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教育困難校の検索結果1 - 21 件 / 21件

  • 小熊英二さん「もうもたない!? 社会のしくみを変えるには」|平成 -次代への道標|NHK NEWS WEB

    歴史社会学者として活躍する小熊英二さん。膨大な資料をもとに、『<日本人>の境界』『<民主>と<愛国>』といった著作で、日本社会の意識の変遷を読み解いてきました。2019年7月に出版した本では、終身雇用や年功序列といった雇用慣行をはじめとした日本社会の構造を、雇用、教育、福祉の観点から横断的に分析し、解き明かしています。小熊さんは、「今の社会は、1970年代の仕組みのままで、もうもたなくなっている」といいます。 (聞き手:ネットワーク報道部記者 岡田真理紗 木下隆児) ――平成から、令和の時代になって半年が経ちました。平成の間は契約社員や派遣社員が増えたり、地方では、商店街がなくなってショッピングモールが出来たりといった変化がありましたが、社会が大きく変わったということでしょうか。 「どのポジションから見るかによって、全然見え方の違う30年」だったと思いますね。日本社会の約26%に当たる、大

      小熊英二さん「もうもたない!? 社会のしくみを変えるには」|平成 -次代への道標|NHK NEWS WEB
    • 職員室に『おめーの授業速すぎてわかんねーんだよ』と怒鳴り込みに来た生徒に「めっちゃ嬉しかった」と喜ぶ先生のツイートが話題に

      教育困難校の生徒指導部 @edu_diff 職員室に「おめーの授業早すぎてわかんねーんだよ」と怒鳴り込みにきた生徒がいてめっちゃ嬉しかった。 授業をただ聞いているだけじゃなくて分かりたいと言う気持ちもあっただろうし、職員室に文句を言いに来れるほど敷居が低くなった事もとっても嬉しかった。 2021-01-23 23:37:33 教育困難校の生徒指導部 @edu_diff 授業で使ったプリントを持ってやってきて「同じやつちょうだい」と頼みに来たりもする。そこで廊下で教えてあげ、解き方が理解できるとすっごく嬉しそうにして帰っていく。 そう言う生徒も最近かなり増えた。 2021-01-23 23:37:33

        職員室に『おめーの授業速すぎてわかんねーんだよ』と怒鳴り込みに来た生徒に「めっちゃ嬉しかった」と喜ぶ先生のツイートが話題に
      • Fラン大進学は「高卒で就職より1000万損」の訳 強い進学志向と「修学支援制度」の不条理とは(東洋経済education×ICT) - Yahoo!ニュース

        日本の大学進学率は上昇の一途だ。進学希望者の望みがかなえられる社会になっていると見ればいいことでもあるが、実情はそう単純なものでもない。「大学に行かなければいい仕事に就けない」という考え方が職業に上下をつけ、進学以外の選択肢を見えなくさせてきたことは否めないからだ。この既成概念を打破するために、高等学校での進路指導が担う役割は大きい。学校現場での指導状況や若者たちの志向について、情報誌『高卒進路』の編集長でもあるジャーナリストの澤田晃宏氏に詳しく聞いた。 1990年ごろから高卒での就職率が大きく下がっている【グラフ】 高校生の就職は、誰にとっても無関係な話ではない。例えば今、あなたはスマートフォンでこの記事を読んでいるかもしれない。その手の中のスマホに電波を届けるための設備は、おそらく多くの高卒就職者によって維持されている。あるいは今夜、ネット注文した商品があなたの家に届くかもしれない。そ

          Fラン大進学は「高卒で就職より1000万損」の訳 強い進学志向と「修学支援制度」の不条理とは(東洋経済education×ICT) - Yahoo!ニュース
        • 教育困難校で国語を教えていて「世の中にJpopがあってよかった」心から思うという話…小説も漫画も読まない読めない子供たちの存在

