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岡倉天心の検索結果1 - 40 件 / 88件

  • 日本文化が大好きなベトナム人留学生に「聞きたいことがある」と言われ二つ返事でOK→質問の内容に血の気が引いた話

    みねるば @minerva_owl1 ベトナム人の留学生から「私日本文化が大好きです!聞きたいことがあるんですけどいいですか?」と聞かれ、「もちろんいいですよ!(アニメや漫画とかかな?)」と答えたのですが、「岡倉天心の『茶の本』についてなんですけど」と言われ、血の気がサーッと引くのを感じました。それで みねるば @minerva_owl1 『東洋の理想』の方はギリ読んだことがあったので、そちらの知識で答えられたのですが、宮沢賢治の話を振られた時は恥ずかしながら全然読んだこと無かったので、タジタジになってしまいました。色々と文化の話をしたのですが、彼女が言うには

      日本文化が大好きなベトナム人留学生に「聞きたいことがある」と言われ二つ返事でOK→質問の内容に血の気が引いた話
    • まず読みたい100冊

      I. <まず読みたい図書> 1)全学生向きの図書 著作名 著者・編者名 *シリーズ名な ど 出版社 西暦発行年 現在書店で 入手が可能 か(○または ×) 筑波大学図書館 での所蔵の有無、 ある場合は配架番 号 *その他の情報 紹介コメント(80字以内) 三四郎 夏目漱石 岩波文庫 岩波書店 ◯ 081-I95-G10-6 漱石が明治時代の大学生を描いた名作です。自分と比べて見るのも一 興。 地獄変・偸盗 芥川龍之介 新潮文庫 新潮社 ◯ 無 各作品は図書館所蔵 の他の版で読むこと ができる。 何百もの小説を残した芥川。「羅生門」だけじゃ物足りない。 万葉集と日本人:読み継がれる 千二百年の歴史 小川靖彦 角川選書 KADOKAWA 2014 〇 911.12-O24 古典と呼ばれる作品が現代までどのように読み継がれてきたのか、そして それは書物(モノ)としてどのように伝えられてきたのか。

      • 本棚にあったら好感度が上がる本リスト

        ・スキップとローファー ・ちいかわ ・嫌われる勇気 ・同志少女よ、敵を撃て ・ジェイソン流お金の増やし方 ・夢をかなえるゾウ ・リュウジ式至高のレシピ ・変な家 ・空中ブランコ ・茶の本(岡倉天心) ・銃・病原菌・鉄 ・風の谷のナウシカ ・ねじ式 ・ゴールデンカムイ ・レベルE ・NANA ・俺物語‼︎ ・違国日記 ・ドラえもん6巻 ・三体 ・一九八四年 ・そして誰もいなくなった ・人は話し方が9割 ・ザテレビジョン2024冬特大号 ・VERY ・LDK the Beauty ・じゃらん ・るるぶ ソウル ・TIME(英語版)

          本棚にあったら好感度が上がる本リスト
        • ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら

          2024年6月30日時点での既刊のちくま学芸文庫全2,053点(セット版を除く)をあげた。 文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。 「♾️」マークはMath&Scienceシリーズ(青背)を示す。 人名表記の揺れ(例「シモーヌ・ヴェイユ」と「シモーヌ・ヴェーユ」)は訳者に従い、統一はせずそのままにした。 編者、訳者は一部を除き割愛し、編著者が3人以上に及ぶ場合は代表者1人の名前のみ記した。 Math&Scienceシリーズのみの刊行書目一覧はこちら。 浅田彰『ヘルメスの音楽』 赤坂憲雄『異人論序説』 赤坂憲雄『王と天皇』 赤坂憲雄『排除の現象学』 赤坂憲雄『遠野/物語考』 赤坂憲雄『象徴天皇という物語』 赤坂憲雄『柳田国男を読む』 天沢退二郎『宮沢賢治の彼方へ』 飛鳥井雅道『明治大帝』 E・アウエルバッハ『ミメーシス[上] ヨーロッパ文学における現実描写』 E・アウエルバッハ『

            ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら
          • 【対談】髙城晶平 × okadada 『WALTZ』| 読書/ダンスフロア/連続性

            11/18(土)に開催される渋谷Spotify O-EAST、duo MUSIC EXCHANGE、AZUMAYAを舞台にしたサーキットパーティー『WALTZ』。2021年の11月に第1回が開催され好評を博した当パーティーは、今回もジャンルを越境した多彩な出演陣で発表直後から大きな話題を集めている。本稿では『WALTZ』に出演するceroのフロントマン、髙城晶平とDJのokadadaのふたりに話を訊く。テーマは“読書”。本とダンスフロア……一見、距離があるように感じるふたつのカルチャーにふたりはどのような関連性を見出すのか。 取材・構成 : 高橋圭太 撮影  : 寺沢美遊 - 今回は11月18日の『WALTZ』に出演するおふたりに本にまつわる対談をしてもらいたいなと思っていて。髙城さんもオカダダさんも読書家ですし、ダンスフロアやパーティーをイメージさせるような本を選んでいただき紹介できたら

              【対談】髙城晶平 × okadada 『WALTZ』| 読書/ダンスフロア/連続性
            • 駅からハイキング〜板橋駅から巣鴨駅。 - はじめの1歩

              このところ一気に秋めいてきたので、『駅からハイキング』に行って来ました。 『駅からハイキング』というのは、JR東日本が主催する、殆どが予約不要の無料のウオーキングイベントです。 今回は、埼京線の板橋駅からスタートです。 石神井川沿いの緑道を散策し、六義園を経て、巣鴨駅がゴールの約8km、所要時間の目安が3時間のコースです。 スタートの埼京線板橋駅で、参加登録(スマホに駅からハイキングのアプリを入れておき、タップするだけ)、と、コース地図を受け取り、スタートします。 ①近藤勇のお墓。 殆ど駅前という場所にあります。 新撰組局長、近藤勇のお墓は3つあるそうです。 ここ、板橋駅前の滝野川と、三鷹市の龍源寺、会津の天寧寺です。 この墓所は永倉新八によって設立され、土方歳三をはじめとする合計110名の隊士達の名前も刻まれています。 ②音無くぬぎ緑地 本日のコースの前半は、石神井川沿いを進んでいきます

