山西省太原市のスーパーで、棚に並ぶインスタントラーメンを見る買い物客(2020年2月21日撮影、資料写真)。(c)CNS/張雲 【3月14日 CNS】長距離列車での移動中や外出先、残業、深夜の勉強など、中国で小腹がすいた時の「相棒」となるのがインスタントラーメン。最近は原材料費の高騰に伴い値上げが相次いでいるが、若者層を中心に「インスタントラーメンはもう食べないから関係ない」という声も出ている。 インスタントラーメンの「創始者」として知られる日本の最大手・日清食品(Nissin)は3月1日から、中国の工場で製造するインスタントラーメンの出荷価格を引き上げると発表。「辛ラーメン」をはじめとした韓国の大手メーカーも昨年8月から値上げに踏み切り、昨年10月段階の韓国メーカーの価格は前年同月比で11%上昇した。 中国国内大手の康師傅(Tingyi)も春節(旧正月、Lunar New Year)明け