            日本人が月面へ降り立つ日 「アルテミス計画」とは?
          • おかえり「オリオン」こんな形してたんだね。アルテミス1の功績を写真と動画で振り返ろう

            おかえり「オリオン」こんな形してたんだね。アルテミス1の功績を写真と動画で振り返ろう2022.12.14 17:006,598 George Dvorsky - Gizmodo US [原文] ( satomi ) 無傷の熱々ボディでタッチダウン。 NASA有人月面探査再開に向けた無人探査アルテミス1号のオリオン宇宙船が月周回25日半の旅を終え、米東部標準時間の12月11日(日本時間12日未明)、無事帰還しましたね! ミッションのハイライトの映像も先ほど公開になりました。 Video: NASA Johnson/YouTube打ち上げから帰還まで快挙の連続で、想像以上の安定感。50年の時を超えて月面が一気に身近になりましたね。日曜の再突入、着水、回収のもようも写真で振り返ってみましょう。

              おかえり「オリオン」こんな形してたんだね。アルテミス1の功績を写真と動画で振り返ろう
            • 塩の分析から、火星には予想より約10億年も長く水が存在していたと判明 - ナゾロジー

              2008年、NASAの火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)は、火星の広い範囲に点々と残る塩化ナトリウム(食卓塩)の堆積物を発見しました。 米カリフォルニア工科大学(Caltech)のエレン・リースク(Ellen Leask)氏は、この大規模な塩の堆積物を分析。 その結果、火星における液体の水は、これまで考えられていたよりも10億年近く長く存在していたことが明らかになったのです。 研究の詳細は、2021年12月27日付けで、科学雑誌『AGU Advances』に掲載されています。

                塩の分析から、火星には予想より約10億年も長く水が存在していたと判明 - ナゾロジー
              • NASAの火星探査機「パーサヴィアランス」が生命の兆候である水で変質した岩石から有機物を発見

                かつて火星は生命の維持に必要な「水」に覆われていたと考えられていますが、NASAの無人火星探査機「パーサヴィアランス」に搭載された分光計が、水によって変質した岩石中に有機化合物を発見したことがカリフォルニア工科大学のスナンダ・シャルマ氏らの研究チームによって報告されています。 Diverse organic-mineral associations in Jezero crater, Mars | Nature https://doi.org/10.1038/s41586-023-06143-z Rover sampling finds organic molecules in water-altered rocks | Ars Technica https://arstechnica.com/science/2023/07/organic-chemicals-on-mars-are-as

                  NASAの火星探査機「パーサヴィアランス」が生命の兆候である水で変質した岩石から有機物を発見
                • 小型月着陸実証機(SLIM)および小型プローブ(LEV)の月面着陸の結果・成果等 の記者会見 - YouTube

                  開催日時: 2024年1月25日(木)14時00分~15時30分 開催場所: 御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター 及びオンライン(Webex) 登壇者: 理事/宇宙科学研究所 所長 國中 均(くになか ひとし) 宇宙科学研究所 SLIM プロジェクトチーム プロジェクトマネージャ 坂井 真一郎(さかい しんいちろう) (宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系 教授) 宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系 准教授 LEV-1 担当 大槻 真嗣(おおつき まさつぐ) 宇宙探査イノベーションハブ 主任研究開発員 LEV-2 担当 平野 大地(ひらの だいち) 配布資料: 〇小型月着陸実証機(SLIM)月面着陸の結果について https://www.jaxa.jp/projects/files/youtube/ml_slim_lev1_lev2/jaxa_doc01_202

                    小型月着陸実証機(SLIM)および小型プローブ(LEV)の月面着陸の結果・成果等 の記者会見 - YouTube
                  • ブラックホールと強力なジェット噴射を世界で初めて1枚の画像に収めることに成功

                    by Lu et al. 2023 ブラックホールは宇宙空間に存在する超高密度な天体であり、強い重力のため光すら吸い込むことで知られていますが、超大質量ブラックホールは物質を吸い込むだけでなくプラズマガスなどを高速でジェット噴射することもわかっています。新たに、日本の国立天文台を含む国際的な天文学研究チームが、世界で初めて「ブラックホールとそのジェット噴射を1つの画像に収めること」に成功しました。 A ring-like accretion structure in M87 connecting its black hole and jet | Nature https://doi.org/10.1038/s41586-023-05843-w M87巨大ブラックホールを取り巻く降着円盤とジェットの同時撮影に初めて成功 | EHT-Japan https://www.miz.nao.ac.j