                駅からハイキング〜板橋駅から巣鴨駅。 - はじめの1歩
              • 今の私の三割から四割は、高橋哲哉さんでできている。斎藤幸平×高橋哲哉でおくる豪華対談「危機の時代と人文学」(斎藤 幸平,高橋 哲哉)

                昨年、これまでの自身の研究の集大成として『マルクス解体』を上梓した斎藤幸平さん。デリダを研究しながら日本と世界の諸問題を論じ、近年は福島の原発や沖縄の基地問題にもコミットされている高橋哲哉さんとの対談イベントが、今年一月に代官山蔦屋書店にて開催されました。大盛況のうちに幕を閉じた豪華対談の中身を、大ボリュームでご紹介いたします。 高橋さんがいたから今の私がある 斎藤 どうもこんばんは。お忙しい中、皆さんお集まりいただきありがとうございます。今日は私が去年刊行した『マルクス解体』という本の刊行記念イベントになります。「危機の時代と人文学」と題して、いわゆるエコロジーや気候危機の話だけではなく、今起こっている戦争も含めたいろんな危機に対し、私たちが専門とする哲学や思想がどういう意味を持つのかというところにまで広げながらお話をしていきたいと思います。ただその前に、もしかしたら聞いてくださっている

                  今の私の三割から四割は、高橋哲哉さんでできている。斎藤幸平×高橋哲哉でおくる豪華対談「危機の時代と人文学」(斎藤 幸平,高橋 哲哉)
                • 常世にと我が行かなくに・・・巻第4-723~724 - 大和の国のこころ、万葉のこころ

                  訓読 >>> 723 常世(とこよ)にと 我(わ)が行かなくに 小金門(をかなと)に もの悲(がな)しらに 思へりし 我(あ)が子の刀自(とじ)を ぬばたまの 夜昼(よるひる)といはず 思ふにし 我(あ)が身は痩せ(や)せぬ 嘆くにし 袖(そで)さへ濡(ぬ)れぬ かくばかり もとなし恋ひば 故郷(ふるさと)に この月ごろも ありかつましじ 724 朝髪(あさかみ)の思ひ乱れてかくばかりなねが恋ふれそ夢(いめ)に見えける 要旨 >>> 〈723〉あの世に私が行ってしまうわけでもないのに、門口で悲しそうにしていた我が子よ。留守中に私に代わってつとめる刀自(主婦)のことを思うと、夜も昼も心配で私はやせてしまった。嘆くあまりに着物の袖は涙で濡れてしまった。これほど気がかりでやたらに恋しくては、ここ故郷の跡見の庄には、そう何か月もいられないだろう。 〈724〉寝起きの髪のように思い乱れて、おねえちゃ

                    常世にと我が行かなくに・・・巻第4-723~724 - 大和の国のこころ、万葉のこころ
                  • わび・さび・幽玄:伝統的な日本の美意識はいかにして形成されたのか?

                    「わび・さび・幽玄」は、日本文化のエッセンスだと考えられている。和歌、能、茶道、俳諧などを通じて、こうした伝統的な美意識が形成されてきたと私たちは思いがちだ。しかし、これらの言葉が日本の美意識を示す3点セットになっていくのは、東京五輪や大阪万博の時期になってからのことだ。日本美のクリシェ(常套句、じょうとうく)はどのようにして生まれたのか。 海外の日本文化研究者に「日本美の本質とは何か」と問われることがよくある。そんな時、日本の伝統文化を貫く美意識を伝える便利な言葉がある。「わび・さび・幽玄」である。もっと別の要素があることは十分に承知しているのだが、そう答えると自分でも妙に納得してしまう。まるで魔法のような言葉だ。それでいて、「わび」と「さび」はどう違うのか、「幽玄」とは何かと問われると、途端に困ってしまうのだ。 それにしても、「わび・さび・幽玄」こそが「日本的なるもの」と考えられるよう

                      わび・さび・幽玄:伝統的な日本の美意識はいかにして形成されたのか?
                    • 平群女郎が大伴家持に贈った歌(2)・・・巻第17-3937~3942 - 大和の国のこころ、万葉のこころ

                      訓読 >>> 3937 草枕(くさまくら)旅(たび)去(い)にし君が帰り来(こ)む月日を知らむすべの知らなく 3938 かくのみや我(あ)が恋ひ居(を)らむぬばたまの夜(よる)の紐(ひも)だに解(と)き放(さ)けずして 3939 里近く君が業(な)りなば恋ひめやともとな思ひし我(あ)れぞ悔(くや)しき 3940 万代(よろづよ)に心は解けて我が背子(せこ)が捻(つ)みし手見つつ忍(しの)びかねつも 3941 うぐひすの鳴くくら谷にうちはめて焼けは死ぬとも君をし待たむ 3942 松の花(はな)花数(はなかず)にしも我(わ)が背子(せこ)が思へらなくにもとな咲きつつ 要旨 >>> 〈3937〉(越中に)旅立ってしまったあなたが、いつ帰って来られるのか、その月日を知る手がかりさえも分からなくて。 〈3938〉このようにばかり、いつまでも恋い焦がれているのでしょうか。夜の衣の紐も解き放たずに。 〈

                        平群女郎が大伴家持に贈った歌(2)・・・巻第17-3937~3942 - 大和の国のこころ、万葉のこころ
                      • 宮崎駿の神と革命(ノート)――『君たちはどう生きるか』から『風の谷のナウシカ』へ|杉田俊介