          どんどん@教師 @dondon_teacher 困難校で国語を教えていて心から思うことが、世の中にはJpop があって本当に良かった。 小説も漫画も読まない、読めない、あの子達が自ら触れる唯一の情緒ある言葉は歌詞だけだよな。尊いよ。 2019-11-22 21:10:00 どんどん@教師 @dondon_teacher 漫画が読めないというのは、日本語の問題というより、多動で落ち着きがなかったり、読書習慣があまりになく物語に入り込めなかったりする姿を頭に浮かべ書きました。 2019-11-23 23:58:43

            教育困難校で国語を教えていて「世の中にJpopがあってよかった」心から思うという話…小説も漫画も読まない読めない子供たちの存在
          • 四則計算できない高校生がいる日本の厳しい現実

            学習支援員が見た教育困難校の実態とは… 「教育困難校」の実情が周囲に少しずつでも理解されるにつれ、学力が低い高校生の学力向上を学校内で支援する人員を配置する動きが起こった。それは、発達障害に対する支援より少し早い2010年代後半から、東京都や大阪府、埼玉県等で開始されている。 この支援は教育委員会が資金を出してNPOなど外部団体に依頼する形で行われている。NPOには退職教員、現役学生を始め、さまざまな経歴を持つ人が所属し、学習支援活動に携わっている。これまで、高校教育関係者以外には知られていなかった、義務教育段階で学力を伸ばし得なかった高校生の姿は、このような支援する人々にどう映るのだろうか。 この疑問に応えてくれる方に取材することができた。首都圏で学習支援員を務めているOさん(仮名)という男性である。彼の公立高校での学習指導の体験と生徒たちへの思いを以下に紹介してみたい。 Oさんは大学で

              四則計算できない高校生がいる日本の厳しい現実
            • 【読書感想】ルポ 教育困難校 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

              ルポ 教育困難校 (朝日新書) 作者: 朝比奈なを出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2019/07/12メディア: 新書この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 ルポ 教育困難校 (朝日新書) 作者: 朝比奈 なを出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2019/07/12メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 序列の下位に位置する高校は、貧困や家庭問題などの原因で、教育活動が困難になっている。しかし、学校や生徒たちに対して、侮蔑したり興味本位で語ったりすることはあっても、社会的な関心は向けられてこなかった。本書は、元高校教師である著者自身の体験をまじえ、重層性を持つ「教育困難校」の問題を多角的に考察する 試験を受ければ入学できて、授業はまともに行えず、中退者が続出する、そんな高校が本当に必要なのだろうか? こんな

                【読書感想】ルポ 教育困難校 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
              • 「貧困の連鎖を断て!西成高校の挑戦」 - 逆転人生

                「貧困の連鎖を断て!西成高校の挑戦」初回放送日:2021年1月25日 熱血先生と生徒たちの逆転劇に、前田裕二・朝日奈央が感動!育児放棄された少年、シングルマザーになった17歳。子どもの貧困に立ち向かう大阪・西成高校の挑戦を描く。 親から子への「貧困の連鎖」が問題となっている大阪・西成。この地域の子どもが多く通う府立西成高等学校はいま、学びを守ろうとする先生たちの取り組みが熱い注目を集める。その名も「反貧困学習」。生徒が貧困と向き合い、そこから抜け出すための具体的な術を学ぶ特別授業だ。深刻な教育困難校だった西成高校は、この授業をきっかけに非行や中退が激減し生まれ変わった。驚きの授業風景、そして先生と生徒の涙の逆転を描く。

                  「貧困の連鎖を断て!西成高校の挑戦」 - 逆転人生
                • 新型コロナが突きつけた「教育格差」(前編)|特集記事|NHK 教育サイト 子どもたちの「いま」|NHK NEWS WEB

                  全国の小中学校で先月から授業が再開されました。コロナ禍により、教育現場ではさまざまな課題が指摘されていますが、なかでも懸念されるのが「教育格差」です。ただ、この「教育格差」ということばは聞いたことがあっても、その詳細を知る人は少ないと思います。そこで、教育社会学者として長年、このテーマと向き合っている早稲田大学の松岡亮二准教授に、この「教育格差」について前編・後編の2回にわたり語ってもらいました。 (取材:社会部記者 鈴木康太) 教育格差って何? 松岡准教授 まず「教育格差」ということばを定義させてください。教育格差は学習機会の有無や学力の高低のような結果の差ではなく、子ども本人に変えることができない初期条件である「生まれ」と結果に関連があることを意味します。 さまざまな「生まれ」がありますが、なかでも出身家庭の社会経済的地位(Socioeconomic Status,以下SES)と出身地