                      ブラックホールと強力なジェット噴射を世界で初めて1枚の画像に収めることに成功
                    • 「火星の薄い大気でも、風力発電は可能だ!」太陽光発電との組み合わせで6人活動できる

                      2022年4月24日、火星探査機インサイト、最後の自撮り。インサイトは、2018年着陸から多くの埃に覆われた...... NASA <大気が薄い火星でも、風力発電は有望なエネルギー源となるようだ。とくに太陽光と相互に補完することで、安定した電力の生成が見込めるという> 火星の気候モデルを分析した最新の研究により、大気の密度が地球の1%しかない火星でも、特定の地域では風力による発電が見込めることが判明した。 NASAは火星での有人ミッションを将来の優先課題のひとつに位置づけている。居住区画を設け、宇宙飛行士たちが長期にわたって活動するうえで、電力の調達は重要な問題だ。 しかし、現状利用できる選択肢は、どれも単独利用で最適な効果を生むとはいえない。たとえば太陽光発電は、地球とほぼ同じ長さが続く火星の夜のあいだ、電力の生成が停止してしまう。原子力発電を持ち込むことも可能だが、一定のリスクが伴う。

                        「火星の薄い大気でも、風力発電は可能だ!」太陽光発電との組み合わせで6人活動できる
                      • 火星の音速は地球よりも遅いことが確認される、音の高さによって速さが異なることも判明

                        音速は常に一定ではなく、伝わる物質や温度によって速さが変化することが知られています。新たに、火星探査機「パーサヴィアランス」を用いた実験によって、「火星における音速」や「音の高さによる速さの違い」が明らかになりました。 Sound Speed on Mars measured by the SuperCam microphone on Perseverance. (PDFファイル)https://www.hou.usra.edu/meetings/lpsc2022/pdf/1357.pdf 地球では、0度の空気中を音が進む速さは331.5m/sですが、温度が1度上昇するごとに音速は0.6m/sずつ速くなります。また、伝わる物質が変化すると速さが変化し、0度の水中を音が進む速さは1500m/sとされています。 火星の大気は地球と比べて密度が低く、気温も非常に低いことが知られています。このため

                          火星の音速は地球よりも遅いことが確認される、音の高さによって速さが異なることも判明
                        • 火星探査ヘリ「Ingenuity」が高度14mに到達–過去最高を更新

                          米航空宇宙局(NASA)の火星探査ヘリコプター「Ingenuity(インジュニュイティ)」が35回目の飛行にて、高度記録を打ち立てた。 Ingenuityは2020年7月に火星探査機「Perseverance(パーシビアランス)」とともに打ち上げられた探査機で、二重反転式ローターを搭載し空気の薄い火星での飛行実験をおこなっている。また、将来の火星での試料回収に利用するヘリコプターのベースにもなる予定だ。 12月3日に実施された35回目の飛行では、46フィート(約14m)の高度に到達。過去に到達した39フィート(約12m)を上回った。これは、Ingenuityが11月に実施した大規模なソフトウェア更新後で2回目の飛行である。 Ingenuityは過去に湖と川が存在していたジェゼロクレーターにて、生命の痕跡を探している。これまで35回の飛行で合計24フィート(約7.4メートル)移動し、約1分間

                            火星探査ヘリ「Ingenuity」が高度14mに到達–過去最高を更新
                          • 世界最大の天文学用デジタルカメラ「LSSTカメラ」が完成。32億画素、25km先のゴルフボールも捉える高解像度 | テクノエッジ TechnoEdge

                            ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日本版, Autoblog日本版, Forbes JAPAN他 米国のNSF国立光赤外線天文学研究所(NOIRLab)が、20年にわたる期間をかけて開発してきた世界最大の天文学用デジタルカメラ「LSSTカメラ」が完成したと発表しました。 LSSTは「Legacy Survey of Space and Time」の略で、日本語では「時空間レガシーサーベイ」と呼ばれ、その開発は米エネルギー省SLAC国立加速器研究所の科学者と技術者、共同研究者らがあたりました。 LSSTカメラの大きさは小型乗用車ほどで、重さは約3トンにのぼります。レンズには最大1.5m超の直径を持ち、天文学用途としては過去最大のものを採用。さらにもうひとつ、カメラの巨大な焦点面を収納する真空チャンバーを密閉

                              世界最大の天文学用デジタルカメラ「LSSTカメラ」が完成。32億画素、25km先のゴルフボールも捉える高解像度 | テクノエッジ TechnoEdge
                            • 乾いた小惑星「イトカワ」から液体の水の間接的な証拠を発見 ありふれた小惑星に水があった証拠