                        ★以下は、学習院大学での講演@二〇二三年十一月二五日のために事前に準備したノートです(ディスカッションを受けて、後日の加筆修正あり)。いつか書かれるべき『ナウシカ論』のための助走用のノートでもあります。ご批判を受けながら時間をかけて書き進めていくつもりです。よろしくどうぞ。(現状約32,000字) こんにちは。本日はお招き頂き、ありがとうございます。在野で、独学で批評を書いて生業にしている杉田俊介と言います。 まずは個人的な話からはじめます。私はこれまでに『宮崎駿論――神々と子どもたちの物語』(二〇一四年)、『ジャパニメーションの成熟と喪失――宮崎駿とその子どもたち』(二〇二一年)という本を刊行しました。『宮崎駿論』は幸いにも繁体字と簡体字に翻訳され、後者はまもなく繁体字版が刊行されます。後者の「あとがき」にも書いたのですが、わたしの宮崎駿論は三部作の構想になっています。もう一冊、『千と千

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                        • 巣鴨(JY11): 徳川慶喜は鉄道建設の騒音に耐えかねて逃げ出した!? 今もにぎわう「おばあちゃんの原宿」

                          Home トピックス 巣鴨(JY11): 徳川慶喜は鉄道建設の騒音に耐えかねて逃げ出した!? 今もにぎわう「おばあちゃんの原宿」 1909(明治42)年に山手線と命名されて以来、「首都の大動脈」として東京の発展を支えてきた鉄道路線には、現在30の駅がある。それぞれの駅名の由来をたどると、知られざる歴史の宝庫だった。第12回は「おばあちゃんの原宿 とげぬき地蔵」の下車駅「巣鴨」。意外にも多くの偉人ゆかりの地でもあった。タイトルの(JY11)はJR東日本の駅ナンバー。 開業当時の乗降客数は1日160人 巣鴨駅の誕生は1903(明治36)年4月1日。大塚駅と池袋駅の開業と同日だった。 1925(大正14)年の巣鴨駅の写真には複数の線路が写っている。ホーム寄りは山手線、外側は山手貨物線の線路だ。貨物線は、現在は湘南新宿ラインの線路として使用されているが、巣鴨には停車しない。 関東大震災の2年後、1

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                          • 英英辞典はどう使うべきかー英文解釈と和訳はちがう?【いのほた言語学チャンネル(旧井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル)第204回】

                            「難解英文を「訳す」意味--北村一真さん第2回」 北村一真さん(杏林大学)第2回(全4回) 超難解英文読解のヒット作連発!北村一真さん第2回 【北村一真さんの新刊!予約受付中】 北村一真『英語の読み方 リスニング篇 話し言葉を聴きこなす』(中公新書、2024年3月)(収録では『英語の読み方リスニング上達編』とおっしゃっていました。) https://www.amazon.co.jp/dp/4121027973/ 【北村一真さんのご著書の一部】 北村一真『英文解体新書ー構造と論理を読み解く英文解釈』(研究社、2019年) https://www.amazon.co.jp/dp/4327452920/ 北村一真『英語の読み方ーニュース、SNSから小説まで』(中公新書、2021年) https://www.amazon.co.jp/dp/4121026373/ 北村一真『英文解体新

                              英英辞典はどう使うべきかー英文解釈と和訳はちがう?【いのほた言語学チャンネル(旧井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル)第204回】
                            • 都道府県魅力度ランキング最下位の茨城県の魅力を伝える - revival

                              日本三大名瀑の袋田の滝 私の出身は栃木県で、お隣が茨城県、そして現在は埼玉県在住。 なんと、この三県はいつも魅力度ランキングの最下位争いの常連。 今回は2023年度の最下位である、茨城県を観光してきたのでお披露目します。 歴史的に有名な日本を代表する滝3つを選んだ日本三名瀑。 一般的には日光の華厳の滝、熊野の那智の滝、奥久慈の袋田の滝が日本三名瀑だそうだ。 これだけでも、3つのうち2つが栃木県と茨城県だ。 そうそう、今回は寄らなかったけれど、日本三名園のひとつは茨城県の偕楽園。あとは石川県の兼六園、岡山県の後楽園。 三名瀑、三名園では弱いのかしらねぇ。 お次は、 竜神大吊橋 竜神峡にひろがるV字形の美しい渓谷の中を流れる竜神川をせき止めた竜神ダムの上に竜神大吊橋はかけられました。橋の長さは375mあり、歩行者専用の橋としては日本最大級の長さを誇ります。竜神大吊橋ガイドより 3箇所の「のぞき

                                都道府県魅力度ランキング最下位の茨城県の魅力を伝える - revival
                              • 神になったのでフリーレンの「花畑を出す魔法」を試してみたのだが…LoL

                                呪文を唱えてる最中にくしゃみしたら、「脳をお花畑にする魔法」が濃畑宣秀さん(55)に炸裂しまいますた!てへぺろ(๑´ڡ`๑) 濃畑 三郎(のうはた さぶろう 1885年(明治48年)2月22日[1][2] - 1943年(昭和18年))は、日本の実業家、政治家。宮市大丸(現:大和)常務取締役[2]。みくに新聞社社長。福井県議会議員[1]。 北海道朝田庄次郎の三男として福井県三国町に生まれ、その後先代・安吉の養子となる。濃畑家は三国町で金銀箔も扱う紙問屋・四日市屋で、「四の三(しのさん)」と呼ばれていた[3]。『茶の本』『東洋の理想』等の著書で知られる日本美学界の泰斗・岡倉天心の母・この(旧姓:濃畑(野畑))とも関係があったという[4]。 1922年(大正11年)、家督を相続する。明治大学修業、内務省勤務を経て福井県議会議員や宮市大丸常務取締役を歴任[5]。金沢市から福井市に宮市大丸を誘致し

                                  神になったのでフリーレンの「花畑を出す魔法」を試してみたのだが…LoL
                                • 日本文化が大好きなベトナム人留学生に「聞きたいことがある」と言われ二つ返事でOK→質問の内容に血の気が引いた話 (3ページ目)