                    新型コロナが突きつけた「教育格差」(前編)|特集記事|NHK 教育サイト 子どもたちの「いま」|NHK NEWS WEB
                  • 校長就任1年で「中退率」半減 評判“最悪”だった都立高校をよみがえらせた名物校長の3年間 | AERA with Kids+

                    2004年、教育困難校だった都立水元高校に校長として着任し、3年間で中退率を激減させた栗原卯田子先生。その後、中高一貫校になったばかりの都立小石川中等教育学校、そして私立の伝統校である成城中学校・高等学校の校長を歴任。学校は違っても、生徒をよく観察し、生徒の意見に耳を傾けながら自分の考えをはっきりと述べる”卯田子流”で、数々の難題と向き合ってきた。2021年に退職し教師という重責から離れたが、栗原先生はやはり「先生」と呼ぶのが一番ふさわしい。4回に分けてお届けする集中連載、初回は「水元高校編」。 *  *  * 校長として勤めた17年間、栗原先生は毎朝校門に立って生徒を迎えた。そのきっかけとなったのが、2004年に校長に昇任してから初めて勤めた水元高校だ。 水元高校は教育困難校と言われた荒れた学校で、中退率が都立全日制で一番高く、2割近くに達していた。地元の商店街に名刺を持って校長就任の挨

                      校長就任1年で「中退率」半減 評判“最悪”だった都立高校をよみがえらせた名物校長の3年間 | AERA with Kids+
                    • 仕事でハムスターのように自分が回っていると感じたらすべきこと 「自分の幸せ」を知るための第一歩

                      自分の意見を押し殺すことが「和を以て貴しとなす」ではない 村田太氏(以下、村田):私なりに「オランダの魅力って何だろう?」というところを、少しみなさんと共有できればと思います。 まず、アサーティブな(自己主張する)人たちだなと思いました。 「私」を主語にすることにすごくこだわる部分がありつつ、対話を大切にして、「自分さえ良ければ」ではなく、ちゃんとお互いがwin-winになる関係を幼少期から学習しているので、大人の世界もそうなるんだなと思いました。 それはシチズンシップの教育義務化とか、今菜央さんに紹介いただいた「民主主義は練習できる」もそうかもしれません。 「なんでここまで対話にこだわるのかな」と思ったんですけど、「『他者と関わる』ことを通じて、社会をより良くしていこう」、要するに「そこが積極的でない人たちでは、社会をより良くできない」というコンセプトがオランダ社会にあって。 「世の中を

                        仕事でハムスターのように自分が回っていると感じたらすべきこと 「自分の幸せ」を知るための第一歩
                      • 大学無償化制度利用でのFラン大進学、「高卒で就職より1000万円損」の訳 | 東洋経済education×ICT

                        進学志向と「修学支援制度」に商機を見いだす「Fラン校」も 高校生の就職は、誰にとっても無関係な話ではない。例えば今、あなたはスマートフォンでこの記事を読んでいるかもしれない。その手の中のスマホに電波を届けるための設備は、おそらく多くの高卒就職者によって維持されている。あるいは今夜、ネット注文した商品があなたの家に届くかもしれない。その物流ネットワークを支えているのも、やはり高卒就職者たちである可能性が高い。 「進学をよしとする空気が強いですが、製造業などで働く技能労働者がいなければ社会は回りません。配送ドライバーや介護などのエッセンシャルワークを主に担っているのが高卒就職者です。高齢化と人手不足が加速する建設業などでは、大卒初任給平均を大きく上回る20万円台後半の高卒初任給を設定する会社も増えてきました」 そう語るのは、ハリアー研究所が発行する進路情報誌『高卒進路』編集長の澤田晃宏氏だ。同