                              JAXA(宇宙航空研究開発機構)が2003年に打ち上げ、2010年に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」は、小惑星「イトカワ」から採取したサンプルを地球へ運ぶことに成功したことで知られています。アリゾナ大学のShaofan Che氏とThomas J. Zega氏の研究チームは、イトカワの元となった天体 (母天体) がかつて液体の水を含んでいたことを間接的に示す証拠を発見しました。 【▲ 図1: イトカワは一般的なタイプの小惑星であり、非常に乾燥していることで知られている。しかし今回の研究で、過去には豊富な水が含まれていることが明らかにされた(Credit: ISAS / JAXA)】イトカワは「S型小惑星」という非常に一般的なタイプの小惑星であり、地球に落下する隕石の67%はS型小惑星と同じタイプの岩石でできているとも言われています。 S型小惑星は、一言で表せば「カラカラに乾いた岩石」であり

                                乾いた小惑星「イトカワ」から液体の水の間接的な証拠を発見 ありふれた小惑星に水があった証拠
                              • 探査機ジュノー、衛星「イオ」の表面から噴き上がる2つの煙を観測

                                探査機ジュノー、衛星「イオ」の表面から噴き上がる2つの煙を観測2024.02.12 20:0050,637 Passant Rabie - Gizmodo US [原文] ( たもり ) ひとつの巨大な火山? NASAの探査機ジュノーが今月に入って実施した木星の衛星「イオ」へのフライバイ*の画像が公開されました。 これで同探査機は、2カ月の間に2度も太陽系で最も火山活動が活発な天体のそばを飛行したことになります。また今回の近接通過では、衛星の地表から噴煙(プルーム)のようなものを2つ観測していました。 フライバイ:宇宙探査機が観測やデータ収集のために衛星などの天体の近くを高速で通過すること イオ上空1500kmを再び通過2月3日(土)、ジュノーはイオから約1500km地点を通り過ぎて2度目の近接フライバイを完了。 その際、同探査機はイオの地形や、表面に存在する数百もの火山とケイ酸塩溶岩を捉

                                  探査機ジュノー、衛星「イオ」の表面から噴き上がる2つの煙を観測
                                • 小惑星イトカワのサンプルから「地球の水が太陽風によって生成された可能性」が示唆される

                                  2010年に地球に帰還した日本の小惑星探査機「はやぶさ」から回収されたサンプルを調査した結果、地球に水がもたらされたのは水素イオンを含む太陽風のおかげであった可能性が示唆されました。 Solar wind contributions to Earth’s oceans | Nature Astronomy https://doi.org/10.1038/s41550-021-01487-w The Sun Could Be The Mystery Source of Earth's Unexplained Water, Scientists Say https://www.sciencealert.com/scientists-identify-an-overlooked-source-for-some-of-our-planet-s-water-the-sun 地球の表面の70%は水で覆

                                    小惑星イトカワのサンプルから「地球の水が太陽風によって生成された可能性」が示唆される
                                  • 火星着陸が秒読みに入ったNASAの探査機「パーサヴィアランス」の機能と任務まとめ

                                    by NASA/JPL-Caltech 2020年7月にNASAが打ち上げを成功させた火星探査機「Perseverance(パーサヴィアランス)」が、アメリカ東部時間の2021年2月18日16時前(日本時間の19日6時前)に火星に到着します。そこで、電気工学技術を専門に扱う学会誌「IEEE Spectrum」が、パーサヴィアランスと従来の探査機との違いや、火星で遂行する任務についてまとめました。 Everything You Need to Know About NASA's Perseverance Rover Landing on Mars - IEEE Spectrum https://spectrum.ieee.org/automaton/aerospace/robotic-exploration/nasa-perseverance-rover-landing-on-mars-ov

                                      火星着陸が秒読みに入ったNASAの探査機「パーサヴィアランス」の機能と任務まとめ
                                    • 海のエイリアン「サルパ」を元に「海洋惑星探査ロボット」を開発! - ナゾロジー

                                      木星の第2衛星エウロパを覆う氷の下には海があると考えられています。 また宇宙のどこかに海洋惑星が存在するかもしれません。 イギリス・ブリストル大学(University of Bristol)航空宇宙工学部に所属するヴァレンティーナ・ロ・ガット氏ら研究チームは、地球外の惑星の海洋探査を想定した小型ロボット「ロボサルパ」を開発しました。 これは不思議な海洋生物「サルパ」から着想を得たロボットで、複数のユニットが連結・協力して様々なミッションを果たすことができます 研究の詳細は2023年2月10日、ブリストル大学の『プレスリリース』にて発表されました。 Sea creatures inspire marine robots which can operate in extra-terrestrial oceans http://www.bristol.ac.uk/news/2023/febru

                                        海のエイリアン「サルパ」を元に「海洋惑星探査ロボット」を開発! - ナゾロジー
                                      • オーロラと「ハッブル宇宙望遠鏡の死」の意外な関連とは?