                                  みねるば @minerva_owl1 ベトナム人の留学生から「私日本文化が大好きです!聞きたいことがあるんですけどいいですか?」と聞かれ、「もちろんいいですよ!(アニメや漫画とかかな?)」と答えたのですが、「岡倉天心の『茶の本』についてなんですけど」と言われ、血の気がサーッと引くのを感じました。それで さちこさん @holly_sakko わかる。 そして中国人に三国志の話しても、えっ…(戸惑い)みたいになったし、 源氏物語と川端康成と三島由紀夫のいずれかを読んでいれば、村上春樹を読んでいなくてもまぁまぁ盛り上がれる twitter.com/minerva_owl1/s…

                                    日本文化が大好きなベトナム人留学生に「聞きたいことがある」と言われ二つ返事でOK→質問の内容に血の気が引いた話 (3ページ目)
                                  • 座談会 岡倉天心と近代の日本美術 情報紙「有鄰」No.390 P2 - 隔月刊情報紙「有鄰」

                                    岡倉天心は横浜の生まれといわれ、若くして東京美術学校(現在の東京芸術大学の前身)の校長となり、その後、日本美術院を創設し、またボストン美術館に勤務して日米間を往復、『東洋の理想』や『茶の本』など、英文の著作を通じてアジアを擁護し、日本の伝統文化を世界に紹介するなど、幅広い業績を残しています。 ここ二、三年の間に天心に関するさまざまな研究が出版されていますので、それらの最新の成果を伺いながら、天心の人物像をご紹介いただきたいと思います。 ご出席いただきました青木茂先生は幕末明治期の洋画を中心にご研究で、以前『神奈川県美術風土記』の中で「岡倉覚三と横浜」という論文を執筆しておられます。 中村愿さんは『岡倉天心全集』全九巻(平凡社)の編集に際して資料収集に携わり、昨年『美の復権−岡倉覚三伝』をまとめられました。 森田義之先生はイタリア近世美術をご専攻ですが、茨城大学五浦(いづら)美術文化研究所長

                                    • 野口 悠紀雄氏コラム「円安で弱くなった日本企業」 - 保険市場TIMES

                                      中国工業化に対する安売り政策として円安 日本は2000年ごろから円安政策をとった。これは、中国の工業化に対抗するためだった。 1970年代の末に、それまでの鎖国的な社会主義経済体制から改革開放路線に転じた中国は、工業化を推進し、1980年代には世界の輸出市場でのシェアを伸ばしてきた。豊富な労働力による安い賃金で、安い工業製品を輸出し始めたのだ。 世界の先進国は、これによって大きな影響を受けた。日本は、その中でもとくに大きな影響を受けた。 1990年代の後半には、鉄鋼業を始めとして、それまで日本経済を支えた産業が苦境に陥った。 そこでとられたのが、円安政策である。為替レートを円安にすることによって、価格面で中国の輸出に対抗しようとしたのだ。これによって、高度成長期の産業を温存し、雇用不安を起こさないことが目的だった。 2000年代ごろからの円安政策によって、これらの産業は息を吹き返した。 円

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                                      • 琵琶湖畔の宿場町とレトロな建築・大津市 - のら印BLOG

                                        滋賀県の大津湖岸なぎさ公園に来ました。 琵琶湖に面して、大きな「石場の常夜燈」があります。 1845(弘化2)年に建てられ、高さは8.4m。 近くから移設されてはいますが、琵琶湖を渡る舟の目印に使われていたものです。 常夜燈の基壇に刻まれた当時の船仲間の名前には、大阪や、阿州(徳島)、尾州(愛知)などとあります。 ここが、かつて水上交通の要衝であったことがわかります。 少し南側には、旧東海道と宿場町。 琵琶湖の水運で運ばれた物資は、東海道を通り、京都に運びこまれていました。 こちらは、格子や虫籠窓のある北川家住宅主屋。 大津に残る、最大規模級の町屋です。 古い町家の前に、石碑がありました。 「此附近露國皇太子遭難之地」とあります。 のちに最後のロシア皇帝となるニコライ皇太子が、日本の巡査に切り付けられた大津事件の現場のようです。 旧東海道沿いにある、義仲寺。 創建は不詳ですが、木曾義仲の敗

                                          琵琶湖畔の宿場町とレトロな建築・大津市 - のら印BLOG
                                        • 苦しすぎる人生に救いはないのか…すべての人間が抱える「根源的な苦悩」に効く「哲学のヒント」(藤田正勝)

                                          「生と死」という大問題 第8講では「自然」を取りあげる。自然は古代から現代にいたるまで私たちの身近にあったし、ありつづけている。古代の人々はそれを観察し分析するのではなく、共感し、畏怖すべきものとして、自然と一体になって生きた。そうした自然のとらえ方は、たとえば人間がこしらえあげた「法世」ではなく、「自然の世」こそが理想の社会であるという江戸時代の思想家・安藤昌益の主張のなかにも受け継がれている。またいわゆる自然、客観的な存在としての自然ではなく、「志向的」存在である人間との関係のなかで出会われる「風土」こそ私たちの生の「具体的地盤」であるという、日本の倫理学研究の礎を築いた和辻哲郎の「風土」理解のなかにも流れている。和辻から刺激を受け、独自の風土論を作りあげたオギュスタン・ベルクの思想にも言及することにしたい。 第9講では「美」を問題にする。明治の初めに西洋の美学が紹介されて以降、日本で

                                            苦しすぎる人生に救いはないのか…すべての人間が抱える「根源的な苦悩」に効く「哲学のヒント」(藤田正勝)
                                          • 日本文化が大好きなベトナム人留学生に「聞きたいことがある」と言われ二つ返事でOK→質問の内容に血の気が引いた話 (2ページ目)