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                        • アルファベットが書けない高校生も…日本「教育困難校」の危険な実態(佐藤 優) @gendai_biz

                          危機に瀕している 教育改革について語る場合、既存のカリキュラムを大多数の生徒たちが消化できていることが前提になる。しかし、その前提を疑ってかからなくてはならない。 『ルポ 教育困難校』の著者の朝比奈なを氏は、公立高校の社会科教諭として約20年勤務した経験を持つ高校教育の現場に通暁した専門家だ。 朝比奈氏は、教育困難校、すなわち「高校教育の本来の目的である多彩な教育活動に困難が伴っている学校」への取り組みを強化する必要があると強く訴える。具体的にはどのような学校がこの分類に所属するのだろうか。 <「教育困難校」を偏差値で定義づける必要は本来ないと考えるが、イメージをわかりやすくするために敢えて私見を述べることにする。 筆者はこれまでの体験から、公立高校に限って言えば、偏差値40台前半以下の普通科、総合学科、商業・工業等専門高校の一部、課程では全日制、定時制、通信制の高校がほぼ「教育困難校」状

                            アルファベットが書けない高校生も…日本「教育困難校」の危険な実態(佐藤 優) @gendai_biz
                          • 教育困難校を3年で変革、この経験が都立「小石川」、私立「成城」躍進の礎に

                            中学・高校・大学受験を中心に、教育制度や各学校の状況ほか、広く教育の最新トレンド情報を発信する。 ●特設サイト:「特集」を中心に、連載、合格力ランキングのアーカイブスなどを掲載 ⇒「本当に子どもの力を伸ばす学校」 ●ツイッター:【中学受験2021】を中心に【速報】を発信中 ⇒ ツイッター版「ダイヤモンド社 教育情報」 ●フェイスブック:教育に関する各分野の解説記事を発信中 ⇒ フェイスブック版「ダイヤモンド社 教育情報」 ●毎年7月発行の受験情報マガジン。全国の「合格力」上位高校をランキング形式で掲載 ⇒ 『中高一貫校・高校大学合格力ランキング 2021年入試版』 中学受験のキーパーソン 森上教育研究所・森上展安代表が、中学受験に向けて、いま話を聞いておきたいキーパーソンと特別対談を実施。私立中学・高校の経営者(理事)や現場責任者(校長)、教育実務家、大手塾経営者などの教育業界人などが登壇

                              教育困難校を3年で変革、この経験が都立「小石川」、私立「成城」躍進の礎に
                            • 親の孤立が子どもに連鎖 「教育困難校」の生徒が抱える“つながり格差”とは…〈dot.〉

                              「教育困難校」とは、序列の下位に位置し、進路多様校などと称される高校のことだ。一般的には、学力が低い生徒たちが集まっていると考えられているが、こうした学校の背景には貧困、家庭環境、教育行政などが複雑に絡み、偏差値だけでは語れない。朝日新書『ルポ 教育困難校』では、元教師の教育ジャーナリスト・朝比奈なを氏が、生徒の家庭が抱える社会的な接点の乏しさを指摘。同書より内容を一部紹介する。

                                親の孤立が子どもに連鎖 「教育困難校」の生徒が抱える“つながり格差”とは…〈dot.〉
                              • 給与半減に1年で「転勤」、定年後の再任用教員経験者が語る「意欲を削ぐ扱い」 | 東洋経済education×ICT

                                同じ仕事をしているのに「給与半減」のショック 今から8年前の4月。前年度に定年を迎えて「再任用教員」となった佐々木さんは、それまでの30数年間と変わらない日々を送っていた。担当教科の授業に、職員会議への参加を含むさまざまな校務、部活動の指導。平日は部活動終了後の授業準備で連日20時過ぎまで残業する。 長年続けてきた働き方に不満はない。ハードな毎日だが、体力の衰えも感じなかった。しかし、給与支給日に給与明細を見て、つい衝撃を受けたという。給与額は、前月からほぼ半減だった。 「もちろん、給与に関する説明は事前に受けていました。しかし、実際に金額を見るとやはりショックでしたね。なにしろ、仕事の内容は全く変わらないし、残業もバリバリやっているわけですから」 自治体によって金額は異なるが、東京都の場合、2023年4月時点で再任用教員の給与は教育職2級で25万8100円(級は1級が講師、2級が教諭、3