                                        by NASA Goddard Space Flight Center 2024年の春は太陽の活動が増加し、太陽の表面で発生する爆発現象である太陽フレアの影響で、通常は極地でしか見られないオーロラが日本を含む比較的低緯度の地域でも観測される事態が生じました。オーロラが観測しやすくなって喜んだ人も多いかもしれませんが、実はNASAのハッブル宇宙望遠鏡の寿命とオーロラには関係があるとのことで、科学系メディアのBig Thinkがその意外な関連性について解説しています。 How the northern lights connect to Hubble's inevitable demise - Big Think https://bigthink.com/starts-with-a-bang/northern-lights-hubble/ 2024年は、太陽を観測した際に見える黒点の数が1日あ

                                          オーロラと「ハッブル宇宙望遠鏡の死」の意外な関連とは?
                                        • 民間初の月着陸へ 国内ベンチャー開発の月着陸船が打ち上げ成功

                                          HAKUTO-Rでは、打ち上げから着陸まで10段階のマイルストーンを設定。現在は、安定した航行状態を確立する「Success 3」の完了を予定している。今回のミッション1で得られたデータは。2025年までに後続するミッション2、より成熟した精度での月面着陸と月への輸送サービスでNASAのアルテミス計画に貢献するミッション3へとフィードバックする予定という。 ispaceは2010年に設立。日本、米国、ルクセンブルクの3拠点で活動しており、Google Lunar XPRIZEレースの最終選考に残ったチームの1つ「HAKUTO」を運営した実績を持つ。2022年7月時点で268億円を調達しており、月に高頻度かつ低コストで輸送するためのランダーとローバーを開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイを目指すとしている。 関連記事 国内初、民間企業による宇宙ステーション構想 スタートアップ

                                            民間初の月着陸へ 国内ベンチャー開発の月着陸船が打ち上げ成功
                                          • 目指すは埋蔵価値「1000京ドル」の小惑星プシケ、NASAの探査機サイキ打ち上げへ

                                            【読売新聞】 【ワシントン=冨山優介】米航空宇宙局(NASA)は10月5日、小惑星プシケに向かう探査機サイキを米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げる。プシケは主に鉄やニッケルなどの金属で構成されていると考えられ、こうしたタ

                                              目指すは埋蔵価値「1000京ドル」の小惑星プシケ、NASAの探査機サイキ打ち上げへ
                                            • NASAの火星ヘリコプター「インジェニュイティ」が28回目のフライトに成功、火星の空中写真をつなぎ合わせたムービーも公開中

                                              by Stuart Rankin NASAの火星探査機「パーサヴィアランス」と共に火星へ送り込まれたヘリコプター「インジェニュイティ」は、人類史上初となる「地球以外の惑星での動力飛行」を目指して設計された無人ヘリコプターです。インジェニュイティは2021年4月19日に火星で初めてのフライトに成功すると、その後もフライトを繰り返し、記事作成時点ではなんと28回ものフライトを行っています。そんなインジェニュイティが25回目のフライトの際に撮影した写真をつなぎ合わせ、まるで火星の空を飛んでいるような気分が味わえる動画が公開されました。 NASA’s Ingenuity Mars Helicopter Captures Video of Record Flight https://www.jpl.nasa.gov/news/nasas-ingenuity-mars-helicopter-captu

                                                NASAの火星ヘリコプター「インジェニュイティ」が28回目のフライトに成功、火星の空中写真をつなぎ合わせたムービーも公開中
                                              • NASAの火星探査用ヘリコプター「インジェニュイティ」がローターブレード損傷で現役引退