                                            ウリーフェル @urferu2 無茶苦茶センスのあるベトナム人やね。 茶の本は外国人が日本人の美意識を知るのに最良の書だと思う。元々英語で書かれた本やしね。 昔外国人に日本の文化や価値観を知りたいから何か本を教えてくれと言われ、やはり茶の本を紹介したなあ。 twitter.com/minerva_owl1/s… 2023-12-05 23:56:15 みねるば @minerva_owl1 ベトナム人の留学生から「私日本文化が大好きです!聞きたいことがあるんですけどいいですか?」と聞かれ、「もちろんいいですよ!(アニメや漫画とかかな?)」と答えたのですが、「岡倉天心の『茶の本』についてなんですけど」と言われ、血の気がサーッと引くのを感じました。それで 2023-12-05 18:38:44

                                              日本文化が大好きなベトナム人留学生に「聞きたいことがある」と言われ二つ返事でOK→質問の内容に血の気が引いた話 (2ページ目)
                                            • 野口 悠紀雄氏コラム「なぜ円安になるのか?」 - 保険市場TIMES

                                              3月から急激な円安が進んだのはなぜか? 2022年のはじめに1ドル=115円程度であったドル円レートが、3月ごろから急激に円安となり、10月中ごろには、一時150円台となった。 これは、アメリカFRB(連邦準備制度理事会)が金利を引き上げる一方で、日本銀行が金利を抑えているからだ。 コロナからの回復に伴って、アメリカでは2020年ごろから賃金が顕著に上昇した。これによって物価が高騰し、原油価格をはじめとする資源価格が上昇するという問題が生じた。 経済の過熱による物価高騰を抑えるために、FRBは、2022年の3月から政策金利の引き上げを開始した。 これに対して、日本銀行は長期金利を抑えている。これは、「イールドカーブコントロール」(YCC)と言われる政策で、10年国債の利回りの上限を0.25%とし、それを超えると日銀が買いオペを実施しているのだ。 このため、日米間の金利差が拡大し、それによっ

                                                野口 悠紀雄氏コラム「なぜ円安になるのか?」 - 保険市場TIMES
                                              • 「直感・感性」、「わび・さび」AIが知らない、人間のクリエイティビティ - amanaINSIGHTS(アマナインサイト)

                                                UPDATE 2018 06/08 「直感・感性」、「わび・さび」 AIが知らない、人間のクリエイティビティ 「自分自身を改良する人工知能をつくることが、人類の最後の発明である」。シンギュラリティという概念を提唱したとされる、数学者のアーヴィング・ジョン・グッドはそう予言しました。人工知能(AI)が世界を最適化するとき、果たして人間のクリエイティブは必要とされるのでしょうか? 脳科学者の茂木健一郎さんは、シンギュラリティ以後も人間のクリエイティブは決してなくならないと言います。 しかし、テクノロジーの発達はクリエイティブをとりまく状況を一変させるでしょう。人工知能がもたらす未来において、クリエイターに必要な能力とは何か。新たなクリエイティブの可能性と、現代のクリエイターが養うべき資質について迫ります。 人工知能時代における卓越性の指標 茂木健一郎(脳科学者/以下、茂木):テクノロジーがこれ

                                                  「直感・感性」、「わび・さび」AIが知らない、人間のクリエイティビティ - amanaINSIGHTS(アマナインサイト)
                                                • 【大阪・奈良旅】『法隆寺』東院伽藍:聖徳太子の斑鳩宮跡地 - 東京ひとり時間

                                                  こんばんは! 都内在住アラフィフ主婦のnicoです。 ひとり時間を楽しんでいます。 今回は数回にわたり 【大阪・奈良】 夫婦ふたり旅についてです。 hitorijikan-nico2.hatenablog.com 『法隆寺』西院伽藍の圧倒的パワーで へとへとになった私たちは お昼休憩後に復活! 『法隆寺』の東院伽藍から 旅を再スタートさせました。 《『法隆寺』東院伽藍の入口「四脚門」》©nico 東院伽藍は 聖徳太子の住居であった 斑鳩宮跡地にあたります。 蘇我氏によって太子一族が滅亡された後、 この地は荒れ果てたままでした。 奈良時代の739年(天平11)頃、 当時の高僧・行信(ぎょうしん)が 荒廃していたこの地を嘆き、 太子を供養するために 国宝「夢殿」(ゆめどの)を建立しました。 屋根の上には宝珠が輝く、 東院の本堂である八角円堂です。 堂内には本尊として 太子の等身大と伝わる 国宝

                                                    【大阪・奈良旅】『法隆寺』東院伽藍:聖徳太子の斑鳩宮跡地 - 東京ひとり時間
                                                  • 「音の神秘 生命は音楽を奏でる」ハズラト・イナーヤト・ハーン - 手探り、手作り

                                                    「音の神秘 生命は音楽を奏でる」 ハズラト・イナーヤト・ハーン著、土取利行訳、平河出版社 1998 ヴィーナの演奏家で歌手で詩人、総合的音楽家、スーフィズムの西洋への紹介者とある。日本でいえば鈴木大拙とか岡倉天心みたいな位置付けになるのかな。こういう本の翻訳が日本で出版されてゐることに驚いた。非常に面白く読んだ。 人間の本性には常にものごとを変えていく傾向があるはずなのに、どうして古代の音楽は純粋さを保てたのかと疑問に思われるでしょう。要するにそれは、宗教を変えるのが人間にとって容易ではなかったということです。他のものは変わっても、ずっと守りぬかれてきたものが一つあった。それが宗教だったのです。ヒンドゥー教はヴェーダーンタに由来します。そのヴェーダーンタで第五の相とされたものが音楽で、サーマ・ヴェーダとよばれています。 インド音楽の研究によって、何千年も昔にクォーター・トーン(微分音)と同

                                                      「音の神秘 生命は音楽を奏でる」ハズラト・イナーヤト・ハーン - 手探り、手作り
                                                    • 禅とお茶の密な関係〜茶道が持つ深い精神性とは〜