                                  給与半減に1年で「転勤」、定年後の再任用教員経験者が語る「意欲を削ぐ扱い」 | 東洋経済education×ICT
                                • 学歴コンプをどう克服するか - やさぐれ日記

                                  こういうのよく分からない。地方特有なのか、単に進路指導の教員が頭おかしいのか、進学実績がスペシャルパフォーマンスボーナスに結びついたインセンティブなのか。 教員に有名大学至上主義というか、ある種の劣等感の裏返しみたいなのが見え隠れする気がしないでもない。 以下、昔書いた私のブログから引用。筑波の院生は東大寺学園のOBで、残念な感じの先生は茨城の水戸一高。「ライバルだ」という土浦一高を目の敵にしていた少し残念な話。2007年頃である。 そういえば働き出して3年目、旅先の宿で30歳くらいの筑波の大学院生と相部屋になった。その人は関西の「ごっつい進学校」から京大を出て就職し、仕事の関係で筑波の院に通っているのだけれど、最終学歴が筑波になって「逆学歴ロンダリング」だと自嘲気味に話してくれた。ゲスい話題を明るく楽しく語り、不思議と好感の湧く人だった。 なぜ学歴の話になったかというと、同宿にどっかの田

                                    学歴コンプをどう克服するか - やさぐれ日記
                                  • 教育困難校で急増する「外国にルーツを持つ高校生」 生徒が直面するアイデンティティの惑い | AERA dot. (アエラドット)

                                    年々増加する外国にルーツを持つ生徒。母語がポルトガル語のケースが最も多い。 日本はすでに多くの外国人が定住し、移民大国であると指摘されることも多い。だが、労働者としての側面ばかりがクローズアップされ、子ども、中でも義務教育ではない高校生について語られることはあまりない。現実には、外国にルーツを持つ生徒の少なくない数が「教育困難校」に通学する。彼らの実態と抱える問題とは。朝日新書『ルポ 教育困難校』より一部掲載する。 *  *  * ■急増する「外国にルーツを持つ生徒」 外国にルーツを持つ人たちのスポーツや芸能の世界での活躍は近年著しい。彼らの平均的な日本人とは異なる外見や身体能力や複数の言語を使いこなす能力がグローバル化の時代にマッチするのだろう。 その一方で、同様の出自を持ちながら日本で生活する能力やスキルを、高校生になるまでに十分に身に付けることができなかった生徒が「教育困難校」には多

                                      教育困難校で急増する「外国にルーツを持つ高校生」 生徒が直面するアイデンティティの惑い | AERA dot. (アエラドット)
                                    • 厳しい校則で立ち直った元教育困難校が、校則を変える日(前編) スカート丈は「いつでも面接できる長さ」? | 47NEWS

                                      千葉県市原市の県立姉崎高校は2004年春当時、「教育困難校」だった。生徒の喫煙や暴力行為が相次ぎ、退学者は年数十人。3年生の47%が、就職先も進学先も決まらないまま卒業する状態だった。地元の中学生は進学を避け、地域住民から「姉高をつぶせ」という声すら上がっていた。 改革に乗り出した新任校長が、最初に手を付けたのは校則の順守。目標として掲げた「茶髪・金髪ゼロ」は、懐疑的な教員もいる中、早々に達成された。改革は軌道に乗り、校内は落ち着きを取り戻した。以来、生徒指導の厳しさを一つの売りにしている。 そんな学校が昨年、校則見直しの検討を始めたと聞き、密着した。いわゆる「ブラック校則」が最近、社会問題になり、校則を緩める学校も増えている。校則の重要性が歴史に刻みこまれた姉崎高ではどうなるのか。(共同通信=小田智博) ▽「ルールが厳しすぎる」 「友だちが『スカート丈が長すぎる』って不満を言っていたんで