                                                地球以外の惑星で史上初めて動力飛行を行った機体として注目を浴びたNASAの火星探査用ヘリコプター「インジェニュイティ」のローターブレードが損傷していることが確認され、これ以上の飛行は不可能だとの判断が下されました。 After Three Years on Mars, NASA’s Ingenuity Helicopter Mission Ends - NASA https://www.nasa.gov/news-release/after-three-years-on-mars-nasas-ingenuity-helicopter-mission-ends/ インジェニュイティは人類史上初めての「地球以外の惑星での動力飛行」に向けて開発された機体です。インジェニュイティは2021年2月19日に火星探査機の「パーサヴィアランス」とともに火星に降り立ち、4月4日にパーサヴィアランスから分離さ

                                                  NASAの火星探査用ヘリコプター「インジェニュイティ」がローターブレード損傷で現役引退
                                                • パラシュートも使わず地表へ衝突? NASAが研究する最新の火星着陸方法

                                                  【▲ 低コストかつ安全なハードランディングを目指す火星着陸機のコンセプト「SHIELD」(Credit: California Academy of Sciences)】現在の月探査や火星探査では、パラシュートやロケットエンジンを使って探査機を減速させてから表面に着陸するソフトランディング(軟着陸)が行われています。アメリカ航空宇宙局(NASA)が過去に実施した火星探査ミッションでは、パラシュートで減速した後にエアバッグを展開して接地時の衝撃を吸収する方法が採用されたこともありました。最近ではロケットエンジンを搭載した降下ステージから吊り下げられて着陸するスカイクレーン方式のように、より高度な方法も採用されています。 火星探査機や火星探査車を開発・運用するNASAのジェット推進研究所(JPL)では、もっと簡単に、さまざまな場所へ着陸できる、より低コストな着陸方法の研究が進められています。そ

                                                    パラシュートも使わず地表へ衝突? NASAが研究する最新の火星着陸方法
                                                  • 「SLIM」月面着陸をライブ配信、19日夜 記者会見も生中継

                                                    JAXA宇宙科学研究所(ISAS)は、1月19日に小型月着陸実証機「SLIM」の月着陸運用と記者会見の模様をライブ配信すると公式Xアカウントで告知した。YouTubeのJAXAチャンネルで配信する(URL未公開)。 配信は午後11時から。着陸は日付が変わって20日の午前0時20分ごろになる見込みだ。 SLIMは、月へのピンポイント着陸を目指す小型軽量の探査機。2023年9月7日に種子島宇宙センターからH-IIAロケット47号機で打ち上げられ、同年12月25日に月周回軌道への投入に成功した。 現在は、月に最も近いところ(近月点)で高度約600km、最も遠いところ(遠月点)で高度約4000kmのだ円軌道で月を周回しており、探査機の状態は正常(12月25日時点)。1月中旬までに遠月点を低下させて高度約600kmの円軌道に調整した上、着陸開始の準備を始める。

                                                      「SLIM」月面着陸をライブ配信、19日夜 記者会見も生中継
                                                    • ビッグバン直後から10億年ほどの初期宇宙の時間の流れは極端なスローモーション状態だった

                                                      大質量ブラックホール・クエーサーを時計代わりに利用した研究により、ビッグバン直後の宇宙は今日よりも時間の流れが5倍も遅い(現在の5分の1の早さ)、スローモーションのような状態だったことが明らかになりました。 Detection of the cosmological time dilation of high-redshift quasars | Nature Astronomy https://doi.org/10.1038/s41550-023-02029-2 Quasar 'clocks' show Universe appears to run five times slower soon after the Big Bang - The University of Sydney https://www.sydney.edu.au/news-opinion/news/2023/07

                                                        ビッグバン直後から10億年ほどの初期宇宙の時間の流れは極端なスローモーション状態だった
                                                      • 【画像】日本の探査機「SLIM」が撮影した月面–JAXA公開

                                                        #JAXA#SLIM 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月25日、日本初の月面着陸に挑んだ小型月着陸実証機「SLIM」の詳細を説明した。また、マルチバンド分光カメラと航法カメラで撮影した月面の写真も公開した。 SLIMのマルチバンド分光カメラは予定していた333枚のうち257枚の低解像度モノクロ画像を撮影した。これをもとに、6つの観測対象を定めたという。 同カメラは「月のマントル」の由来するカンラン石を観測し、地球のマントルの組成と比較。月が地球から分離して誕生したとする「ジャイアント・インパクト説」の検証をめざしている。 SLIMは、高度50m付近で2つある推進器の1つを喪失したことが原因で、想定とは異なる姿勢で月面に着陸している。そのため、太陽光パネルが西を向いており、電力を得られていない状況にある。今回の画像はバッテリー駆動時に撮影したものだが、今後太陽が西から当たるようになれば電