                                                      読みもの すべて お菓子とお茶 道具 コラム お茶の情報 レシピ お買いもの すべて 特集 お茶 - 煎茶 - 玉露 - 紅茶 - 烏龍茶 - 抹茶 - ほうじ茶 - フレーバーティー - ノンカフェイン - その他 道具 - 茶道具 - 茶杯・カップ - 急須・ポット - 片口・サーバー - 茶托・コースター - 皿・プレート - 椀・ボウル - 箸・カトラリー - 盆・トレー - 花器 - 籠・箱 - その他 お茶菓子 セット・ギフト用品 TTJ 最新号の紹介 TTJを申し込む バックナンバー 東京茶寮 東京茶寮について お知らせ 予約 アクセス 私達について 紹介頂きました コラボ実績 運営会社 作家名一覧 煎茶堂東京 森岡希世子 石田誠 ちいさな手仕事 光藤佐 須原健夫 淡海陶芸研究所 千田稚子 中村譲司 北井里佳 齋藤有希子 酒匂ふみ 秀野真希 林沙也加 作山窯 中里花子 村田匠

                                                        禅とお茶の密な関係〜茶道が持つ深い精神性とは〜
                                                      • 岡倉徹志 - Wikipedia

                                                        東京生まれ。父は岡倉古志郎[2]。岡倉天心の曾孫にあたる。早稲田大学第一文学部卒業後、毎日新聞社へ入社。カイロ支局長、外信部副部長、編集委員を経て1990年より富山国際大学教授となる。2008年退職。専攻は中東、イスラム世界の現代政治、国際関係[3]。 『新パレスチナ物語 砂漠に燃える解放の火』三省堂 1976 『王族の国サウジアラビア アラブ世界の盟主を目指す』教育社入門新書 時事問題解説 1983 『パレスチナ・アラブ その歴史と現在』三省堂 1984 『ザ・ガルフ 石油と宗教をめぐる抗争』1986 中公新書 『イスラム急進派』1988 岩波新書 『メッカとリヤド』1988 講談社現代新書 『検証イスラム・パワー! 世界情勢の新たな火種・イスラムの奔流を読む!』JICC出版局(JICCブックレット)1990 『アラブのゆくえ』1991 岩波ジュニア新書 『イスラム世界のこれが常識 政治

                                                        • チームラボ、新たなアート空間「チームラボ 幽谷隠田跡」を茨城・五浦に9月30日オープン - 週刊アスキー

                                                          9月30日に茨城県北茨城市の五浦にて、新たなアート空間「チームラボ 幽谷隠田跡」がオープンする。チケットは9月5日から公式サイトで販売が開始されている。価格は大人2,200円、子ども800円、障がい者割引は1,100円だ。 「チームラボ 幽谷隠田跡」は、夜の森を舞台にした常設展。奥深い森に隠された棚田跡が夕暮れと共にアート空間へと変貌する。同展は、近代日本の美術運動家・岡倉天心が晩年を過ごした地、五浦に位置し、訪れた人々は森と一体となった作品を鑑賞できるという。 このプロジェクトは、「自然が自然のままアートになる」というコンセプトで進められており、自然と人の営みが連続する長い時間を感じ取ることができるのが特徴だ。自然そのものを活用し、時間の連続性を超えた認知体験を提供することを目指している。 また、森を歩き、棚田跡を覆う植生を調査し、それを作品として表現することで、自然と調和したアート作品

                                                            チームラボ、新たなアート空間「チームラボ 幽谷隠田跡」を茨城・五浦に9月30日オープン - 週刊アスキー
                                                          • 小林古径展 (展覧会)- 東京国立近代美術館

                                                            展覧会について 小林古径(1883-1957)は、近代日本画の展開に重要な役割を果たした画家の一人です。大正から昭和にかけ、西洋から次々ともたらされる新たな美術思潮の渦のなかで、日本画の世界は大きく揺り動かされますが、古径は日本画が本来もっている特質に深く根ざしながら、近代という新しい時代にふさわしい日本画を創造し続けました。 新潟県に生まれた古径は、明治32(1899)年、16歳の時に上京して梶田半古のもとに入門、日本絵画協会・日本美術院連合共進会などに出品し、受賞をかさねました。明治43 (1910)年、今村紫紅、安田靫彦に誘われて紅児会に入会するとともに、大正3 (1914)年の第1回再興院展に《踏絵(異端)図》を出品して同人に推挙され、日本美術院の中心的な画家として活躍しました。 古径の作品の魅力は、無駄のない厳しい描線と濁りのない澄んだ色彩にあり、高雅で品格に満ちた作風は日本画の

                                                              小林古径展 (展覧会)- 東京国立近代美術館
                                                            • さぁ、国宝について話をしよう|ちいさな美術館の学芸員

                                                              今日はみんな大好き「国宝」の話をしたいと思います。 国宝はすごいです。なんたってお客さんが来てくれます。 展示室で、「国宝」の冠がついた作品(文化財)の前は、常に人だかりとなります(逆に言えば、国宝が出ていると無冠の作品はスルーされがち)。 えーと、国宝がなんだかすごいものだというのは知っているけど、 国宝ってそもそも何? 国宝って誰が決めてるの? あらためて考えると、よく知らない人もいるかもしれません。そんなわけで、知っておいて損は無い国宝についての豆知識を紹介します。詳しい人には常識かもしれませんが。 そもそも国宝ってなに?日本には、歴史的、文化的、芸術的に貴重で価値の高い文化財が数多くあります(というかどこの国にもそれぞれあります)。 これらの文化財を守り伝えるために、文化財保護法という法律があります。 文化財のうち、絵画や彫刻、また建築などの形あるものは「有形文化財」、能や歌舞伎な

                                                                さぁ、国宝について話をしよう|ちいさな美術館の学芸員
                                                              • フェノロサ | 明治150年記念 奈良の近代化をささえた人々 | 奈良県歴史文化資源データベース「いかす・なら」