                                        厳しい校則で立ち直った元教育困難校が、校則を変える日(前編) スカート丈は「いつでも面接できる長さ」? | 47NEWS
                                      • 「私は底辺校で講師をしています。かつての自分のような高校生が見捨てられています」

                                        「私はいわゆる底辺高校で講師をしています。底辺校の実態を知ってほしいです」。OTEMOTO編集部にこんなメールが届きました。「ここでは生徒が見捨てられています。でも、ちゃんと指導すると伸びる子もいるんです」。そう訴える非常勤講師のヤヨイさん(仮名)に、詳しく話を聞きました。 「出席しない子、起きていられない子、すぐキレる子、日本語が不自由な子など、社会にスムーズに溶け込むのが難しそうな生徒が目立ちます。でも、彼らの中には『もっと学びたい。教えてほしい』と思っている子たちがいるんです」 OTEMOTOにメールをくれたのは、関西の公立高校で非常勤講師をつとめる40代のヤヨイさんです。現在、2つの高校で週1〜2回、2、3年生を対象にデザインの授業を担当しています。 写真はイメージです Adobe Stock / milatas 数年前、それぞれの高校に初めて着任したときの印象は「なんでここまで生

                                          「私は底辺校で講師をしています。かつての自分のような高校生が見捨てられています」
                                        • 校長就任1年で「中退率」半減 評判“最悪”だった都立高校をよみがえらせた名物校長の3年間〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

                                          栗原卯田子さん/1976年、都立高校の数学科教員に採用後、都立水元高校、都立小石川中等教育学校、成城中学校・高等学校の校長を歴任 2004年、教育困難校だった都立水元高校に校長として着任し、3年間で中退率を激減させた栗原卯田子先生。その後、中高一貫校になったばかりの都立小石川中等教育学校、そして私立の伝統校である成城中学校・高等学校の校長を歴任。学校は違っても、生徒をよく観察し、生徒の意見に耳を傾けながら自分の考えをはっきりと述べる”卯田子流”で、数々の難題と向き合ってきた。2021年に退職し教師という重責から離れたが、栗原先生はやはり「先生」と呼ぶのが一番ふさわしい。4回に分けてお届けする集中連載、初回は「水元高校編」。 【写真】「あんな学校なくなったほうがいい」と言っていた地元商店街も、生徒との交流で見る目が変わった *  *  * 校長として勤めた17年間、栗原先生は毎朝校門に立って

                                            校長就任1年で「中退率」半減 評判“最悪”だった都立高校をよみがえらせた名物校長の3年間〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
                                          • “ない”と思っているけど本当は”ある”日本の「階層」 | 格差と分断の社会地図 | WANI BOOKS NewsCrunch(ニュースクランチ)

                                            日本社会にはさまざまな社会階層がある。2020年に起きたコロナ禍は、階層によって人々の置かれている条件が大きく異なることを示した。 コロナ禍によって顕在化した日本社会の格差 日本社会には、さまざまな社会階層があるが、近年は格差の拡大によってそれぞれが大きく隔たったものになりつつある。 ここで階層と呼ぶのは、収入・職業・学歴・身分(地位や資格)によってつくられる社会集団のことだ。社会の中ではそれらが地層のようにいくつにも分かれている。階層と聞いて、すぐに思いつくのが「上流」「中流」「下流」という分け方じゃないだろうか。その人の所得や財産に応じて行なわれる区分だ。 定義は人によって違いがあるけど、一般的なイメージであれば、上流は年収1000万円以上あって、都心にマイホームを手に入れられるような人。中流は生活には困らないくらいの安定した収入をもらえる会社員や公務員や自営業。下流は非正規雇用やフリ

                                              “ない”と思っているけど本当は”ある”日本の「階層」 | 格差と分断の社会地図 | WANI BOOKS NewsCrunch(ニュースクランチ)
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