                                                          【画像】日本の探査機「SLIM」が撮影した月面–JAXA公開
                                                        • 「JuMBO 24」が連星の自由浮遊惑星であると確認 なぜ存在するのかは謎

                                                          どの恒星の周りも公転していない「自由浮遊惑星」はどのように生成されるのでしょうか?従来の理論では惑星系内の破滅的なダイナミクスの結果であると考えられていますが、その場合には自由浮遊惑星は単独で存在することになります。 メキシコ国立自治大学のLuis F. Rodríguez氏、Laurent Loinard氏、そしてLuis A. Zapata氏の研究チームは、「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」の観測で2023年に発見されたばかりの連星関係にある自由浮遊惑星の候補、全42組を「VLA (カール・ジャンスキー超大型干渉電波望遠鏡群)」で観測しました。その結果、唯一「JuMBO 24」の観測に成功し、連星関係の自由浮遊惑星であるという追加の証拠が得られました。このような連星関係の自由浮遊惑星の生成は従来の形成論ではうまく説明できないため、興味深い観測対象として注目されています。 【▲図1: 連

                                                            「JuMBO 24」が連星の自由浮遊惑星であると確認 なぜ存在するのかは謎
                                                          • キュリオシティから送られてきた火星の写真がとにかく美しい

                                                            キュリオシティから送られてきた火星の写真がとにかく美しい2021.12.14 23:00237,707 George Dvorsky - Gizmodo US [原文] ( 山田ちとら ) 過酷、だけど美しい。 火星の平均温度はマイナス55度。大気のほとんどは二酸化炭素ですし、大気そのものが薄いために宇宙から降り注ぐ放射線から身を守る術はありません。人類にとって、火星環境はまちがいなく過酷。それでも火星から届いた画像や映像を見ると、やっぱりロマンを感じます。 今この瞬間にも人類は地球外で活動しているトップ画像は2012年から活躍しているNASAの火星探査機・キュリオシティから送られてきた最新の画像なんですが、実は合成着色されているそうです。NASAのプレスリリースによれば、火星の壮大な景観に心を動かされたキュリオシティミッションチームによる「芸術的解釈」の賜物だそうで、 異なる時間に撮られ

                                                              キュリオシティから送られてきた火星の写真がとにかく美しい
                                                            • NASAの有人月面着陸アルテミスIIIは2027年まで遅れる公算大、会計検査院が発表。SpaceXの着陸船・Axiom Spaceの宇宙服ともに遅延中 | テクノエッジ TechnoEdge

                                                              ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日本版, Autoblog日本版, Forbes JAPAN他 米会計検査院(GAO)は、NASAのアルテミス計画における有人月面着陸ミッション(Artemis III)の実施が、2027年になる可能性が高いと報告しました。 Artemis IIIミッションは現在、2025年の実施を予定に掲げて準備が進められていますが、GAOはSpaceXによる月着陸船の開発、さらにAxiom Spaceによる宇宙服の開発が遅れており、予定どおりにミッションが行われる「可能性は低い」と評価。 さらに「有人宇宙飛行の複雑さを考えれば、NASAの主要プロジェクトの平均よりも1年以上早くプログラムの開発が完了すると期待するのは非現実的である」「NASA主要プロジェクトの平均と同程度の時間がかか

                                                                NASAの有人月面着陸アルテミスIIIは2027年まで遅れる公算大、会計検査院が発表。SpaceXの着陸船・Axiom Spaceの宇宙服ともに遅延中 | テクノエッジ TechnoEdge
                                                              • 月面着陸した「SLIM」の現況、JAXAが公開–着陸精度は3〜4mを達成か

                                                                #JAXA#SLIM 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月25日、日本初の月面着陸に挑んだ小型月着陸実証機「SLIM」の詳細を説明した。宇宙科学研究所で所長を務める國中均氏は「ピンポイント月面軟着陸の成功を確認した」と述べた。 推定される着陸位置及び姿勢から作成したCG画像(提供:JAXA、CG製作:三菱電機エンジニアリング) SLIMが放出した超小型探査車「SORA-Q」が撮影した月面 SLIMのマルチバンド分光カメラが撮影した月面画像 正常だった場合の着陸姿勢 月面着陸結果の報告 1月20日午前0時から20分間かけて実施したSLIMの月面着陸について、JAXAの報告は下記の通り。 「障害物回避を行う直前、高度50m付近まで、SLIMは正常に着陸降下した。特に、14回実施した画像照合航法は、その航法結果も含めて、全て正常であった」 「SLIMのピンポイント着陸精度は障害物回避の直前で評