                                                                1886(明治19)年、法隆寺に1人の外国人を代表とする調査使節が現れました。彼らは明治政府の身分証明書を提示し、夢殿の厨子を開扉するよう要求しました。僧侶達は、「この厨子は200年間、開かれたことがない」「これを開くと地震などの災害が起こる」などと異を唱えます。しかし、ついに扉は開かれ、その中には木綿の布で包まれた6尺はあろうかという物体が安置されていました。その包みを解くと、かすかな微笑みをたたえた比類なき仏像が出現しました。この仏像が救世観音像であり、開扉を迫った外国人こそアーネスト・フェノロサ(1853-1908)だったのです。 1853(嘉永6)年 アメリカ・マサチューセッツ州セーラムにて生まれる。 1878(明治11)年 来日。東京大学教授に就任。 1886(明治19)年 法隆寺夢殿の厨子を開扉させる。 1887(明治20)年 東京美術学校設立(1890年 副校長に就任) 18

                                                                • 最新記事 of 仏教タイムス

                                                                  2023/11/23・30合併号 浄土宗 川中総長、無投票再選 開宗事業活かす布教等公約 演説する川中宗務総長 浄土宗は議員改選に伴う第131回臨時宗議会を16・17日、東山区の宗務庁に招集し、正副議長、宗務総長を選出した。総長候補者は現職の川中光敎氏のみで、無投票で当選。川中氏は4年前と同様「人々から必要とされる浄土宗」にすることを指針に掲げ、「先輩、同志、後輩の皆さんと出会うことが出来たから総長が務められた。これからも皆様のお力をお借りすることをお願い申し上げたい」と続投にあたり全議員の協力を求めた。 浄土宗の宗務総長は、議員に限らず宗内全教師に被選挙権があるが、立候補には議員15人の推薦が必要。16日午後4時までに立候補を届け出たのは川中氏のみだった。 宗制上、立候補者が一人の場合は信任投票も行われない。推薦人を代表して、茂木恵順議員が演説し、1期目の就任直後には「突然のコロナ禍に見

                                                                    最新記事 of 仏教タイムス
                                                                  • 鶯谷駅北口 「信濃路」鶯谷店 昼飲み ボンクラ座礁酒場 - GONZO SHOUTS

                                                                    今回は鶯谷である。で、鶯谷というとラブホテルってなるわけだが、何でそうなっちゃったのっていう説明としては「上野の隣駅という立地から、出稼ぎ・集団就職のために上京して来た人達のための簡易宿泊所や旅館が多く、それらが時代の流れと共に廃れていくとラブホテルに転業していった。」って辺りが、ほぼ固定で、共通って言っちゃっていいかな。が、ホントウにそうなんですかねぇ~ってのを、今回のマクラにしようかと思う。 といっても、鶯谷ってのは、古来から場末の中の場末として定評がある土地であり、資料的なものがとにかく少ないんである。となると、やはり地元の人の声で何か取っ掛かりがあるんじゃないかと、根岸出身の新聞記者・河合勇が書いた『根岸の里』を読んでみると、「根岸の思い出」の中に“伊香保・塩原”という鶯谷を扱った項がある。鶯谷の新坂(現在は駅の南口を出ての陸橋)を下ったトコロには病院があり、その向かいには~という

                                                                      鶯谷駅北口 「信濃路」鶯谷店 昼飲み ボンクラ座礁酒場 - GONZO SHOUTS
                                                                    • 『茶道』と仏教。【文化・芸能】 - 創価ダメだしブログ

                                                                      日本文化の三道の中のひとつが『茶道』。みなさんは『茶道』をなんて読みますか?「さどう」それとも「ちゃどう」ですか。実はどちらも正解なのです。表千家では「さどう」といい、裏千家では「ちゃどう」といいます。武者小路ではどっちでもいいそうです。私がこのことを知ったのは中学生の時です。同級生のモブ女子『茶道』を「ちゃどう」と言っていて「”さどう”でしょ」と誰かに指摘されたところ「裏千家では”ちゃどう”っていうんだよ」と教えてくれました。実はそのモブ女子のお母さんがお茶の先生で彼女の家は『茶道教室』だったのです。私もそれまではずっと「さどう」だと思っていたので目から鱗でした。それから彼女は【裏千家さん】というあだ名がつきモブ女子から【裏千家さん】になりました。私は裏千家さんと席が近くて雑談で『茶道』の事を色々と教えてもらったり、友人数名で裏千家さんの家に招待されてお茶会をしてもらったことがあります。

                                                                        『茶道』と仏教。【文化・芸能】 - 創価ダメだしブログ
                                                                      • 実在するということ 【『宗教哲学』から特に仏教哲学をとりあげて】|劇団いちいち

                                                                        信じる宗教がない者かつ芸術に興味を持つ者として、宗教は美との関連の中で語られるものであった。故に宗教哲学に興味を持ったわけだが、軽く調べてみると「美しい」よりもずっと論理的かつ理性的に考察されているように感じる。 美と宗教 わたしが過去に思考を巡らせた宗教哲学といえば、岡倉天心『茶の本』やフロイトによるフェティッシュ、トマス・アクィナスの可知的形象と可感的形象などの視点からの偶像崇拝などについてであり、そこにはいつもファンタシアにはじまるイメージの世界が付き纏っていた。 イメージの世界に於いて、我々が求めていた幸福は最も知的なものの永遠なる所有であり、求められるものは美、その求心力が愛だ。 無論、宗教と美は切っても切れない縁があるのだろうが、今回は波多野精一『宗教哲学序論・宗教哲学』の一節を読みながら、一度美から離れて「実在」について考察してみたい。 「実在」について検討する上で、仏教を取

                                                                          実在するということ 【『宗教哲学』から特に仏教哲学をとりあげて】|劇団いちいち
                                                                        • 「苦しすぎるこの人生に救いが欲しい」…多くの日本人が抱える「根源的な悩み」に効く「日本哲学の効用」(藤田正勝)