                                                                  月面着陸した「SLIM」の現況、JAXAが公開–着陸精度は3〜4mを達成か
                                                                • 月面着陸にインドのチャンドラヤーン3号が成功、月の南極に降り立ったのは世界初

                                                                  インドの無人月探査機チャンドラヤーン3号が月面への軟着陸に成功しました。月面着陸を成功させたのは旧ソ連、アメリカ、中国に続いて4カ国目で、月の南極への着陸は初の事例となります。 LIVE telecast of Chandrayaan-3 Soft-landing https://www.isro.gov.in/LIVE_telecast_of_Soft_landing.html India lands spacecraft on the moon for the 1st time | Space https://www.space.com/india-chandrayaan-3-moon-landing-success インド探査機、月の南極付近に初着陸、成功は4カ国目 | ロイター https://jp.reuters.com/article/india-space-idJPKBN2Z

                                                                    月面着陸にインドのチャンドラヤーン3号が成功、月の南極に降り立ったのは世界初
                                                                  • 惑星の“輪っか”は何モノかに支えられているらしい。その正体とは?

                                                                    惑星の“輪っか”は何モノかに支えられているらしい。その正体とは?2024.02.11 22:3049,565 Isaac Schultz - Gizmodo US [原文] ( 福田ミホ ) 見えぬけれどもあるんだよ。多分。 土星と天王星の間に位置する小惑星、カリクロ。土星のようなリングを持っていることは知られてたんですが、その環の存在を支える、謎の衛星がいるらしいことが裏付けられました。 カリクロは直径約160マイル(257.5km)で、「ケンタウルス族」と呼ばれる小惑星のひとつです。ケンタウルス族とは木星と海王星、天王星の間に軌道を持つ小天体の総称で、カリクロはその中でも一番大きな天体です。カリクロの周りには2本のリングがあることが、2013年のジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡での観測でわかっていました。 その2本のリングに関する発見について、最新のThe Planetary Scien

                                                                      惑星の“輪っか”は何モノかに支えられているらしい。その正体とは?
                                                                    • 超音速の「見えない」ブラックホールが銀河間空間を進行中 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                                                      銀河を駆ける超巨大ブラックホールの想像図(NASA, ESA, LEAH HUSTAK (STSCI))escaping black hole.NASA, ESA, LEAH HUSTAK (STSCI) ハッブル宇宙望遠鏡を使用している研究チームが、科学者の間で超巨大ブラックホールと考えられているものが、銀河間空間を猛スピードで駆け抜けているところを発見した。 その物体は太陽の2000万倍の質量を持ち、3つの銀河が合体した後、ブラックホールが定期的に存在する銀河の中心から宇宙へ飛び出したと考えられている。 その移動は非常に速く、もし太陽系の中にあれば、地球から月まで14分で移動できる。 The Astrophysical Journal Lettersに掲載された研究によると、そのブラックホールが通った後には、新しく生まれた星からなる長さ20万光年におよぶ痕跡があることが明らかになった。

                                                                        超音速の「見えない」ブラックホールが銀河間空間を進行中 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                                                      • NASAの火星ヘリコプターが飛行に成功、人類史上初の快挙

                                                                        by NASA/JPL-Caltech NASAが現地時間の2021年4月19日に、無人ヘリコプター「インジェニュイティ」が火星での飛行に成功したと発表しました。地球以外の惑星で動力飛行が行われたのは、これが初めてです。 NASA’s Ingenuity Mars Helicopter Succeeds in Historic First Flight | NASA https://www.nasa.gov/press-release/nasa-s-ingenuity-mars-helicopter-succeeds-in-historic-first-flight インジェニュイティは、NASAの火星探査車「パーサヴィアランス」とともに火星に着陸した小型ヘリコプターです。2月19日に火星の地表に到達し、4月5日にパーサヴィアランスから分離され、飛行開始に向けて最終準備を進めていました。

                                                                          NASAの火星ヘリコプターが飛行に成功、人類史上初の快挙
                                                                        • 火星の「核」は軽い元素が豊富な液体 「インサイト」が捉えた地震波により判明