                                                                          「生と死」という大問題 第8講では「自然」を取りあげる。自然は古代から現代にいたるまで私たちの身近にあったし、ありつづけている。古代の人々はそれを観察し分析するのではなく、共感し、畏怖すべきものとして、自然と一体になって生きた。そうした自然のとらえ方は、たとえば人間がこしらえあげた「法世」ではなく、「自然の世」こそが理想の社会であるという江戸時代の思想家・安藤昌益の主張のなかにも受け継がれている。またいわゆる自然、客観的な存在としての自然ではなく、「志向的」存在である人間との関係のなかで出会われる「風土」こそ私たちの生の「具体的地盤」であるという、日本の倫理学研究の礎を築いた和辻哲郎の「風土」理解のなかにも流れている。和辻から刺激を受け、独自の風土論を作りあげたオギュスタン・ベルクの思想にも言及することにしたい。 第9講では「美」を問題にする。明治の初めに西洋の美学が紹介されて以降、日本で

                                                                            「苦しすぎるこの人生に救いが欲しい」…多くの日本人が抱える「根源的な悩み」に効く「日本哲学の効用」(藤田正勝)
                                                                          • お茶というカルチャーの魅力を再発見── 『CHAGOCORO』が発信するお茶の潜在力 - XD(クロスディー)

                                                                            “緑茶のある風景”と聞いてどんなシチュエーションを思い浮かべるだろうか。寒い冬にこたつでお茶を飲むといった団らんの風景や、和食や和菓子のお店で出される一杯のお茶、オフィス作業の傍にペットボトルが置かれた風景を思う人は多いだろう。しかし、お茶に対してそういった「親しみやすい」イメージを持っている反面、実際に急須を使って茶葉からお茶を淹れている人は、とくに若い世代だと少ないかもしれない。 「お〜いお茶」をはじめ緑茶飲料市場のトップシェアを誇る伊藤園が運営する、文化をインスパイアするお茶メディア『CHAGOCORO』は、多くの人がお茶に抱いているイメージを刷新し、さらにはお茶離れが進む若年層にお茶を淹れる楽しさを伝え、カルチャーとして浸透させることを目指し、コンテンツを発信しているウェブメディアだ。 CHAGOCOROには、キャンプ場やお花見の席など、様々なシーンでお茶を楽しむ様子を写した、スタ

                                                                              お茶というカルチャーの魅力を再発見── 『CHAGOCORO』が発信するお茶の潜在力 - XD(クロスディー)
                                                                            • 駒込・旧染井村地域探索 : 四季歩のつれづれ

                                                                              撮影日:2023年3月31日 所属する歴史クラブのグループ活動で、桜を愛でつつ、江戸の旧染井村の歴史を探索してきました。 コースは、JR駒込駅⇒門と蔵のある広場⇒西福寺⇒染井稲荷神社⇒染井よしの桜の里公園⇒染井霊園でした。 駒込の一部は江戸時代染井と呼ばれ、巣鴨と共に花卉・植木の一大生産地でした。 この地で江戸時代以後多くの優れた園芸品種が誕生したが、中でも染井吉野は、当地の地名から名付けられ、世界を代表する桜の品種となりました。 絵本江戸土産(広重)/染井植木屋 「皇居の宝物 盆栽物語」/染井之植木屋 まず最初に、山手線をまたぐ陸橋の欄干の図を確認。 桜が描かれている。 【門と蔵のある広場(丹羽家屋敷跡)】 所在地:東京都豊島区駒込3-12-8 <旧丹羽家住宅蔵> 国登録有形文化財 (説明板) 蔵の中に色々な説明資料が展示されていた。 江戸名勝図会 染井/歌川広重 伊藤伊兵衛家の庭空間を

                                                                              • 【北茨城市】茨城県天心記念五浦美術館【茨城県民の日は入場料無料】 - 袴ブーツで古民家ぐらし(仮)

                                                                                明日の11月13日は茨城県民の日! 11月13日は茨城県民の日/茨城県 茨城県の誕生 1871(明治4)年7月に廃藩置県が行われ、全国に3府302県が設置されました。同じ年の11月に大規模な統廃合があり、茨城県、新治県、印旛県が生まれました。その後、新治県、印旛県との統廃合を経て、1875(明治8)年5月に、ほぼ今の茨城県の形となりました。 ※↑のサイトより抜粋 13日(月曜だけど)の茨城県では一部施設が無料や割引とお得に! 県民の日の入場料無料・割引、イベント情報/茨城県 ということで対象施設に行った思い出でも。 茨城県の北端、福島県との県境国境紛争地帯である北茨城市。 太平洋を望む五浦海岸沿いにその施設はあります。 茨城県天心記念五浦美術館 www.tenshin.museum.ibk.ed.jp その名の通り明治時代の画家、岡倉天心や横山大観を始めとして 五浦ゆかりの作家たちなどの作

                                                                                  【北茨城市】茨城県天心記念五浦美術館【茨城県民の日は入場料無料】 - 袴ブーツで古民家ぐらし(仮)
                                                                                • さらなる発展が期待されるバングラデシュとの「戦略的パートナーシップ」 – 一般社団法人 霞関会

                                                                                  バングラデシュはとても親日的な国である。バングラデシュの人々と面会すると,ほぼ例外なく、日本へのあこがれ,日本企業への敬意やブランド・イメージの高さ,日本製品への信頼,日本の協力に対する感謝を口にする。日本への好意が「体から溢れ出ている」と形容する日本企業の方もいる。1990年代にテレビ番組「おしん」がヒットした時,娘さんに「おしん」という名前をつけた親もいる。バングラデシュは、ミヤンマー、インドと国境を接し、南アジアと東南アジアをつなぐ位置にあるが、その親日性ゆえASEANの一角のようにも感じられる。 2022年2月,モメン外務大臣は外交関係50周年の祝賀行事にて,両国の交流に影響を与えた三人のベンガル人として,詩聖タゴール,極東軍事裁判のパル判事,建国の父ボンゴボンドゥをあげた。タゴールは20世紀初頭に日本と文化・芸術交流の道を開いた。岡倉天心をはじめ知己を得た文化人も多い。コルカタ出