                                                                          地球のような惑星は「岩石惑星」と呼ばれる通り、その表面にはケイ酸塩を主体とする岩石が多く存在しますが、中心部には主に金属の鉄とニッケルで構成された「核(コア)」が存在すると考えられています。 地球の核は2層構造をしていて、外側にある液体の「外核」と、中心側にある固体の「内核」に分かれていると考えられています。もちろん、余りにも深すぎる地球の中心部の様子を直接見ることはできませんが、このような構造は地球の内部を通過した地震波を分析することで推定することができます。地震波には密度や固体と液体の違いなど、通過する物質の物性によって変化する性質があるからです。これはちょうど、妊婦の胎内を超音波で見ることと似ています。 さて、地球以外の岩石惑星も、地球と同じような構造をしているのでしょうか?理論的には、ある程度大きな岩石惑星は、中心部に金属核があると推定されています。しかし、理論はあくまでも理論なの

                                                                            火星の「核」は軽い元素が豊富な液体 「インサイト」が捉えた地震波により判明
                                                                          • NASAが火星VRシミュレーターのシナリオ構築コンテストを実施

                                                                            NASAが火星の環境シミュレーターである「Mars XR Operations Support System」のシナリオ構築を題材としたコンテストを実施します。賞金総額は7万ドル(約900万円)です。 NASA MarsXR Challenge | NASA https://www.nasa.gov/marsxr-challenge NASA MarsXR Challenge | HeroX https://www.herox.com/MarsXR NASA Needs Your Help Building A VR Mars Simulator - VRScout https://vrscout.com/news/nasa-needs-your-help-building-a-vr-mars-simulator/ 「Mars XR Operations Support System」は2

                                                                              NASAが火星VRシミュレーターのシナリオ構築コンテストを実施
                                                                            • 【画像】月面にたたずむ「SLIM」の実写、探査ロボSORA-Qが撮影–日本初の月面着陸に成功

                                                                              ニュース 【画像】月面にたたずむ「SLIM」の実写、探査ロボSORA-Qが撮影–日本初の月面着陸に成功 #JAXA#SLIM 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月25日、月面にたたずむ小型月着陸実証機「SLIM」の実写画像を公開した。SLIMが着陸直前に月面に放出した「LEV-2」(愛称:SORA-Q)が撮影した。 世界初のピンポイント着陸に成功 SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)は、将来の月惑星探査に必要な高精度着陸技術を実証する小型探査機だ。国産基幹ロケット「H-IIA」47号機によって2023年9月7日に打ち上げられた。月面の狙った場所へのピンポイント着陸技術の実証を目的としており、着陸誤差は100m以内を目指していた。 JAXAの報告によると、1月20日午前0時から20分間にわたり実施した月面着陸の結果、SLIMは目標地点から55m

                                                                                【画像】月面にたたずむ「SLIM」の実写、探査ロボSORA-Qが撮影–日本初の月面着陸に成功
                                                                              • NASAが火星に降り立った探査機「パーサヴィアランス」から見える「360度映像」を公開

                                                                                2021年2月19日、NASAの火星探査機「Perseverance(パーサヴィアランス)」が火星着陸に成功しました。203日間かけて地球から2億9300万マイル(4億7200万km)も離れた惑星にたどり着いたパーサヴィアランスから見える全景色を、NASAが公開しています。 NASA’S Perseverance Rover’s First 360 View of Mars (Official) - YouTube There’s a hidden message in the parachute of NASA’s Mars rover - The Verge https://www.theverge.com/2021/2/23/22297094/hidden-message-parachute-nasa-mars-perseverance-rover 2020年7月30日に打ち上げられ

                                                                                  NASAが火星に降り立った探査機「パーサヴィアランス」から見える「360度映像」を公開
                                                                                • 地球の新たな準衛星「2023 FW13」を発見 西暦3700年まで存在する “月のような天体”

                                                                                  地球の自然衛星は「月」だけであると一般的に言われますが、小さな小惑星の中には短期間だけ地球の “第2の月” となった例が知られています。しかしながら、地球の重力に捕らわれていた、つまり真に地球中心の軌道にいたことのある小惑星はこれまでに4例 (※1) しか知られていません。 ※1…人工物である可能性が高いものや流星を含まない。 【▲ 図1: 準衛星の例であるKamoʻoalewa(2016 HO3)の軌道。地球もKamoʻoalewaも太陽を中心とした軌道を公転しているが、地球から見たKamoʻoalewaは地球を公転する衛星のような軌道を描く(Credit: NASA / JPL-Caltech)】一方で、見た目だけは自然衛星のように振る舞う小惑星も見つかっています。このようなタイプの小惑星を「準衛星」と呼びます。地球から観測した時に地球の周りをゆっくりと公転しているように見えることから

                                                                                    地球の新たな準衛星「2023 FW13」を発見 西暦3700年まで存在する “月のような天体”